トン・コープマン/アムステルダム・バロック管のロ短調ミサ(すみだトリフォニーホール)

9月8日土曜はチケットを取ってあったコンサートに出かけました。

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トン・コープマンプロジェクト2018

いつものようにコンサートでもたったチラシから選んだもの。トン・コープマンが手兵、アムステルダム・バロック管弦楽団と来日して、しかも曲目は好きなバッハのロ短調ミサということで迷わずチケットを取ったもの。

コープマンの素晴らしさを知ったのはモーツァルトのK.136を聴いてから。他の演奏とはレベルの異なるしなやかさと高揚感。この特徴はモーツァルトに合うようで、そのリリースされているモーツァルトの交響曲を色々手に入れて楽しみましたが、最も感銘を受けたのは交響曲23番。当時の古楽器の繊細さと精緻な響きのトレンドとは逆に流麗豊穣かつ湧き上がるような躍動感に満ちた素晴らしい演奏。

もちろんコープマンはハイドンの協奏曲や交響曲を多数録音しているので、レビューでも何度か取り上げています。

2017/09/03 : ハイドン–室内楽曲 : トン・コープマンのクラヴィーア四重奏曲集(ハイドン)
2011/01/14 : ハイドン–協奏曲 : 【新着】コープマン3度目のオルガン協奏曲
2010/09/23 : ハイドン–交響曲 : 新着! コープマンの97、98番

ハイドンの録音はコープマンがハープシコードやオルガンの独奏者を務める室内楽や協奏曲は素晴らしいものばかり。一方交響曲も初期の1枚、パリセットから1枚、ザロモンセットからから1枚リリースされていますが、コープマンらしい流麗な演奏であるものの、それほど印象的な演奏ではありません。それぞれシリーズ化されそうな体裁ながら1枚で終わっているのもそうしたことに起因しているかもしれませんね。

生では、オルガンのソロコンサートを一昨年に聴いています。

2016/06/23 : コンサートレポート : トン・コープマン オルガン・リサイタル(ミューザ川崎)

前置きが長くなりましたが、この日のコンサートはオルガンの独奏曲1曲とロ短調ミサ。

J.S.バッハ:「小フーガ」 ト短調(BWV578)
J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調(BWV232)

指揮・オルガン:トン・コープマン(Ton Koopmam)
ソプラノ:マルタ・ボス(Martha Bosch)
カウンターテナー:マルテン・エンゲルチェズ(Maarten Enngeltjes)
テナー:ティルマン・リヒディ(Tilman Lichdi)
バス:クラウス・メルテンス(Klaus Mertens)
アムステルダム・バロック合唱団(Amsterdam Baroque Choir)
アムステルダム・バロック管弦楽団(Amsterdam Baroque Orchestra)

土曜のコンサートということで、いつも通り開場時間前にホールに着くと、ホールの前の暗い廊下に行列ができています。開演時間前の気分は意外と重要で、サントリーホールやオペラシティの前は明るい広場になっていて待つ間も閉塞感はありませんが、ここは開演前に並ぶのは苦痛ですね。ホールの内部も含めてホールの収容人数にしては空間が狭く、設計者がコンサートを楽しむ人ではなかったのだろうと想像しています。

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列にしばらく並んでゾロゾロと入場したので、まずは喉を潤しにロビーの上の階にある北斎カフェに直行(笑)

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ビールにワインにサンドウィッチを頼んで一休み。ビールは冷えた陶製のビアグラスが添えられていて、これはグーです。ワインも軽めながら風味豊かでこちらもグー。そしてサンドウィッチは北斎の浮世絵をあしらったもので、またまたグー。カフェのサービスはいいですね。

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狭いながらも、カフェスペースは明るい吹き抜けがいい感じです。

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この日の席は3階席。ホワイエの階段を一番上の階まで昇って席に向かいます。

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席からの眺めはこんな感じ。かなり個性的なホールの形状が良くわかります。お客さんの入りはほぼ満員と流石の集客力。

開演時刻となり、場内の照明が落ちたと思うと、ステージ上のオルガンの脇からコープマンが登場。観客に会釈してオルガンの前に座ると、1曲めの小フーガが始まります。誰でもが知っている聴き慣れたメロディーが重厚なオルガンの響きでホールを揺るがします。コープマンのオルガンは一昨年ミューザで聴いていますが、構えるところなくグイグイ弾き散らかしていくがごとき勢いが魅力なんでしょう。この日の演奏も指が回りきっていないところなど構いもせず勢いを落とさず轟音を轟かせていきます。わずか数分の演奏で、大曲ロ短調ミサの前にこの曲を演奏しなくてもいいとは思いますが、コープマン自身が演奏することが楽しいのでしょう。演奏が終わって拍手に包まれると、いつものように満面の笑顔で観客の拍手に応えていました。

コープマンがオルガンの前から退場して、しばらくすると、今度はステージ上にオーケストラが静かに入場。入念なチューニングを終えると今度はコーラスが入場。最後に歌手とコープマンが登壇すると、すぐにコープマンがマイクを持ち、直前に起こった台風と地震の犠牲者に対する追悼を述べ、そして、この翌日に予定されていた札幌のコンサートも中止となり、この日がジャパンツアー最後の公演となることを告げると、なんとなく、非常に貴重な公演だと思える雰囲気に包まれました。
ロ短調ミサが始まると、まずはコーラスの澄んだ響きと、コープマンらしい柔らかでしなやかなオケの響きに惹きつけられます。オケから遠い席だったので渾然一体となった響きをまるでアルバムを楽しむように聴けた感じ。オケの各パートは完全にコープマン風にふくよかで自然なフレージングにコントロールされ、スタティックなところは皆無。しなやかに盛り上がり、時に推進力、時に愉悦感に満ちながらじっくりと進めていくような演奏。歌手も声量、響きの艶やかさが揃った人選で流石と思わせるものでしたが特に素晴らしかったのがソプラノのマルタ・ボスが膨よかで美しい響きが最高。アルト役はカウンターテナーでこちらも味わい深い声。ロ短調ミサはそれこそ何度も演奏しているのでしょう、それぞれの曲の表情が揺るぎない説得力をもち、まるで千枚目の写経を無心でこなすような迷いのない演奏。コープマンの弾力ある動きにオケもそれこそいつものように反応。バロックトランペットやティンパニ、木管群などは素晴らしい安定感で燻らしたような深い響きを形作っていきます。また唯一ホルンが登場し超絶技巧を披露するQuoniamでは、時折音が外れるもののナチュラルホルンを見事に吹きこなしてホルンには厳しい音階を滑らかにこなすなどなかなかの腕前。この曲は何度かコンサートで聴いていますが、普通は第1部の終わりで休憩に入るところ、この日は第2部の終わりと曲の大部分を終えたところで休憩。第1部の終わりではかなりフライング気味に拍手とブラヴォーが飛んで、雰囲気を削いでしまいました。休憩後の第3部第4部は合わせても20分くらいなので、こちらも集中力十分な体制で聴くことができ、終曲のDona nobis pacemでは雄大で安らかな響きに包まれる素晴らしい瞬間を味わいました。最後はコープマンが腕を下ろすまで静寂が保たれ、すぐに万雷の拍手に包まれ、観客の拍手に何度も嬉ししそうにお辞儀をするコープマンの姿が印象的でした。

期待通り、コープマンのロ短調ミサは素晴らしかったですね。コンサートではラ・フォル・ジュルネでのミシェル・コルボとローザンヌ室内管のニュートラルな演奏も良かったですし、手元に10組ほどあるアルバムの中では古楽器ではブリュッヘン、現代楽器ではジュリーニが好きな演奏なんですが、このコープマンのコープマンにしかできないしなやかな喜びの表現も捨てがたい魅力があります。コープマンのERATO盤持ってないので、手に入れなくてはなりませんね。ただERATO盤も20年以上前のものゆえ、そろそろ新録音が出てもおかしくないですね。



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ウラディミール・フェルツマンのソナタ集(ハイドン)

今日はピアノソナタ。最近手に入れたアルバムで、これが絶品の演奏。

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TOWER RECORDS / amazon

ウラディミール・フェルツマン(Vladimir Feltsman)のピアノによるハイドンのピアノソナタ8曲(Hob.XVI:46、XVI:34、XVI:49、XVI:20、XVI:48、XVI:39、XVI:33、XVI:44)、12の変奏曲(Hob.XVII:3)の9曲を収めた2枚組のアルバム。収録は2012年3月31日、9月24日から26日にかけて、このアルバムのリリース元であるニンバスの本拠地である英ブリストル近郊のモンマス(Monmouth)にあるワイアストン・リーズ(Wyastone Leys)でのセッション録音。

ピアノのウラディミール・フェルツマンは初めて聴く人。いつものように調べてみると、1952年モスクワに生まれのピアニスト、指揮者。11歳でモスクワフィルとの共演でデビューするなど若くして頭角を現し、1969年からモスクワ州立チャイコフスキー音楽院でピアノを学び、その後モスクワ、レニングラード両音楽院で指揮を学びました。1971年にはパリで開催されたマルグリット・ロン国際ピアノコンクールで優勝し、以来世界の楽壇で活躍しています。どうやらバッハを得意としている人のようで、Apple Musicバッハのパルティータ集を聴きかじってみると、独特の朴訥さを感じさせるタッチが魅力で、どちらかというと東洋的というか、禅の境地のようなものを感じる演奏をする人との感触を得ました。ハイドンのソナタをさらりと弾きこなす手腕はこのバッハの演奏の境地との類似性を感じます。

今日は、CD1枚目の4曲を取り上げます。

Hob.XVI:46 Piano Sonata No.31 [A flat] (1767/70)
さりげないごく普通の入りという印象でしたが、すぐにほんのりと詩情が漂い始めます。特にスタッカート気味の部分に独特の風情が乗ります。緊張感を催す演奏ではなく、リラックスして淡々と弾き進めていく自然な流れとアクセントの対比の面白さが聴きどころと見ました。安定した技術に裏付けられたさりげない自然さ。指の回りもしなやかなわけではなく、響きの美しさの中にリズムもアゴーギクも適度に凸凹した印象を残しますが、それがこの演奏の面白さ。名のある陶工の茶碗に見られる焼きムラを景色として味わうのと似た感じ。これが実に心地よい。
この曲は初期の曲ながらアダージョの美しさが聴きどころの曲。リズムも自在に動かしながら弾き進めていくこの楽章は曲の美しさを際立たせる見事なタッチが印象的。まさに詩人の演奏というべき神業。豊かな表情が透徹した純粋さを表現する稀有な演奏。
フィナーレは文字通り軽妙洒脱なタッチの面白さで聴かせます。1曲めからいきなり素晴らしい演奏に圧倒されます。

Hob.XVI:34 Piano Sonata No.53 [e] (c.1782)
左手の力強いタッチとリズムの面白さで聴かせる曲ですが、それに限らずしなやかな流れとくっきりとした表情の美しさでまとめる見事な展開。流れ良く聴かせるのはこの人の天性の才能でしょう、はっきりとしたコントラストをつけながら、一貫して淀みなく曲を流していくところは見事。フレーズのつなぎもハッとさせるような閃きを聴かせます。
アダージョでは響きを研ぎ澄ますように形を整えるという感じの演奏ではないにもかかわらず、さらりとした演奏の中にディティールの様々な美しさを垣間見せ、ふと暖かな気配を感じさせたり、閃きを見せたりと聴くものを飽きさせません。
終楽章もリズムに変化を持たせながらさりげなくまとめます。最後に見得を切るのがこの人のスタイルなのでしょう、キリリと引き締めて終わります。

Hob.XVI:49 Piano Sonata No.59 [E flat] (1789/90)
晩年の有名なソナタ。ここにきて、かなり派手なアクセントをかまして表現力を駆使してきます。ハイドンの曲に仕込まれた機知を汲み取ってどうだと言わんばかりの外連味溢れる演奏。晩年のソナタだからこそ、こうしたウィットを込めたのだろうと言わんばかりの演奏にニンマリ。奏者の浮かび上がらせたハイドンの意図は私にはしっくりきました。このソナタから迫力や響きの美しさではなく、この外連味を汲み取るセンスは秀逸。全編に遊び心が満ち溢れます。
なぜか枯淡の境地を感じさせるアダージョ。ピアノという楽器の響きの美しさを感じさせながらも、叙情的にならずに淡々と曲を弾き進めていくことでかえって切ない感情を浮かび上がらせます。この曲の真髄に迫るさりげない解釈に凄みさえ感じるほど。
そしてフィナーレはタッチの硬軟の対比を随所に設けてテーマとなるメロディーに変化をつけて表現力を見せつけます。見事。

Hob.XVI:20 Piano Sonata No.33 [c] (1771)
好きな曲。1楽章は美しい2楽章の前座のようにこれまで聴く癖がありましたが、フェルツマンはこの楽章にも巧みに表情をつけることで、この楽章独自の面白さを印象付け、私の曲の印象も変わりつつあります。一般的な丁寧な演奏から生まれるまとまりの良い曲想から抱く印象とはちょっと違って、この曲の展開の面白さにいつもと違う方向からスポットライトが当たり、ハッとさせられました。
そして、お目当てのアンダンテ・コン・モートは期待以上に心に沁みる演奏でした。響きに固執することなく、小川の流れが岩に当たって所々急な流れになったり、穏やかになったりする自然の美しさをそのまま書き写したような曲の表情に気づかされます。緩急自在かつ響きの磨き度合いも自在に変化させるフェルツマンの軽妙なタッチ。絶美。
フィナーレはピアノの響きの面白さを適度な力感で楽しむがごとき演奏。力任せになることはなく、左手のアクセントを交えながら曲のメロディーと陰影の美しさを交錯させて流すように演奏。すっと力を抜く面白さまで加えて終えるあたり、流石のセンスです。

CD1枚目を聴いてウラディミール・フェルドマンの曲に対する読みの深さを思い知った感じ。表面的な響きの美しさというレベルを狙っているのではなく、曲ごとにハイドンが意図したであろうイメージを次々と汲み取って表情を作っていくことで、一見シンプルなハイドンのソナタの深さを見事に表現しきっています。このことが最もよくわかるのがXVI:49。このソナタに込められたアイデアをこれほどわかりやすく表現した演奏は他にありません。恐ろしいまでの表現力の持ち主ですが、それを穏やかにまとめるところが真の実力者と見ました。感服です。評価は4曲とも[+++++]といたします。必聴です。



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ピエール=アンドレ・ヴァラド/東響の「プリ・スロン・プリ」(サントリーホール)

昨日9月1日(土)はチケットをとってあったコンサートへ。

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サントリーホール:サマーフェスティバル2018 野平一郎がひらく 《フランス音楽回顧展Ⅰ・Ⅱ》

いつものようにコンサート会場で配られるチラシを見てチケットをとったもの。普段ハイドンばかり聴いているわけですが、現代音楽は嫌いではなく、、、というより結構好きで、武満、デュティユー、メシアンとアルバムも結構集めたりコンサートにも出かけています。中でも武満と並んでブーレーズは好きな作曲家でたまにアルバムを手に取りハイドン脳の初期化の為に聴いています。ハイドンもアルバムで聴くよりコンサートの方が面白いのは言うまでもありませんが、現代音楽、とりわけブーレーズは多くのパーカッションが散乱するように音を発するため、コンサートで聴くほうが100倍面白いわけです。

2015/07/02 : コンサートレポート : ロト/読響の十字架上のキリストの最後の7つの言葉(サントリーホール)
2013/05/05 : コンサートレポート : 【番外】ラ・フォル・ジュルネで衝撃のブーレーズライヴ

そのことを身をもって体験したのは2013年の・フォル・ジュルネ音楽祭で聴いたアンサンブル・アンテルコンタンポランのコンサート。特にシュル・アンシーズ(3台のピアノ、3台のハープ、3台の鍵盤打楽器のための)は圧巻。とてもライヴとは思えぬ超絶的に精緻な演奏に驚いたものです。

と言うことで、ブーレーズの代表作の一つであるプリ・スロン・プリが取り上げられると言うことで迷わずチケットをとった次第。しかもこのプリ・スロン・プリ、日本初演は1993年若杉弘指揮の都響で、それ以来25年ぶりの日本再演と非常に貴重なコンサートとのこと。

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チケットをとったのはブーレーズ目当てでしたが、このコンサートはサントリーホールが主催するサントリーホールサマーフェスティバル2018という一連のコンサートのうちの一つ。このフェスティバル、8月22日から9月1日までの開催で、その3本柱の企画のうちの1つがザ・プロデューサー・シリーズということで、今年はピアニストで作曲家の野平一郎がプロデユーサーとなり、自作オペラとフランス音楽回顧展ということで3つのコンサートをプロデュース。その中の一つで、フェスティバルの最終日のコンサートがこの日のコンサートというわけです。

この日のプログラムは下記の通り。

《フランス音楽回顧展Ⅱ》現代フランス音楽の出発点〜音響の悦楽と孤高の論理〜

ラヴェル(ピエール・ブーレーズ編曲):「口絵」 ※日本初演
フィリップ・ユレル:「トゥール・ア・トゥールⅢ」〜レ・レマナンス〜 ※日本初演
ピエール・ブーレーズ:「プリ・スロン・プリ」〜マラルメの肖像〜

指揮:ピエール=アンドレ・ヴァラド(Pierre-André Valade)
ソプラノ(プリ・スロン・プリ):浜田理恵
管弦楽:東京交響楽団

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指揮のピエール=アンドレ・ヴァラドは全く初めて聴く人です。1959年フランスのリヨンとボルドーのちょうど間にあるコレーズ(Corrèze)の生まれで、現在はコペンハーゲンのアテラス・シンフォニエッタの客演指揮者、リヨンのアンサンブルオルケストラル・コンタンポランの首席客演指揮者で現代音楽の指揮には定評のある人とのこと。
プリ・スロン・プリでソプラノを歌うのは浜田理恵。こちらも初めて聴く人ですが、藝大卒でフランス在住、ヨーロッパを中心に活動する人で、新国立劇場やN響との共演も多いとのこと。
オケは最近ジョナサン・ノットの振るコンサートでおなじみになりつつある東京交響楽団。東響の現代音楽はジョナサン・ノットがアンサンブル・アンテルコンテンポラン出身だけに、悪かろうはずもなく、以前に聴いた細川俊夫の「嘆き」は緊張感に満ちた素晴らしい演奏でした。

ということで、いつも通り開場時間にサントリーホールに駆けつけます。土曜日のコンサートで開演は18時、開場は17時20分ですが、開場時間にはホールの前の広場にお客さんはまばら。ハードなプログラムゆえ満席にはならないだろうと思っていましたが、結果的には入りは3〜4割といったところでしょうか。これまで私が通ったサントリーホールのコンサートでは最もお客さんの入りの悪いコンサートでした。カンブルランと読響のメシアンのアッシジの聖フランチェスコが売り切れていたので現代音楽もまんざらではないと思っていましたが、指揮者の知名度が影響したのでしょうか。

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とりあえず、いつものように駆けつけ一杯で脳神経を鋭敏な状態に覚醒し(笑)、ハードなプログラムに備えます。この日の席は好きなRA席の1列目。大編成のオケのティンパニの真上で、指揮者の指示もオケの奏者の様子も俯瞰できる現代音楽を聴くには絶好の席。特にステージの後ろ半分は多数の打楽器群が並び壮観です。この日のプログラムは難曲続きですので、ステージ上には多数の奏者が上がって楽器の調子を確かめていました。

開演時間になると、団員が登壇。1曲めのラヴェルからフルオーケストラ。ラヴェルの作品ですが、原曲は2台5手という特殊な構成のためのピアノ曲で、それをブーレーズが編曲したもので、この演奏が日本初演。わずか2分の短い曲ですが、ブーレーズらしくラヴェルの音楽の現代性をフルオーケストラに置き換え、音色に関する鋭敏な感覚でまるでブーレーズの曲のように響かせます。あっという間に終わりますが、しっかりと最後に振り切れるあたりの構成も見事。東響の奏者も精緻な演奏で非常に緻密な演奏でした。あっという間のことに観客があっけに取られる感じ。

一部の楽器が入れ替わり、続いてフランスの現代作曲家、フィリップ・ユレルの作品。こちらは20分くらいだったでしょうか。曲も作曲家も全く予備知識なく、プログラムを頼りに聴きましたが、ストイックに前衛がほとばしる一方、金管陣の大音量が続く部分が多く、少し硬直した作風に聞こえました。演奏の方はピエール=アンドレ・ヴァラドがうまく東響の奏者に指示を出す一方、大きな流れよりもディティールを合わせに行く部分に集中している感じで、微視的な印象が強い演奏でした。オケも精度は十分でしたが曲の理解が不十分なこともあり、ちょっと消化不良。

休憩を挟んでいよいよブーレーズ。手元にはブーレーズの振るアンサンブル・アンテルコンタンポランのアルバムがあり、軋むような響きと、宇宙の彼方の星の響きが無作為に飛び交うような空間を意識させる見事な演奏が印象に残っています。

冒頭の楔を打つような響きでハッとさせられたと思うと、全くメロディーにならないような断片をオーケストラの楽器が指揮者の指示で組み立てていくところを視覚的に体験するようで非常に面白い。オケを上から俯瞰しながら、特に打楽器が繰り出す様々な単体の音がきがどのように連携して、響きを形作るのかがよくわかりました。

曲は5部構成で、マラルメの詩を歌うソプラノが絡みますが、プログラムに載せられた詩の意味からブーレーズがどうしてこの響きを想像したのかまるで不可解。ハイドンの時代からは想像だにできない隔たりがありますが、人間の想像力は感情を通り越して、現代芸術の極北に達した感を強く抱いた次第。ただ、その音楽はハイドンの時代と同様、楽譜に落とされ、奏者はその楽譜と指揮者の指示に忠実に従って響きを作って行くところは同じ。違いは感情を音楽にのせることはなく冷徹なまでに部品に徹するように演奏すること。この冷徹なまでに忠実な演奏を汗水たらして熱演するところに聴きどころがあるのも同じなんですね。

ブーレーズの演奏が精緻を極めた作曲家の脳内のイメージの忠実な再現だとすると、この日のピエール=アンドレ・ヴァラドの演奏はブーレーズのイメージのいわば複製画のような印象。複製者の創意が滲み出たものとは違い、筆の勢いが少し落ちてしまった複製のよう。この超緻密かついくつ音符があるのかわからないような超絶的に複雑な曲を、そもそも作曲家のイメージ以上に筋を通した音楽にまとめることはそもそも無謀だと思えるほど。東響のメンバーは技術的にはかなり頑張って演奏していて、生の迫力を存分に味わえましたが、音楽の流れはブーレーズのアルバムと比べて聴いてみるとかなり違う印象を持つのは仕方のないところ。楽器の中ではピアノがリズムをリードするようなキレを感じさせられなかったのが大きかったでしょうか。一方、ソプラノの浜田理恵は声の艶やかさ、星稜ともに素晴らしく場内を圧倒する素晴らしい歌唱でした。

全体は5部に分かれ、最後の第5部の終結の爆音の響きが消え去ると、1時間以上のこの大難曲の熱演に会場からは熱い拍手が送られ、ブラヴォーが飛び交いました。色々書きましたがコンサートとしては大満足。まずはこのフェスティバルを運営するサントリーホールの英断、野平一郎の好企画、この日の演奏者のメンバーの努力を考えると、素晴らしいコンサートだったと言えるでしょう。この曲を生で聴けるのは国内では25年ぶりだと思うと、実に貴重な機会だったわけです。

帰って、コンサートのことを思い出しながら、ブーレーズ盤を聴きつつ記事をまとめる幸せな時間を過ごしました。またハイドン生活に戻ります(笑)

(参考アルバム)
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TOWER RECORDS (Boulez 20th Century) / amazon / amazon(Boulez 20th Century)



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Haydn Disk of the Month - July & August 2018

東京の日中はまだまだ酷暑ですが、ふと秋風が吹き抜ける瞬間もあり、そろそろ夏が終わろうとしています。

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夏はお盆。それまでお盆は他人事に近かったんですが、6年前に父が亡くなってからはお盆にお坊さんがお経をあげにきてくれるので、必然的に仏壇の前に盆提灯を灯したり、見様見真似できゅうりとナスで精霊馬を作ったり、迎え火と送り火を焚いたりします。見様見真似も6年経つと普通の景色になるのが不思議なところ。うちのお寺は新暦の7月15日がお盆なので、7月のお盆が毎年の区切りに感じるわけです。仕事の都合で夕方火を炊いたり、夜遅くになったりしますが、去年は風が強かったとか、夕焼けが綺麗だったとか何と無く振り返りながら1年1年過ぎていきます。

父が亡くなった時には元気だった母親も、昨年4月に骨折で3ヶ月入院してからは体力の低下が目立つようになり、今年は7月下旬から肺炎で入院しています。点滴で軽快してもまたぶり返したりを繰り返すようになり、あとは気力と体力次第とのこと。会社帰りに毎日病院に顔を出し、前日と変わらぬ体調に一喜一憂する毎日を過ごしています。



さて月末といえば、当ブログではその月にレビューしたアルバムからベスト盤を選ぶのが習わしですが、今年は7月初旬に温泉旅行に出かけた記事を書くことでほとんど7月を潰してしまったため、7月にベスト盤を選定せず、7月8月合わせてまとめてベスト盤を選ぼうという勝手進行にしたことは先月末の記事でお知らせした通り。病院通いをしながら2ヶ月かかってようやく1ヶ月分のレビューをしたということでご容赦願います。



ということで、今月のベスト盤はこちら。

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2018/08/08 : ハイドン–協奏曲 : ヴァレンティナ・カメニコヴァのピアノ協奏曲集(ハイドン)

なになに、アントニーニもグリラーも、東京クヮルテットも並んでいるのに、このアルバムを選ぶのかという罵声が各方面から飛んできそうな予感もしますが、グリラーも東京クヮルテットも既に多くの方が評価する名盤中の名盤。アントニーニのシリーズも前の巻を激賞したばかりで、世の注目度も抜群。私もそれを否定するものではありませんが、今の私にはそれらのアルバム以上に、このヴァレンティナ・カメニコヴァの染み入るよな穏やかなピアノの素晴らしさが響いたわけです。おそらく日本ではあまり知る人もいないピアニストかもしれませんが、このアルバムで聴かれるピアノはしっとりと心に響いてくるんですね。驚くのがカデンツァ。技術の誇示など全くせず、ひたすら澄み切った心境に近づこうというもの。そして指揮者のリボール・フラヴァチェクもほぼ無名ながら、実に慈しみ深い伴奏でピアノを盛り立てます。ハイドンの協奏曲の素晴らしさを演奏するというよりは祈りの感情で満たしていくような絶美の世界。もしかしたら私の今の生活が祈りのような感情を欲しているのかもしれませんね。Apple Musicで1曲だけ聴くことができますが、やはりLPで聴くと澄み切りかたが違います。なかなか入手が難しいかと思いますが、協奏曲を好まれる方には是非聴いていただきたい至宝というべきアルバムです。



いつものように今月の高評価盤を挙げておきます。

2018/08/28 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : グリラー弦楽四重奏団のOp.71、Op.74(ハイドン)
2018/08/25 : ハイドン–オペラ : ウィリアム・バーガーのオペラアリア集(ハイドン)
2018/08/19 : ハイドン–声楽曲 : クリストフ・ゲンツの英語カンツォネッタ集(ハイドン)
2018/08/06 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : 東京クヮルテットのOp.20のNo.4、No.5(ハイドン)
2018/07/07 : ハイドン–交響曲 : 【新着】ジョヴァンニ・アントニーニの交響曲全集第6巻(ハイドン)

クリストフ・ゲンツの歌曲集も沁みるようなピアノの伴奏が素晴らしかったですね。もちろん最近は色々聴いて気に入ったものしか記事にしておりませんので、全盤素晴らしいんです!

さて、9月に入ると少しは過ごしやすくなるでしょうから、音楽を楽しむにはいい季節になりますね。皆さんにも良い音楽との出会いがありますように。



2018年8月のデータ(2018年8月31日)
登録曲数:1,363曲(前月比±0曲) 登録演奏数:11,004(前月比+81演奏)



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グリラー弦楽四重奏団のOp.71、Op.74(ハイドン)

今日は名盤として評価の高いもの。ただしLPです。

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amazon(CD)

グリラー弦楽四重奏団(The Griller String Quartet)の演奏による、ハイドンの弦楽四重奏曲Op.71のNo.2、No.1、Op.74のNo.1の3曲を収めたLP。収録情報はこのLPには記載されていませんが、手元にある同録音のCDの情報によると1959年2月、カリフォルニア州バークリー校のハーツホール(Hertz Hall)でのセッション録音。レーベルは米VANGUARD。

このアルバムに収められた演奏は、同じくVANGUARDからOp.71の3曲、Op.74の3曲の6曲セットを収めたCDがリリースされており、そちらを愛聴していらっしゃる方も多いはず。かくいう私もそのCDでグリラーの演奏の素晴らしさの薫陶を受けたわけですが、今回LPを手に入れたのをきっかきに再度聴き直して、音質も含めてその素晴らしさに触れたため、記事にしようと思った次第。

グリラーの他の演奏はブログの初期に1度取り上げています。

2010/10/16 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : グリラー四重奏団の鳥(Op.33 No.3)

グリラー四重奏団は1927年、ロンドンの王立音楽院に在籍中の4人によって設立され、1931年から1963年頃まで活動していたイギリスの弦楽四重奏団。メンバーは下記の通り。

第1ヴァイオリン:シドネイ・グリラー(Sidney Griller)
第2ヴァイオリン:ジャック・オブライエン(Jack O'brien)
ヴィオラ:フィリップ・バートン(Philip Burton)
チェロ:コリン・ハンプトン(Colin Hampton)

このアルバムをあえて取り上げたのはやはりCDとLPの違い。改めて比較してみると、特にヴァイオリンなど高音のキレはLPならではのもの。中低音の安定感やノイズレスなところはCDも悪くありませんが、クァルテットのリアリティはやはりLPに軍配が上がります。

Hob.III:70 String Quartet Op.71 No.2 [D] (1793)
LPのコンディションは見た目はイマイチでしたが、いつもの通りVPIのクリーナーで洗浄すると全くノイズは聞こえず、なかなかいいコンディション。冒頭の序奏のなんと味わい深いこと。そして鮮明なチェロのメロディーにも驚きます。主題に入ると霧が晴れたようにクリアな響きに包まれます。適度にデッドな響きなんですが、4人のせめぎ合うような弓使いがかえって鮮明に記録されて、音楽がダイレクトに響きます。メロディーの美しさを安直に表現するのではなく、4本の楽器のメロディーの交錯から音楽の豊かさを紡ぎ出していくような姿勢。1楽章から素晴らしい集中力。
続くアンダンテ・カンタービレはタイトに辛口の表現が心地よく響きます。それぞれの楽器のボウイングが揃っているばかりでなく、独特なアクセントのつけ方が揃っていることがこのクァルテットのテイストだとわかります。訥々と語り続けていく一貫した姿勢が潔いですね。
メヌエットに入ると力感に満ちた鮮やかなボウイングに耳を奪われます。特にシドネイ・グリラーのキレの良い弓さばきがポイント。フィナーレは4人が他の奏者の音を追うように交錯し、ある時はまとまり、ある時は散らばるメロディーの構成の面白さを浮かび上がらせます。これぞクァルテットの醍醐味ですね。最後の快速テンポの部分のキレも最高。

Hob.III:69 String Quartet Op.71 No.1 [B] (1793)
入りは少しリズムが重めに感じますが、すぐにすっと普通のテンポに戻って演出であったことがわかります。独特の揺れるような音色が味わい深さに繋がっています。この曲は1楽章から複雑にメロディーが入り組みますがくっきりと筋を立てるところと、メロディーが交錯する部分の対比の演出が上手く、曲の構造がよく見通せます。
緊張感に満ちた1楽章から、続くアダージョに入ってもゆったりとするばかりではなく、テンションを保ったままテンポが落ちる感じ。このアダージョの魅力をうまく捉えた演奏。アンサンブルの精度がいい意味で少し暴れていて、それが味わいに感じられるのがグリラーのすごいところ。荒い筆使いの絵画の魅力のよう。

IMG_2990.jpg

2楽章と3楽章の間で盤面が変わります。メヌエットは音の角の面取りをしたようになだらかなボウイングで流麗な印象。丁寧なフレージング。ちょっとした表現の違いで曲の印象をしっかりと刻み込む音楽性を持っているのでしょう。
終楽章は入りの抜けるような明るさでメヌエットの雰囲気を断ち切り、最後にハイドン得意の複雑なメロディーの絡まりの面白さをクッキリ描いて曲を締めます。ここでもシドネイ・グリラーのヴァイオリンの妙技を味わえます。

Hob.III:72 String Quartet Op.74 No.1 [C] (1793)
最後の曲。やはりこの曲は名曲ですね。最初の和音から雰囲気一変。なんと味わい深い推進力。これぞグリラーの至芸でしょう。全てのフレーズに霊気が宿る渾身の演奏。古い録音ですがLPの響きは鮮明そのもの。そして演奏には古さを感じることはなく類い稀な説得力に満ちています。特にフレーズごとにキリリとアクセントをつけてくるので音楽が立っています。
2楽章のアンダンティーノ・グラツィオーソはハイドンの緩徐楽章の中でも特に個性的なもの、一定のリズムで刻まれる伴奏とメロディーの不思議な絡まりが独特の雰囲気を生みます。そしてふと力を抜いてフレーズを区切るグリラー独特の演出もあってハイドンのユニークな曲想の魅力が浮かび上がります。
メヌエットも実にユニーク。このメロディーをどうして思いつくのか、そしてそのメロディーをどうしてこううまく展開していけるのか、いつもながらハイドンの創造力に圧倒されます。ハイドンの音楽を完全に掌握してのグリラーの演奏は、一貫して説得力に溢れ、力強さに満ちて鳴り響きます。
フィナーレも記憶に残るユニークなメロディー。複雑に絡み合いながら終結に向けて快速テンポで飛ばしていく中にもドラマが走馬灯のように流れていきます。この複雑な流れが実に巧みにメリハリがつけられながら、時にクッキリ、時に混沌としながら突き進み、最後はキリリと締めて結びます。

いやいや、久しぶりに聴くグリラーの至芸にうっとり。CDもそれなりにいいマスタリングなんですが、ヴァイオリンのダイレクトな響きはやはりLPに軍配が上がります。幸いコンディションの良い盤が手に入り、グリラーサウンドに酔いしれることができました。これは宝物になりましたね。評価は3曲とも[+++++]とします。この録音は高く評価する方も多いはずですので、みなさんお馴染みかもしれませんね。だまてらさんに突っ込まれる予感がします(笑)



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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : 弦楽四重奏曲Op.71 弦楽四重奏曲Op.74

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なぜかハイドン(Franz Joseph Haydn)が特に気に入り膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。東京在住のごく普通のサラリーマンです。

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