【新着】ジェニファー・ヴィヴィアンの歌曲集(ハイドン)

ちょっと流れを変えてヒストリカルの新着アルバム。

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ジェニファー・ヴィヴィアン(Jennifer Vyvyan)のソプラノ、ハリー・ニューストン(Harry Newstone)指揮のハイドン管弦楽団(The Haydn Orchestra)の演奏で、ハイドンのベレニーチェのシェーナ「ベレニーチェ、何をしようとしているのか?」、チェチーリア・ミサからグローリア、モーツァルトの歌曲などを収めたアルバム。ハイドンの収録は1957年5月7日、8日、ロンドンのキングスウェイホールでのセッション録音。レーベルはDECCAで、ライナーノーツによるとどうやら初CD化とのことです。

このアルバムを取り上げたのは、もちろん演奏が絶品だからということに他なりません。

ジェニファー・ヴィヴィアンは、1925年、イングランドの東南端にあるブロードステアーズ(Broadstairs)生まれのコロラトゥーラ・ソプラノ。当初は王立音楽アカデミーでピアノを学んでいましたが、在学中にメゾ・ソプラノに転向、そしてソプラノ歌手を目指すようになりました。卒業後、ミラノ、ジュネーヴなどで学び、1951年、ジュネーヴ国際歌唱コンクールで優勝。歌手としての最初のキャリアはベンジャミン・ブリテン率いる英国オペラグループでスタートさせ、その後英国を中心に、オペラ、コンサートなどで活躍しました。1974年、長年の気管支炎のため49歳という若さで亡くなったとのこと。

指揮者のハリー・ニューストンとハイドン管弦楽団については一度交響曲の演奏を取り上げていますので、情報はそちらの記事を御覧ください。

2014/03/27 : ハイドン–交響曲 : レイモン・レッパード/イギリス室内管の交響曲39番(ハイドン)

Hob.XXIVa:10 Scena di Berenice "Berenice, che fai" ベレニーチェのシェーナ「ベレニーチェ、何をしようとしているのか?」 [D-f] (1795)

1957年としては最上の録音。若干の古さは感じさせるものの、それがいい味も含む深みのある音。DECCAの面目躍如。ハリー・ニューストン率いるハイドン管のみずみずしい音色に痺れます。そしてジェニファー・ヴィヴィアンのソプラノの美しいこと。転がるように鮮やかに歌い上げます。この名曲をじっくりと描くオケにのって、まさに名人芸。特にゆったりとした部分のオケと歌唱の美しさは筆舌に尽くしがたいもの。この録音がCD化されずに眠っていたというのが信じがたいことです。後半劇的に展開する部分に入るところでもヴィヴィアンは余裕たっぷり。コロラトゥーラだけあって、高音の伸びの素晴らしさは半端ではありません。最上のオペラのアリアを聴く悦びが溢れてきます。

Hob.XXII:5 Missa Cellenisis in honorem Beatissimate Virginis Mariae "Caecilienmesse" 「チェチーリアミサ」 (1766)
続いてはチェチーリアミサの第2曲のグローリアからソプラノソロが活躍するLaudamus teとQuoniam。前曲のオペラティックな展開から、ぐっと神々しい雰囲気に変わり、ヴィヴィアンの歌唱も折り目正しい歌唱に変わります。もちろんニューストンの方のコントロールもミサ曲にふさわしい端正な雰囲気になりますが、やはりハイドンの曲に不可欠な気配というか間のようなものを踏まえていて、実に落ち着いたオーケストラコントロール。この雰囲気に癒されるんですね。一部の指揮者だけがもつこの気配。ハイドンの音楽を完全に掌握して自在にコントロールする境地。アドレナリン噴出です。非常に短い2曲ですが、ハイドンの真髄に触れられる素晴らしい演奏でした。

初CD化であり、ジャケットにはMOST WANTED!と誇らしげに記されているだけある演奏でした。ソプラノのジェニファー・ヴィヴィアンの歌唱は絶品。この声で夜の女王のアリアを歌われたらノックアウトでしょう。そしてさらに素晴らしいのがハリー・ニューストン指揮のハイドン管弦楽団。ハイドンの名を冠したオケだけに、ハイドンの音楽をイキイキと演奏し、完璧な伴奏。こうした素晴らしい仕事こそ、多くの人に聴いていただく価値があろうというものです。評価はもちろん[+++++]。ただし、ライナーノーツがデータだけというのがちょっと寂しいところ。演奏者の解説くらいはつけてほしいところでした。

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【新着】ジェーン・アーチボルドのオペラアリア集

8月最初のアルバムは最近HMV ONLINEから届いたもの。

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ジェーン・アーチボルド(Jane Archibald)のソプラノ、トーマス・レスナー(Thomas Rösner)指揮のビエンヌ交響楽団の演奏で、ハイドンの5曲のオペラからアリアと序曲、あわせて13曲を収めたアルバム。収録は2010年9月、スイス西部、ベルンとバーゼルの間にあるゾロトゥルンという街のコンサートホールでのセッション録音。レーベルはおそらくはじめて手に入れる、ATMA Classiqueというカナダのレーベル。

なにより驚くのがそのジャケットの凄いインパクト。彫りの深いアーチボルドのアップ写真。怖いくらいに鋭い眼差し。天に届くような素晴らしいソプラノが聴かれるでしょうか(笑)

アーチボルドはカナダの東端、ノバスコシアのトゥルーローの出身。おそらくかなり寒い地方だと思います。カナダやタングルウッドで学び、ウィーン国立歌劇場に出演するまでになりました。これまでにウィーン、ベルリン、ジュネーヴ、チューリッヒ、エクス=アン=プロヴァンス、パリ、ミラノ、バーデン・バーデン、ロンドンなど各地のオペラで花形役をこなすなど華々しい経歴。昨シーズンはカナダのオペラに凱旋出演とのこと。ベルリンフィルではアーノンクールの指揮でハイドンのオルランド・パラディーノのアンジェリカを歌うなどの経験もあります。私ははじめて聴く人。いつものように本人のサイトのリンクを張っておきましょう。本人のサイトの写真も結構インパクトあります。

Jane Archibald, Soprano(英文など)

指揮者のトーマス・レスナーもはじめて聴く人。ウィーン生まれ、ウィーンで音楽を学び、チョン・ミュンフンやハンス・グラーフのマスタークラス等に参加。ファビオ・ルイージが急遽スイスロマンド管弦楽団のツアーに呼び寄せたことがレスナーの国際的なキャリアのスタートに。ロンドンフィル、ウィーン交響楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、バンベルク交響楽団、ローザンヌ室内管などに加えて東京交響楽団も振ったことがあるようです。2000年から2004年まで国立ボルドー管弦楽団の副指揮者してハンス・グラーフを支える立場に。そして2005年からはこのアルバムのオケであるスイスのビエンヌ交響楽団の首席指揮者として活躍しています。レスナーのサイトも張っておきましょう。

thomasroesner.com(独・英文)

Hob.XXVIII:13 / "L'anima del filosofo, ossia Orfeo ed Euridice" 「オルフェオとエウリディーチェ,または哲学者の魂」 (1791)
ハイドン最後のオペラから、アリア「幸運なるおまえの胸に(第3幕)」、アリア「見捨てられたフィロメーナ(第1幕)、そして序曲の3曲。冒頭のアリアの伴奏のオケの響きはおそらく古楽器奏法の現代楽器でしょう。オケの音色は分厚く迫力あるものですが、ノンヴィブラート風のすっきりした音色。マンフレート・フスの指揮するハイドン・シンフォニエッタ・ウィーンと似た感じですが、鋭さはフス、音色の分厚さはこちらといった風情。1曲目はハイドンらしい古典の均衡を感じる曲調に、輝かしいソプラノの朗々としたアリア。アーチボルドの声は良くヴィブラートのかかった高音が良く伸びる声。ちょっと硬質な癖のある歌い方ですが、高音域の振り切れ感はなかなかのもの。オケの伴奏は力感溢れるダイナミックなもの。アーチボルドの歌も振り切れまくって盛り上がります。夜の女王のアリアばりの場面もあって挨拶代わりに素晴らしいテクニックを聴かせます。2曲目のアリアは穏やかな曲調から始まり、徐々に盛り上がるなかなかの曲。そして聴き慣れた序曲。短調の序奏からはじまり、推進力溢れるオーケストレイションにビックリ。それぞれ楽器のキレを感じる訳ではないんですが、アンサンブルとして聴くと生気溢れるノリノリの演奏。オペラの幕が開く前の興奮を伝えるような雰囲気がよく表現できています。痛快な序曲。

Hob.XXVIII:7 / "Il mondo della luna" 「月の世界」 (1777)
つづいて「月の世界」から、アリア「人には分別があります(第1幕)」、アリア「貴方は私の星だ(第2幕)」の2曲。良く聴くとアーチボルドの声の量感はほどほどで、中音域の響きはちょっと薄めの声。逆に高音域に入る時のキレと伸びはなかなかのもの。相変わらず伴奏のオケはノリがよく聴き応え十分。2曲目のアリアは奥から聴こえるホルンの響きが雰囲気たっぷり。

Hob.XXVIII:9 / "L'isola disabitata" 「無人島」 (1779)
つづいて中期のオペラ「無人島」から序曲、レチタティーヴォ「私が見たものは(第1部)」、アリア「甘い錯乱のなかで(第1部)」の3曲。序曲はこちらも聴き慣れた曲。タイトな短調の序奏で雰囲気を引き締めたあと、静寂を聴かせ、劇的な主題に移りめまぐるしい音階をへて、非常に平穏なメロディーに移る展開。そして変奏で変化。この序曲のみでもハイドンの創意の素晴らしさに圧倒されます。決して垢抜けた感じではないんですが、そこには活き活きとした音楽が存在します。レスナーの地味ながら堅実なコントロール。続いてレチタティーヴォ。アリア集でレチタティーヴォは珍しいでしょう。次のアリアはハイドンならではの晴朗な魅力に溢れた曲。甘い錯乱になってみたいものです(笑)。アーチボルドはすこし抑えて入り、要所は振り切れる余裕を魅せます。

Hob.XXVIII:6 / "L'incontio improvviso" 「突然の出会い」 (before 1775)
ここまで聴いてくると、序曲もこのアルバムの聴き所。生気と迫力の結晶。当時流行ったとされるトルコ趣味の曲。この曲もめくるめくメロディーが変化。パーカッションも大活躍。力みなくほどよい小爆発の連鎖。不思議な音階、小技の連続。打楽器のキレでオペラ前の聴衆の脳髄を覚醒させるような展開。中間にアンダンテをはさんだような構成感のある序曲。最後に再びトルコ趣味爆発!

Hob.XXVIII:11 / "Orlando Paladino" 「騎士オルランド」 (before1782)
最後は「騎士オルランド」からカヴァティーな「絶えず震えているの,哀れな私の心は(第1幕)」、アリア「行かないで,私の美しきともし火(第1幕)」、レチタティーヴォ「執念深い神々よ!(第3幕)」、アリア「末期の彼の嘆きの言葉(第3幕)」の4曲。最初は切々と歌う劇的なメロディーの曲。アーチボルドの声に合った曲に聴こえます。つづいてアーチボルドの美声を堪能できる正統派のアリア。レチタティーヴォをはさんで、最後は最もハイドンらしいシンプルな伴奏と晴朗な歌のコントラストで聴かせる素晴らしい曲。この曲の伴奏はテンポを落とす場面の演出が巧みなかなの迫力。やはり最後は締まります。

ジェーン・アーチボルドというインパクト抜群のソプラノ歌手のハイドンのアリア集。歌の方はまだ上がいることから[++++]としました。逆にこのアルバムに収められた3曲の序曲は素晴らしい出来。こちらは[+++++]とします。アーチボルドはともかく指揮者とオケはヨーロッパではマイナーな方でしょう。ただこのアルバムで聴かれる伴奏のレベルは悪くありません。ジャケットでみるとアーチボルドのインパクト120%の造りですが、もうすこし指揮者とオケの存在を上げてあげてもいいのではと思ってしまうほど、オケの響きは楽しめるものでした。

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パトリシア・プティボンのアリア集

今日は久々のオペラアリア集です。

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パトリシア・プティボン(Patricia Petibon)の歌う、モーツァルト、ハイドン、グルックのオペラアリア集。指揮はダニエル・ハーディング(Daniel Harding)、オケは古楽器でコンチェルト・ケルンという組み合わせ。HMV ONLINEの情報によれば収録は2008年1月、ベルリンのEmil Berliner Studioで。

このアルバムはプティボンのDeutsche Grammophoneへのデビュー盤とのこと。パトリシア・プティボンは1970年、パリの南の街モルタンジの生まれのソプラノ歌手。パリ国立高等音楽・舞踊学校を95年に首席で卒業。その後クリスティ、ガーディナー、ミンコフスキなど古楽器のオケ、指揮者などと共演してきたとのこと。40近くなってDeutsche Grammophoneへデビューということで歌手としては遅咲きなのかもしれませんが、アルバムの力の入りようは流石一流レーベル。伴奏にハーディングをつけ、プティボンのアーティスティックな写真を多くあしらったセンスのよいプロダクツとして仕上がっています。

アルバムタイトルは”Amoureuses”(恋人たち)とのことで、恋の歌を(どうして私の「ことえり」は最初「鯉の歌」と変換するのでしょう!)集めたアルバム。

こうくると思い起こすのが、以前取り上げたヌリア・リアルのアリア集。素晴らしい企画力とヌリア・リアルの美しい声に圧倒されたアリア集でしたが、録音は同じく2008年。ハイドン没後200年を狙って録音されたものでしょうが、今日取り上げるプティボンはハイドンのみならずモーツァルトやグルックのアリアもまとめたものですのでハイドンのアニヴァーサリーという訳ではないでしょう。同じような企画が独墺系の大規模レーベルからリリースされているのは興味深いこと。あちらはクラシックのリリースが多いでしょうから沢山リリースされているアルアルバムのたまたま2枚かもしれませんが、ここは強引に関連ありとの前提で話をまとめたいと思います(笑) ノックアウトされた、ヌリア・リアルの記事もリンクを張っておきましょう。

2010/11/06 : ハイドン–オペラ : ヌリア・リアルのオペラ挿入アリア集

さてさて、名門Deutsche Grammophone期待の歌手、パトリシア・プティボンのアリア集はヌリア・リアルのアルバムを超えられるでしょうか?

このアルバムの収録曲目はHMV ONLINEのリンクをご覧ください。HMVのハイドン曲情報はちょっと間違ってます。トラック番号と曲名は次のとおり。曲ごとにレビューを書いておきます。

01 - 歌劇「月の世界」 Hob. XXVIII:7 - "Ragion nell'alma siede"(Flaminia)
アルバムの冒頭におかれた「月の世界」からのアリア。プティボンのソプラノは線は細いものの、コケティッシュな魅力もあり古楽器オケに合った声。ハーディングの伴奏は古楽器の爽やかなキレを感じさせるものですが、古楽器系の指揮者のリズム感とはちがい普段は現代オケを振っているハーディングならではの閃きを感じる伴奏。オケだけでも十分聴き応えのある演奏。途中のアクセントをかなり大胆につけるあたりは古楽器系の指揮者ではあまりやらないこと。

このあと、モーツァルトのコンサートアリア、魔笛から夜の女王のアリア、フィガロの結婚からのアリア、ルーチョ・シッラからのアリアがはさまり、ふたたびハイドンへ。夜の女王のアリアを聴くと素晴らしいテクニックと高音の伸びの持ち主であることがわかります。ハーディングも快心の伴奏。最高域はかなり線が細いですが音程の正確さは素晴らしいものがあります。流石DG、いい人に目を付けますね。

08 - 歌劇「薬剤師」 Hob.XX?:3 - "Salamelica, Semeprugna cara"(Volpino)
ビックリする曲調。トルコ趣味の曲。別の意味でハイドンの天才を感じる曲。2分弱の小曲。

10 - 歌劇「アルミーダ」 Hob.XX?:12 - "Odio, furor, dispetto"(Armida)
激しい曲調の絶叫系のアリア。テンポよく複雑な歌詞と音符を見事にコントロール。

11 - 歌劇「オルフェオとエウリディーチェ,または哲学者の魂」Hob.XXVIII:13 "Del mio core il voto estremo"(Euridice)
一転してゆったりした艶やかなアリア。弱音のコントロールと間の表現が秀逸で3分少しの曲から深い情感が伝わる名唱です。ハーディングも非常にデリケートにコントロールしたオケで支えます。

12 - 歌劇「無人島」 Hob.XX?:9 - "Fra un dolce deliro"(Silvia)
ハイドン最後の曲は、ふたたび晴朗、素朴なハイドン特有の超絶的に美しい曲調。冒頭の曲とともにハイドンならではの心温まる歌が沁みます。

プティボンの歌は心に響く何かをもった素晴らしい歌。テクニックも十分、声の張り、艶も素晴らしく、容姿も端麗ときていますので、人気が出るのもわかります。ハイドン、モーツァルト、グルックの曲を集めたアリア集ということで、聴き進むとわかりますがやはりハイドンの晴朗な曲調とアリアの美しさは、モールァルトの閃きに満ちたメロディーと比較しても十分に美しく、人の声の魅力を伝えるという意味では素晴らしいもの。このアルバムのハイドンのアリアの評価は全曲[+++++]とします。

DGのプロデューサーに届くかどうかわかりませんが、プティボンのソプラノと古楽器系のオケで「アプラウス」とか「トビアの帰還」なんかが次の企画に良いと思うんですが、、、指揮は今回のハーディングとか、レーベルは違いますがルネ・ヤーコプスやクリスティなんかが合うと思います。戯言はこの辺で。

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ヌリア・リアルのオペラ挿入アリア集

今日は珍しいハイドンが他の作曲家のオペラのために書いたアリア集。

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先日手に入れてレビューしたテレサ・ベルガンサのアリア集を所有盤リストに登録したのを機に、手持ちのアルバムで未登録のものを登録しようと聴き直したもの。

ソプラノはヌリア・リアル(Nuria Rial)、メゾ・ソプラノの曲はマルゴ・オイツィンガー(Margot Oitzinger)が歌ってます。伴奏はミッヒ・ガイック(Michi Gaigg)指揮のオルフェオ・バロック管弦楽団の演奏。収録は2008年9月9日~11日、オーストリア南部グラーツの東にあるブルゲンランドのリストセンターコンサートホールでのセッション録音。

演奏を記録するために、ジャケットやらライナーノーツやらをしげしげと眺めていると、アルバムの裏面に英語で気になるコメントが! 訳すと「このレコーディングはハイドンが密かに恋慕っていたイタリア人のソプラノ歌手ルイジア・ポルッツェリのために作曲した美しいアリアの数々を収録」とあります。今一度アルバムのジャケットを見ると、”Arie per un'amante”と書いてありますが、これをMacの翻訳ウィジェットに入れると、まさに「恋人のためのアリア」ではありませんか。あわてていつもの大宮真琴さんの「新版ハイドン」を紐解いてみると、この辺りのことが詳細に記されていました。要約すると次のようになります。

エステルハーザの楽長となったハイドンにとって、妻アンナ・アロイジアとの家庭生活は無味乾燥であった。ところが、1779年にイタリア人のヴァイオリニストのアントニオ・ポルツェリとメゾソプラノ歌手のルイジア・ポルツェリの夫婦がエステルハーザにやってきた。ルイジアは典型的なイタリアのブルネットで優美な容姿だったとのこと。この時ハイドン47歳で、ルイジアは28歳下とのことなので19歳! 夫のアントニオは老年で体が弱く、ルイジアにとっても不幸な結婚。ハイドンがこのルイジアに熱心に歌唱指導したため、夫は2年で契約が終了したが、ルイジアはその後約12年間ルイジアはエステルハーザの歌手として雇われつづけたとのこと。ルイジアには2名の息子があったが2人目のアントンは1783年にエステルハーザで生まれ、ハイドンの子であるとの噂があった。ハイドンはルイジアの息子を非常にかわいがり、後年に至るまで送金したり面倒を見たとのこと。

また、ハイドンの伝記を書いたガイリンガーの記述を先の著書から引用しておきましょう。

「ハイドンが深く愛していた時期にあっては、ルイジアは彼の必要としていたものを与え、また彼の感情生活を覚醒させることによって、その発展に重要な部分を演じたのであった。もしこのイタリア女性に対する情熱が、彼の人生に新しい展望を開いたのでなかったとしたならば、壮麗さに彩られた1780年代の作品の芸術的成熟が果たして成し遂げられたかどうかは疑問である。」

まさに、ハイドンの数多くの名曲が作曲された頃、ハイドンの創造の源泉となっていたということでしょうか。

さてさて、このような背景を知って、あらためてこのアルバムのジャケットを眺めると、ヌリア・リアルの姿がルイジアと重なって見えるのは私だけでしょうか。ブルネットの髪をもつ、若くて美しい容姿。ハイドンがルイジアを迎えた年齢に私も近いせいか、ちょっぴりハイドンの気持ちがわかるような気がします。このアルバムの企画意図がようやく見えてきましたね。ついでにヌリア・リアルのウェブサイトへのリンクも張っておきましょう。

Nuria Rial - Soprano(英文)

収録曲は1曲をのぞいてすべて1779年から1792年の間に作曲されたもの。歌はソプラノとメゾソプラノ用のものがありますが、おそらくルイジアが歌うために作曲されたんでしょうね。収録曲目については上にリンクを張ったHMV ONLINEをご参照ください。

収録曲目は、まずこのアルバムの序曲という位置づけか、交響曲81番の1楽章が最初に置かれています。この次の82番以降のいわゆるパリ・セットと呼ばれる交響曲は、外国からの依頼にもとづいて作曲されたもの。ルイジアがエステルハーザにいた頃に、依頼でなく最後に作曲した曲ということでしょうか。演奏は人数の少ない古楽器オケの俊敏さがよく出た快活なもの。音が耳に刺さるような生き生きとした響きが特徴です。録音は多少デッドな印象もあるものの鮮明に各楽器をとらえた最新の録音らしい素晴しいキレ、というか、キレまくってます! 指揮者のミッヒ・ガイックも女性ですね。オケのオルフェオ・バロック管弦楽団も巧いですね。エッジをかなり明確に立てた鋭い表現が痛快です。

ヌリア・リアルの歌声は、清透そのもの。歌い方も古楽にあわせたヴィブラートをほとんどかけないもの。一流のオペラ歌手の堂々とした歌唱とは全く違う印象。年齢や声質は異なりますが、エマ・カークビーの歌い方に近いと言えば伝わりますでしょうか。先日このアルバムにもふくまれるいくつかの曲をベルガンサの名唱で聴いたばかりですが、同じ曲とは思えないほど印象が変わります。

収録曲はハイドンが他の作曲家のオペラの挿入アリアとして書いたもの。というより、ルイジアのために当時演奏されていた様々なオペラの演奏時にルイジアに歌わせようと書き加えたものなんじゃないかと思います。

前置きがだいぶ長くなっちゃいましたので、気に入った曲をいくつか上げておきましょう。
基本的に全曲オペラのアリアとして素晴しいものばかり。トラック3の「薔薇に刺がなくなったら」は2分弱の短い曲で、曲調もシンプルですが、愛しい人が歌ったらぐっとくるような美しいメロディー。続くトラック4の「あなたはご存知で」は、ハイドン特有の心温まる序奏で始まる曲。トラック10の「私は運命に見放された不幸な女」は、不思議と明るくちょっとコミカルなフレーズがぐっときます。そしてトラック12の「情け深い人は」、何度聴いても素晴しいメロディ。

評価は、歌、オケ、指揮ともに素晴しい出来で、もちろん全曲[+++++]としました。ルイジアを愛しむハイドンの気持ちがよくわかります。私も当時のハイドンに近い年齢ゆえ、個人的な感情移入もあります。ヌリア・リアルにノックアウトされたと言えば、おわかりでしょうか(笑)

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ベルガンサのオペラアリア集

今日はオペラのアリア集を。

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ジャケット写真に見覚えがある方、当ブログ通かアーノンクール通です(笑) なにを隠そう、先月末にレビューに取り上げたアーノンクールの天地創造のウィーン響との旧盤を収めたボックスなんですが、このボックスに収められたCDの6枚目が今日取り上げる演奏なんですね。アーノンクールの天地創造旧盤はすでに持っていたので、むしろこの演奏が手に入れたくてボックスを手に入れたかったという方が正直なところでしょう。

このボックスは先日も触れた通り、アーノンクールの天地創造、四季の旧盤、英語によるカンツォネッタ集、そしてベルガンサのアリア集ですが、ライナーノーツをよく見てみると、アーノンクールの演奏とカンツォネッタ集は旧TELDECレーベルのもの、ベルガンサのアリア集は旧ERATOレーベル、そしてCD6の最後にオフェトリウム(モテット)が1曲入っているんですが、これは統合後のWARNER CLASSICS & JAZZレーベルと、レーベル統合によってこのボックスが成り立っていることがわかります。昨今の音楽産業斜陽期では統合して合理化しないとやっていけないのでしょうが、こうゆうボックスがリリースされることはいいことなんでしょう。

このアルバムに収録されたオペラのアリアは、よく知られたハイドンの完成されたオペラからのものではなく、他の作曲家のオペラに挿入されるよう書かれたアリア。この辺の曲は所有盤リストにもきちんと曲を登録してなかったため、今日は半日がかりで曲リストの整理。いつもの大宮真琴氏の著書「新版ハイドン」の巻末の作品リストと首っ引きで曲を登録しました。PC用のブログの右ペインの中程の所有盤リストのOpera & Vocal 1の後半の曲を大幅に追記し、整理の上、ベルガンサの演奏も追記しました。未知の曲を登録するのは骨が折れますが、これもハイドン啓蒙の志を貫くため、淡々と進めます(笑)

収録曲はアリア、カンタータ、教会音楽など。ベルガンサのアリア集はレイモン・レッパード(Laymond Lepperd)指揮のスコットランド室内管弦楽団。録音は1982年3月、エジンバラのクィーンズ・ホールでのセッション録音。末尾のオフェトリウム(モテット)は、こちらのみ演奏はナイジェル・ショート指揮、合唱がテネブラエ(Tenebrae)、オケがヨーロッパ室内管弦楽団という取り合わせで、収録はだいぶあとの2003年4月3日、ロンドンのスミススクエア。

このアルバムの聴き所はなんといってもベルガンサの歌と、レイモン・レッパードの伴奏の出来。ベルガンサの歌曲は以前、当ブログでも1985年の歌曲のリサイタルのライヴ盤を取り上げていますので、リンクを張っておきましょう。

ハイドン音盤倉庫:ベルガンサの歌曲ライヴ

CD6の収録曲目ごとにレビューしていきましょう。

1曲目はチマローザのオペラのための挿入アリアでジャンニーナのアリア (Hob.XXIVb:18) 。1790年頃の曲。オペラっぽい序奏から、レッパードの伴奏はゆったりしたテンポと雰囲気満点でオペラの伴奏としては申し分なし。生気もライヴ感も十分。ベルガンサ特有の中低域の響きの美しい声で優しいフレーズを美しく歌い上げます。前半の最後の高音の聴かせどころのアクセントで実力をチラ見せ。後半はテンポを上げて高音を転がすようなこれまたベルガンサの魅力たっぷり。

2曲目はガッザニーガのオペラのためのアリア(編曲)でアガティーナのアリア(Hob.XXXIc:5) 。こちらは1780年頃の作曲。より本格的な古典派のアリアで、朗々としたソプラノの美しさを楽しめます。

3曲目はビアンキのオペラのための挿入アリアでエリッセーナのアリア (Hob.XXIVb:13) 。1787年頃の作曲。これは名曲ですね。ハイドンらしい清明な曲調が非常に美しい。ベルガンサの歌唱は途中から力漲る圧倒的な声量に。アリアの魅力炸裂です。6分弱の曲ですがベルガンサの声に溺れるようにとても楽しめます。

4曲目は教会音楽。カンティレーナ (Hob.XXIIId:1) 。この曲は1770年代前半の作曲。10分ちょうどと少々長めの曲で、オルガンが入ります。この曲もシンプルな曲調ながら、美しいメロディーに溢れた曲。ベルガンサはオペラとは歌い方が変わり、端正な表情ですが、高音に上がるところのアクセントの付け方がベルガンサらしいところ。

5曲目はコンサート用の曲でカンタータ「哀れな民、哀れな祖国」 (Hob.XXIVa:7)。1790年頃の作曲。この曲は他に私の好きなオジェーとホグウッドによる録音もあります。12分弱とこのCD最長の曲。穏やかな導入から激しい曲調に変わるかと思いきや、穏やかに戻ったり、面白い構成。ナクソスのアリアンナ同様本格的な構成で起承転結がはっきりしています。途中のゆったりした部分の迸る詩情が見事。終盤は夜の女王よりはおとなしいですがソプラノを楽器のように使った聴かせどころがあり、ベルガンサの芯のしっかりした高音を満喫。この曲もいい曲ですね。

6曲目はガッザニーガのさきほどとは別のオペラのための挿入曲でアルチーナのカヴァティーナ (Hob.XXIVb:9)。1786年の作曲。7曲目はチマローザのオペラのための挿入アリアでメルリーナのアリア (Hob.XXIVb:17)。こちらは1790年の作曲。両曲とも前半の挿入アリアと同様オペラの雰囲気を満喫できるいい出来です。

ベルガンサの最後の曲はパスティッチョ(寄せ集め)オペラからリンドーラのアリア (Hob.XXXIIb:1)。1789年の作曲。これもハイドンらしい端正ながら美しい旋律の宝庫。極上のアリアですね。

このCDの最後には教会音楽のオフェトリウム。激しい曲調のオケから始まる曲。キレの良いヨーロッパ室内管の鮮烈な響きと合唱が畳み掛けるような曲。この曲も良い出来ですが、ベルガンサの名唱の後に置かれたのはちょっとハンディでしょうか。

ベルガンサの歌唱は見事の一言。評価はベルガンサの全曲[+++++]、オフェトリウムは[++++]としました。このボックスはアーノンクールの覇気溢れる天地創造、四季の演奏を楽しめる上、ベルガンサの歌曲も絶品。これはおすすめですね。

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アンナ・ボニタティバスのオペラアリア集

今日は、アンナ・ボニタティバスの歌うハイドンのオペラアリア集を。

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このアルバムの収録曲は次のとおり。
歌劇「報いられた誠意」より序曲とアリア
歌劇「オルランド・パラディーノ」より序曲アリア
挿入アリア「アルチーナよ」
歌劇「変わらぬ誠」より序曲とアリア
歌劇「裏切られた貞節」よりアリア
歌劇「無人島」より序曲とありあ
挿入アリア「薄幸な花嫁」
カンタータ「ナクソスのアリアンナ」

伴奏はイル・コンプレッソ・バロッコという古楽器オーケストラ、指揮はアラン・カーティス。「ナクソスのアリアンナ」だけは、指揮者のアラン・カーティスのフォルテピアノの伴奏になります。録音は2008年2月ですので最近のもの。SACDハイブリッド盤です。

なにやら不思議なジャケット。髪を振り乱して歌う姿でしょうか。普通に容姿に恵まれた歌手だと思いますが、カメラマンというかプロデューサーのアーティスティックな創意に巻き込まれた感じがしないでもありません(笑)

歌手のアンナ・ボニタティバスのウェブサイトがありましたので貼付けておきましょう。

アンナ・ボニタティバス(英文)

生まれや国など記載がありませんが、Wikipediaイタリア版の情報によるとイタリア人のよう。ヨーロッパの歌劇場を中心にメゾソプラノとして活躍しているようです。上記ホームページのステージ写真のページを見ると、どうやらケルビーノが当たり役のようです。

出だしの報いられた誠意の序曲は、オケのピッチが低いせいか、音色がちょっと眠い感じもしますが、すぐに慣れてしまいます。この曲はアダム・フィッシャーの来日公演のアンコールでホルンが客席のあちこちから鳴らされる粋な演出で印象に残った曲。アラン・カーティスのコントロールはハイドンの生気よりは古楽器の音色を生かした誠実な響き。

ボニタティバスは、メゾらしく豊かな低音域の響きを特徴としていますが、堂々たる存在感と可憐な歌い回しで、本格派。歌い方に癖もなく、オペラのメゾ役としては重宝されるでしょう。これから期待の星なんじゃないでしょうか。
ハイドンのオペラのアリアはどの曲もすばらし出来。

そして「ナクソスのアリアンナ」はフォルテピアノの伴奏でかえって歌の存在感が引き立ちます。

ちょっと書き足りないんですが、今日はお出かけしますので、また帰ったら書き足します!

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tag : オペラアリア 古楽器 SACD

アリアの洪水!

歌曲つながりで、歌ものをもう1枚取り上げましょう。

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マンフレート・フス指揮のハイドンシンフォニエッタ・ウィーンによる、ハイドンの珍しいアリア集。
今年に入って手に入れたものですが、所有盤リストに登録していなかったので、この週末に登録しました。声楽曲の登録は、曲を特定して1曲1曲登録するのに時間がかかります。
先日取り上げたアメリングの歌曲集、そしてこちらも魅力的なオジェーの歌曲集などともにリストに追記しました。

曲名や評価等はこちらをご覧下さい。

Opera & Vocal 1 (オペラ、アリア、オラトリオ)
Opera & Vocal 3 (歌曲など)

この盤に含まれている曲は、ハイドンがエステルハーザに勤めていた時代に他の作曲家の作品のために書いたアリア(挿入アリア)

さて、肝心の演奏ですが、これがまた、期待を上回るすばらしい演奏。ハイドンのオペラのアリアがいかにすばらしいものだったかを再確認できます。モーツァルトやロッシーニのような突き抜けた閃きのようなものはさすがに感じられないものの、古典派オペラのアリアの最上の喜びに満ちています。

歌手は有名な人ではありませんが、ソプラノのピアソン、テノールのリヒターともに音程、テンポ感、声量ともに申し分なく、張りのあるすばらしい歌唱を楽しめます。そして何より見事なのがフスの指揮するオケ。

フスはハイドンシンフォニエッタ・ウィーンとともに、以前はKOCH SCHWANNレーベルにハイドンの管弦楽曲やバリトン曲、序曲集などの録音がありますが、何れも非常にいい演奏でした。特にオペラ序曲集は、古楽器による演奏ながら、ハイドンのオペラの序曲から、オペラの幕が開く前のざわめきというか期待感を感じさせる臨場感のあるすばらしい演奏でした。
これらの古い録音は、KOCH SCHWANNがなくなってしまったあと、そのまま現在、スウェーデンのBISレーベルに移り、ほとんどの(すべて?)録音が再リリースされています。BISがいかにフスを評価しているかがわかります。

この盤でのフスの指揮も、やはりオペラの劇場にいるざわめきのような雰囲気と、歌を支える絶妙の間があって、とっても楽しめます。古楽器のオケでこれだけの演奏はなかなか聞けないレベルの演奏だと思います。

この盤に含まれる13曲のアリアを通して聴くと、ハイドンのアリアの洪水にどっぷり浸かったような気になれます。

こうゆう演奏の価値も、資料的価値もあるきちんとしたアルバムをリリースしてくれるレーベルに感謝感謝ですね。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : オペラアリア おすすめ盤 古楽器

プロフィール

Daisy


Author:Daisy

なぜかハイドン(Franz Joseph Haydn)が特に気に入り膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。東京在住のごく普通のサラリーマンです。

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2017年7月のデータ(2017年7月31日)
登録曲数:1,361曲 登録演奏数:10,291
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