【番外】LPレコードクリーナー到着

世の中では消費税増税で一喜一憂。会社の近くのランチスポットもきっちり税金分上げているところもあれば、そのままの値段のところもあり、中には上がった値段以上に量が増えていたりと、増税を乗り切る工夫を凝らしているようですね。

特に値段のはるものは増税前に買おうという気になるものです。

ということで2月にディスクユニオンに立ち寄っていつものようにハイドンのCDを何枚か仕入れた折、隣のオーディオユニオンにぶらりと入ると、入り口にいつも置いてあるVPIのLPレコードクリーナーに特売の張り紙が貼られ、かなり魅力的なお値段が提示されておりました。

しばらく店内を澄まし顔で巡回したあと、店員さんを捕まえ、納期とか値段のことをやりとり。脳内では嫁さんの顔やこれまでの人生のことが走馬灯のように浮かびますが、増税前という人並みの高揚感から、「これ、もらいます。」とクールに決断しました。

1週間くらい届くでと言われていたものの、世の中同じ思考回路の方が多数いらっしゃったようで、届いたのは3月31日。増税前でホットしました。

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ESORTERIC : VPI HW-16.5 / amazon


ということで、かなり前に中古で手に入れたローズマリー・クルーニーのLPを取り出し、まずは針を落として見ます。盤面は中古のそれなりのものでしたが、少しスクラッチノイズが目立ちます。

マニュアル通りにそのLPをクリーナーのコルク張りのターンテーブルに載せ、スイッチを入れて専用液を垂らしながら専用ブラシでクリーニング。そして指示通りに吸引するレバーをLPの上に出して吸引スイッチをオン!

掃除機のようなけたたましい音とともに液を見事に吸い取っていきます。指定通り2周ほどでスイッチを切り、またしても指示通り数分乾くのを待ちます。そしてやおらLPをTHORENSのターンテーブルに移して針を落とすと、期待通りノイズはかなり減って、音もダイレクト感が増します。

盤面もピカピカになり、かなり気分爽快。これはいいですね。

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ということで先日仕入れたドラティのハイドンの交響曲全集のLPの第1巻6枚組を一気にクリーニングして、彫りの深いドラティの響きを堪能しました。

部屋にこもって大音響でLPをクリーニングする姿を見て、嫁さんからは「怪人レコード磨き」と呼ばれてます(笑)

これからはLPの記事も増えるかもしれませんね。

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tag : オーディオ LP

愛機ARCAM FMJ CD23逝く

このところ、自宅のCDプレイヤーから、少しジーというノイズがし始めていました。音楽を聴くのにそれほど問題はなかったものの、日に日にノイズは大きくなり、だんだんジリジリと言うように。これは具合が悪いと思い始めた矢先、昨日には再生音にもかなりのノイズが乗り始め、電源を入れたり切ったりしているうちに、ついに再生ボタンを押しても再生しないようになりました。何度か記事に書きましたが、使っていたのはARCAMというイギリスのメーカーのCDプレイヤー。

オーディオの足跡:ARCAM FMJ CD23

ずいぶん前に秋葉原で試聴して手に入れたもの。おそらく2001年くらいだったのだと思います。それ以前はQUADの66CDと66PRE、606で音楽を楽しんでいました。MacのiPhotoを掘り起こしたら昔の写真が出てきました。

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これは2000年頃の府中のマンションのリビングルーム。当時はスピーカーがRogersのLS5/9 Classicで、QUADの66シリーズ、アナログプレイヤーがYAMAHAのYP-D9というラインナップでした。購入したのは確か秋葉原のテレオン。国産の数機種とミュージカル・フィディリティ、ARCAMをいろいろ聴かせてくれて、その場の印象ではミュージカル・フィディリティの濃厚な弦の艶が印象的で、ARCAMはちょっとさっぱりしすぎた感じでした。いろいろ逡巡して、ショップの環境での、この濃厚な印象はちょっと家ではくどいかなと思い、ARCAMを選んだ次第。

数日後に届いて自宅のシステムに組み込むと、やはりQUADの66CDと比べてもかなりあっさりした印象でしたが、CDプレイヤー等の技術は日新月歩。空間表現と鮮明さは次元の違うもので、音楽の印象もずいぶんかわりました。すぐにメインシステムのQUADの66CDは書斎のサブシステムに移動しました。

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こちらは2001年の写真。CDプレイヤーのみARCAMのFMJ CD23に変わっています。

この後仕事で仙台に転勤して、2年ほど自宅を留守にしました。そのあと、ARCAMが気に入ってQUADからARCAMのFMJ A32を手に入れました。こちらはやはりかなりさっぱりした音色で、手に入れた当初、さっぱりしすぎて後悔したほど。ただし鳴らし始めて2週間ぐらいで見る見るうちに空間表現が鮮やかになり、すっかりなじんできた次第。以来今までメインシステムはARCAMコンビでやってきたという次第。

さて、今回、CDが動かなくなってしまったので、とりあえず父が使っていたMarantzのSA-15S1とPM-15S1と、アンプも含めて接続し直してみました。

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実はプリメインのARCAM FMJ A32の方も、音は問題ないのですが、冬になり、家人がドライヤー等を使うとトランスがうなるようになっていたので、アンプまで含めてつなぎ変えた次第。

久しぶりの配線なので、電源の極性なども検電ドライバーで確認しながら綺麗につなぎ変えてみました。

クラスはほぼ同クラスながら、やはり国産品はカッチリとした音で、オーディオ的にはすぐれているのでしょうが、あのARCAMの必要十分というか、穏やかで、実に自然な表情が出ません。特に高音にかなり艶が乗り、キラキラするような雰囲気が気になります。しばらくこのシステムを調整して使う事にしてみますが、ARCAMを修理できればしたいところですね。システムを変えてみて、今までのシステムの貴重さに気づきました。

ということで、修理をできるかどうか。ARCAMは以前はデノンラボというデノン系の代理店がありましたが、確かどこかに移って、そこもつぶれてしまったかと思います。そこで本国のARCAMのサイトに行ってみると、、、

あら、こちらもページがない? もしかして、、、
※翌日確認したらちゃんとありました、メンテナンスだったのでしょうか?

これは新たなオーディオセット探しの旅のはじまりでしょうか。世の中ハイレゾ時代。私の世代はどうしてもディスクに愛着があります。どうなることやら。

しばらくは臨時システムでレビューを続けます。

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アンドレ・プレヴィン/ピッツバーグ響の驚愕、ロンドン

今日もLPです。そう、4月の特集とはLPを聴くということにしました。

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amazon(CD)


アンドレ・プレヴィン(André Previn)指揮のピッツバーグ交響楽団(Pittsburgh Symphony Orchestra)の演奏で、ハイドンの交響曲94番「驚愕」、104番「ロンドン」の2曲を収めたLP。収録はPマークが1979年とだけ記されています。レーベルは英EMI。

アンドレ・プレヴィンは最近N響に登場するようになってから、日本でも知名度が上がってきた人でしょう。ハイドンではウィーンフィルと何曲か交響曲をPHILIPSに録音していて、日本ではTOWER RECORDSが独自に復刻してリリースしたのは記憶に新しいところ。プレヴィンのハイドンは過去2回取りあげています。

2010/12/09 : ハイドン–交響曲 : アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団の87番ライヴ
2010/07/05 : ハイドン–交響曲 : プレヴィン/ウィーンフィルのオックスフォード

Wikipediaによると、アンドレ・プレヴィンは、1929年ベルリンのユダヤ系ロシア人の音楽家の家庭に生まれた人。ナチス政権を逃れるため、フランスに渡って教育を受けた後、1938年家族とともにアメリカに渡り、1943年には合衆国市民権をとったそうです。指揮はピエール・モントゥーに師事して学び、その後1967年からヒューストン交響楽団の音楽監督、ロンドン交響楽団(1968年〜1979年音楽監督、1992年〜桂冠指揮者)、このアルバムのオケであるピッツバーグ交響楽団(1976年〜1984年)、ロサンジェルス・フィルハーモニック(1985年〜1989年)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1985年〜1987年音楽監督、1987年〜1992年首席指揮者)、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団(2002年〜2006年)などで音楽監督、首席指揮者などのポストを歴任しました。まさに世界中の有名オケの音楽監督を務めた事になります。そして、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との関係も深く、また2009年9月より3年間の予定で、NHK交響楽団の首席客演指揮者に就任しています。また、ジャズピアニストとしても有名なことは以前の記事でも触れました。

そのプレヴィンのピッツバーグ響の音楽監督時代のLPが今日取り上げるLPです。おそらくCD化はされていないだろうと踏んでLPを手に入れたんですが、今回調べたところ、奇跡を含めた3曲を収めたCDも出回っていたようですね。上のamazonのリンクをご覧下さい。

Hob.I:94 / Symphony No.94 "Mit dem Paukenschlag" 「驚愕」 [G] (1791)
序奏は艶やかな音色のオーケストラから始まりますが、厳かというよりは旋律をクッキリ浮かび上がらせるようにフレージング重視の演奏。序奏の主題の対比をあまりつけずにリズムを刻むうちに主題に入る感じで、音楽自体はひじょうにわかりやすい演奏。一貫したリズムの刻みを核に音楽が展開する感じ。もうすこし流麗でもいいように感じるほど、拍子を強調して徐々にたたみかけるようなちょっと固い演奏。プレヴィンのコントロールとしてはちょっと意外でした。驚愕の1楽章としては、かなり筋骨隆々でカッチリした演奏。
2楽章のビックリに入るとプレヴィンらしく箱庭的面白さを出そうとしているような、一貫したリズムのなかでのビックリ。小気味好い感じがする一方、スケール感はすこし抑えています。迫力方向ではなくメロディーの面白さを際立たせる狙いでしょう。これが本来のプレヴィン流の面白さでしょう。
つづくメヌエットもその延長。流れの良い音楽がだんだん心地よくなってきました。そしてフィナーレに非常につながりよく入ります。沸き上がる力感をコンパクトに表現したプレヴィンならではの粋な構成。終盤は力が抜けて滑らかになり、フィナーレのクライマックスの盛り上がりも見事。なんとなく1楽章の杓子定規さが気になる演奏でした。

Hob.I:104 / Symphony No.104 "London" 「ロンドン」 [D] (1795)
ロンドンの方は、ぐっとテンポを落とし、雄大さを感じさせる入り。前曲とは少しアプローチが異なります。音も少し遠めにオケが定位する感じで、ホール全体を鳴らすような録音。主題に入るともちろんテンポを上げますが、それでも少し遅目でしょうか。プレヴィンは実にオーソドックスなコントロール。ハイドン最後の交響曲を程よいキレと厚みのあるオケの響きでまとめますが、推進力がほどほどあって、実にまとまりの良い演奏。LPのダイレクトな響きもあって迫力も十分。終盤の突き抜けるような盛り上がりの表現も見事です。
つづくアンダンテではフレーズが展開するごとに、じつに上手く音楽をまとめていくプレヴィンならではのわかりやすい音楽が流れます。このプレヴィンのスタイルがハイドンの緩徐楽章を実に面白く聴かせます。音楽をトイカメラで撮ったような楽しさがありますね。迫力やキレ一辺倒ではなく、微笑ましいメロディーをコンパクトに描いていく力量は流石というところ。
メヌエットはかなり力を入れた演奏も多い中、プレヴィンはザクザクとした弦の力強さを聴き所におきながらも、途中のユーモラスな部分の演出にもかなり力を入れ、やはりまとまりのいい演出。
そしてロンドンのきどころのフィナーレ。改まって姿勢を正すようなキリッとした入りから、象徴的なメロディーがフーガとして押し寄せ、徐々に響きの塊に育っていきます。最後はやはり力が漲り、迫力が徐々に増していきますが、いったん抑えて仕切り直し、再びドライブをかけていき、終結部へ。それぞれパートが拮抗するようにせめぎ合い、最後は豪快なフィニッシュで終わります。

後年の交響曲録音は相手がウィーンフィルだけにより磨かれた演奏でしたが、プレヴィン40歳前のピッツバーグ響との演奏は、やはり若さが感じられる演奏でした。それでもプレヴィンらしい、フレージンングの面白さを浮き彫りにする手腕は見事です。惜しいのは驚愕の1楽章がかなり独特で、ちょっと力が入りすぎている感じがすること。2楽章以降の流れはいいので、アルバムの録音という緊張感からでしょうか。逆にロンドンのほうは力が抜けてプレヴィンの演出上手なところが上手く出たいい演奏だと思います。ということで評価は驚愕が[+++]、ロンドンは[++++]とします。

このところLPを良く聴いているのですが、ここ数日ターンテーブルの回転のたびに少し機械的なノイズが聴こえるようになり、気になっていました。今日ターンテーブルをはずして見てみると、ターンテーブルにかかっていたベルトがだいぶのびて滑っていたことが原因とわかりました。幸い交換用のベルトが手元にあったので変えてみてびっくり、長さが5センチ以上長くなっていたんですね。やはりベルトドライブのベルトは消耗品ということですね。

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tag : 驚愕 ロンドン LP オーディオ

LPを聴く楽しみ

最近、他のブログでもLPの記事が増えています。CDの便利さに慣れてしまうと、1枚1枚袋から取り出して、厳かにターンテーブルに乗せ、ターンテーブルをまわし、やおら針を落とすという、儀式的行為が必要なLPはちょっと煩わしくはありますが、そこから出てくる音楽は不思議と豊か。同じ音楽でもLPの方が心に刺さるような気がします。音質もキレや実体感、リアリティはCDを上回る感じがします。

手元にある、カルロス・クライバー/バイエルン州立歌劇場ヴェルディの「椿姫」は、CDで最初に聴いたのですが、後に手に入れたLPを聴いて異次元の迫力に圧倒されました。クライバーが煽るオケが地の底から頂点まで沸き上がる様子が鮮明に録られ、音楽を聴く快感にアドレナリン大噴出の素晴らしいものでした。おそらくCDに起こす際にかなり音質が落ちたものたと思いますが、それよりもLPという媒体のもつ能力の大きさを痛感した次第でした。

ターンテーブルやトーンアーム、カートリッジやフォのアンプなど、今でも発売され続けるどころか、新製品が増えているくらいなので趣味の世界では逆にLP再興が進んでいるのではないかと思います。

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私も、仕事に追われながら、空いた時間で記事を書いていますが、なんとなく疲れてかえった時に、ふとLPを聴きたくなることがあり、たまに楽しんでます。

装置はご覧のとおり。

THORENS TD-320MkII
SME-3009 Series 2 Improved
DENON DL-103 / SHURE V-15 TypeV

アームは軽針圧専用のものですが、最近はSHUREでなくDL-103で聴く事が増えています。針圧は標準の2.5gなのでアームの目盛りの範囲を超えてしまいます(笑) ただし、音質、安定感に問題はなく、しかも丸針ゆえ、スクラッチノイズも拾いにくく、ゆったり音楽を楽しめます。

SMEのトーンアームはシェルも含めてインダストリアルデザインの傑作ですね。梨地の部分とクロームの部分の対比、優雅なカーブ、繊細なディテール。こうゆう手の込んだものは、もうなかなか量産できないのではないでしょうか。

レコードの盤面を光にかざし、盤面の状態をたしかめそっと針を落としてヴォリュームを上げ、かすかなノイズの中からゆったりとした音楽がなり始める瞬間、この緊張感が脳の音楽を聴くぞスイッチを入れるんでしょうね。

これからはたまにLPのレビューも加えていきたいと思います。

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マーティン・パールマン/ボストン・バロックによる天地創造(ハイドン)

12月最初の記事はハイドンの最高傑作「天地創造」の最近リリースされたアルバム。

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HMV ONLINE

マーティン・パールマン(Martin Pearlman)指揮のボストン・バロック(Boston Baroque)の演奏によるハイドンの「天地創造」を収めたSACD。収録は2011年10月19日、20日、22日、23日、アメリカボストン近郊のウースター(Worcester)にあるメカニクスホールでのセッション録音。レーベルはイギリスのオーディオメーカーLINN。

このアルバムは最近HMV ONLINEで見つけて購入したものですが、なぜかamazonやTOWER TECORDSで検索しても引っかかりません。ジャケット写真は火山から溶岩が噴出する、まさに天地創造を想起させるもの。指揮者のパールマンもオケのボストン・バロックも聴いた事のない団体だったんですが、2011年と最新の録音かつ、溶岩ドバーのインパクトあるジャケット写真ということで、躊躇なく発注しました。

ということで指揮者とオケを紹介しておきましょう。

指揮者のマーティン・パールマンは1945年、シカゴ生まれの指揮者、ハープシコード奏者、作曲家で古楽を得意としている人。イリノイ州のオークパークで育ち、作曲、ヴァイオリン、ピアノ、音楽理論などを学び、コーネル大学で学位を取得。その後オランダに渡り、アムステルダムでグスタフ・レオンハルトにハープシコードを師事。イエール大学で学んだ後、1973年にこのアルバムの演奏を担当するボストン・バロック(当初はバンケット・ムジカーレと呼ばれていた)を設立し、北米で最初の古楽器による演奏を行った楽団ということになっています。ボストン・バロックはオペラや声楽曲の古楽器による世界初演、アメリカ初演となる演奏を重ね、モーツァルト、バッハ、ヘンデル、モンテヴェルディなどの作曲家の作品も含まれています。録音では高音質の録音で知られたTELARCに多くの作品の録音を残しています。TELARCの録音にはバッハからモーツァルトの有名曲の録音がそろっており、TERARCレーベルの一翼を担う存在であることが窺えます。

このアルバムの収録場所であるメカニクス・ホールは非常に美しいホール。こちらもホールのウェブサイトへのリンクを張っておきましょう。

Mechanics Hall - Concert Hall, Weddings, Banquet Hall

このアルバムのソリストは下記のとおり。おそらく3人とも初めて聴く人。

ソプラノ:アマンダ・フォーサイス(Amanda Forsythe)
テノール:キース・ジェイムソン(Keith Jameson)
バス・バリトン:ケヴィン・ディーズ(Kevin Deas)

そして合唱はボストン・バロックの合唱団でライナーノーツのリストによると総勢25名と程よい規模のもの。

久々に聴く天地創造の新録音ゆえ、緊張が走ります。

Hob.XXI:2 / "Die Schöpfung" 「天地創造」 (1796-1798)
第一部
流石に最新のSACDらしく自然な音場が広がります。第1曲の冒頭からの流れは古楽器の小編成オケながら、淡々とオーソドックスな展開で、自然な録音も相俟って迫力ある入り。曲ごとの表情付けなどはほとんど感じず、文字通り淡々と進めていきます。ウリエル役のキース・ジェイムソンはアメリカのテノールらしく、正確なテンポと美しい響きを持った歌唱。こちらも個性はほとんど感じずかっちりと曲を歌っていきます。ラファエル役のケヴィン・ディースも同様、個性よりは正確、清潔な歌唱が信条。これは指揮のパールマンの好みでしょうか。特にリズム感はキリッと締まって正確な印象を強くしています。肝心のガブリエルのアマンダ・フォーサイスもまさに前の二人と特徴が重なります。歌手、合唱、ソロのすべてに張りつめる引き締まったリズム感と、ある意味表情付けを抑えたプレーンな解釈がパールマンの意図でしょうか。まさに演奏見本のような転換。過度に劇的にもならず、淡々と曲を進めていく事で曲の壮大さを描こうという事でしょう。曲をすすめても抜群の安定感は揺らぎません。いつも気になる第一部のガブリエルのアリアは、フォーサイスの可憐な美声が楽しめますが、パールマンのコントロールにより聴き所にもかかわらず、淡々とすすめることで、さっぱりとした印象です。
このあと第一部のクライマックスへむけた第10曲から第13曲までのながれは、良くそろった正確なオケと合唱、ソロのアンサンブルの聴かせどころ。響きに陰りがなく、全編健康的に聴こえるのがパールマンのコントロールの特徴でしょう。それだけに曲自体の展開に集中できます。ちょっと違和感があるのが定位感。SACDマルチチャネルで聴くとそれなりなんでしょうが、我が家の正統派2チャンネル(つまり普通のステレオ)で聴くと特に歌手がとらえどころのない定位感。精度と迫力は十分なので2チャンネルへのミックスダウンの問題でしょう。

第二部
第一部はちょっととらえどころのない演奏という印象でしたが、美しい曲の連発である第二部は、パールマンの演奏の特徴が活きて、美しい曲が適度な緊張感で次々と奏でられる様子を楽しめます。1楽章のクライマックスで感じた定位感の違和感も第二部ではほとんど気になりません。このアルバムではDISC1とDISC2の切り替えが第二部の終わりに設定されているので、第二部は一気に聴き通せますが、この一体感はなかなかのもの。第一部でとらえどころがないと思った要素は、ここぞという時の踏み込みや表情のメリハリが今ひとつ弱いところでしたが、第二部ではそれがかえって音楽の一体感を感じさせる事に。歌手も全員素晴らしい安定感。特に天地創造のキーとなるラファエルのディースの図太いバスの響きはこの演奏のポイントになりますね。第二部を聴くうちにパールマンの真意がつかめたような気がします。第二部のクライマックのハレルヤコーラスは適度な盛り上がりのなかにじわりと伝わる暖かさ。

第三部
こうなると第三部が非常に期待が持てます。出だしのウリエルのレチタティーヴォは抑えた表情の美しさ、ジェイムソンの甘いテノールと金管楽器の響きが絶妙な美しさ。そしてアダムとエヴァのデュエットは二人の声の美しさもさることながら、オケと合唱を含むアンサンブルが極上の音楽を紡ぎ出します。最初のデュエットのクライマックスも適度に抑えて、音楽の熟成を感じさせるもの。最初淡々としたと感じたパールマンのスタイルは、淡々とではありますが、大曲を曲自体に語らせるような一貫した抑えた表情であることがわかります。第三部に至り、その真意がよくわかりました。レチタティーヴォをはさんで2つ目のアダムとエヴァのデュエットも聴き所。そして最後の34曲に至っても、盛り上がりは適度で、指揮者もオケもソロも非常に冷静に曲を的確に盛り上げていくところは流石。

マーティン・パールマンとボストン・バロックによる天地創造は全曲通して非常に精度の高い、良くコントロールされた演奏でした。特にオケの精度は抜群。かなりのテクニシャン揃いだと思います。歌手も皆粒ぞろいで欠点らしい欠点はありません。この演奏のポイントはパールマンのコントロールによる誠実な演奏でしょう。以前取りあげたシュライアー指揮のものにスタンスは似ていますが、こちらは古楽器の雅やかさが感じられる演奏。評価は最初は[++++]としようかと思いましたが、この精度とスタンスは素晴らしいものということで[+++++]を進呈します。

引越し後の我が家の環境には父のつかっていたマランツのSA-15S1というSACDがありますので、以前と違ってSACDの良さは聴き取れるようになりましたが、流石にマルチチャネルの再生環境はありませんので、このアルバムの録音上の真価はわかりません。マルチチャネルからすばらしい響きが聴き取れれば、このアルバムの価値はさらに上がるでしょう。環境をお持ちの方、是非感想をお聞かせください。

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オーディオセットは今までリビングルームにありましたが、引越し後は専用の部屋に昇格しました。まだまだ片付け中です(笑)

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tag : 天地創造 古楽器 SACD オーディオ

ホグウッド/AAMのアレルヤ、ホルン信号

今日はついにホグクッド盤。しかも全集第一弾としてリリースされた第4巻からの2曲。

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amazon

クリストファー・ホグウッド(Christpher Hogwood)指揮のアカデミー室内管弦楽団(The Academy of Ancient Music)の演奏でハイドンの交響曲30番「アレルヤ」、31番「ホルン信号」の2曲。この2曲はホグウッドのハイドン交響曲全集の第4巻から。収録は1988年11月、1989年4月、ロンドンののウォルサムストウ・アッセンブリー・ホールでのセッション録音。レーベルはL'OISEAU-LYRE。

ホグウッドはこれまで何回か取りあげていますが、ハイドンの交響曲は1度だけ取りあげたのみです。

2011/11/03 : コンサートレポート : 【サントリーホール25周年記念】ホグウッド/N響の第九
2011/06/08 : ハイドン–交響曲 : ホグウッド/AAMの校長先生
2011/04/02 : ハイドン–声楽曲 : 【新着】ホグウッドの伴奏による歌曲集、室内楽
2010/09/21 : ハイドン–協奏曲 : ホグウッドのトランペット協奏曲
2010/09/15 : ハイドン–協奏曲 : コワン/ホグウッドのチェロ協奏曲

これまで書いた通り、ホグウッドのハイドンはどちらかというと協奏曲の伴奏のほうが気に入ってます。ホグウッドの交響曲の演奏は、どちらかというと均衡と洗練を旨としたもの。最近評判のいいトーマス・フェイやマルク・ミンコフスキなどのダイナミックな演奏と比べるとスタティックなものですが、ハイドンの機知の表現としてはなかなか趣深いものです。今日取りあげる2曲はハイドンの交響曲でも、古楽器の音色の魅力を十分に表したもの。久しぶりに聴くホグウッドの交響曲はどう聴こえるでしょうか。

両曲ともハイドンがエステルハージ家の楽長ヴェルナーの死により楽長に昇進する前年の1765年の作曲。シュトルム・ウント・ドラング期前夜のハイドン充実の時代の曲です。

Hob.I:30 / Symphony No.30 "Alleluja" 「アレルヤ」 [C] (1765)
入りはホグウッドらしい非常に透明感高い洗練された響きと、キビキビとしたテンポが特徴。録音は引き締まった音像が素晴らしいタイトな響き。弦よりも木管の存在感を強めに録っています。きりりと引き締まった響きが痛快な演奏。
アンダンテはゆったりした楽章でも練らず、というホグウッドの特徴をはっきりと出してさっぱりと進めます。このさっぱり感がホグウッドの真骨頂でしょう。まさにアンダンテ。フルート・トラヴェルソの素朴な音色が沁みます。ヴァイオリン・パートが活き活きと弾み、フレーズの切れ目の間も絶妙。
リズムのキレの良さを保ちながら流れよくフィナーレに入ります。フィナーレは途中に短調の特徴的なメロディーがクザビのように入りますが、その部分のキレも絶妙。3楽章構成の短い曲ですが、鮮やかなリズム感と古楽器のタイトな響きで一気呵成に聴かせてしまいます。この曲はホグウッドのツボにはまってます。

Hob.I:31 / Symphony No.31 "Hornsignal" 「ホルン信号」 [D] (1765)
つづいて名曲ホルン信号。冒頭のホルンの炸裂、最高ですね。これほどの演奏だったとは記憶の中のホグウッドの演奏とは異なります。前曲同様、洗練された響きとキレのいいリズムが、まさに痛快。ホルンを中心に鋭いアクセントと弦楽器の流麗さが絶妙のコンビネーション。各メンバーのテクニックは素晴らしいものがあり、アンサンブルの精度は非常に高いです。なによりホルンが最高。ライナーノーツをみるとアンソニー・ホールステッドをはじめとする4人ですが、このホルンのテクニックはナチュラルホルンのしては超絶的なもの。完璧です。
アダージョはやはり、テンポ良く流麗に。穏やかな表情の曲を節度を保ちながら、古楽器のクッキリとした響きで淡々とこなしていきます。ここでもホルンのとろけるようなアンサンブルが最高。ヴァイオリンソロののびのびとした美しい音色も聴き所。ゆったりした楽章はテンポが重くなりがちですが、ホグウッドのコントロールはリズムの重さとは対極にあるようなキリッとしたキレのいいもの。後半ホルンのアンサンブル音程が少し不安定になる瞬間がありますが、ホルンの難しさにふと気づかされるような感じ。
メヌエットは最もホグウッドの良さが出た楽章でしょう。まさに自然な感興。ハイドンの書いた構成感溢れる曲を切れ味良く、しかも自然で、そして古楽器の絶妙の響きでまとまりよく聴かせる秀逸なコントロール。
フィナーレは、これまでの曲を振り返るようなフレーズをさっぱりしているのに、ちょっと深い印象を与えるように奏でていきます。ユーモラスでかつ素朴で美しいメロディーを弦楽器から、フルート、ホルン、ヴァイオリン、コントラバスなどに次々とつないでいきます。このあたりの折目正しいコントロールがホグウッドの魅力でしょう。最後はホルンの号砲で曲を閉じます。

久しぶりに取り出した、ホグウッドの美しい装丁の全集ボックス。記憶の中のイメージはもう少しスタティックなものでしたが、あらためて聴いた印象は記憶の中の印象がいい意味で裏切られました。特にアレルヤの方はホグウッドの美点が理想的に出た秀演。古楽器の美しい響きとキレが絶妙。ホルン信号の方もその勢いを汲んでなかなかの秀演。ということで評価はアレルヤが[+++++]、ホルン信号は[++++]とします。

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今日は久々に、LPを取り出してのんびり聴きました。アルバムはラヴィ・シャンカールのシタール協奏曲。やはりLP独特のダイレクトなサウンドと深い奥行きは絶妙。CDでは出せない音ですね。

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ジャネット・ベイカーの「ナクソスのアリアンナ」オールドバラ音楽祭ライヴ

ちょっと間が空いてしまいました。忘年会やら仕事やらで大忙し。今日もお休みなのに仕事に出かけ夕方戻ってひと泳ぎ。サウナと水風呂で疲れをリセットして、さあレビューです(笑)

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HMV ONLINEicon / amazon /TOWER RECORDS

ジャネット・ベイカー(Janet Baker)のメゾ・ソプラノによる歌曲のオールドバラ音楽祭のライヴ音源を集めたアルバム。この冒頭におかれたハイドンの「ナクソスのアリアンナ」が今日取り上げる曲です。収録は1970年6月11日、イギリスのオールドバラからちょっと内陸に入ったスネイプという街のモールティングスというコンサートホールでのライヴ。ピアノ伴奏はジョン・コンスタブル(John Constable)という人。レーベルはご存知BBC LEGENDS。

このモールティングスと言うホールは以前はビールの醸造に使われていた建物をコンサートホールやショッピングモールに改修したものとのことで、オールドバラ音楽祭のメイン会場の一つという事です。

ジャネット・ベイカーはクラシックを聴く人は知らない人はいないでしょう。1933年生まれのイギリスのメゾ・ソプラノ。バロック音楽から初期イタリアオペラ、そしてベンジャミン・ブリテンの作品を得意としているとのこと。私はむしろマーラーの大地の歌で記憶に残っているひと。クーベリック盤やケンペ盤での落ち着いた歌唱が印象的でした。

Hob.XXVIb:2 / Cantata "Arianna a Naxos" 「ナクソスのアリアンナ」 [E flat] (c.1789)
落ち着き払ってじっくり入るピアノの伴奏が非常にいい感じ。コンスタブルのピアノは宝石のようにきらめきながらも抜群の安定感です。ライヴらしい暗騒音の中に浮かび上がるピアノの存在感が際立ちます。1970年のライヴ録音としてはなかなかいい方でしょう。ベイカーは控えめに究極的にリラックスしてゆったり入ります。のベイカーの声はピアノより奥にいるのではないかと思えるほど控えめ感じで少し遠めに定位。しっかりと芯を感じる筋の通った歌唱。冷徹な色気とでもいうような気配が漂います。どこか懐かしさがただようような曲想をゆったり歌い上げていきます。
つづくアリアでもピアノの存在感は素晴らしいものがあります。ベイカーの声はしっかりした芯がキリッとした印象を与え、歌の強さを誇示せんばかり。メロディーラインがはっきりしてくると、主旋律をクッキリ浮かび上がらせるようにはっきりと歌います。
続くレチタチィーヴォは激しい曲調が特徴ですが、やはりピアノが表情豊かにリード。この伴奏の雄弁さはこの演奏の聴き所でしょう。ベイカーの声は張りと突き抜けるような上昇感が感じられ、まさに全盛期のものでしょう。この楽章は素晴らしい覇気が伝わります。ピアノの表情づけに合わせながらベイカーが合わせている感じです。
そして最後のアリアは、ベイカーが渾身の力で熱唱。聴き慣れた落ち着いた曲を伴奏が奏で、そしてベイカーが入ります。ベイカーはこの曲中でもっとも声量を振り絞った歌唱。いつもながら最後に明るい音調に転調して終わる絶妙な曲。最後は嵐のような拍手に迎えられています。

ジャネット・ベイカーの歌うハイドンの名歌曲「ナクソスのアリアンナ」。正直に言うとこのアルバムでの聴き所はピアノです。ベイカーの歌唱も決して悪くありませんが、この演奏でのピアノの雄弁さ、存在感、きらめき、そして落ち着きは素晴らしいものがあります。演奏を良く聴くとやなり主導権の握るのはピアノに間違いありません。優秀なピアノ伴奏によるナクソスのアリアンナといっても過言ではないでしょう。それゆえ歌曲としてお薦めであるかと問われると他にもいいアルバムが沢山あるため、評価は[++++]としておきます。

先週、オーディオラックを買い替えました。これまではイタリア製のSolid Steelの3段のものでしたが、実家でラックが欲しいというのでそれを譲り、最近発売されたADKのラックに。ラックを変えると結構音が変わりますね。今までは明るく伸びやかな音でしたが、ラックを変えると、少しデッドながらも音が彫刻的に立ち上がるように。前の音の方が気楽な感じでしたが、今日のベイカーのアルバム等、ライヴの定位とざわめきがより臨場感溢れる感じに変わりました。変えたばかりのラックの勇姿を最後に。

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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : ナクソスのアリアンナ ライヴ録音 オーディオ

【番外】だまてらさん宅訪問記

今日は午前中に用事を片付けて、午後、当ブログにコメントを良くいただくだまてらさんのお宅にお招きいただき、音楽を聴きに行ってきました。

だまてらさんは本格的なオーディオマニアであり、しかもハイドンにも造詣が深いというニッチな方。オーディオ関係の雑誌にも何度か登場され、またオーディオ関係のブログにも登場されるなど、その道では有名な方のようです。
お宅はディズニーランドのすぐ近くという恵まれた立地。駅まで車で迎えにきていただきましたが、驚いたのがディズニーランドのまわりの道路も震災による液状化でかなり波打っているところがあるなど、まだまだ生々しい傷跡が残る状況。今回の震災の被害がいかに広範囲に渡るものだったか、あらためて痛感した次第。幸いだまてらさん宅は大きな被害もなかったようですが、水道、下水道の復旧にはかなり時間がかかったとのことでした。

あっという間にお宅について、すぐにリスニングルームへ。

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ソファーの前に鎮座する圧倒的な存在感の機器群。メインスピーカーはかつてのBBCモニターの象徴、RogersのStudio2A。機器などの型番など詳しい情報は約1月前に訪問されたmilionさんの訪問記に詳しいのでそちらをご覧ください。milionさん、ブログにリンクさせていただきました、はじめまして。

趣味のオーディオの行着いた先:damaterra 邸訪問記

このStudio2Aと言うスピーカー、遥か昔オーディオフェアの会場で同様の大きさでプロ用のLS5/8を見て大きさを知っているつもりでしたが、あらためて個人宅で見る姿は巨大そのもの。30cmのポリプロピレンコーンとハードドームツィーターの2ウェイとのこと。そしてその上にはFIDELIXのスーパーツィーターが乗ってます。おそらくこのスーパーツィーターが音に大きな影響があるのではないかと思います。写真で左隣に写っているのは現在お休み中のラウザーのユニットを載せたスピーカーの後ろ姿。そして手前がTHORENSのTD-520superというTD-520の特別仕様バージョンでしょうか、ターンテーブルが金色に輝いています。アームはSME3012R、カートリッジはSPUのヴィンテージものとのことです。

ここまで紹介しましたが、私が興味をもったのは、私の聴いてきたシステムと共通点が多いからに他なりません。以前に紹介したように、うちでもかつてRogersのLS5/9Classic、LS3/5aを使っており、アナログプレイヤーはTHORENSのTDTD320MkII、アームはSME Series 2 Improvedということで、機器の好みは似たものを感じます。ただし、その使いこなしと音は異次元でした。

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機器の紹介をつづけましょう。CDプレイヤーは先週着いたばかりと言う最新のPSAudioのPerfectWave TransportとPerfectWave DACがメインで、その他にSONYのSACDプレイヤー、それからSONYの原器たるSCD-1とカウンターポイントのDACとデジタル系は3系統。アンプはカウンターポイントの管球式プリとハイブリッドモノラルパワーアンプというシステムです。

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窓からの神々しい光を浴びる左チャネルのスピーカーなど。

早速聴かせていただいたのが最新のPSAudioでのCD。グリラー弦楽四重奏団のOp.74。機器のラインナップから想像した音とは全く異なる音でした。非常に個性的な音、しかもだまてらさんの好みを色濃く反映した入魂の音と言うべきでしょう。ダイレクト感にあふれる超鮮明な高音域。おそらくカウンターポイントのアンプの音色、ウェスタンのスピーカーケーブル、いろいろ施されたチューニングがすべて、超鮮明なクァルテットの演奏にフォーカスされているようです。家庭で聴くには十分なヴォリュームで、もう少しで耳に刺さりそうなタイトで鋼のようなヴァイオリンの高音域。ちょっと歪みっぽい音のちょっと寸前まで高音のキレが追求されてます。音像はスピーカーにぴったりくっつき、比較的大きな像を結びます。客席ではなくステージの目の前、相撲で言う砂かぶり席でクァルテットを聴くような大迫力。弦楽四重奏曲の再生を非常に意識されて音作りをされていることがよくわかります。グリラー弦楽四重奏団の一人一人の弦の張力までもが伝わる、圧倒的な迫力。耳にも心にも音が刺さります。

リスニングルームは横長づかいで、スピーカーの間隔はかなり広めで、内振りはなく壁面と平行配置。背後の壁とほとんど間を空けていないため、スピーカーの背後に音が広がる現代的なスピーカーとは音場感と定位感が全く異なります。スピーカーはキャビネットに余裕があるため高音に比べて低域はすこし柔らか目。バランスはかなりハイ上がりでこれもクァルテットに焦点を合わせたものでしょう。スピーカーの大きさの余裕が効いて高音の鮮明さにもかかわらず、ゆったり感も感じられるのが素晴らしいところ。

PSAudioのシステムは最新のものらしく、CDをメモリーに読み込み再生するので、ディスクを抜いても1分ぐらいは再生が続きます。トランスポートとDAC間は同軸接続とHDMI接続で微妙に音が異なり、またDACもアップサンプリングにすると空気感が上がりますが、ソースによって一概にどれがいいとは言えないのが面白いところ。新しいソースはHDMIのアップサンプリング、古い録音は同軸接続が相性がいいように聴こえました。

しばらく聴かせていただいた後、SONYのSCD-1とカウンターポイントのDACの組み合わせも聴かせていただきました。SCD-1はチューニングが施されているとのこと。こちらは古い機械ゆえCDの読み込みに時間がかかってしまうものの、その再生音は流石。アナログに近い味わいが感じられるのはカウンターポイントのDACによるものでしょう。そして圧巻はやはりアナログ。THORENSのプレイヤーとortfonのSPUのヴィンテージものが奏でる音は、安定感抜群、そして実体感抜群の素晴らしい響き、最後の方で、冒頭のグリラー弦楽四重奏団と同じ音源のVANGUARDのLPを聴かせていただくと、スクラッチノイズなど何も気にならない素晴らしい音楽を楽しむことが出来ました。便利さは明らかにCDですが、音楽は依然アナログ盤に分があるようですね。

だまてらさんはやはり相当な弦楽四重奏曲好きでいらっしゃります。ジュリアード、ヴェラー、ヤナーチェクなど様々なクァルテットのハイドンを聴かせていただきました。何れもだまてらさん入魂の装置の高音の鋼のような実体感溢れる音を通して聴くとクァルテットの真髄にせまるような迫真の音楽。いままでこのようなクァルテットの楽しみを味わったことはなかったので、新たな発見多数です。早速帰って、我が家の凡庸な装置でグリラー四重奏団のハイドンを聴いてだまてらさん宅の復習(笑) 耳に焼き付くタイトな響きを反芻しています。

今日は沢山のCD、LPを聴かせていただきました。珍しいアンセルメ/ロイヤルバレエのくるみ割り人形、小沢征爾のプロコフィエフ、ハイドンではヨッフム/LPOの国内リマスターの奇跡、トスカニーニの驚愕リマスターなど私の所有盤よりも明らかに鮮明さとニュアンスが豊か。なかでも今日のピカイチはカンテルリ/フィルハーモニア管のベートーヴェンの交響曲7番。さすがに大きなスピーカーの余裕ある響きで聴くカンテルリの覇気溢れるベートーヴェンの堂々たる響きには痺れました。

ハイドンのCDも数枚持ち込んだんですが、最近のヒット盤、ユーリ・エゴロフのハイドンのピアノソナタは、冒頭の拍手の厚みとピアノの胴鳴りの迫力が増して素晴らしい迫力でした。

あれこれ聴くうちにほぼ3時間半。楽しいひと時をすごさせていただきました。だまてらさんの愛機たちの素晴らしい存在感はリビングオーディオレベルの我が家と異次元の迫力。いまもグリラー弦楽四重奏団のOp.71が控えめな音量で鳴り響き、余韻を楽しんでいます。

だまてらさん、今日はいろいろありがとうございました!

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : オーディオ

アンタイ/クヴェール/ヴェルツィアーによるピアノ三重奏曲集

昨日聴いたフランス人トリオによる現代楽器のピアノトリオがとっても良かったので、今日は同じフランスものの古楽器によるピアノ三重奏曲の名演奏を。

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昨日はトリオ・ヴァンダラーのによるピアノ三重奏曲の素晴らしい演奏に酔いしれました。ハイドンのピアノ三重奏曲は室内楽を聴く歓びに溢れていて、いいですね。今日は同じフランス系の奏者の古楽器による名演奏を。このアルバムはおそらく10年くらい前に手に入れていましたが、未整理盤の山のなかに死蔵していたもの(笑)。買った時は何度か聴いた覚えがありますが、当時はLS3/5aというコンパクトモニターをメインスピーカーとしていたせいか、古楽器系の演奏がクッキリしすぎてあまり好みの演奏という印象を持たなかった印象があります。最近整理のために聴き返して、その素晴らしさに最近気づいたもの。最近のメインスピーカーはKEFのiQ-9というものですが、ゆったり感と定位感もそれなりで、どんな音楽も楽しめるので気に入ってます。聴く音楽も再生環境の影響をシビアに受けるということでしょう。

ちなみにオーディオ系の話題はあんまり当ブログでは取り上げていませんが、自宅の環境はリンクの記事のとおり。オーディオ好きな方からすると、えらくしょぼいシステムですが、現システムに変わってから音に不満をもつことがなくなり、ほとんどシステムはいじってません。昔は電源コードやボード、ラックなどの調整をずいぶんしてみたりして音の変化に一喜一憂したものですが、調整がぴたりとハマったということでしょう。

ハイドン音盤倉庫:オーディオ環境

脱線が長くなりましたので、いつものようにアルバムの紹介に戻りましょう。

収録曲目は収録順に、ハイドンのピアノ三重奏曲40番(Hob.XV:26)、37番(XV:23)、36番(XV:22)の3曲。奏者はフォルテピアノがジェローム・アンタイ(Jérôme Hantaï)、ヴァイオリンがフィリップ・クヴェール(Philippe Couvert)、チェロがアリックス・ヴェルツィアー(Alix Verxier)の3人のトリオ。特に三重奏団としての名前を付けている訳ではないようですね。収録は1999年、スイスのモントルー東方の街、シオンのティボール・ヴァルガ・スタジオでのセッション録音。ここは先日取り上げた、アンヌ・ケフェレックのピアノソナタ集の録音に使われた場所。ライナーノーツにはシオンをフランスとの表記がありますが、地図上は明らかにスイスです。どうなっているんでしょう。

ジェローム・アンタイは1961年パリ生まれのフォルテピアノ奏者。私より一つ年上になります。おそらくそれほど有名な人ではないのではないかと思います。フォルテピアノの他にヴィオラ・ダ・ガンバを弾くよう。他の2人も同様、著名な演奏家というレッテルが貼られている人ではありませが、このアルバムの演奏を聴くと、その質の高さはピアノ三重奏曲のこれまでリリースされているアルバムに勝るとも劣らない素晴らしい出来。

このアルバムに収められているピアノ三重奏曲は1794年、95年の作曲。このころハイドンは2回目のロンドン旅行に出かけ、交響曲の100番から104番が作曲された、ハイドンの創作の絶頂期のもの。60歳を超えてハイドンが最も充実していた頃ですね。どの曲もどおりで緊密を極めた素晴らしい曲な訳です。

1曲目は40番(XV:26)。嬰ヘ短調という特殊な調をとる作品。ロンドン旅行の最中に作曲されたとのことで最も悲劇的な性格が強い曲で、2楽章は交響曲102番のものもの同じ曲ですがどちらが原曲かは専門家の間でも意見が分かれるとのこと。

1楽章は短調の険しい表情から始まりますがすぐに明るさも垣間見える曲調。昨日のトリオ・ヴァンダラーの演奏とは異なり、フォルテピアノ、ヴァイオリン、チェロのバランスが適度にそろって対等な関係。フォルテピアノはピアノに近い厚みを感じさせるリアリティ。ヴァイオリンとチェロもフォルテピアノとの一体感溢れる演奏。テンポは中庸なんですが、演奏の迫力は現代楽器の演奏を上回る素晴らしいエネルギー感。抜群の生気。やはりフォルテピアノのダイナミクスの表現の幅が大きいので、1楽章は素晴らしい迫力。2楽章は聴き慣れた102番の2楽章のメロディーの心地良い響き。ヴァイオリンの奏でる旋律の美しさがフォルテピアノとチェロの織りなす伴奏から浮かび上がる感じが見事な展開ですね。3楽章は再び短調による険しい表情に戻ります。3台の楽器の息もぴったり合って、ハイドンの素晴らしい音楽を弾く歓びに溢れた演奏。古楽器の演奏にありがちなカッチリとした演奏というよりはむしろ現代楽器による演奏に近い自由さを感じる演奏ですね。テンポも強弱も適度にメリハリをつけているため、表情は非常に豊かな演奏です。最後の一音まで緊張感が漲ります。

2曲目は37番(XV:23)。この曲もニ短調と短調作品ですが、短調によるのは1楽章の冒頭のみ。

1楽章は前曲に増して迫力を感じさせる曲調。楽章が進むに連れてフォルティッシモの波が次々と押しよ寄せる素晴らしい迫力。たった3台の楽器によるアンサンブルというのが信じられない充実した響きを感じる楽章。1楽章の終わりに至るまでの展開は流石最盛期のハイドンの筆によるものと納得せざるを得ない、緻密な構成。こればかりは聴いていただかないとわからないでしょう。2楽章は静寂の表現が美しい楽章。冒頭からフォルテピアノの繊細な響きが絶妙な効果を生んでいます。3楽章は楽章を通して弾むリズムにのって快速テンポのフォルテピアノ、ヴァイオリン、チェロの掛け合いを楽しめます。

最後は36番(XV:22)。30分近い大曲。1楽章だけで13分あります。

1楽章はこのアルバムで初めて長調で始まります。この曲は交響曲にも負けないような充実した構成。1楽章はソナタ形式で現れるメロディーが豊かに展開して壮大な構成に。演奏の善し悪しは既にまったく意識からなくなっています。もちろん演奏自体は素晴らしいものですが、自然さと生気にあふれる展開は曲自体への集中を促すほどの究極の洗練を見せているというレベルです。2楽章のポコ・アダージョはゆったりとしたテンポで刻まれる美しいメロディーを楽しむ楽章。フォルテピアノの雅な音と弦の静かなアンサンブル。このアルバムでもっとももくつろいだ楽章です。3楽章は舞曲風のメロディーが特徴的。生気ばかりではなく全体を見通した余裕のある演奏はこのアルバムに一貫した特徴。フォルテピアノの刻む早めのリズムが心地よく響きます。ヴァイオリンの高音の響きの美しいこと。最後は非常に抑えてフィニッシュ。

3曲ともに非常に充実した演奏。昨日のトリオ・ヴァンダラーの演奏に引けを取らない素晴らしい演奏。もちろん3曲とも[+++++]の最高評価。古楽器によるハイドンのピアノ三重奏曲のこちらも模範的名演。

当ブログでも室内楽を取り上げる量がまだまだ少ないのでこれからは少しずつ増やしていきたいと思います。交響曲やオラトリオなどの大作と異なり地味には違いありませんが、最近は室内楽の方が聴いていてしっくりするようになりました。要は歳をとったのだと思います(笑)

明日からまた仕事が忙しそうですので、毎日の更新は難しいかもしれません。無理をしないようにのんびりやっていきますのでよろしくお願いします。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : ピアノ三重奏曲 おすすめ盤 オーディオ

ソル・ガベッタのチェロ協奏曲1番

今日は仕事から帰宅したのが10時過ぎ。ささっと食事を済ませませましたが、しっかりしたレビューは難しいのでコーヒーブレイク的なアルバムを。

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HMV ONLINEicon

女性チェリストのソル・ガベッタ(Sol Gabetta)のチェロ、セルジオ・チオメイ(Sergio Ciomei)指揮のバーゼル室内管弦楽団の演奏でハイドンのチェロ協奏曲1番とレオポルド・ホフマンのチェロ協奏曲、モーツァルトのフルート協奏曲K.314のチェロ編曲版の3曲をおさめたアルバム。ハイドンとホフマンの録音は2008年9月17日、19日、20日にチューリッヒのアルト・シュテッテン教会でのセッション録音。レーベルはSONYグループとなっているRCA RED SEAL。

ソル・ガベッタはジャケット写真のとおり、アイドル系。日本にも来ているんでしょう、KAJIMOTOに彼女のプロフィールが掲載されていました。

KAJIMOTO:ソル・ガベッタ

スペイン語系の名前と思ったら、フランス人とロシア人を父母にもつアルゼンチン生まれなんですね。1981年生まれということで今年30歳と若いですね。ゲルギエフのウィーンフィルでショスタコーヴィチを弾いているとのことなので、アイドル系でもかなりの実力者なんでしょう。たまにはこうゆうアルバムも買うんですね(笑)。仕事の疲れを癒してくれますでしょうか。

早速2曲目のハイドンの協奏曲を聴いてみましょう。

オケの序奏は最新のものらしく、響きの美しい現代楽器の室内オケの音。ただし、指揮のセルジオ・チオメイの奏でるフォルテピアノ(ライナーノーツではピアノフォルテですが、音の響きはフォルテピアノです)による通奏低音の響きが面白い効果を加えています。オケとチェロは非常にオーソドックスといえる範疇の演奏。テンポ感もよく、キビキビとしていてデュナーミクの幅も広いんですが、個性的といえるフレージングではありません。チェロの音色は中低音の余裕のある響きで、高音の鳴きの美しさを多用する弾き方ではありません。きわめてオーソドックスというのが正直なところ。1楽章のカデンツァは非常に長い朗々としたもの。ここで初めてとろけるような高音を少し披露。
2楽章はゆったりした雰囲気を楽しんでとくれと言わんばかりの流れ。ピアノの響きが加わったオケの響きが新鮮。
チェロは節回しが溜をほとんどつくらず延ばす音の鳴きを生かすというか、爽やかさを残しながら鳴いている感じを出すというフレージング故、十分鳴いているのにくどくない、不思議なチェロです。オケも力が抜けていいサポート。
フィナーレは非常にスピーディーな快活なオケの流れに乗ってチェロが自在なフレージング。明らかに1、2楽章よりもノリがよくなっています。女性らしい繊細な面も見せながら、素晴らしいスピードで弾きまくります。これだけのスピードでテンポが遅れを取るような雰囲気は皆無。こうやって聴くと素晴らしいテクニックの持ち主であることがわかります。オケもアクセントをより明確につけるようになり表情豊かになります。以前取り上げたウィスペルウェイも快速テンポの素晴らしいテクニックでしたが、それより自然で良いかもしれません。

ソル・ガベッタのチェロ協奏曲、癒しになりました。評価は[++++]としたいと思います。

このアルバムのもう一つの聴き所はは最後におかれたモーツァルトのフルート協奏曲のチェロ版。聴き慣れたメロディーをチェロが弾いていきますが、新鮮な響きに打たれます。こちらも癒されます(笑)

今日は仕事がおそく疲れましたので、LPでも鳴らして一段落してから床につくこといたしましょう。

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最近の我が家のオーディオシステム。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : チェロ協奏曲 モーツァルト オーディオ

プロフィール

Daisy


Author:Daisy

なぜかハイドン(Franz Joseph Haydn)が特に気に入り膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。東京在住のごく普通のサラリーマンです。

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Joseph Haydn Discography at H. R. A.
所有盤をジャンル別にリスト化しています。基本的に録音年順とし、録音年不明のものは末尾に記載。演奏者名はジャケットなどの表記に合わせています。

2017年7月のデータ(2017年7月31日)
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