【新着】フリーダー・ベルニウスの「スタバト・マーテル」新盤(ハイドン)

新着アルバムが続きます。

BerniusStabatMater.jpg
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フリーダー・ベルニウス(Frieder Bernius)指揮のシュツットガルト室内合唱団(Kammerchor Stuttgart)、ホフカペレ・シュトゥットガルト(Hofkapelle Stuttgart)で、ハイドンの「スタバト・マーテル」。収録は2017年4月5日から7日にかけて、シュツットガルトの南にあるロイトリンゲン(Reutligen)にあるプロテスタント教会でのセッション録音。レーベルはCarus。

フリーダー・ベルニウスはハイドンのミサ曲などを色々録音している人。これまで聴いたアルバムはどれもピンとくるものがなかったんですが、この新着アルバムはなかなかいい演奏ということで取り上げた次第。

手元にあるアルバムを並べてみると下記の通り。

「スタバト・マーテル」旧盤(録音年不明、BRILLIANT CLASSICS)
大オルガンミサ(1979、LP、FSM)
ネルソンミサ、ラウダ・シオン、アヴェ・レジーナ(1981–82、Profil)
オラトリオ版「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」(P1982–87、Profil)

スタバト・マーテルの旧盤は録音年が不明なものの、おそらく80年代より前と推定されますので、今から30年以上前の古い録音ばかり。そしてどの演奏もオーソドックスなスタイルで、特段キラリと光るものがあるわけではない演奏ということで、評価も [+++]中心。自身の設立したシュツットガルト室内合唱団とヴュルテンベルク室内管弦楽団との演奏で、ハイドンばかり聴いている私の知るベルニウスは過去の人でしたが、今回取り上げるアルバムのレーベルのCarusからはバッハのロ短調ミサ、マタイ、モーツァルトのレクイエム、ハ短調ミサをはじめとしてかなりのアルバムがリリースされているようで、まさに今が旬の人。おまけにトーマス・ファイの怪我により交響曲全集の進行が危ぶまれる中、ハイデルベルク・シンフォニカーをファイに代わって振る可能性もあるなどの話題もあって、ちょっと新しい録音を聴いてみたくなったところにこのアルバムがリリースされたという流れです。

歌手は下記の通り。

ソプラノ:サラ・ウェゲナー(Sarah Wegener)
アルト:マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト(Marie Henriette Reinhold)
テノール:コリン・バルザー(Colin Balzer)
バス:セバスティアン・ノアック(Sebastian Noack)

また、スタバト・マーテルはコルボをはじめ名演奏が多く、過去に取り上げた3つの演奏はいずれも甲乙つけがたい名盤です。

2015/11/07 : ハイドン–声楽曲 : ラースロー・ヘルタイ/アルゴ室内管のスタバト・マーテル(ハイドン)
2014/12/12 : ハイドン–声楽曲 : ファビオ・チオフィーニ/アッカデミア・ヘルマンスのスタバト・マーテル(ハイドン)
2010/12/19 : ハイドン–声楽曲 : 【年末企画】ミシェル・コルボのスタバト・マーテル

今回のベルニウスの新盤はこれらに並ぶ素晴らしい演奏でした。

Hob.XXbis Stabat Mater スタバト・マーテル [g] (1767)
最新の録音だけあって、広い音場の中に古楽器オケの鮮明な音色が響きわたる気持ちのいい録音。ベルニウスは合唱指揮出身だけあって、オケのコントロールは外連味のない自然なもの。コーラスはもちろん透き通るようなハーモニーの美しさを見事にまとめる手腕を最初から楽しめます。入りの演奏の見事な展開に聴き入るうちに、この演奏がハイドンの音楽の自然な呼吸と敬虔な祈りの感情に包まれていることに気づきます。歌手もコーラスもオケの一部のように音色が揃って、オケのパートと同じような深い呼吸としなやかなフレージングにまとめられ、素晴らしい一体感を感じます。美しいフレーズが波打つように押し寄せながら曲が進みます。ベルニウスの語り口は、ハイドン自身が重い病気にかかって全快したことを聖母を讃えて作曲した心境に満ちたもの。まるで宇野重吉が読み語るように慈しみに満ちています。大指揮者がオケを豪腕でグイグイいわせながら制御する音楽とは対極にある演奏です。シュトルム・ウント・ドラング期の曲ゆえ短調の曲の憂いに満ちた陰りの美しさをあえてさっぱりとまとめて爽やかな美しさにまとめるところも見事。まさに美しいメロディーの宝庫たるこの曲の素晴らしさを知り尽くしているからこそのまとめ方でしょう。約1時間、全14曲が次々に展開するのがあっという間に感じるほど楽しい時間でした。

ベルニウスの演奏はハイドンの古い録音しか聴いていませんでしたが、最近Carusレーベルから色々な曲のリリースが続いている理由がわかりました。このスタバト・マーテルは旧盤とは全くレベルの異なる名盤と言っていいでしょう。もちろん評価は[+++++]とします。これは、天地創造や四季の録音を期待しないわけには参りませんね。リリース済みのアルバムではロ短調ミサも聴いてみたくなりました。声楽曲が好きな方にはオススメの1枚です。

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tag : スタバト・マーテル

ラースロー・ヘルタイ/アルゴ室内管のスタバト・マーテル(ハイドン)

先日聴いたSkunjpさんのコンサート以来、宗教音楽と合唱指揮が気になって、手持ちのアルバムをいろいろととっかえひっかえ聴いたり、未入手盤を手に入れたりしています。今日はそんな中ぐっと引き寄せられる演奏に出会いましたので取り上げましょう。

HeltaiStabatMarter.jpg
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ラースロー・ヘルタイ(László Heltay)指揮のロンドン室内合唱団(The London Chamber Choir)、アルゴ室内管弦楽団(Argo Chamber Orchestra)の演奏でハイドンのスタバト・マーテルを収めたアルバム。収録は1979年2月、ロンドン北部のハンプステッド(Hampstead)の聖ユダ・オン・ザ・ヒル教会(St Jude-on-the-Hill)でのセッション録音。レーベルは豪DECCAのELOQUENCE。

ラースロー・ヘルタイはイギリス合唱指揮界の大御所とのこと。手元にはこのアルバムの他、ドラティの天地創造に併録されている「サルヴェ・レジーナ」を振っているほか、そのドラティとは天地創造、四季、トビアの帰還でブライトン祝祭合唱団の合唱指揮を担当、またマリナーとの天地創造、四季ではアカデミー室内管と合唱団(Academy and Chorus of St Martin in the Fields)の合唱指揮を担当しているなどハイドンの録音でも重要なアルバムに登場しています。

いつものように略歴を調べてみると名前のつづりから想像されるとおり1930年、ハンガリーのブダペスト生まれの指揮者、合唱指揮者です。フランツ・リスト音楽院で指揮と作曲をコダーイらに学び、1957年渡英してオックスフォードのメットン大学(Metton Collage)に入りイギリスに帰化。1964年に今度はニュージーランドに渡り、ニュージーランド放送交響楽団の副指揮者とニュージーランド歌劇場の音楽監督となり、そこでブリテンの「アルバート・ヘリング」など多くの現代音楽の初演を指揮。イギリスに戻るとクレンペラーのアシスタントとなり、またフェニクス・オペラの指揮者としてブリテンの「ネジの回転」のフランス初演、同「ルクレツィア」のニューヨーク初演を果たします。また1967年にはブライトン音楽祭に招かれ、ブライトン・フェスティバル合唱団の創設に携わり、その音楽監督となった他、1975年にはアカデミー室内管弦楽団に付属する合唱団(Chorus of St. Martin-in-the-Fields)を創設し、1999年まで合唱指揮者を務めました。先に触れたハイドンの録音での合唱指揮はいづれもその合唱団の創設者だったからということになりますね。こうした活動から1985年から99年まで王立合唱協会(Royal Choral Society)の音楽監督を務めました。ブライトンフェスティバル合唱団とはカール・リヒター、イストヴァン・ケルテス、アンタル・ドラティなどの多くの録音で合唱指揮を執っているとのこと。近年はバルセロナに住んでスペインで合唱指揮などの指導をしていましたが、現在はブダペストに戻り、まだご存命とのこと。

このアルバム、虚心坦懐なヘルタイのコントロールでオケとコーラスの柔らかな響きが、敬虔な演奏とともにさらに透明に昇華していくような至福の演奏です。ハイドンが自身で大病を患ったあとに神への感謝を込めて書いた名曲がその心情そのままに蘇ります。歌手は下記のとおり。

ソプラノ:アーリーン・オジェー(Arleen Augér)
コントラルト:アルフレーダ・ホジソン(Alfreda Hodgison)
テノール:アンソニー・ロルフ・ジョンソン(Anthony Rolfe Johnson)
バス:グウィン・ハウエル(Gwynne Howell)

Hob.XXbis "Stabat Mater" 「スタバト・マーテル」 [g] (1767)
録音は時代なりですが、流石DECCAという分厚いながらもしなやかな響きが楽しめます。教会での録音らしく残響も多めですが、音が溶け合って見事な録音。冒頭からオケは完全にリラックスしてゆったりと広い教会堂に広がる残響を楽しむがごとき演奏。

第1曲「悲しみに沈める御母は涙にむせびて」
テノールのアンソニー・ロルフ・ジョンソンの芯のしっかりとした声がクッキリとメロディーを進め、オケとコーラスはそのまわりに広がります。コーラスは驚くべき透明感。滑らかに起伏を変化させしなやかな波に包まれるような至福の瞬間。いきなり敬虔な祈りの感情に包まれます。ハイドンのすぐれた演奏に共通する作意のない謙虚なコントロールによる自然な表情が心を打ちます。

第2曲「天主の御ひとり子の尊き御母は」
ハイドンのスタバト・マーテルは13曲構成。第2曲はコントラルトのアルフレーダ・ホジソンのソロ。オケの序奏から癒しに満ちたメロディーが沁みます。ホジゾンはヴィブラートがよくかかったふくよかな響き。高音の艶やかさが印象的。オケはこれ以上リラックスできないほどに力が抜けて、しっとりと美しいメロディーを奏でていきます。この至福感、演奏ではなく祈りの感情に素直に従ったコントロールなのでしょう。

第3曲「キリストの御母のかく悩み給えるを見て」
ソロはなくオケとコーラスのみの進行。よく聴くとやはりコーラスのしなやかさが絶品。各パートが次々にメロディーを歌っていきますが完璧な響きの重なりに鳥肌がたちます。

第4曲「尊き御母の御子とともにかく苦しみ給えるを見て」
ここにきてようやくお気に入りのオジェー登場。しばらくゼーフリートに浮気してましたが、やはりオジェーもいいですね(笑)。清流のようなしなやかなオケの伴奏に乗って、オジェーの爽やかな美声が控えめに教会堂に響きわたります。オジェーとオケのあまりの美しい響に絶句です!

第5曲「聖母はイエズスが人々の罪のため責めらむち打たるるを見給えり」
バスのソロ。グウィン・ハウエルは個性的な声。バスにしては異例に音程と歌詞がクッキリとして、響きが引き締まります。オケも音階のキレをきりりとエッジを効かせて応じます。

第6「聖母はまた最愛の御子が御死苦のうちに棄てられ生き絶え給うを眺め給えり」
スタバトマーテルの中でも一際美しい短調のメロディーが聴かれる第6曲。テノールソロのロルフ・ジョンソンが切々と歌うメロディーを、オケが深い響きで支えます。こうした曲でじっくりと沈みこむことで曲の深みが増すわけです。ヘルタイも実に深い呼吸で応じます。

第7曲「慈しみの泉なる聖母よ」
怒涛のコーラスが押し寄せます。実演で聴いたら素晴らしい迫力なんでしょう。迫力ばかりでなく響きが消え入るところまで完璧にコントロールされています。

第8曲「ああ聖母よ、十字架に釘づけにせられ給える御子の傷を」
ソプラノとテノールのデュエット。いきなりオジェーの美声に癒されます。きっちりしたロルフ・ジョンソンと抜けるようなオジェーの美声との掛け合いですが、徐々に両者とも表現の幅が広がり、お互いに刺激しあってのデュエット。それをヘルタイも表現力豊かなサポートで盛りたてます。この曲一番のクライマックスでしょう。

第9曲「命のあらん限り御身とともに熱き涙を流し」
そして続く第9曲はコントラルトの静かな曲。どの曲にもヘルタイが仕込んだ敬虔な祈りと癒しが満ちていて、それに合わせて歌手が華を添えている感じ。伴奏の表現力の重要さを思い知ります。このへんの表現力はヘルタイならではなのでしょうね。

第10曲「処女のうちいともすぐれたる処女」
4人のクァルテットとコーラス。管楽器はイングリッシュホルンだけという単純な構成ながら絃楽器にイングリッシュホルンがところどころで響きに変化を与えています。オケよりもコーラスの分厚い響きが素晴らしい迫力で押し寄せる合間にソロがメロディーを置いていく感じ。シュトルム・ウント・ドラング期特有の仄暗い雰囲気が音楽を深くしています。

第11曲「聖なる処女よ、われの地獄の火にやかれざらんため」
スタバト・マーテルでは珍しい速いテンポの曲。バス独唱。オケのしなやかなクレッシェンドに乗ってハウエルがキレのいい歌を聴かせます。

第12曲「キリストの死によりてわれを守らしめ給え」
テノールのロルフ・ジョンソンのソロが気品溢れるソロを披露。大詰めにきて、徐々に癒しが満ち溢れてきます。

第13曲a「肉体は死して朽つるとも」 第13曲b「天国の栄福をこうむらしめ給え」
最後の曲。コーラスのしっとりとした響きがつくる大波が過ぎるとコーラスによる圧倒的なフーガになり、ソプラノ、コントラルト、最後はテノールとバスも加わりクライマックスへ。終曲らしく引き締まって最後はアーメンで終わります。

中野博詞さんの「ハイドン復活」には、このスタバト・マーテルによって声楽作曲家としてのハイドンの名がヨーロッパ中に轟くこととなった経緯が詳しく触れられてます。ハイドンの声楽曲といえば天地創造などのオラトリオにミサ曲といったところが有名ですが、このスタバト・マーテルも非常に重要な作品であり、天地創造などに劣らぬ素晴らしい作品だと思います。地味な曲ゆえいまひとつ録音数は多くありませんが、聴いていただけれればその素晴らしさはおわかりになると思います。このラースロー・ヘルタイ盤は、コーラスの素晴らしさはもとより、宗教音楽とは祈りの感情にもとづいた音楽であることをあらためて認識させてくれる素晴らしい演奏でした。一貫して敬虔な心境と癒しに包まれ、それでいて音楽に生命感が宿り、アーティスティックでもある稀有な演奏といっていいでしょう。
未聴の方は手にはいるうちにどうぞ! 評価はもちろん[+++++]とします。

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tag : スタバト・マーテル

アニク・マシスの宗教曲アリア集(ハイドン)

久々の歌モノです。

AnnickMassis.jpg
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アニク・マシス(Annick Massis)のソプラノ、ダニエル・インバル(Daniel Inbal)指揮のコロンヌ合唱団&管弦楽団(Chœurs & Orchestre Colonne)の演奏で、モーツァルトの宗教曲の中のアリア5曲、ハイドンの宗教曲からのアリア6曲を収めたアルバム。収録は2003年10月21日、パリ、リュクサンブール公園近くのノートル・ダム・デュ・リバン教会(Eglise Notre-Dame du Liban)でのライブ収録。レーベルはスイスのCASCAVELLE。

ソプラノのアニク・マシスはHMV ONLINEの解説によれば、フランスではナタリー・デセイと人気を二分する存在とのこと。生まれは1960年(私より年上!)、最初は学校の教師とした働いていたそうですが、パリのフランシス・プーランク音楽院で学び歌手の道に入ったとのこと。デビューは1990年代にトゥールーズ歌劇場でモーツァルトのオペラやビゼーの真珠採りなどを歌ったということです。以来ヨーロッパ、アメリカの歌劇場などで活躍しています。彼女のサイトも紹介しておきましょう。

Annick Massis, Soprano: The Official Website

今日取り上げるアルバムのジャケット写真ではちょっと婦長さん的イメージで写っていますが、オフィシャルサイトでのイメージは妖艶なソプラノです(笑)

指揮者のダニエル・インバルは名前からお察しのとおり、エリアフ・インバルの息子とのこと。パーヴォやカルロス並みに親を超える存在なのでしょうか、興味深々。

このアルバムの収録曲目のうちモーツァルトの5曲は下記のとおり。

証聖者の盛儀晩課(K.339)
エクスルターテ・ユビラーテ(K.165)
戴冠式ミサ(K.317)
ミサ曲第16番(K.427(417a))
聖体の秘蹟のための連祷(K.243)

ハイドンの曲はレビューをしながら紹介しましょう。

Hob.XXI:1 / "Il ritorno di Tobia" 「トビアの帰還」 (1775)
「トビアの帰還」の第2部からラッファエッレのアリア「天の使いが皆さんに語っているものとして」(No.10b Aria:"Come se a voi parlasse um messagier del cielo" )。実にゆったりとしたオケの伴奏から入ります。オケはエリアフ・インバルの息子ダニエル・インバルのコントロールと知って聴くと、素直に空気感を生かしたストレスのない演奏に合点がいきます。アニク・マシスのソプラノは空中に浮かぶようにちょっと非現実的に定位する不思議な録音。肝心の歌唱は朗々とした高音の伸びが聴きどころのベルカント風の歌唱。録音のせいか低音部が細く、表情の変化は少なく、表現の幅があとすこし広がればと思わせなくはありません。終盤、オーケストラのユーモラスな旋律に乗ってソプラノの絶唱に至る部分が登場しますが、高音の伸びと声量でかなりのインパクトを与えます。

Hob.XXI:3 / "Die Jahreszeiten" 「四季」 (1799-1801)
つづいて「四季」から2曲。夏からハンネのレチタティーヴォ「さあ、暗い森にきました」に続いてアリア「なんという爽やかな感じでしょう」、冬からハンネのカヴァテーナ「光と命は衰え」。やはりオケの空気感は心地良いですね。教会での録音ゆえたっぷりした残響を伴い、実に癒しに満ちた伴奏。曲が成熟したからか、伴奏と歌も落ち着いてじっくり音楽を描いていく感じ。マシスはここぞというところまでは表情を抑えて、前曲よりも抑制が効いている感じ。ソプラノの定位は前曲ほどの違和感がなく実態感が増した感じ。オーボエのトロけるような美音が伴奏を彩り、歌以上にオケに癒されます。レチタティーヴォからアリアに入るとマシスの歌が雄弁に変わり、音量を上げて聴くとマシスの存在感が一層際立ちます。最後の超絶高音がど迫力。
冬のカヴァティーナではふたたび空中に漂うソプラノに戻ります。

Hob.XXI:2 / "Die Schöpfung" 「天地創造」 (1796-1798)
天地創造からは、まずは有名な第1部のガブリエルのレチタティーヴォとアリア。このアリアはカラヤン盤などで歌うヤノヴィッツの心に刺さる歌が記憶に残るところですが、このアニク・マシスも悪くありません。これまでの曲で聴かれた少々腰高な印象は消え去り、このガブリエルのアリアではゆったりと響きわたるオケに乗ってかなりリラックスした歌を聴かせます。やはり終盤のきかせどころで高音の音階を惜しげもなく披露。
もう1曲は第2部冒頭のガブリエルのレチタティーヴォとアリア。こちらもオケの心地よい響きを十分楽しんだ上でのアリア。若干浮き足立つようなインテンポでマシスが入りますがオケは慌てずゆったりとした演奏を維持。第2部ということで少しリラックスする時間があったのか、いい具合に癒しエネルギーが発散されています。

Hob.XXbis / "Stabat Mater" 「スタバト・マーテル」 [g] (1767)
最後のスタバト・マーテルからの曲はライナーノーツでは第3曲という記載になってますが、他のアルバムと聴き比べると第4曲の誤りですね。このアルバムに収録されたハイドンの曲としては一番作曲年代が早い曲が最後に置かれました。スタバト・マーテルといえばハイドンが病から回復した時に感謝の意を込めて作曲した曲。このアルバムでもそのような感謝の心が眼に浮かぶような祈りに近い清澄な音楽が流れます。マシスのソプラノ以上にダニエル・インバル率いるオケの自然なソノリティに惹きつけられる演奏でした。

久々に取り上げた歌モノ。ソプラノのアニク・マシスは触れ込み通り本格的なソプラノで、高音の伸びと音量で聴かせるベル・カント・ソプラノ。古典期のハイドンの宗教曲に合うのかとの危惧もありましたが、アルバムを聴くと朗々とした高音の魅力は聴かせどころとして申し分ありません。こうしてベル・カントで歌われているのを聴くと、ハイドンの宗教曲も後の世代の音楽とは根本的に異なるものの、声の魅力を生かして書かれていることがよくわかります。アニク・マシスの歌いぶりもさることながら、このアルバムの魅力の半分はダニエル・インバル率いるオケの非常に自然な演奏にあります。決定盤とはいわないものの、ハイドンの宗教曲のアリアをまとめたアルバムとしては、かなりいい線いっていると思います。評価は全曲[++++]としたいと思います。

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tag : トビアの帰還 四季 天地創造 スタバト・マーテル

ファビオ・チオフィーニ/アッカデミア・ヘルマンスのスタバト・マーテル(ハイドン)

実に久々の声楽曲。

Ciofini.jpg
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ファビオ・チオフィーニ(Fabio Ciofini)指揮のアッカデミア・ヘルマンス(Accademia Hermans)、コーロ・カンティクム・ノウム(Coro Canticumu Novum)の合唱でハイドンの「スタバト・マーテル」、リベラ・メ・ドミネ(Hob.XXIIb:1)の2曲を収めたアルバム。収録は2013年7月2日から4日、イタリア、ペルージャの西のソロメオ(Solomeo)という街の聖バルトロメオ教会(Chiesa San Bartolomeo)でのセッション録音。レーベルはイタリアミラノのLA BOTTEGA DISCANTICA。

しばらく声楽曲、特にミサ系から遠ざかっていました。年末が近づいてきたので、年の瀬にふさわしいなにかいい曲をと思って取り上げたのがこちら。ハイドンのスタバト・マーテルですが、この曲の作曲に至るには特別な経緯がありました。ハイドン自身が大病から治癒したことに感謝して書いた、感謝と癒しに満ちた音楽。そのあたりについては以前の記事をご参照ください。

2010/12/19 : ハイドン–声楽曲 : 【年末企画】ミシェル・コルボのスタバト・マーテル

前記事は2010年の年末企画として取り上げたもの。もう4年も経ったことになります。

演奏者に触れておきましょう。ファビオ・チオフィーニは、イタリアのオルガン奏者、指揮者。イタリア、ペルージャ音楽院でオルガン、ピアノ、フォルテピアノを学んだのち、アルムテルダムのスヴェーリンク音楽院に渡ってオルガンの勉強を続け、大学院では古楽を学びます。1995年にはペルージャの南にあるテルニ近郊のコッレシポリ(Collescipoli)にある1678年製の歴史的バロックオルガン、W. Hermansの奏者に任命されます。以来オルガン奏者としてヨーロッパで活躍し、またアッカデミア・ヘルマンスを創設し指揮活動も開始します。彼のサイトがありますので詳しくはそちらをご覧ください。これまでにかなりのアルバムをリリースしており、このスタバト・マーテルが最新盤です。

Fabio Ciofini

ソロは下記のとおり。

ソプラノ:マルタ・マシュー(Marta Mathéu)
メゾ・ソプラノ:グロリア・バンディテッリ(Gloria Banditelli)
テノール:ミルコ・グァダニーニ(Mirko Guadagnini)
バス:セルジオ・フォレスティ(Sergio Foresti)

Hob.XXbis / "Stabat Mater" 「スタバト・マーテル」 [g] (1767)
かなり豊かな残響を伴う録音。心地よく教会堂全体に響きわたる古楽器オケ。程よく遠方にオケが定位し、歌手はクッキリとその前に浮かび上がります。オケの後方に大河のように流れるコーラス。残響が豊かといっても最新の録音だけにそれなりに鮮明で、まるで部屋が教会堂になったようなリアリティもあります。チオフィーニはオケを自然な流れに逆らわせず、一貫してゆったりとした音楽を作っていきます。この音楽が感謝の音楽だということを踏まえてか、踏み込んだ表現は見せず、自然さを失わない範囲で音楽の緩急をつけていきます。まるで教会の残響をチオフィーニ自身が楽しんでいるような響きを活かした演奏。歌手は有名どころではありませんが、皆粒のそろった張りのある明るい声質で、非常に安定した歌唱。しなやかなオケからクッキリ浮かび上がり、古楽器オケとあわせるにしては普通にヴィブラートをかけて、朗々と歌います。ソプラノのマルタ・マシューは透き通るような高音の響きが爽やか。テノールのミルコ・グァダニーニはキリリと引き締まった若々しい伸びのある声質。メゾソプラノのグロリア・バンディテッリはふくよかに響く色気のある余韻の美しい声。そしてバスのセルジオ・フォレスティはエッジが立った切れ味の鋭い声。おそらくチオフィーニが相当緻密にコントロールしているのでしょう、オケもコーラスもソロも抜群のリズム感で水も漏らさぬ緊密なアンサンブル。そして作られる音楽は自然そのものと完璧な演奏。全13曲のスタバト・マーテル、曲が進むにつれてグイグイ彼らの音楽に惹きつけられていきます。誠実さ、敬虔さの吐露のような音楽。豊かな響きの中でしなやかな古楽器の響きと大河のようなコーラスの織りなす綾に包まれるよう。最後の曲のフーガの波にもまれながら陶酔。

Hob.XXIIb:1 / Responsorium "Libera me" 「リベラ・メ」 [d] (c.1790)
スタバト・マーテルがシュトルム・ウント・ドラング期の曲だったのに対し、このリベラ・メはだいぶ後の1990年ごろの曲。大宮真琴さんの「新版ハイドン」によれば1966年、ロビンス・ランドンがアイゼンシュタットのプファール教会で発見したもので、ニコラウス・エステルハージ侯の夫人、マリ・エリザべトの葬儀(1990年2月25日)のために書かれたものと考えられているとのこと。リベラ・メとは「我を救いたまえ」の意で、葬儀や埋葬に際して歌われる曲。このアルバムの他にはブルーノ・ヴァイル盤しか手元になく貴重な録音です。ヴァイル盤もこの機会に聴き直してみましたが、豊かな響きとしなやかな表情でチオフィーニ盤の方がオススメです。

久々の教会音楽。年末はなんとなくこういう音楽が恋しくなる心境です。このファビオ・チオフィーニ盤、宗教音楽の真髄を突く素晴らしい演奏です。広々とした教会の空間いっぱいに癒しに満ちた音楽が響き渡り、一貫してゆったりとした心持ちでハイドンの曲を描いていきます。小手先の表現は一切なく、大きな流れと自然な起伏を大切にし、じわりと心に響く音楽になっています。意外に歌手も粒ぞろい。そしてオケもコーラスも淀みない自然さを表現できるテクニックを持ち合わせています。久々に心洗われる音楽でした。評価はもちろん両曲とも[+++++]とします。

いやいや、ふと大事なことに気付きました。それは次の記事で。

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tag : スタバト・マーテル リベラ・メ

【年末企画】ミシェル・コルボのスタバト・マーテル

今年も早いもので年末に近づいてきました。年末に近づくと日本ではベートーヴェンの第九を聴くのが習慣化し、テレビでも第九を放送するのが当たり前ですね。当ブログでも年末企画を何かしようかと考えていたところ、良いアルバムが見つかりました。

CorbozStabatMater.jpg

ミシェル・コルボ(Michel Corboz)指揮のローザンヌ室内管弦楽団とローザンヌ声楽アンサンブルの演奏で、ハイドンの「スタバト・マーテル」。このアルバムを取り上げたのは、最近読み直している中野博詞さんの「ハイドン復活」の末尾にこの曲の音楽的な完成度の高さに関する非常に読み甲斐のある記述を読んで、手元のアルバムからコルボ盤を選んだ次第。

もともと悲しめる聖母に対する祈りを題材とした曲ですが、この曲はハイドン自身が重い病気にかかった際、全快を祈願し、願いが叶えられた暁には聖母を讃えて「スタバト・マーテル」を作曲することを誓い、そして無事回復したことで全力を傾けて作曲したという経緯の曲。ハイドンの純粋な感謝の気持ちに溢れた曲という訳ですね。

作曲はハイドンがエステルハージ家の副楽長から楽長に昇進した1766年の翌年の1767年でハイドン35歳のとき。1766年は、ハイドンが輝かしい傑作の数々で知られるシュトルム・ウント・ドラング期の出発点と位置づけられ、そして最近再評価の著しいハイドンの声楽曲の作曲が本格化する年。聖チェチーリアミサや、オペラ「歌姫」が作曲され、声楽曲の作曲も大きな位置を占めるようになり、そしてこの「スタバト・マーテル」が作曲されるに至ったのです。初演はアイゼンシュタットではなくウィーンの教会行われ、その後パリやロンドンの演奏会でも取り上げられ、ハイドンの時代にはヨーロッパで広く親しまれる曲となったようです。

私自身が感じるのは、ハイドン自身が病から回復した感謝の気持ちから迸る温かな情感と、シュトルム・ウント・ドラング時代に特有なもの悲しい深い情感に覆われた曲調が相俟って、穏やかながら素晴しい曲となっているということです。年末に取り上げるには良い曲なんじゃないかと思ってます。

ソロ陣はソプラノがシェイラ・アームストロング、アルトがアン・マレー、テノールがマーティン・ヒル、バスがフィリップ・ハッテンロッヒャー。録音は1981年9月、スイスのレマン湖畔のローザンヌとモントルーの間にあるヴェヴェイという街のカジノ・デ・ヴェヴェイというところ。セッション録音ですね。

コルボは以前チェチーリアミサを取り上げており、そちらも素晴しい演奏だっただけに記事のリンクを張っておきましょう。

ハイドン音盤倉庫:ミシェル・コルボのチェチーリアミサ

「スタバト・マーテル」の演奏は、コルボらしい安定感抜群で、コーラスとオケの織りなす精妙なメロディーのやり取りを透明感溢れる柔らかい音色で練り上げた絶品の演奏。せっかく中野博詞さんの本を紐解いたので、曲名表記をつけてレビューしていきましょう。

第1曲「悲しみに沈める御母は涙にむせびて」
冒頭から情感ゆたかなゆったりとしたオケ。テノールのヒルの伸びの良い声。先日取り上げた「ラメンタチオーネ」に似たオーボエの旋律が印象的。コルボらしくよくコントロールされた精妙なコーラスが素晴しい盛り上がり。

第2曲「天主の御ひとり子の尊き御母は」
なんという癒しに溢れた響き。ハイドンはマリア様を思い浮かべて曲を作ったのでしょうか。病の淵から垣間見える死への恐怖を乗りこえたときの純粋な感謝の気持ちでしょうか。アルトはコルボの眼鏡にかなう歌手だけあって、ソロも見事。コルボの声楽曲録音はソロも含めて素晴しい一体感のものが多いのは、ソロも含めたコルボのコントロールが効いているからでしょう。

第3曲「キリストの御母ののかく悩み給えるを見て」
場内に響き渡る合唱の波。

第4曲「尊き御母の御子と共にかく苦しみ給えるを見て」
ようやくソプラノ登場。アームストロングはふくよかな声の余韻がとても綺麗な声。声量も大きく張りもあり素晴しい存在感。生で聴きたい人ですね。この曲はソプラノの独壇場。

第5曲「聖母はイエズスが人々の罪のため責められむち打たるるを御給えり」
バスの小曲。ハッテンロッヒャーは高域に輝きがあって音程も歌詞も明瞭。伴奏のオケのヴァイオリンの音階の美しさが華を添えます。

第6曲「聖母はまた最愛の御子が御死苦のうちに捨てられ息絶え給うを眺め給えり」
テノールによる切々としたメロディー。シンプルなメロディーながら美しさが際立ちます。

第7曲「悲しみの泉なる聖母よ」
ふたたびコーラスが主役に。

第8曲「ああ、聖母よ、十字架に釘づけにされ給える御子の傷を」
中盤の聴き所。ソプラノとテノールの2重唱。穏やかな曲調ながら心に響くメロディーの宝庫のような曲。なぜかとても癒される気分になります。

第9曲「命のあらん限り、御身と共に熱き涙を流し」
深く沈んだ序奏から、緊張感が高まります。弦とオーボエによる伴奏に乗って、アルトの魂の乗った歌が始まります。静寂の中で我が心を見つめ直したときの心境を写したような精妙なメロディー。アルトのアン・マレー、最高ですね。とくに音量を抑えたときの声が素晴しい。鳥肌クラスの出来です。

第10曲「処女のうちいともすぐれたる処女」
ソロと合唱によるアンサンブル。全声がからむアンサンブルはおそらくこの曲のみ。ソロのメロディーラインの絡み方が緻密ですね。各声部が重なり合っていく面白さがよくわかります。ときおりコーラスの支えがはいり、曲を盛り上げます。

第11曲「聖なる処女よ割れの地獄の火に焼かれざらんため」
悲壮感溢れる駆け抜けるようなメロディーに乗ってバス歌声が響き渡ります。この曲唯一といっていい激しい曲調の曲。

第12曲「キリストの死によりてわれを守らししめ給え」
テノールによる小曲。最後にソロの聴かせどころがあり、正確な音程を楽しめます。

第13曲 a「肉体は死して朽つるとも」b「天国の栄福をこうむらしめ給え」
終曲。ソプラノ、アルト、合唱による短いaに続いて最後はフーガのような寄せては返すなみのようにグロリアを合唱が繰り返します。最後は場内を包み込むようにオケと合唱のアーメンが響き渡ります。

評価はもちろん[+++++]としました。いつもながらコルボの透明感あふれる自然なコントロールには圧倒されます。穏やかで慈しみ深い音楽の宝庫のようなこの曲を、音楽に真剣に向き合う隙のない厳しさと、人間のぬくもりが両立した素晴しい演奏で盛り上げます。

今日は今年の垢をこの純粋無垢な演奏を聴いて落としたいと思います。まだまだ、落とさねばならない垢もたくさんあります(笑)。惑わなくなったんですが、五十前なので天命はまだわかりません。いつになったら純粋無垢な心情になれるのでしょうか。

しばらく、年末企画として何となく年の瀬に相応しいと勝手に私が思ったアルバムを取り上げることにします。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : スタバト・マーテル おすすめ盤

プロフィール

Daisy


Author:Daisy

なぜかハイドン(Franz Joseph Haydn)が特に気に入り膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。東京在住のごく普通のサラリーマンです。

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2017年7月のデータ(2017年7月31日)
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