【番外】関西・四国・中国大紀行(その11)

(つづき) その1

三朝温泉を出てから国道179号をどんどん南下。中国山地に分け入り奥津温泉をやり過ごしてさらに南下するとカーナビに大きな湖が映ります。しかも、これがかなりの大きさ。先ほどごく小さなダムをやり過ごしてきたばかりだったので、母親に「見てく?」と聞くと、ニンマリ。

ということで、青々と水をたたえた湖が見え始めてから、「苫田(とまた)ダム」との道路標識を見つけ、国道からそれて右に入ります。

IMG_8333.jpg

すぐにレストハウスのようなものがあり、車を停めて降りてみました。ここは「みずの郷」という施設でした。駐車場には車が何台も停めてあり、この近くの観光スポットのようです。

みずの郷 奥津湖

この湖、奥津湖と言うそう。かなりの大きさです。しかも、護岸が緑に覆われ、いかにもダム湖というような古びた雰囲気はありません。車を降りてまわりを見回してみてはじめてわかったんですが、肝心のダムはまだ遥か先です(笑) ということで、施設の脇から湖の景色を少々楽しんだあと、そそくさと車に乗り込み、すぐに出発です。目的はダムですから(笑)

湖沿いに車を進めると、何故か橋を渡って湖の対岸に出るよう指示があります。だんだん道が細くなって、若干不安になりながらも、指示通りぐんぐん進むと、細道かなり走ったところにようやくダムらしきものが見えてきました。

IMG_8338.jpg

管理事務所らしき建物の脇に車を停めてウロウロしてみます。ダムも管理事務所もかなりモダンな造り。特に管理事務所は空中に浮いていて、免震ゴムに支えられています。

ダム便覧:苫田ダム

苫田ダムについて調べて見ると、重力式コンクリートダムで、1972年工事開始で2004年の竣工。総貯水量は8410万㎥。かなり広大に見えますが、これでも小河内ダムの半分くらいの大きさです。ただし、貯水量ではなく流域面積で見ると小河内ダムより少し小さい程度ということで、広さはやはりかなりのものでした。

上に貼ったダムのサイトでもこのダムのモダンなつくりにダムマニアの方々もうっとり。確かに建築年代が新しい事もあり、これまで見てきたダムと垢抜け方が違います。なんと、土木学会デザイン賞2007で、最優秀賞に選定されたとのこと。建築系は一般の人も感心があるかと思いますが、土木学会の賞ということではかなりマニアックな賞です。土木構造物のデザインは日本ではなかなか注目される存在ではありませんでしたので、これはこれで意義のあるものでしょう。

IMG_8341.jpg

ダムの下流側。直線を基調としたモダンな意匠。

IMG_8339.jpg

お約束で、ダムの中央まで行って、下流の流れをパチリ。ダム自体の大きさ、高さはさほどでもないので小河内ダムほどの迫力はありませんが、逆に土木構造物としては端正な造りにちょっと驚きます。

IMG_8336.jpg

そして湖側の景色。なにやらダムは、貯水量を上回った時に、どう水が流れるかも考えて造ってあるそう。そう言われてみればそのとおり、なるほど溢れ方にも気を配って造らねばなりませんね。ダムマニアの母親も、モダンなつくりのダムがお気に召したよう。なにしろダムマニアもうっとりのダムということで、征服感も一入(笑)

炎天下、しばらくダムのまわりをうろついて、お腹も空いてきました。事前に食べログであたりをつけていた、ホルモンうどんのお店とラーメンとどちらがいいか車内でたずねると、「ラーメン」とのことで、津山市郊外のラーメン屋さんをカーナビにセットしていざ出発。もう津山市まではすぐそこ。

国道179号を南下して、すぐに広域農道を左折するようナビに促されます。農道を進むとまた小さなため池がありますが、先程立派なダムを見ていますので、無表情にやり過ごします。ナビに従って進むと程なくラーメン屋さんに到着しました。

食べログ:麺屋大輔 津山

このお店、食べログの評価が素晴しく高いお店。たかがラーメン、されどラーメン。連日旅館の豪華和食をこなしてきていますので、妙にラーメンのようなものが食べたくなるんですね、これが。ちなみに普段、ラーメンをよく食べたり、ラーメンマニア的にお店をまわるという習性はなく、どちらかというと蕎麦屋さんの方が好み。旅の食生活が脳のラーメン中枢のスイッチを入れたということでしょう。

お店に入ったのはすでに13:00を廻っていましたので、幸い席にすぐ座れました。店の外には待つお客さんのためのスツールが沢山おいてあり、流石は人気店というところ。

IMG_8345.jpg

頼んだのは、私が豚骨ラーメン卵入り。オーソドックスな豚骨ラーメンですがスープにコクがあり、実に旨い。流石に評判の店だけあります。マスターはこの味のバランスを保つ舌の感度を持ち合わせているのでしょう。

IMG_8342.jpg

嫁さんが塩ラーメン(ふつう)。こちらが看板メニューでしょう。塩といいながら、やはり深いコクがスープに宿り、麺も豚骨の細麺とは別。こちらはそう簡単に出せる味ではありませんね。いつもどおり半分ずつ交換していただきましたが、どちらも絶品でした。投入堂とダムで歩き回って空腹だったせいもありますが、体に染み渡る旨さでした。

IMG_8344.jpg

母親三兄弟もご満悦(笑)

ちょっとゆっくりさせてもらって、再び神戸に向かって車を走らせます。この日の午後は、いちおう三朝と神戸の間の見所として姫路城をルートに入れてありましたが、iPhoneで確認してみると、現在修理中で白鷺城は仮囲いの中であることがわかりました。また、午前中の三佛寺を歩いて母親も少々疲れ気味ということで、代替案も用意してあったんですね。

実は、この代替案こそ、私がこの旅で一番楽しみにしていたところ。ちょっと地味な存在ではありますが、日本建築史上、投入堂に勝るとも劣らない革命的な一歩となった、中部日本屈指の国宝です。

期待を煽って、まだつづきます。

その12へ)

にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

tag : ダム ラーメン

【番外】関西・四国・中国大紀行(その5)

(つづき) その1

二泊目に泊まった大和屋は、小規模な老舗旅館らしい風情が漂ってました。夜もぐっすり眠れて爽快な朝。朝食は部屋でいただきます。昨夜かなりお腹いっぱいだったんですが、不思議と朝になると、普通に食べられてしまいます。

IMG_8127.jpg

ご飯にみそ汁、イカそうめんに卵焼き、湯豆腐といったベーシックな旅館の朝ご飯でした。流石にどれもいい味でのんびり楽しめました。

IMG_8128.jpg

部屋にもどって荷造り。ふと床の間に目をやるとなかなか立派な生け花が。老舗旅館らしい華やかな気配りですね。この日も結構な移動距離ですので、朝9時には出発です。昨夜入った細い路地から旅館の人たちに見送られ、雰囲気のある道後温泉に別れを告げます。旅館を出るときはいつもそうなんですが、荷物を車に積み込むときには旅館の人が大勢でて来てお見送り。それ故カーナビに目的地をセットする暇がないんですね。

道後温泉から本日の第一目的地である尾道へ向かうしまなみ海道方面への交通標識をたよりに少し進んだところの道路脇でカーナビに尾道をセット。以降はカーナビのナビで進みます。どうやら元来た高松自動車道経由でしまなみ海道に進むのではなく、道後温泉から奥道後温泉経由で一般道でしまなみ海道の起点たる今治の方に行く道をセレクトしたようです。

しばらく進むと奥道後温泉のちょっと古びた大きな旅館が目に入りますが、ナビには、ちょうど漁師さんが魚群探知機で大きな魚の群れを発見したときのような、大きな影が映ります。むむむ。

ダムです(笑)

IMG_8132.jpg

奥道後温泉のちょっと先にあった石手川ダム。当ブログの読者の皆さんは、うちの母親がダムマニアであることは先刻ご承知の通り。そして旅程にダムがないということにツッコミを入れていただいた熱心な読者の方の存在に対するプレッシャーが、すっと引いていく安堵感に包まれます。

ということで、ダムの脇にあった駐車場に車を停め、ちょっとうろうろしてみます。

IMG_8134.jpg

ダムの中央まで来て、下手を望むと、勢いよく放流しているではありませんか。ふと母親の方をみて、「どうだ?」と聞くと、「たいして大きいダムじゃないのね~」と、流石ダムマニア。確かに大きなダムではありませんが、やはりそれでも巨大構造物に違いなく、下をみるとかなりの高さで、かなりの迫力。これくらいのダムでは母親にはインパクト不足だったようです(笑)

一応調べてみると、重力式コンクリートダムとのことで、洪水調節・灌漑・上水道目的に1972年に完成たもの。総貯水量は1280万㎥ということで小河内ダムの10分の1以下の大きさでした。

IMG_8136.jpg

今度は上手側に少し歩いてみると、このダムで堰き止められてできた湖は白鷺湖というそう。

IMG_8137.jpg

ダムによってできた湖は深いため、独特の濃い色の風情。満々とたたえられた水の穏やかな迫力がつたわります。時間があったらもう少し散策してみるところですが、今日は絶景しまなみ海道に進むため、この程度のダムで長居は禁物です(笑)

ということで石手川ダムを後にして、先を急ぎます。道は典型的な日本の田舎の風景。山の中を適度にカーブを伴いながら一般道をスイスイ進みます。今治市街にさしかかって、ちょっと開けてきたところで、西瀬戸自動車道の今治インターの看板が目に入ります。いよいよしまなみ海道。

すぐに来島海峡サービスエリアという案内がありますが、クライマックスはこの先だろうと、通過。

IMG_3417.jpg

一昨日、姫路で明石大橋の巨大な橋脚が見えたときと似たようなどよめきが車内におこります。曇天ではありますが、しまなみ海道最初の吊り橋にさしかかります。せっかくのしまなみ海道、助手席の嫁さんに「橋、撮れ!」と急に指示。「え~」といいながらパシャパシャ写真を撮ります。

IMG_3421_20140531052347c07.jpg

今治側からしまなみ海道を渡ると、最初に吊り橋3連発の最もダイナミックな景観が最初に訪れるんですね。走ってみてわかったんですが、しまなみ海道ということで、道の大半は島。しかも大きな島なので、陸を走っているのとそれほど変わりません。ときおり島を渡る吊り橋、斜張橋などがあるので、もしかしたらしまなみ海道の絶景スポットは先ほどやりすごした来島海峡サービスエリアだったかもと想像しながら先に進みます。大島、伯方島、大三島、生口島と渡ってきたところで瀬戸田パーキングエリアという休憩所があったので、停まってみます。

IMG_8139.jpg

直前に渡ってきた橋を振り返ります。これは多々良大橋というそう。天気はだいぶ良くなり、汗ばむほどの妖気、もとい陽気です。どうして先に妖気と変換するのでしょうか、私のMac(笑)

IMG_8140.jpg

車を停めた横にはしまなみ海道の観光スポットマップが。こうしてみると、いろいろ観光スポットがあるのですね。これはまたゆっくり見に来なくてはなりませんね。

この日は尾道で昼食の予定。旅行前に昼食を食べるあたりのお店を食べログで調べておきましたが、尾道はオコゼ料理とラーメンが有名ということでした。旅してわかったんですが、連日の旅館の夕食朝食はやはり豪華。普段の生活ではこれほどいただきませんので、昼は軽めにという空気になってきます。同乗の母親兄弟三人に割烹でのオコゼ料理とラーメンのどちらがいいか尋ねると、すかさず「ラーメン」と唱和(笑)。旅のランチのツボがようやく見えてきました。

ということで、尾道でのランチのお目当てはラーメン。平日人気のラーメン店に12時過ぎに行けば結構並びそうな予感がしたので、なんとか早めに到着できるようあわてて出発です。

瀬戸田パーキングエリアから尾道市内まではナビによると30分ほど。生口島から、因島、向島とすぎ、最後の橋を渡るともう本州本土です。最後の景色を楽しんで、尾道市街の奥にある尾道インターを降りて、すこし海側にもどると坂の街尾道でした。ナビにラーメン屋さんをセットしてありましたので、直接ラーメン屋さんに到着です。2台車の入る駐車場にスリスリで車を駐車、やおら昼食です。

食べログ:壱番館

IMG_8143.jpg

時刻は11:30くらい。幸い店内には空きがあり、5人ならびの窓際の席へ案内されました。見上げると日よけのスクリーン。この店内風景、おそらくテレビで何度か見ている気がしました。食べログの評価も非常に高いので期待です。

IMG_8144.jpg

メニューをみると結構な品数。5人でしばし逡巡。

IMG_8145.jpg

私は味玉ラーメン。

IMG_8146.jpg

嫁さん、母親、叔母はラーメン。写真はありませんが叔父はネギピリ辛ラーメン。メニューに「店長のオススメ」「人気No.1」「野菜もたっぷり」とお店激推しにもかかわらす、角煮ラーメンは誰も頼みませんでした。こちらにも年齢や体調があります(笑)。これからの旅の食事を考えると「昼は軽めに」との不文律が身に付いております。

流石に人気店だであって、我々の後にはお客さんが大勢。運ばれてきたラーメンは、麺に独特の昔風の香りがあり、昔懐かしい中華麺の味。スープはきっちり旨味の出たスープで、楽しめました。

さて、おなかも満ちたところで、少し尾道見物をしようということに。ラーメン屋さんの向かいは道を一本隔てて海。向かいは先ほど渡ってきた向島です。

IMG_8147.jpg

この尾道の景色、妙に印象に残りますね。



まだ旅の前半ですが、旅行中にブログを書くのは初めてのこと。この記事を書いているのは最終日の宿です。つづきは帰って、本日土曜の夜か、日曜の朝から書きます。なんだか文章と写真の総量がハイドンのレビューより多くなり、ブログの存在意義を問われかねませんが、不思議とコメントも多く、私の気晴らしが皆さんの記憶や思い出にもつながっているよう。読者の皆さんの期待に沿うよう、旅程も、なんか不思議な展開なんですね。

では、本日はロングドライブで母親三兄弟を東京まで送り届ける最後のミッションにつとめます。

その6へ)

にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

tag : ダム ラーメン

【番外】桜を求めて高遠まで

新年度に入って、仕事もいろいろ忙しく、そろそろ温泉にでもいきたいところと思っておりました。昨日土曜は東京はあまり天気がよろしくない予報だったので、どうしようかと逡巡しておりましたが、前日に、「どこか」に行こうとだけ決めておきました。

いつものように早朝起きると曇り空。iPhoneで渋滞情報を見てみると、いつものように関越道に少し渋滞の気配がある以外は混みそうなようすもありません。以前の旅行で富士山の姿を見ると感慨深そうな母親のことを思い出し、最近行っていない富士五湖方面にでも行ってみようかと言う事で自宅を出発。

いざ調布インターから中央高速に乗ります。渋滞もなくスイスイ進み、いつものように自宅近くのファミマで買ったおにぎりなどを食べながら八王子ジャンクションを超えて、大月ジャンクションに近づいて行きますが、途中どうも空模様がよろしくない。雲が重くたれ込めどんより。これでは富士山の近くに向かっても良い景色は期待できそうもないため、軌道修正の決断を下します。

ということで、大月ジャンクションで富士山方面に曲がらず中央高速をそのまま進みます。甲府手前の境川パーキングエリアに立ち寄り、休憩がてらネットをいろいろ検索。温泉、ワイナリー、酒蔵など想像力の限りを尽くして脳内にイメージして検討しますが、途中勝沼のあたりで桃や桜の花が咲き乱れているのを見て、東京では終わってしまった桜を見るのもよいと、電球マーク(アイデアの意)が閃きます。中央高速沿いで桜といえば、高遠。ネットの情報によれば、まさに今が満開とのこと。私も未踏の地ゆえこれはいいということで、行き先決定です。

ということでナビに高遠城址公園をセットして境川パーキングエリアを出発です。諏訪南インターで降りて峠を越えるのと伊那まで中央高速で行く経路がありますが、若干時間が短いということで伊那まで行く経路を選択。諏訪を超えて名古屋方面に向かって走って行くと、なんと天気が良くなり、青空に! 私と嫁さんと母親のうち、誰かの普段の行いが良いのか、天気の神様が微笑んでくれました。辰野を超えて伊那に近づくと、中央高速の両脇にびっしり植えられた桜は満開! 高遠を訪れる人の期待を煽るかのように、満開の桜が出迎えてくれます。この高速脇の桜もスバラシイ!!

IMG_7570_2.jpg

インターを降りて、セブンイレブンに立ち寄り、休憩がてら伊那の地酒などを仕入れます。最近セブンイレブンにはそれぞれ地域の代表的な地酒がおいてあるとわかり、最近よくセブンイレブンのマーケテイィングにハマって(店側の企画意図通りに買ってしまう市民の役を演じるの意)しまってます。

セブンイレブンを出るといよいよ高遠が近づいてきますが、沿道には満開の桜がそこここにあり、期待は最高潮。ちょっと丘を超えて、視界に入ったのは全体が桜色に染まった山というか城趾。ヒマラヤの山を越えてエベレストが見えた瞬間、フランスのモン・サン=ミシェルが突如視界に入った瞬間、はたまた古代進がワープを繰り返してようやくイスカンダルを見た瞬間に近い驚き(わたしはどれも直接見た事はありません、、、)。車のなかにどよめきが走ります。これはスゴイ。山、街全体が桜色に染まってます。わざわざ遠くから人が見に来る理由がわかりました。

まさに絶好の花見のタイミング。ここまでの道は混雑していたわけではありませんが、流石にこの桜、駐車場に停めるのにしばらくかかるのではとの覚悟もありましたが、そこは年に一度の高遠のお祭りの時期、沿道に立つ街の案内の人に誘導されるままに野球場のグランドにすぐに停められました。街中の広場が駐車場となり、もの凄い台数が停まってます。

IMG_7572.jpg

しかも街の案内の方が皆さん笑顔でとても優しい。おまけに駐車場は無料。普通はこのハイシーズゆえ有料にするのでしょうが、なんとなく車を駐車したところから、心を洗われるような清々しい気持ちになります。この週末、桜を見に来られる観光客のために、とても多くの方が働いていることだと思いますが、ご苦労様なことです。

IMG_7571.jpg

臨時に駐車場に仕立てられた野球場ですが、野球場のまわりも桜でむせ返るような桜色。空にはヘリコプターが飛んでいますが、これはこの時期だけの遊覧飛行だということがわかりました。

IMG_7575.jpg

野球場の横で高遠城趾公園までの地図や循環バスの地図などをいただき、のんびり散歩しながら城趾を目指します。野球場を出てすぐのところには三峰川にかかる古い吊り橋。吊り橋を渡らずにそのまま城趾を目指しますが、街中は伊那の田舎の風情がたっぷり。

IMG_7577.jpg

吊り橋のたもとには庚申塚が。石がいくつも積み上がって、なかなかの迫力。

IMG_7579.jpg

道ばたにも桜の木が沢山あり、野球場にあったのとは異なる桜です。あとでわかかったのですが、これは高遠のみでみられるコヒガンザクラという種類だそうです。ソメイヨシノよりも少しピンクが濃く、花がたわわにさくのが特徴。先程道すがら城趾が桜色に染まっていたのは、このコヒガンザクラのたわわな花が満開になったからということですね。

しばらく歩くと高遠公園下の交差点に出て、ここから城趾に急坂と階段で登る事になります。母親に「登れるか?」と聞くと、「ここまで来て行かないわけにはいかないでしょ!」と、やる気満点です。ということで交差点の脇でにぎわうお土産屋さんで桜餅、くるみ餅などを買っていただきます。糖分補給で戦闘態勢に。

IMG_7583.jpg

城趾の階段を中程まで登ったところで下を振り返ると街中の桜が一望できます。まさに絶景。今朝程富士山に向かうのを断念させた曇天はどこへやら。絶好の花見日和です。

IMG_7590.jpg

階段を上がりきったところは天国のようでした。桜の木が林立して、まさに満開。どの木もまさに桜の花がこぼれんばかりにたわわに咲いています。これはすごい。

IMG_7589.jpg

碧々と晴れ渡る空にカメラを向けてパチリ。別世界ですね。訪れているお客さんもみな笑顔。日本人のDNAに仕込まれた、桜を見ると癒されてしまうスイッチが全員オン!

IMG_7584.jpg

写真では伝わりにくいでしょうが、満開の桜と青空、そして美しい桜に酔いしれる人々。いやいや高遠の桜が見事とはきいていましたが、これほどとは思いませんでした。千鳥ヶ淵や上野公園に咲くソメイヨシノの儚い美しさとはまったく違う風情です。桜の花の洪水のよう。

IMG_7595.jpg

桜林立の広場を抜けてさらに進むと、途中脇に進徳館なる建物が。

伊那市:進徳館のご案内

IMG_7593.jpg

進徳館は万延元年3月(1860年)に当時の高遠藩主によって設立された学問所で元、三の丸学問所と呼ばれた施設。石段を登るとここにも見事な桜の木があり、桜攻めにあっているよう。古い建物と桜は似合いますね。この桜はこの建物が建った時代にあったものなのでしょうか。

IMG_7594.jpg

進徳館裏にまわると黄色い水仙が桜に集中している視線を戻すようにぽつぽつと咲いており、こちらも今が盛りですね。広場を抜けるとそして、やはり高遠城趾の桜は凄いなと思いつついると、実は今まで見たのは、まだ城趾に入るまえの前座だったんです!

進徳館を出て、さらに人が進む方に歩いて行くと、この時とばかりに沢山の露天が出ていますが、よく見ると右手の堀の向こうにさらにスゴイ桜が見えるではありませんか。しかも目の前に高遠城趾公園入口と書いた看板! すでにスゴイと思っていた桜は前座、本番前です!

登録有形文化財「高遠閣」のところで入場券を買って、本丸高遠城趾公園に入ります。高遠閣は木造のなかなか味のある建物。ネットの情報によれば昭和11年に、観光客の休憩所や町内の集会所として高遠城内に建てられた建物とのこと。そして入口を入ると中は多くの観光客で既にフェスティバル状態。そう、上野公園のように人々がシートを敷いて酒盛りしています。ここではじめて、高遠の桜がコヒガンザクラだと知りました。

IMG_7597.jpg

コヒガンザクラの碑。なにやらつくった人の創意爆発の印象的な碑ですが、正面には昭和35年にコヒガンザクラが長野県の天然記念物に指定されるまでの経緯が書かれています。

IMG_7598.jpg

そして、高遠公園碑。先程の広場で桜の写真をいろいろ撮ったのと、城趾内の人の多さで、被写体はこのようなものが中心。圧倒的な桜の存在感。園内を一巡りして、さくらまんじゅうをお土産に仕入れて城趾をあとにします。車を置いた駐車場からずいぶん登ってきたので、帰りは循環バスに乗る事にします。先程の高遠閣から出てしばらくで臨時のバス乗り場があるとのことなので、そちらに向かいます。循環バスはここから車を停めた野球場のすぐ近くの高遠駅に向かうとのこと。高遠駅とのことで母親に電車が通っているのかと聞かれネットを見てみると、やはりバスの駅とのことでした。

結構な距離を歩いてきたので、帰りのバスは助かりました。高遠についたのが10時ころで、すでにお昼をすぎていましたので2時間以上散策したことになります。もちろんお腹も減っていたのであたりで美味しい蕎麦屋さんなどを探すと、何件か見つかります。高遠駅からすぐの蕎麦屋さんがあり、行ってみますが、店主さんが骨折のため1日40食で蕎麦終了とのこと。すでに蕎麦は売り切れておりました。やはり時刻は13時近いため、この人出では美味しい店はどこも満員でしょう。蕎麦屋の隣の酒屋で高遠と伊那の地酒を仕入れてお茶を濁しました。

そこで方針転換、さきほどから近くに温泉の看板が目に入ってましたので、温泉に行くことに。温泉の食堂などでB級路線で行くことにしました。

IMG_7603.jpg

伊那市観光株式会社公式ホームページ - 高遠さくらの湯

高遠駅から車で丘を少し登って数分のところにあるさくらの湯。あとで調べたら第三セクターの運営でしょうか。

IMG_7599.jpg

駐車場に車を停めると、その脇にも桜。まさに街中桜だらけですね。陽の光を浴びて花が輝いてます。街中に桜の花の癒しが溢れています。入口で食堂があるかをたずねると「あります」との嬉しい返事。入館料を払っていそいそと中に入り、お風呂ではなくまず食堂に。

行ってみると食堂というより大広間。いわゆる温泉の休憩所。既にお風呂に入った地元の人らしき人たちがのんびりと横になりくつろいでます。これだけの人出にもかかわらず、この温泉、がら空きです!

これ幸いと、メニューを見ると予想通りB級なメニューの数々。ラーメン、カレー、蕎麦などいろいろありますが、頼んだのはこちら。

IMG_7602.jpg

先程高遠城趾公園内の出店でもノボリがたっていた「ローメン」。なんと伊那地方特有の麺料理とのこと。くわしくはリンク先をご覧ください。

Wikipedia:ローメン

食堂のおばちゃん曰く、薄味に仕立ててあるので好みで調味料を足してとのことで、言われるまま、ニンニク、ラー油、ソース、酢をかけて最後に七味を一振り。これこそB級グルメの帝王のような存在感。麺のコシを味わうなかなかのもの。

IMG_7600.jpg

こちらは妙に食べたくなったチャーシューメン。海の家や温泉で食べると妙に美味いんですが、ここのもなかなか良かったです。

IMG_7601.jpg

そして母親は山菜そば。この手のものは業務用のレトルトパックなどでつくるのでしょうが、最近のは美味く出来ていますね。なかなか美味い。

お腹が空いていたのもあり、大変美味しくいただけました。この食堂、外は大きな窓であたりの桜が眺められるなかなかいいロケーション。お腹も満ちて、いざ温泉です。

ちゃんと調べてきた訳ではなく、アドリブで立ち寄った温泉ゆえ、たいして期待もせずお湯に入りましたが、入ってビックり。特に露天は絶品です。まずは露天にも桜の大木があり、花吹雪のなか風呂を楽しめます。湯船に桜の花びらが浮かび風流この上なし。しかもお湯がいい。かなりのヌルヌル度で、以前入った宮城の東鳴子温泉のうなぎの湯琢秀クラスのヌルヌル度。泉質を見てみるとやはり高PHのアルカリ泉でした。加えて温度が絶妙。のんびり浸かっていられるギリギリの高温。激熱温泉好きの私ですが、桜を眺めながら勝負するような高温の湯に入るのは野暮。のんびり浸かってひらひらと浮かぶ桜の花びら共々ゆったりとお湯を楽しみました。これはいいですね。

IMG_7605.jpg

上がって嫁さんたちを駐車場で待つ間も風と花を楽しめるなかなかいい温泉。写真は駐車場の脇でこれから咲くだろうモモのつぼみです。ただ、なんとなく経営が役所っぽいというか、もうすこしいろいろ工夫すればもっとお客さんも来るだろうと思う事しきり。最近どこの温泉に行っても皆さんとっても工夫していることを考えると、ちょっと経営を考えた方がいいかもしれませんね。まあ、今回は空いていてのんびり楽しめたのでよしとしましょう。

ほどなく嫁さんたちも上がってきて、時刻は14時半。今日はだいぶ歩いたので、母親も疲れたようすでしたので、まだ時間が早いのですが帰途につくことにします。カーナビに自宅をセットしようと地図を見ていると、、、

なんと高遠湖と高遠ダムなるものがあるではありませんか!

当ブログの意味もなくコアな読者の皆さんは、我々がなぜかダム好きに進化して行った歴史的経緯までふくめてご存知のことと思います。ということで、母親に「ダム、見て行く?」とたずねると、ニコリ(笑) まだ、やる気残ってました。

ということでさくらの湯から、高遠公園下を通ってダムの方に車を進めます。トンネルを抜けて左折するとダムがあるはずなのですが、この桜見物の観光客対策のためか、曲がる角で交通整理の方に止められてしまいます。どうやらダムには近づけない様子だとわかり、車を進めてどこかでUターンしようと走ると、また、桜、桜、桜。道の両側にあらん限りの桜の木々が林立。これだけでも十分な花見ができる桜の数々。見納めにとしばらく行ったところで道を右に折れ住宅街でUターン。この辺の個人宅の庭にも立派な桜の木があり、うらやましい限り。ということで住宅街の細道をクネクネと走りながら花見を楽しみました。

IMG_7608.jpg

こちらは細道の脇にあるお社のまわりの桜。どれもスバラシイ花のつき具合。花を求めて細道をクネクネ行きつづけると遠くに巨大な枝垂れ桜が見えます。近づこうとすると進入禁止の立て看板が何枚かあり、近づけません。おかしいなと思っていると、これは勝間薬師堂の枝垂れ桜という有名なスポットでした。ちょっと離れた高遠湖畔の駐車場から歩いて見物に来るようになっているようでした。

IMG_7612.jpg

ということで湖畔の駐車場に再び車を停めますが、今日は母親も結構歩いたので、勝間薬師堂に行くことはあきらめ、駐車場のまわりの湖畔の桜をちょっと見物。というか湖畔の桜ももの凄いことになっていて、これはこれでスバラシイんですね。これは見納めの桜。湖畔にはコヒガンザクラも枝垂れ桜もあり、ここも見応え十分。すぐ横には高遠さくらホテルがあり、先程のさくらの湯と同じく伊那市観光株式会社が運営しているようです。

さくらを眺めて最後に車に乗り込む時、母親が名残惜しそうに「見納めね」と言っていたのがなんとなく気になりました。今度は本当に帰途につきます。帰りは伊那ではなく茅野方面に進みますが、高遠を離れても沿道には桜がそこここにあり、帰り道も花見が楽しめました。この道は杖突街道というそうで、茅野の寸前に杖突峠があります。峠を過ぎると茅野というか諏訪に行くときに降りる諏訪南インターがすぐそば。ということで、インターそばのいつも立ち寄るスポットへ。

IMG_7616.jpg

地酒の信濃屋

はい、地酒をそろえた酒屋さんです。長距離ドライブの自分へのご褒美として、ダイヤ菊、御渡などの春の特別酒などをゲット。一人酒屋の中でにんまり。

ここからは、いつも通り諏訪南インターから中央高速に乗り、東京を目指します。幸い小仏トンネルの渋滞も流れよくほとんど渋滞せずに帰る事ができました。なんと帰りは雨でした。

今回の旅は、まったく予定を立てずというのはいつも通りでしたが、事前に予想だにしなかった展開で高遠を訪れ、高遠の桜のすばらしさを満喫することができました。行きの曇天から富士山をあきらめ高遠に。そしてピーカンの好天に恵まれ、まさにジャストタイミングの花見。そして帰りは雨。何の運命か、不思議と運の良い旅でした。これほどの桜はなかなか見る事ができないでしょう。嵐のように咲き誇る桜を前に、母親も感慨深げ。この桜がまた見られるといいですね。心に残る素晴らしい桜でした。

明日からまた仕事。働きましょう(笑)

にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

tag : 温泉 蕎麦 ダム

【番外】春の秩父紀行

最近年度末で忙しい時期が続き、ドタバタとしていましたので、29日(土)は久しぶりの温泉旅行に出かけました。旅先は近いのに行った事がなかったので秩父を選定。

いつものように渋滞を避けて早朝6:00頃自宅を出発。秩父に行くにはいろいろルートがありますが、この日は高速が意外にも年度末にもかかわらずそれほど混んでいませんでしたので、中央道、圏央道経由の関越道花園インター経由で行くことにしました。

IMG_7310.jpg

途中圏央道狭山パーキングエリアで一休み。鶴ヶ島の合流後少々渋滞したものの流れは良く、あっという間に花園インターに到着。降りてからもまったく混む様子はなく、寄居あたりの国道を西に向かって進みます。ナビの指示に従って、皆野寄居有料道路に入りると、いくつかトンネルを抜け、長瀞の入口、皆野に到着。インターを降りるとすぐに道の駅みなのという看板が目に入りましたので休憩がてら寄ってみます。

野菜の納品らしい農家の軽トラックが頻繁に出入りして活気がありますが、よく見ると営業時間は朝8:30からで、オープンまでまだ20分くらいあります。しょうがなく、目的地である、宝登山神社に向かいました。

IMG_7312.jpg

秩父 長瀞 寶登山神社

流石は神社、こちらは朝早くからやってました(笑)
宝登山神社は秩父三社の一つ。他は秩父神社、三峯神社ということですが、以前秩父三社を訪れた会社の上司が宝登山神社がいちばん見応えがあったと言っていたのが記憶にのこっていたので、この日はカーナビの目的地を宝登山神社に設定していたのでした。

IMG_7314.jpg

もちろん、朝早いので境内は人もまばら。幸い好天で気分の良い朝です。車を駐車場の置いて、玉砂利を踏みしめながら、境内に入ると手水舎には清め方を丁寧に説明する看板が貼ってあったので、みんな指定通りに完璧に清めました(笑)

IMG_7317.jpg

本殿に至る石段を登って行くと馬酔木(アセビ)の花がいい雰囲気。大きな木なんですが花は可憐ですね。調べたら馬が葉を食べたら酔ったようにふらつく事から馬酔木の名がついたとのこと。

IMG_7319.jpg

石段を登りきると、狛犬像と壮麗な本殿が目に入ります。権現造りの本殿は神社としては普通ですが、軒の枓栱や彫り物が極彩色。

IMG_7321.jpg

日光東照宮ほどの絢爛豪華さというか過剰感はなく、通常の権現造りの本殿の適度な色彩感、装飾感を加えた感じ。また、手入れと言うか清掃が行き届いているので清々しい感じがします。

IMG_7323.jpg

調べてみると神社の創建はなんと、西暦110年(今からおよそ1900年前)の第12代景行天皇のころとのこと。現在の本殿は弘化4年(1847)から明治7年(1874)にかけて再建されたものとのこと。

IMG_7326.jpg

拝殿の海老虹梁のそり方はまさに明治時代のもので、東本願寺の本堂などとほぼ一緒のそり方。

IMG_7327.jpg

まだ9時前の境内にはゴミひとつ落ちていず、また宮司さんが拝殿などの扉を開けたり、壁をぞうきん掛けしているなど、本殿、境内を綺麗に保つ努力はかなりのものお見受けしました。

IMG_7330.jpg

嫁さんと母親がお札などを買っている合間に本殿裏に廻ると菅原道真を祀ったとされる天満神社というのがあり、一枚パチリ。既に学業の向上を求める世代ではないですから、お賽銭は入れませんでした(笑)

IMG_7333.jpg

お札を買っていた嫁さんたちによると、宝登山には奥宮があるそうで、ロープウェイで行けるそうでしたが、この日の始発は10:00ということで、かなり時間があるため見合わせました。

IMG_7337.jpg

最後にお札を持って手水舎の前まで降りてきたところで一枚パチリ。空いていたのも幸い、のんびりお参りできました。元上司のコメントどおり、宝登山神社はなかなか見応えのあるものでした。



さて、時刻はまだ9時をすこしまわったところ。先程やり過ごした道の駅が気になり、ふたたび皆野寄居有料道路の皆野長瀞インターのそばの道の駅に戻ってみました。

IMG_7338.jpg

こちらは2012年10月と比較的最近できた道の駅のようですが、地元の野菜が山のように売られていて、なかなかの品揃え。地方の温泉巡りの楽しみの一つは道の駅での新鮮な野菜の仕入れ。ここは葉もの野菜がかなりあり、値段も都心のスーパーとはかなり違いますので食指が動きます。地元野菜に秩父の地酒などを仕入れて、朝から山ほどお土産を仕入れてご満悦です。時間は10時近くなり、そろそろこのあたりの温泉施設も開く時間となり、ネットでいろいろ見て、温泉を探します。

IMG_7339.jpg

選んだのはこちら。この辺りでは有名な施設でしょう。

奥長瀞秩父温泉 満願の湯

普段の温泉旅行ではもうすこしマイナーで知る人ぞ知る温泉を選ぶんですが、母親連れの旅ですので、やはり安全策が重要です。

IMG_7341.jpg

結構大きな施設で、大きな内風呂に雰囲気の良い露天風呂が2つ、そしてサウナに水風呂! 言う事なしですね。母親連れですのでゆっくり時間をとっての入浴で、内風呂で少々暖まったあとは、露天風呂で湯船に浸かったりあがったりを繰り返し、そしてサウナで汗ををかいて水風呂で火照りをさまし、それから露天の長椅子で風を楽しみました。ほんのりと硫黄臭というか温泉臭が漂い、ちょっとぬるっとするアルカリ泉。鉱泉のようで沸かしているようですが、お湯は悪くありません。なにより良く冷えた水風呂があるのがありがたい。サウナで火照った後、水風呂で体を冷ますと内側からぽかぽかと温まり、風をあびるのが気持ちよい事。これぞ至福ですね。1時間ばかりお風呂を楽しむと時刻は11:30。嫁さんたちが上がってくるのを待つ間に食べログで近くのランチスポットを検索します。そして選んだのがこちら。

IMG_7342.jpg

食べログ:もみの木 - 上長瀞

秩父鉄道上長瀞駅前のお蕎麦屋さん「もみの木」。食べログの評価が高かったので選んで、満願の湯の駐車場でナビにセット。すぐに到着しますが、着いてみると構えは蕎麦屋さんというよりペンションのよう。良く手入れされた花が店の前で咲き誇ってました。

IMG_7344.jpg

どうやら胡桃だれの蕎麦が名物のようなので、天ざる(醤油だれ)、天ざる(胡桃だれ)、姫天ざる(胡桃だれ)を注文。

IMG_7345.jpg

出てきてビックリの天ぷらの盛り。基本的にキノコと野菜の天ぷらなんですが、かなりのヴォリューム。母親の頼んだ姫天ざるは天ざるの天ぷらがキノコを除いたものなんですが、それでもかなりのヴォリューム。帰りにお店のおばさんが「蕎麦屋で満腹にして返すのはうちくらいよ(ハート)」とにこやかに応じてくださったのが印象的。これは確信犯ですね(笑)
野菜の天ぷらはやはり野菜が新鮮なのか、どれも美味い。人参は甘みが出て、また舞茸の天ぷらもしゃきしゃき感が残っていい具合。お蕎麦も胡桃だれに合う、いい喉越し。いやいや、これは名物になりますね。店の前の花同様、店主の心意気のつたわるなかなかいいお店でした。



お腹も満ちて、次の目的地をどこにしようかと思いましたが、先程道の駅で、秩父ワインが並んでいたんですが、近くにあるなら行ってみることもできるかと思い、道の駅では手を出しませんでした。そこでiPhoneで調べてみると、さほど遠くないではありませんか。ワインはお店で買うのもいいですが、ワイナリーに行って手に入れると妙に記憶に残り、愛着も沸くもの。ここは折角ですので秩父ワインを目指す事としました。長瀞からは車で30分ほどで小鹿野町にある秩父ワインに到着です。

IMG_7347.jpg

源作印の秩父ワインということで、東京のお店でも良く見かけるものですが、今まで買ったことはありませんでした。

IMG_7348.jpg

調べてみると、創始者の浅見源作といいう人の名からとったようです。駐車場の向かいに直売所の看板があり入ってみると、ここでつくられているワインが並べられており、試飲させてもらいました。もちろんドライバーの私は試飲できないので嫁さんと母親の国語力によって伝えられる味を手がかりに脳内で味を想像。いろいろ逡巡して、源作印のGKTというボトルを赤、白一本づつと嫁さんの友人用にGKTの赤のハーフボトル1本をいただきました。

IMG_7354.jpg

やはりワイナリーまで来ると、そのワイナリーの歴史が感じられて、なんとなく美味そうに思えてくるのが不思議なところ。我々の他にお客さんもなく、丁寧に説明してくれて、のんびりとさせてもらいました。



さて、秩父も小鹿野までくるとなかなか鄙びた感じです。一旦秩父駅まででてみようということで、ナビに秩父駅をセットして戻ります。駅のまわりは、秩父としては近代的。ビルが建ち並んで、想像よりは開けた街でした。友人からのFacebook情報で、本日から秩父鉄道のSLが走るとのことで、ネットで調べてみると、あと30分ほどでSLが通る時刻ではありませんか。ということで、本日は秩父から山梨に抜ける雁坂トンネル経由で帰ろうとしていたので、SLを途中迎え撃つべく、山梨側にむけて車を走らせます。SLの時刻表からこの辺りで遭遇すると思われる、街道沿いに目を向けると、すでに三脚と一眼レフを構えて待ち受ける鉄道写真マニアの方々の姿が目に入り始めます。途中の踏切でと思いましたが、道路から線路を見下ろす場所があったので、ちょっと引き返して待ち受けると、数分で汽笛の音が聴こえ始めます。むむむ。

IMG_7361.jpg

やはり電車とは迫力が違います。汽笛を轟かせながら煙を吐いて突進してくるSL。だんだん近づいてくるのを何枚か写真に収める事ができました。機関車が通りすぎるとあたりは煙にまみれ、石炭の燃えた匂いが漂っています。いまでは電車が普通になってしまってますが、昔の鉄道はさぞかし大変だろうと感慨深くなってしまいました。



さて、3時も近くなってきて陽も傾き始めてきましたので、一路帰途を考えながら山梨方面に向かおうとしますが、道筋には「浦山ダム」の看板が!
以前小河内ダムに行った時以来、母親がダムは面白かったと言っていたことを考慮し、すぐ近くそうだったので浦山ダムに行ってみました。

IMG_7362.jpg

独立行政法人水資源機構:荒川ダム総合管理所(浦山ダム・滝沢ダム)

IMG_7368.jpg

後で調べてみると、完成は平成11年と比較的最近。重力式コンクリートダムで堤高156m、堤頂長372m、総貯水量5,800万㎥とかなりの大きさでした。

IMG_7371.jpg

ダム中央部から下流側にカメラを突き出し、お約束の下流ショット! かなりの高低差に足がすくみます(笑)
やはりダムは巨大構造物の迫力と言う意味ではかなり見応えがありますね。30分ほど散歩を楽しんで、先を急ぎます。



秩父から山梨に抜ける道は、以前奥多摩から大菩薩峠を通った道の一つ外側を通る道。未踏破の道はやはり残しておく訳には参りませんね。浦山ダムから三峯神社方面に進むと、三峯口駅の先に、またダムがありました。特に寄るつもりはなかったんですが、道すがらループ橋を登りながらダムを見せられる造りになっており、ここまで来ると寄らざるを得ません(笑)

IMG_7374.jpg

つづいて立ち寄ったのは滝沢ダム。先程リンクを貼った水資源機構荒川ダム総合管理所が管理するもう一つのダムです。

IMG_7379.jpg

完成は平成20年とこちらはつい最近。重力式コンクリートダムで堤高132m、堤頂長424m、総貯水量6,300万㎥と浦山ダムより一回り大きなダムでした。ダムには満々と水がたたえられ、湖面には流木などが浮かんでいました。先程の浦山ダムも人影はまばら。ベンチで本を読む人や何をするでもなくたたずむ人など、なぜか落ち着く場所なのでしょうね。ちょっと立ち寄っただけで、すぐに出発。

このダムを越えると、国道140号はぐっと山道になります。グイグイ高度をあげていき、しばらくで雁坂トンネルに入ります。天気は雲が重く立ちこめてきました。



長い長いトンネルを抜けると山梨県。天気は今度は日差しが眩しいくらいですが、まわりを見ると、先日山梨を数日間孤立させたほどの大雪の痕跡があちこちに見られます。まだ根雪で溶けてない部分もあります。しばらく下ると、なんとまたダムが!!

IMG_7384.jpg

今度は笛吹川の上流にある広瀬ダムというダムでした。こうなったら自棄のやんぱち、勢いで車を降り、見学です(笑)
なんと、湖面はまだ半分凍ってました。高度の違いか、秩父側よりも確実に平均気温は低そうです。

山梨県:ようこそ広瀬ダムへ

IMG_7387.jpg

やはり調べてみると完成は古く昭和50年。下流域の洪水被害を避けるためにつくられたダムとのこと。中央遮水壁型ロックフィルダムという形式で、堤高72m、堤頂長255m、総貯水量1,430万㎥と、前2つのダムよりはかなり小振り。しかもダム自体は石積みということで、ダムにもいろいろあるのだと妙に納得します。

通りすがりではありますが、立続けにダムを3つも見学してしまいました。

この広瀬ダムから笛吹川にそって下って行くと、以前2度ほど入ったことがある三富温泉白龍閣の前を通り、さらに下ると勝沼方面への分岐があり、そこからは広域農道を通って勝沼まで30分ほど。もう17時近い時間ゆえ、あまり寄道もせず走ります。ただ、もう一風呂入りたいということで、ほったらかし温泉か、ぶどうの丘の天空の湯ですが、手軽さをとって天空の湯を選択。いつものようにぶどうの丘の奥、天空の湯の前の駐車場に車を停め、ふと駐車場の脇に目をやると、、、

IMG_7388.jpg

タンポポでしょうか、なんとなくいい感じに斜面に花が咲いているではありませんか。

IMG_7389.jpg

あたりは既に夕刻。夕闇がせまる甲府盆地をパチリ。ここまで来る途中、ぶどう畑のなかを通ってきましたが、先日の大雪の影響か、枝の折れた木、ビニールの全く残っていない温室などが多く、心が痛みましたね。やはり長年手塩にかけてきた葡萄や果物の木が自然災害とはいえ傷つくのは農家の方にとっては大打撃でしょう。やはり美味しい果物やワインを一日も早く出荷できるよう祈るばかりですね。

IMG_7391.jpg

天空の湯は、いつも通り、ぬるっとしたアルカリ性のお湯らしいいい湯触り。ちょっとカルキ臭いのはこの手の施設のご愛嬌ですが、温めのお湯に浸かりながら夕闇せまる甲府盆地をぼんやり眺められるのは貴重なこと。しばしドライブの疲れを癒しました。

IMG_7392.jpg

上がって天空の湯の入口前の木を仰ぎ見ると、遠くには飛行機雲。この写真ではあまりわかりませんね。今日は秩父でワインを仕入れ、先を急ぐためワインショップには立ち寄らず、すぐに中央高速に乗って帰途につきます。幸い小仏トンネルの渋滞もたいした事なく切り抜け、ほどなく帰宅できました。

今まで近いのに未踏だった秩父を少し楽しめた小旅行でした。沢山仕入れた新鮮な野菜と秩父の地酒、ワインが楽しみですね。今回も無事でなにより。いい旅でした。



さてさて、まごまごしているうちに月末です。なんと3月31日はハイドンの誕生日なんですね。なにをしようかしら、、、

にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

tag : 温泉 蕎麦 日本酒 ワイン ダム

【番外】早春の群馬温泉紀行

先週の土曜日は天気もよかったので、温泉でも行ってみようかということになり、いつものように何の前振りもなく出かける事にしました。なんとなく最近群馬方面に行っていないということで、漠然と群馬あたりを狙っていました。

母親には、群馬方面に出かけたときに良く寄る天ぷらのお店の話をして、「美味い天ぷら食べにいく?」と聞くと、「行く(笑)」と、やる気あり(笑)

それではということで、いつものように朝早く出発しようとしますが、iPhoneで渋滞情報を見ると朝6:00にもかかわらず、関越道は鶴ヶ島前後でかなりの渋滞。中央道も少し渋滞が出ているではありませんか。ちょっと逡巡しましたが、脳内には既に美味い天ぷらのイメージが充満、たまには渋滞もよいかということで、思い切って関越道に乗る事にしました。

家を出たのが6:30くらいで、関越練馬までもちょっとダラダラして、関越に乗ってからも所沢を越えたあたりから混みはじめ、途中渋滞に備えて三芳で早めに休憩をとり、嵐山あたりまで20キロほどダラダラ走り、ようやく渋滞解消。道がすいていれば渋川あたりまで一気に行こうと思っていたのですが、高崎から先も渋滞の表示が出ていたので、高崎でまずは降ります。時刻は9時半過ぎ、自宅から高崎まで3時間ほどかかったことになります。ドライブの疲れもあり、まずは温泉ということで、向かったのがこちら。

IMG_6763.jpg

まえばし駅前天然温泉ゆ〜ゆ

ここは、おそらく4回目くらいの訪問。群馬は奥までいくといろいろいい温泉がありますが、高崎、前橋あたりだとここが一番。以前温泉マニアの郡司勇さんが激賞していたのを見て行って以来、お湯の良さに引かれて、良く立ち寄っています。まさに前橋駅の目の前にある温泉施設なんですが、何といってもお湯がいい。

IMG_6764.jpg

入口を入り、温泉のある2階に上がる階段に、この温泉を紹介した新聞記事が誇らしげに飾られていました。記事のとおり源泉かけ流し。泉質は表記によるとナトリウムー塩化物泉。ほんのりと茶色く濁ったお湯に湯の花が無数に浮かび、浴槽の縁には温泉の濃さを物語る堆積物がびっしり。なめると柔らかみのある塩っぱい温泉。温度も42、3度でのんびり入るのにぴったり。

今回は母親連れということで、安心して入れる温泉ということで選びましたが、あとで嫁さんから聞くと、お湯にゆったりつかって気に入ったよう。

IMG_6765.jpg

私は内風呂、露天とゆったり入って、その後サウナと水風呂を往復。水風呂がキリリと引き締まる冷たさで最高。普段だったらサクッと入って上がるところですが、嫁さんと母親を待つのでゆったりお風呂が楽しめました。10時の開店直後だったので、地元の年配の方がのんびりと楽しまれていました。ここはオススメです。



さて、時計を見ると11時過ぎ。ドライブの疲れもとれて、風呂にゆっくり入ったので、お腹も減ってきました。再び脳内に天ぷらのイメージが出現。行きつけの天ぷら屋さんに向かいます。

食べログ:喜作 - 高崎/天ぷら

目的地は高崎駅の駅ビル5階にある天ぷら屋さん。前橋から高崎までもどって、駅の横の駐車場にいれて、やおら食堂街のフロアとなる5階に向かいます。

IMG_6770.jpg

確かエスカレーターを上がった目の前だったはずと、くるくる見回してみますが、それらしい店が見当たりません。ちょっといやな予感がよぎり、すぐに食べログを検索してみると、、、「閉店」とあるではありませんか!!!

よく見ると、前に天ぷら屋さんがあったところには、上の写真のとおり「とんかつ専門店とん豚」と暖簾がかかっています。よくよく見ると店構えが前の天ぷら屋さんと同じ。やはり本当に閉店して他のお店になっていました。ハイドンの名盤が廃盤になっていた事を知る以上の空虚感。

ここにあった「喜作」という天ぷら屋さん、単なる駅ビルに入っている天ぷら屋さんという風情でしたが、味は素晴しかったんです。職人肌のオヤジさんが頼むとサラッと揚げてだしてくれる天ぷらが、非常に軽い揚がりでネタも抜群。それで値段は庶民的ときていたので、私は高崎に来る度に寄っていました。最初に来たのはおそらく2003年くらいだったでしょうか。あまりの美味さに驚いた記憶があります。たまにしか寄らなかったんですが、なんとなくオヤジさんに顔を覚えられて、来る度に一言かけてくれてました。あのオヤジさんの腕がなければ成り立たないでしょうから、何かあったんでしょうか。東京からわざわざ天ぷらを食べにきたわけですから、ここが閉店となった穴は大きいです。母親にも美味い天ぷら食べてもらいたかったですね。

気を取り直してまわりを見ると、お昼の時間で人も多くなってきたので、このフロアでお店を探しますが、天ぷら屋さんあらためとんかつ屋さんのとなりにカジュアルなレストランがありましたので、そちらに入る事にしました。

高崎と言えば大盛りスパゲティが有名と知っていたので、ここは一発試してみようと言う流れです。

食べログ:日本橋ボンテ 高崎店 高崎/洋食

(私) 「やっぱり、高崎はパスタだよね!」
(嫁) 「お店に日本橋ってついてるから東京のお店じゃない?」
(私) 「@_@」

なんとなく激カジュアルなお店ですが、それはさておき頼んだのは下記。

IMG_6769.jpg

母親のリクエストでスバゲティ・ナポリタン!
あまり期待していなかった分、意外と美味しくいただきました。かなりの大盛りを想像していたんですが、東京でいう大盛りくらいで、一安心。

IMG_6768.jpg

こちらは洋食の定番、オムライスでデミグラスソース仕立て。なんと中のご飯が白いご飯。チキンライスではありませんでした。こちらもなかなかいける味。

この他サラダなどを頼んでシェア。一人一品頼んで死ぬほどお腹いっぱいになるのを避けるよう頼みましたが、これが正解。我々の年代には高崎の盛りはハードです(笑)

天ぷら屋さんには行けなかったものの、お腹も満ちて落ち着きました。たしか駅ビルの1階にはお土産を売っているコーナーがあったと、エスカレーターを降りてみますが、それもスーパーに変わっている模様。なんとなくいろいろ変わって、時代の流れを感じましたね。



ということで、お土産などを買いたいということで、群馬でお土産を買い慣れている、渋川インターを降りてすぐの道の駅こもちを目指す事に。新鮮なネギやキノコ等を以前も手に入れていますので、高崎インターから渋川へ。流石に渋滞もなくなり、あっという間に到着。インターからすぐの道の駅に立ち寄り、野菜を中心にいろいろ仕入れました。この時点で14時くらい。帰りの渋滞も激しそうかもしれないと頭をよぎりますが、渋滞情報を見ると全く渋滞なし。ちょっと気が大きくなって、このあとの予定を検討。やはりここまで来たら、湯かけ祭りをテレビのニュースで見たばかりの川原湯温泉に行ってみようと言うことになり、渋川から草津方面に向かう事にしました。

渋川から中之条を経て、吾妻渓谷に入ります。川原湯に近くなってくると、ダムが出来た時に両岸をつなぐコンクリート製の巨大な橋が目に入るようになります。以前川原湯に来たのもおそらく10年以上前。その時の景色とは変わっていましたね。川原湯の現状はこちらをご覧ください。

川原湯温泉協会

IMG_6804.jpg

川原湯温泉の駅の横から坂道を上がっていき、上がりきったところにある、共同浴場「王湯」。この前で湯かけ祭りが行われます。今年の湯かけ祭は去る1月20日だったとのこと。王湯を訪れるのは2回目。以前は2002年くらいだったでしょうか。まわりには古びた旅館が何軒か建っていたんですが、いまはもう取り壊されて、基礎部分の残がいがわずかに見えるのみ。

IMG_6798.jpg

入口で300円の入浴券を買い、やおら露天に向かいます。露天へは渡り廊下のようなところを通っていきますが、その渡り廊下から王湯の前の道の寂しげな風景。既にこのあたりには王湯に来る人以外に人影はまばら。

IMG_6782.jpg

渡り廊下で、これから露天を攻めに入る母親と嫁さん。

IMG_6784.jpg

幸い露天に先客はなく貸し切り。以前訪れたときと全く変わりない、静かな時間が流れていました。狭い露天ですが、谷底と樹林を眺める素晴しい風情。黄色いケロリンのオケが絶妙にマッチします。

IMG_6785.jpg

陽が傾きかけた静かな温泉街の木立の間に、注ぎ口からお湯がトロトロと流れる音が癒すように響きます。源泉は70度以上でナトリウム・カルシウム硫酸塩塩化物泉とのこと。源泉と水が同量くらい注がれています。隣の女湯からも景色を楽しむ嫁さんと母親の声が聴こえます。温度はちょうど良く、風にあたりながらしばし至福のひと時。

IMG_6792.jpg

見上げれば木立が風にそよいています。間もなく取り壊されダムに沈んでしまうこの貴重な空間。お湯の質も大事ではありますが、この風情と抜群のロケーションは貴重ですね。新たな共同浴場が4月にはオープンするとのことでしたが、この貴重な雰囲気はダムに水が満ちるまで営業を続けてほしいものです。

IMG_6794.jpg

注ぎ口から流れ出るのはお湯ばかりではなく、歴史とここで癒されてきた多くの人の気持ちかもしれません。貴重な温泉に感謝です。

ほどなく、母親と嫁さんもあがってきましたが、母親もこの温泉は気に入ったよう。ここは特別な温泉ですね。

上がって王湯のまわりをひとまわり散歩。そして王湯の奥の道を登っていく途上で、ダムの底に沈む川原湯温泉駅の移転先の駅が見え、トンネルをくぐると新たに造成された川原湯温泉の街がほぼ出来上がっていました。都会の新興住宅地のような整然とした区割りの街。新たにダムが観光資源となるでしょうが、王湯の露天のあの風情を再現することはできないでしょう。これから何年もかけてダムをつくり、その間も人が暮らし、生まれ、死んで行くことを考えると感慨深いものがありますね。

IMG_6805.jpg

最後はふたたび川原湯の通りを戻る途上で、壊された旅館の跡の向こうにコンクリートの橋が見える一枚。川原湯温泉。あと一度くらいあの露天に入りにきたいですね。



陽はすっかり傾き、いい時間になりましたので、川原湯から渋川に戻ります。帰りの関越はさぞかし混むだろうと思っていたところ、まったく渋滞なしですんなり帰れました。帰ってのんびり一杯のみながら夕食。ドライブは飲めない(当たり前)のが玉にキズですが、帰ってゆっくり飲んで、川原湯の余韻に浸る事ができました。母親も日帰りで2つ温泉に入っても極めて元気。これがなによりでしょう。今回もいい旅でした。

にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

tag : 温泉 パスタ 洋食 ダム

【番外】奥多摩から甲斐路へ

番外つづきでスミマセン。

最近なぜか母親が「奥多摩に行ってみたい」と神の啓示のようなことをつぶやきます。
「奥多摩で何見るの?」
「小河内ダム! 行ったことないから」

母親がダムマニアだと人生51年目にはじめて知りました(笑) ということで、日曜日は早起きして奥多摩に行ってみようということになりました。

いつものように朝6時過ぎには家を出ます。中央高速と圏央道で青梅まで行っても良かったんですが、中央高速は早くも渋滞情報が出ており、たまには一般道でということで、国道20号で行くことに。こちらは幸い渋滞する事なくスイスイ。国道20号から新奥多摩街道を経て、小作から吉野街道へ。ここを走るのはかなり久しぶりで新鮮です。途中吉川英治記念館のそばのコンビニで一休み。そのまま吉野街道で川井まで進み、青梅街道に合流。小河内ダムまで一気に行こうかと思いましたが、奥多摩駅のちょっと手前左側に小さなダムが見えるではありませんか。すかさず脇道に入り立ち寄る事に。

IMG_6005.jpg

このダム、白丸ダムと言うそう。

Wikipedia:白丸ダム

駐車場もあったので停めてみると、まず看板が目を引きます。読んでみるとダムを魚が通り抜けられるように魚道というものが整備されているそう。ダムの下から緩やかな階段状の流れが整備され、ダム湖とつながっているそう。よく考えてみると、流石に魚もダムの段差を超えることは出来ないでしょうから、この仕組みは生態系の維持には必要な物なのでしょうね。

看板を読んで妙に納得して、ダムの方を見ると、どうやら階段で降りられるようです。ダム湖は熊の湯温泉のような深い緑色。そしてまわりの木々は紅葉がはじまって色鮮やか。

IMG_5989.jpg

情報サイトを見ると重力式コンクリートダムとのことで、規模は小さいながら、構造物としての迫力はなかなかのものがあります。あとで母親も、小河内ダムよりも最初のダムの方が良かったと、「ダムマニア」な発言(笑)

IMG_5991.jpg

ダムへ降りる階段を降りてみると、傍らのイチョウの木がこれから真っ黄色に変わろうと色づきはじめています。ダム湖のグリーンに黄色く変わり始めたイチョウの色合いがなんともいい感じ。このイチョウの木の下に小さな慰霊碑が建てられており、裏面には2名の殉職者の名前が刻まれていました。現在のように建設機械が発達していなかった時代の工事故、このようなダムの工事にも危険がつきまとっていたのでしょう。

IMG_5994.jpg

ダムまで降りて、下流側を臨むと、説明書きにあった魚道が見えます。ダムの下から階段状の水路が一旦下流川に上り、折り返して川岸沿いにダム側にさらに登ってくる構造。後でネットで調べたら土日は魚道の中に入って見学できるようですが、まだ9時前ということでこちらは叶いませんでした。



朝一番からダム見学ということで、さい先いいんでしょうか(笑)

白丸ダムを出ると小河内ダムはもうすぐそこ。あっという間についてしまいます。幸い朝早いせいか駐車場も空いていて、まだ人も多くありません。

IMG_6007.jpg

奥多摩湖畔の駐車場に車を停めてまわりを見渡すと、色づきはじめた紅葉に混じって、不思議な花が見えます。これ、桜の花に見えます。狂い咲きなのでしょうか、それとも今咲く別の花? 詳しい事はよくわかりません。

IMG_6009.jpg

隣には紅葉し始めた柿の木が。紅葉した柿と桜が隣同士で咲いているのは、なんかちょっと違和感があります。例年もこうなんでしょうか。

IMG_6014.jpg

大きさは先程みた白丸ダムとは段違い。白丸ダムの総貯水量が89万㎥だったのに対し、小河内ダムは約1億9千万㎥と200倍以上の大きさ。大きすぎてなんだか良くわかりませんが、ダムにかかる水圧は恐ろしいものでしょうから、このダムを造るには相当な工事だったことが予想されます。竣工は昭和32年(1957年)ということで、今から56年前。ダムのコンクリートの耐用年数はいったいどのくらいなのでしょうか。

IMG_6019.jpg

ダムの脇を歩いて手前の端まで出た所で下流側を覗くとこんな景色。下に見える建物のうち白い四角いのは東京都交通局の多摩川第一発電所。なかなか面白そうな建物ですが、近づくことはできませんでした。先に見える建物は調べてみると小河内浄化センターという施設。ここから、谷に響き渡るような轟音をたててヘリコプターが離陸するところでした。

IMG_6020.jpg

巨大なダムの姿。先程の白丸ダムが建築的にもなかなか面白い造形だったのに対し、小河内ダムの方はのっぺりしていて、頂部に2本の白い塔(奥が展望台)が立っているのみで、造形的には今ひとつな感じがします。

IMG_6023.jpg

ダム中央部から下を眺めた所。先程の白丸ダムを見下ろしたところとそっくりな景色なんですが、白丸ダムでは魚道だったものが、こんどは普通の道です。スケール感もまるで違います。ダムの上に2本立つ白い塔のうち奥側は展望台になっているのですが、営業時間は10:00からということで、まだだいぶ前。ということでダムを渡って向こう側まで行ってみます。

IMG_6027.jpg

向こう岸から駐車場側を見返します。グーグルマップで距離を計ってみると、車を停めたあたりから歩いて900mくらいありますので、ウロウロしている分、往復2kmくらいの散歩になりますね。

IMG_6029.jpg

ダムを渡った側には、ここにも慰霊碑があり、あとで調べてみると、ダム建設工事で87名もの方が亡くなられたそうです。ダム工事とは本当に危険なものだったのですね。竣工は昭和32年、工期はなんと19年、このあたりにあった小河内村の945世帯が移転したとのこと。いまや平和な観光地ですが、歴史の重みを感じざるを得ないところもありますね。

慰霊碑のまわりの木々は紅葉が綺麗。早くも燃えるような赤に染まっていました。

IMG_6031.jpg

さて、せっかくここまで来たのでということで、記念撮影。母親も薬が効いているせいか、意外に元気です。

穏やかな朝の日差しの中、いい感じの散歩になったので、ゆっくり歩いて駐車場に戻ります。駐車場の横には「奥多摩 水と緑のふれあい館」なる施設があり、売店や食堂もあるのですが、1階に奥多摩の歴史に触れた展示のコーナーがあり、古来この場所(旧小河内村)の生活がどうだったかや、関連する古文書まで展示してある、なかなかのもの。良い企画だと感じ入った次第。少しの時間でしたが、この場所のオリジンに触れられた気がしました。



このまま東京に戻るルートもありましたが、せっかくここまできましたので、青梅街道をさらに進み、山梨県の塩山に至る道を通ってみようということになり、小河内ダムから奥多摩湖沿いをさらに進む事にしました。奥多摩湖のまわりは、特にイチョウの木の色の変わりかたが見事。きっともう少しすると赤や黄色に変色した森がさらに美しさを増す事になる予感がします。

奥多摩湖を離れるとすぐに山梨県の丹波沢村(たばさわむら)に入ります。途中一際紅葉が綺麗な所で何度か車を停めてちょっと歩いたりしてみました。

IMG_6034.jpg

その中の一つがこちら。道の一角に車を停めるスペースがあり、降りてみるとなにやら記念碑が。これは尾崎行雄水源調査記念碑と記載されていました。明治42(1909)年5月、当時の東京市長の尾崎行雄が、多摩川の荒廃した水源地帯を踏査し、これを買収して水源のかん養を自ら行うことを決断、給水100年の計を樹立したとのことで、この記念碑は昭和38(1963)年、この尾崎市長の功績に対し、東京都民の感謝の意を永遠に伝えるために、市長が踏査されたこの地に設置されたものとのことでした。奥多摩湖からさらに奥に位置するこのあたりの森の保全、かん養に務めるとは、どれほどの見識でしょう。記念碑があってもおかしくないですね。似たように何組かの人が車を停め、記念碑やまわりの紅葉を見入っていました。

休憩しながらでしたが、かなり急勾配の青梅街道をさらに進むと、一番高度が高い柳沢峠というところに至ります。峠を越えると、いきなり正面に雄大な富士山の姿が見えるようになります。この日の富士山は頂上あたりに傘のような雲をかぶり、それはそれで幻想的な姿。母親もなにか霊感を得たように、今日の富士山は良かったとしきりに言っているのが印象的でした。

IMG_6042.jpg

クネクネ道が続いたので、嫁さんはちょっとグロッキー気味。ちょっと休みながらすすきの穂を摘んだりして、青梅街道の秋を満喫。柳沢峠を超えると急な下りがずっと続き、時刻もお昼頃。ちょうど通りかかったところが、大菩薩の湯という山梨県甲州市が運営する温泉施設。そろそろ温泉の虫がうずいていましたので、ちょうどいいとばかりに立ち寄ってみる事にしました。

甲州市:交流保養センター・大菩薩の湯

幸い食堂があり、小河内ダムの散歩やら紅葉巡りでお腹も減ってましたので、食事をすることに。やはりここは山梨、名物を喰らいます。

IMG_6044.jpg

酒は飲めませんが、馬刺をいただかないわけには参りません。新鮮なんでしょう、絶妙な旨さの馬刺!

IMG_6048.jpg

そしてほうとう。ワイン豚のほうとうと、普通のほうとう、なぜか母親は鍋焼きうどん!
これがどれも非常にいい味。食堂が満席だったので、ロビーのテーブル席でいただきましたが、丁寧に案内してくださり、なかなかのサービス。座敷の店内よりも椅子席のほうが母親も楽でしたのでかえってよかったです。ここのほうとうは旨い! オススメです。

食事をして満腹になったので、やおら温泉に入ります。露天風呂もちゃんとしたものがあり、しかも泉質もよし。高アルカリ性泉で入るとお肌にまとわりつくぬめりがあり、至極快適。露天も良い泉質ですし、なによりサウナと水風呂もあるなどツボを押さえたつくり。ゆったり温泉を楽しんで、サウナで汗をかき、源泉の水風呂に浸かって至福のひと時。ドライブの疲れが癒えますね。

一休みして、塩山のあたりを通り、このあたりで寄るべきところということで、勝沼のぶどうの丘に行きます。

IMG_6050.jpg

流石に連休中の午後とあってぶどうの丘はかなりの人出。いつも立ち寄るワインショップで、勝沼のワインをみつくろって仕入れます。既に今年の新酒が並んでいました。

IMG_6052.jpg

そして、先日勝沼に来た時にも訪れたハーブ園。駐車場のわきに大きな黄色い実のなる木があります。最初はレモンかと思いましたが近寄ってみると明らかにちがいます。カリンのようでしたが、どうやらマルメロだとわかりました。なかなか風情があります。このハーブ園、ハーブはもちろんですが、薔薇やコスモスなどの花が咲き乱れてなかなか見応えがあります。なんとなく母親もいろいろな木々や花を眺めて楽しそうでした。

IMG_6054.jpg

以前来たときも池の鯉がしきりに餌をねだってあつまってましたが、これにさらにこどもが群がって、どうやら人気スポットのよう。人がくると口を大きく開けて餌をねだります。のんびり庭園散策を楽しみました。



最後に立ち寄ったのはハーブ園のすぐ近くのグレイスワインで知られる中央葡萄酒のショップ。

IMG_6056.jpg

GRACE WINE:勝沼・グレイスワイナリー

最近いろいろ取りあげられて、ちょっと話題になっていた「グリド甲州」がぶどうの丘のワインショップで見当たらなかったので立ち寄ってみた次第。カーナビにグレイスワインと打ち込むと、すぐにセットされ、ぶどうの丘からそれほど遠くありません。ちなみに前出のハーブ庭園は、グレイスワインに行く途中にあったので立ち寄ったもの。勝沼の等々力という交差点のすぐ脇でした。建物にはびっしり蔦がからまり、何となく雰囲気のある建物です。

狭い入口から案内表示に従い暗い階段を2階に上がって行くと、ワインショップが。

IMG_6057.jpg

カウンターで何人ものかたが試飲しています。こちらは車のため試飲は出来ません(涙) 車での旅行ゆえ仕方がありませんが、ここでいつもはおとなしくしている嫁さんと母親が「私たちだけ試飲するっていう手もあるわね」と不敵な笑みを浮かべているではありませんか。気づいてみると試飲グラスに何杯か試飲してました(笑) だんだん活動が大胆になってきてます。どうゆう事でしょう。

IMG_6058.jpg

ワイナリーのショップでは作り手の貴重な話が聞けるとあって、多くのひとが訪れていました。お目当てのグリド甲州やら何本かいただいて、グレイスワインを後にしました。



意外とのんびり過ごしましたので、夕方も良い時間。おそらく3連休中で帰りの中央高速も渋滞が予想されますので、この辺で切り上げることに。すでに勝沼インターに行く一般道が込み始めていましたので、ちょっと回り道をして勝沼から中央高速に乗って帰途に。渋滞といっても流れが良かったので、それほどストレスにはなりませんでしたが、途中久しぶりに談合坂サービスエリアに入ったら、こちらは大混雑。一休みしたのは良いのですが、サービスエリアから出るまでが大変でした。やはり皆考えることが一緒なんですね。東京まで一息というところで休みたくなっちゃうんです。

そしてなんとか無事帰宅。今回もダム、紅葉、ほうとう、温泉、ワインと言うことなしの旅でした。

にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

tag : 温泉 ワイン ほうとう ダム

【番外】長野新潟群馬 夏の温泉紀行−1

ちょっと更新をご無沙汰しておりました。当ブログの読者の方はお察しのとおり、夏休みで温泉旅行へと出かけておりました。

世の中では先週お盆でお休みをとった方が多かったのかもしれませんが、私はしっかり働きました。お盆はどこに行っても混んでますので、一週間ずらして今週お休みです。ということで日、月、火曜と2泊3日で長野と新潟、群馬方面に温泉旅行に出掛けておりました。

6月に母親の疎開先を巡った「センチメンタル・ジャーニー」の続きで、今度は母親を連れて祖母の故郷である出雲を目指すという案もあったんですが、やはり車の旅としてはかなり遠くハードなので、出雲に拘らなくてもいいとの母の一言があり、少し近いところに行先修正。昔スキーで行った事がある志賀高原にもいう一度行ってみたいということで「センチメンタル・ジャーニー続編」となりました(笑)



お盆の週の週末ということで、おそらく高速道路は上りが渋滞しているものの、下りはさほど混まないだろうということで、いつもよりゆっくり目に6時過ぎに自宅を出発です。環八経由で練馬から関越道に乗り、渋滞はまったくなくスイスイ走り、朝9時前には上信越道の佐久平パーキングエリアに到着、一休みです。

IMG_5244.jpg

関越から上信越道に入ると中国の山水画のような妙義山の威容が独特の雰囲気ですね。軽井沢を超えてしばらくのところが佐久平です。佐久平との名前通り、パーキングエリアからは佐久市が一望できます。

IMG_5245.jpg

名物が鯉なのでしょう、パーキングエリアの横にはまさに跳ねている瞬間の鯉のオブジェが。なかなかの躍動感にちょっとにんまり。

今日の昼食は何度か行っている東御の玉村豊男さんのワイナリー、ヴィラデストを予約してあるんですが、あまりに快調に走ってきたので、まだまだ時間が早いんです。そこでランチ前に一風呂入ろうということで、近くで日帰り温泉を検索すると、東御の湯楽里館か、あぐりの湯こもろなど、どちらも眺めの良い温泉があります。しかしどちらも10時からということで、ちょっと時間があります。結局ヴィラデストに近い湯楽里館に行くことにして、佐久平を出発。

あっという間に東部湯の丸インターについて、湯楽里館を目指しますが、営業開始まで少々時間があります。湯楽里館の近くまで行くと、道ばたに「金原ダム」との看板が。ちょっと時間があるのでダムでも見るか(笑)ということで、看板の方に曲がり、山道をグイグイ登ります。

IMG_5247.jpg

すると5分ほどのところに非常に小さなせき止めた池が。なんだ、しょぼいなと思って、ちょっと近づいてみました。

IMG_5250.jpg

護岸にはアカツメクサなどが咲いて、灼熱の天気のなか、ちょっとした癒しに。あとで地図で確認したところ、金原ダムではなく、となりのため池でした。

IMG_5254.jpg

そうこうしているうちに10時になりましたので湯楽里館に向かいます。

日帰り温泉施設 湯楽里館 信州東御市

IMG_5255.jpg

湯楽里館の入口前からは上田市街の先に右側が美ヶ原、左側は八ヶ岳が一望できます。露天風呂からも同様の景色が楽しめます。お湯はすこしぬるっとする弱アルカリ泉。暑い中のドライブの疲れを癒すには十分。少しのんびりしました。

気づいてみるとランチの予約の時間も近くなってきましたので、車ですぐのヴィラデストに向かいます。

ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー

こちらは3度目の訪問。母親ははじめて。ここまでくると涼しいかと思いきや、駐車場やガーデンはかなりの暑さ。室内に入ると涼しく過ごしやすいですね。レストランの入口ではオーナーの玉村豊男さんが予約の確認をしてくれました。

IMG_5260.jpg

窓際の眺めのいい席に案内され、まずは一杯。母親はシードル、嫁さんはヴィラデストの大町ルージュ、私はいつものようにノンアルコールのフラワーシャンパン(涙)。こちらはフラワーシャンパンですが、なかなか香りが良くいつもながらドライバー想いのメニューに感謝です。

IMG_5261.jpg

この日はランチコースの他にオススメのカボチャのスープ。これは想像通りのものですが、濃厚。

IMG_5264.jpg

そして夏の野菜中心の前菜。

IMG_5265.jpg

メインは私は仔羊のケフタ。羊肉のパンチのある味をトマトベースのフレッシュなソースで爽やかな風味が加わります。

IMG_5266.jpg

嫁さんは魚のポワレとサーモンをピーマンに詰めたもの。ちょっともらいましたがこのピーマンのサーモン詰めがなかなか良い味わい。

IMG_5267.jpg

母親はチキンのヨーグルトマリネ焼き。これが一番当たりでしょうか。ソーセージもジューシーで、鶏にもしっかり味がついて実に良い旨味が出ていました。どれも野菜をふんだんに使っているので、なんとなく自然な甘みがメインの味を和らげてくれていました。

IMG_5268.jpg

いつもどおり、デザートまでたどり着くとお腹いっぱい。母親もぺろりと完食。満足そうで何より。

IMG_5269.jpg

最後はハーブティーで爽やかな余韻に浸りました。外の暑さは変わらずでしたが、のんびりとランチをいただき、なかなかさい先の良い旅のはじまりでした。夏休みの日曜ということで、もちろんレストランも満員。ここは割と年齢の上の方が多いんですが、味付けも穏やかで野菜中心、そしてまわりには手入れの行き届いたガーデンと、やはり年配者に心地よいのでしょう。私自身も心地良かったです(笑)

IMG_5270.jpg

お腹も満ちて、母親がすこしお土産などを買って、いざガーデンへ。長野とはいっても今年の夏の太陽は容赦ありません。ちょっとだけ散歩してみました。それぞれ木や花に札が立てられ名前がわかるのが良いですね。

IMG_5271.jpg

ガーデンの中程にあった「クラブ・アップル」という木。真っ赤に小さなりんごの実がなっていますが、独特の赤い色がなかなか良い風情。

IMG_5275.jpg

そして夏の花、ノウゼンカズラ。自宅にもあるんですが、よく見ると赤くて花が細い種類と、オレンジで花が開いているものがあります。これは自宅のものと同じ赤いほう。夏のドライブで見かけるとなぜか気持ちが和む花ですね。

ちょっと散歩したら汗だく。急いで車に乗り込み、旅を続けます。この日の宿は新潟松之山温泉。ということで、再び上信越道に乗って、豊田飯山インターに向かいます。上信越道は空いていて快適。そして飯山から国道117号線を延々と十日市方面に走ります。このあたりは以前野沢温泉に日帰りで来た際に通ったことがありますが、野沢温泉以北、秋山郷入口の津南までははじめて通る道。つねに千曲川沿いを走る風光明媚な道ですね。新庄から酒田へ向かう最上川沿いの国道47号もなかなか良い道ですが、こちらも負けず劣らず。ちなみに千曲川とは信濃川のことで、長野県を流れている間は千曲川と呼ぶそう。今回調べてはじめて知りました。

飯山から延々走って、長野県最北端、栄村に入ったところで、休憩のため道の駅に寄ります。いやいや、ずいぶん走りました。景色を楽しみながらだったので疲労感はありませんが、長野県最北端、秋山郷をかかえる栄村ということで感慨深いものがあります。秋山郷は陸の孤島、冬には豪雪で孤立することもしばしば。以前、その最奥部、切明温泉には行ったことがあります。この道の駅、イケてました!

IMG_5281.jpg

栄村物産館/またたび<道の駅・信越さかえ>

国道117号の長野県と新潟県の境界ちかくにある道の駅信越さかえ。

IMG_5283.jpg

いきなり看板に目を奪われます。右はじに「うんめー」と雄叫びが。こうゆうセンス、好きです(笑)

IMG_5282.jpg

店頭で冷やした野菜やトマトジュースが売られていたんですが、トマトジュースは栄村オリジナルのもので数量限定、なんと1人1本とのこと。しかも100円! 缶のデザインもこれまたイケてます。「すきですふるさと」とのキャッチコピー。もちろんいただきました。そしてもちろん「うんめ~~~!」

IMG_5284.jpg

店内には田舎の村ならではのお土産が並んでいましたが、目が合ってしまったので手に入れたのがこれ。振るとカスタネットのような乾いたいい響き。自分用のご褒美です。470円(笑)

ひとしきり休んで、最後の運転です。117号を走るとあっという間に新潟県津南町に入ります。津南駅近くまで走って、松之山温泉の看板をみつけ、カーナビもその通りの道を指示。迷いなく国道405号に入ります。

ん、国道405号? 405号と言えば津南から切明温泉へ続く道、そして途中はつながっていませんが、群馬側は野尻湖と六合村をつなぐ道、なんとなくいわくありげな国道です。すでに津南駅のまわりから国道とは名ばかり、車のスレ違いもできないような道になり、少々不安がよぎります。

しばらく走ると、舗装はされているもののまさに獣道のような風情に。ちょっとやな予感(笑) 不安をかき立てるのが、一切車とすれ違わない事。対向車に注意を払いながらそろりと進みますが、対向車、1台も来ません(笑) この先に本当に松之山温泉があるのかかなり不安になります。

かなり登って峠らしきところを超えると、ようやく棚田が出現して一安心。生活反応がありました。

IMG_5287.jpg

棚田はかなり美しいもの。少し走ると看板がありました。平成23年3月の大地震で被害地滑り被害を受けた棚田を修復したものだそうです。棚田を修復するの並大抵の工事ではないことは想像に難くありません。

棚田を横目に少し進むとようやく街が出現、この日の目的地、松之山温泉に到着しました。陽が傾き始めた17時前ですが、暑さはまだ和らぎません。(つづく)

にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

tag : 温泉 フレンチ ダム

【番外】新潟温泉紀行-3

土曜の夜は温泉と食事を堪能してぐっすり休むことができました。もちろん、朝も大浴場で一風呂浴びてすっきり。

IMG_1732.jpg

朝食は品数に圧倒されます。どれも味付けがうまく、ほどよい美味しさ。

IMG_1734.jpg

目玉は塩っぱい温泉で炊いたおかゆ。これは名物になりますね。番頭さんに聞いたところ温泉でそのまま炊くと塩っぱすぎるので温泉を倍に薄めて炊いているそう。塩味と同時に温泉の出汁も効いている感じ。朝食もお腹いっぱいで満足です。

IMG_1735.jpg

部屋に帰り出発の支度をしていると、壁の張り紙に気づきました。なんと屋根裏にムササビがいるそう。そういえば夜たまにことこと音がしたのはムササビの仕業だったわけですね。

IMG_1736.jpg

十分満足の宿でした。チェックアウト中にロビーにおいてあった剥製をパチリ。温泉、食事、雰囲気ともに満足の宿でした。遠くまで運転して来た甲斐がありました。

IMG_1742.jpg

宿を出てすぐ目につくすぐそばにある岩山。来た時にも気になっていたんですが、この地域のランドマークになっている切り立った崖。調べたら八木ヶ鼻というそう。ちょっと「未知との遭遇」に出てくる山に似ていてミステリアスな雰囲気が感じられます。夜UFOが降りてきて交信を求めてきそう(笑)

三条市:景勝「八木ヶ鼻」

宿を出たのが朝9時頃でまだ早いので、近くの景勝地を探すと、このあたりにはダムが2つ。ちょっと寄ってみようと車を進めますが、運悪く道は日曜で地元のマラソン大会が催され、車が思うように進めません(笑)
ま、のんびりいくとあきらめて、マラソンの流れといっしょに車を進めます。

IMG_1744.jpg

たどり着いたのは大谷ダム。1971年着工、1993年竣工のロックフィル式ダムとのこと。特段ダムマニアではないんですが、巨大土木構造物という視点ではダムは人工物のなかで巨大なスケール感を感じられるものの一つ。マラソンの流れにのってたどり着きましたが、他に競技用自転車に乗った一群の人たち以外に人気はまばらです。ダム自体は観光資源としては弱いんでしょうが、なんとなく人気のないダムというのはいいもの。なぜか立ち寄ってしまいます(笑)

Wikipedia:大谷ダム(新潟県)

IMG_1751.jpg

ロックフィル式のダムというのは岩を積み上げたものゆえなだらかな形状。護岸から眺めると水位はほどほど。護岸の花が美しいですね。

IMG_1753.jpg

なんという花かはわかりませんが護岸を彩る白く綺麗な花。

のんびりして、近くのもうひとつの笠堀ダムに。車で5分ほど。

IMG_1764.jpg

Wikipedia:笠堀ダム

IMG_1760.jpg

こちらは所謂ダムらしい姿のダム。Wikipediaの情報によれば重力式コンクリートダムというそう。こちらは1959年着工、1964年竣工ということです。

IMG_1761.jpg

この辺りには野生のカモシカが生息しているそう。

IMG_1762.jpg

なぜかカモシカの像が鎮座。

二つのダムをのんびり散歩してくつろいだところで、そろそろお風呂に入りたいところ。八木の鼻の近くにも温泉施設があるようですが、泉質が嵐渓荘とほぼ同じようですので、近くで検索したところ探り当てたのが、加茂市にある美人の湯というところ。

行ってみてビックリしたんですが、鄙びた温泉施設と思いきや広大な駐車場と温泉切削用の鉄塔が建つ大規模な複合施設。街の規模に対して豪華すぎるような超立派な建物。

IMG_1772.jpg

加茂市市民福祉交流センター「加茂美人の湯」

駐車場から臨む建物はこの手の施設としてはなかなかセンスの良い仕上がり。あとから調べてわかったんですが、この建物、加茂市出身で京都大学名誉教授の川崎清さんの設計。予算に余裕のあったころの建物らしく、ゆったりとした空間の使い方がなかなかいい建物。動線設計、空間設計もなかなかよく、この手の目的の建物としては非常に工夫されていますね。

IMG_1778.jpg

こちらは駐車場の脇の花畑から臨む建物。

IMG_1770.jpg

こちらはロビー。この奥の左側が大浴場。タオルつきで700円ですので良心的な価格設定。お風呂はこちらも温めでのんびりできます。ここでも30分ほどのんびりお湯につかりリラックスできました。

IMG_1775.jpg

駐車場の脇にはこの辺りでは有名な「ヒメサユリ」の花が。この季節がヒメサユリのシーズンなのであちこちでうすピンクの可憐な花が咲いています。

さて、旅館の朝食でお腹も一杯だったんですがお昼を過ぎてそろそろお腹が減ってきました。ここは新潟なので本場のへぎ蕎麦でも食べようと言うことになり、調べると本場は小千谷。帰り道ということもあり、おじやのへぎ蕎麦の名店を目指します。

IMG_1784.jpg

向かったのは「わたや」平沢店。車の中でiPhoneで検索して美味そうな店を探しました。三条から国道で小千谷まで小一時間。ナビの指示の通りですぐにたどり着けました。イオンショッピングセンターのすぐわき。

小千谷名物へぎ蕎麦わたや

IMG_1780.jpg

気分だけでもとまずはアルコールフリーのビールを注文。帰りの長距離ドライブの景気付けです。

IMG_1781.jpg

そしてへぎ蕎麦。これで2人前。本場だけあって麺も予想より太くつやつやつるつるしていますね。東京でもたまにへぎ蕎麦店に行きますが、本場のものはちょっと違いますね。へぎ蕎麦はのどごしよくすっと入ります。

IMG_1783.jpg

それから山海天ぷら盛り合わせに鴨付け汁。込んでいましたが料理もすぐ出て、みな美味しかったですね。お腹も満ちたので小千谷か越後川口あたりの温泉に入ってもよかったんですが、帰りの渋滞も心配なので、この旅はこれで打ち止めにして、小千谷インターから一路東京に。途中越後川口サービスエリアでお土産などを買い込んで帰途につきます。

途中何度か渋滞に巻き込まれましたが、流れが早くそれほどストレスにはならず。いつも鶴ヶ島で関越のまま所沢をめざすか圏央道経由で国立府中を目指すか決めるんですが、今日は中央高速の渋滞が激しそうなので久しぶりに所沢を目指しました。インターを降りてもそれほど込まず、19時過ぎには無事帰宅。

今回の新潟温泉巡りは温泉はあまり沢山入りませんでしたが、食べる方は大満足。いいお休みでした。

旅から帰るといつもは近所で一杯。昨夜はいつもの府中の韓国料理「陽だまり」でまたのんびり。いい週末でした。

食べログ:韓酔房 陽だまり

IMG_1787.jpg

カクテキとポッサム(ゆでぶた)。茹でたばかりとのことでぷりぷり。

IMG_1788.jpg

鳥の唐揚げ韓国風。

IMG_1789.jpg

いつものジャガイモのチヂミ。

IMG_1790.jpg

そしてドジョウと青唐辛子のスープ(なんて名前だか忘れました)。ビリッと来る辛さとドジョウの濃いめの出汁がいい味。ドライブの疲れが吹き飛びます。はあ、いい週末でした。

しばらくレビューをお休みしていましたので、今日はハイドンのレビューに戻ります。お気づきかとおもいますが、今日月曜は有休をとってお休みしているんですね。ブログを書いたりしばらく泳いでなかったのでスポーツクラブで泳いだりして過ごしています。夜は一枚レビューします。

テーマ : 温泉♪
ジャンル : 旅行

tag : 温泉 韓国料理 蕎麦 府中のお店 ダム

【番外】東北温泉紀行3:温海から会津若松へ

26日の月曜日。温海温泉は快晴でした。朝食前に目覚ましのひと風呂。
旅館の大浴場はやはり温度が低く(私には)しゃきっとしませんが、昨夜のお酒を汗で流すには十分。
さっぱりしました。

IMG_0358.jpg
たちばなやの朝食は量も多く、満足。青のりのみそ汁が海沿いの街らしい献立。あと紅葉の柄の小鉢が山形どくとくの「だし」と呼ばれるもの。

(参考リンク)スローフード山形:だし

9時には宿を出発し、国道7号線を路日本海沿いに南下。晴天の海岸沿いは絶景の連続。
途中7号が内陸に入るところで7号をあとにして海岸沿いの国道345号(ゴロがいい!)に。
笹川流れなどを経て、新潟県村上市に入ります。目的地は油臭で有名な瀬波温泉に。
瀬波温泉に近づくと昨日紹介したノウゼンカズラの見事な花が一般のお宅の玄関先に。ちょっと失礼してパチリ。

IMG_0366.jpg
満開のノウゼンカズラ!

さて、iPhoneで瀬波温泉の情報を調べて、下のサイトを参考に龍泉に。

関東周辺立ち寄り湯みしゅらん:瀬波温泉龍泉
※このサイトにはよくお世話になっています。的確な評価、よくまとめられた情報など秀逸です。最近更新がされなくなってしまったのが心配。こうゆうすばらしいサイトを応援しなくては!

こちらは午前中なので人も少なくゆっくり出来ましたが、サイトの指摘とは逆に内風呂ではなく露天の方が独特の油臭。油臭というと嫌なにおいを想像される方もいらっしゃると思いますが、特段嫌なにおいでもなく、入っていると慣れてしまいます。
露天風呂に入っている最中にも係の方が水質チェックをされているなど、きちんと衛生管理されているようすで、好感が持てました。おすすめのいいお風呂です。龍泉、写真撮り忘れました!

龍泉をあとに、もうひとつの目標である、岩牡蛎を食らいに、岩船漁港の売店、食堂に。
笹川流れから村上までの道に「生ガキ」ののぼりがそこここにたなびき、瀬波温泉につく頃には、脳内に生ガキのイメージが充満してました(笑)

こちらでは、水産物の売店で生ガキを注文すると、隣の食堂でむいて出してくれます。

IMG_0371.jpg
どうでしょう、この夏の岩牡蛎のシズル感!
もちろん味も最高。冷えた岩牡蛎が喉を潤します。日本酒が飲みたいところですが、ドライブ中ゆえ我慢我慢。

IMG_0373.jpg
岩牡蛎が美味しかったので、早めのお昼ということで、海鮮丼を注文。こちらも美味しかったです。

IMG_0377.jpg
食堂の窓の外はすぐに港。イカ釣り舟でしょうか。大量の集魚灯が。

お腹も満ちたところで、今度は山に入り、小国経由で米沢に向かいます。
昨日の鍋越峠も未踏路でしたが、今日の道も未踏。本当は小国で飯豊温泉に寄るつもりでしたが、生ガキに舌鼓を打っている間に時間がたち、飯豊山に入るにはちょっと遅くなってしまい断念。国道から30分以上はずれたところにあるため、往復と入湯で2時間以上かかります。

気をとりなおして、米沢近郊の小野川温泉の共同浴場「尼湯」を目指すことに。

関東周辺立ち寄り湯みしゅらん:小野川温泉尼湯

こちらは、3度目の訪問。隣のお土産屋さんに料金を払ってチケットを購入。
室内には玉子臭が充満。そそります。こちらは玉子臭のする柔らかいお湯ですが高温が特徴です。温度計を見ると46度。適温です(笑)
この温泉は何度入ってもすばらしい。地元の人が何人か入ってましたが、この湯につかる幸せが身近にあるとは、これまたうらやましい。嫉妬の感情すら、、、うそです。

またもや体内の失われた水分を冷えたスポーツドリンクで補って、会津若松を目指します。

米沢から会津若松は一本道。国道121号を南下。途中、日中ダム、日中温泉(踏破済)、熱塩温泉(踏破済)、喜多方を通り、あっという間に会津若松市内に。そして目的地の東山温泉向瀧に到着。

会津東山温泉向瀧HP

IMG_0387.jpg
有形重要文化財登録第一号の向瀧の勇姿。趣深いですね。

IMG_0397.jpg
橋の手前からもう一枚。

IMG_0385.jpg
前の川には盆踊りにつかう鉄製の櫓が。

IMG_0384.jpg
笑顔がとてもいい、ル・コルビュジエ似(ぶっとい黒ぶちのメガネをかけているの意)の若い番頭さんが荷物を担いで部屋まで案内してくれました。廊下はピカピカに磨き上げられています。

IMG_0381.jpg
廊下の棚にはいろいろなものが。

IMG_0380.jpg
廊下からみた中庭。

IMG_0405.jpg
そして、まずはお風呂に。館内には3つの浴場が。なかでも一番温度が高いという「きつね湯」に。これはきつね湯の中。おそらく46度ほどの温度で、まさに適温(笑)。旅の疲れが吹き飛びます。
内装も創建当初の雰囲気そのものとのこと。

IMG_0410.jpg
夕食は部屋で。メインは鯉の甘煮。ボリューム満点で味わい深い。そして鯉の刺身。会津名物ニシンの山椒煮などなど。これは美味しかったですね。気さくな若い仲居さんも非常に礼儀正しく、完璧な仕事ぶり。いい仕事をされていました。

IMG_0412.jpg
頼んだ地ビール。猪苗代地ビール。ゴールデン・エンジェルとピルスナーをお願いしました。
ゴールデン・エンジェルは深い茶色で甘みを少し感じる深い味。なかなか美味しい。そしてピルスナーは薄い黄色で(こちらが色はゴールデン、笑)キレのあるホップの香り。両方とも楽しめました。

別に頼んだ冷酒も利いて、いつも通りくらくらに。一眠りしたあと風呂に入って酒を流し、一段落。
部屋にはエアコンがつけてありましたが、流石に少し高度が上がってますので、エアコンを切っても暑くはありませんでした。

向瀧は最高ですね。ここはおすすめです。

翌日は一路東京に帰ります。どこの風呂に入ろうか思案しながら就寝。旅はいいですねぇ!

テーマ : 温泉
ジャンル : 旅行

tag : 温泉 外食 旅館 和食 ビール 海鮮 ダム

【番外】東北温泉紀行2:仙台から温海へ

25日の日曜日は前日の日本酒、モルトが若干残る中、ホテルを早めにチェックアウト。
まずは、なぜか仙台近郊の定義山へ。目的はお寺の参拝ではなく、門前の定義とうふ店の「三角あげ」を食らいに。

ネットで調べたら、土日は朝7:00から営業とのこと。流石です。
ついたのは8:00過ぎ。まだ観光客もまばらです。

定義とうふ店HP
アドレスがwww.sankaku-age.jpというのがお店の志の高さを表しています(笑)

IMG_0313.jpg
定義とうふ店の勇姿。この店のために仙台から車で一時間近く通う価値があります。
店頭で揚げたての厚揚げ、「三角あげ」をいただくことができます。お店のまわりに漂う油の香り。
鼻から脳髄に届きます(笑)

IMG_0315.jpg
これが、名物「三角あげ」。テーブルには七味唐辛子と醤油がおかれており、たっぷりの七味と醤油でいただきます。揚げたてのさくさく感とごま油の香り。1枚120円で幸せの絶頂に達することができます。
こうゆうB級グルメは気楽でいいですね。

ついでといっては失礼ですが、定義山の風景も何枚かアップしておきましょう(笑)
IMG_0299.jpg

IMG_0311.jpg

IMG_0310.jpg

定義山から目指す温海へ行くには通常48号線で天童に出るか、東北自動車道経由で山形自動車道に乗るかですが、どちらも何回も使ったことがあるため没に。もうひとつ今回近所の床屋さん情報で大石田でぺそら漬けを手に入れるため、未踏破の鍋越峠経由で大石田に出て、最上川沿いに鶴岡を目指すことに。

ということで、定義山から七北田ダムを経て国道457号へ。そこで、仙台近郊でまだ入っていなかった根白石の明日の湯へたちよりました。

IMG_0320.jpg
根白石「明日の湯」

根白石は仙台市のはずれ。近くには以前NHKの番組「つかい川」が取り上げられた朴沢があります。この温泉は住宅街の奥にひっそりたたずむ地元の人用の温泉銭湯ですが、午前中にも関わらず、せまい浴室内は満員。
満員の訳は泉質でしょう。ちょっとしょっぱ目のお湯がかけ流され、しかも入っていると肌にしっとりぬるぬる感があります。このお湯はすばらしい。混んでいたので短時間できりあげましたが、この温泉はいいですね。近所にこうゆう温泉があるのはうらやましい。

一汗流したところで、一路国道457号を北上。鍋越峠の入口の色麻町まで行きます。
道すがら目に留まるのは時折、オレンジの花が印象的なノウゼンカズラ。

IMG_0365.jpg
ノウゼンカズラ(この写真は翌日新潟県瀬波温泉近くで撮ったもの)

国道457号から347号に入ってもなお、そこここにオレンジの花が咲き、目を楽しませてくれます。

鍋越峠は宮城と山形を結ぶ国道347号ですが、冬期は閉鎖になってしまう道。
もっと狭く曲がりくねった古い道を想像してましたが、意外とちゃんとした道で安心して運転できます。

山形県内に入り13号線にあたったところで新庄方面に北上。
お昼を過ぎてそろそろ昼飯と思っていたところ、道の駅尾花沢の看板が。ぺそら漬けをゲットするべく立ち寄り、ついでにラーメンを食らい、昼は簡単にすませました。

スローフード山形:ぺそら漬け

ぺそら漬けは白い茄子を唐辛子でつけたもの。独特のキレのある辛さを含んだ茄子の味が非常にうまい。東京で探してもなかなか見当たらず、楽天通販などでいくつかみるくらい。
近所の山形出身の床屋さんによると、山形でも季節限定、大石田近辺の漬け物とのこと。
以前床屋さんにいただいたものの味が忘れられず、大石田を目指しました。

道の駅にあるぺそら漬け、ぺちょら漬けは数種類ですが、全種類購入(笑)
要冷蔵のものもあるため、保冷バッグの重装備で東京まで持ち帰る覚悟。はたしてどれが旨いのか!
あいかわらずB級グルメを目指します。

午後は、最上川沿いをゆっくり下り、酒田、鶴岡に。
鶴岡は以前湯田川温泉には泊まったことがあるため、湯野浜温泉の下区共同浴場に。すでに時間は15:00過ぎに。

IMG_0328.jpg
湯浜温泉バスターミナルのすぐ裏にある共同浴場。
朝入った根白石の温泉銭湯同様、ちょっぴりしょっぱ目のお湯。

IMG_0324.jpg
湯野浜温泉の夕景。酒田方面を望む。

IMG_0326.jpg
湯野浜温泉。海。

今日のドライブもあと30分ほど。湯野浜温泉から海岸沿いを南下し、由良温泉、小波渡、五十川など陽の傾きはじめた日本海沿いの絶景を楽しみながら、本日の目的地温海温泉へ。旅館はたちばなや。宿のお風呂は食事のあとにして、近所の共同浴場へ。200円を脱衣場内の箱に入れる仕組み。

IMG_0335.jpg
3つある共同浴場のうち、泊まった旅館の近くにある下の湯。旅館の風呂はだいたい40~42度くらい調整されてしまいますが、こちらは43~44度くらいで、熱いお湯が楽しめます。泉質は湯野浜温泉に似た感じですが、ちょっときしきしする感じがあります。
入ってたのはほとんどが地元の人でした。

IMG_0334.jpg
共同浴場の横の駐車場にいた鳥。なぜか近寄ってもまったく逃げません。

IMG_0338.jpg
温海温泉の夕暮れ。

IMG_0343.jpg
たちばなやの中庭。手入れが行き届いています。

IMG_0346.jpg
中庭の池の錦鯉。餌やってる訳ではないです。

IMG_0348.jpg
たちばなやの夕食。

IMG_0353.jpg
夕食のお刺身。海老アレルギーなのでとつたえておいたら、海老がアワビに変わってました。嫁さんから「海老でアワビを釣った!」と(笑)

部屋も料理もそこそこですが、サービスや料理、お酒を出すタイミングなど今ひとつでした。

ドライブ、温泉、料理、酒と大名のような一日。翌日は会津若松東山温泉を目指します。

テーマ : 温泉
ジャンル : 旅行

tag : 温泉 外食 旅館 和食 ダム

プロフィール

Daisy


Author:Daisy

なぜかハイドン(Franz Joseph Haydn)が特に気に入り膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。東京在住のごく普通のサラリーマンです。

最新記事
カテゴリ
タグリスト
スクロールできます。

モーツァルトベートーヴェン東京オペラシティシューベルトヒストリカルピアノソナタXVI:38ピアノソナタXVI:31LPアンダンテと変奏曲XVII:6交響曲67番交響曲80番ライヴ録音哲学者ラメンタチオーネピアノソナタXVI:24美人奏者交響曲51番交響曲35番交響曲46番ピアノ協奏曲XVIII:11ピアノ協奏曲XVIII:3ピアノ協奏曲XVIII:4古楽器協奏交響曲ヴァイオリン協奏曲天地創造ピアノソナタXVI:52ピアノソナタXVI:49ファンタジアXVII:4交響曲47番ピアノソナタXVI:48十字架上のキリストの最後の七つの言葉テレジアミサピアノソナタXVI:23ピアノソナタXVI:34ピアノソナタXVI:46ピアノソナタXVI:21ピアノソナタXVI:28バリトン三重奏曲アリエッタと12の変奏XVII:3ピアノソナタXVI:40ピアノソナタXVI:20サントリーホールラ・ロクスラーヌ帝国皇帝ハイドンのセレナード弦楽四重奏曲Op.76ピアノソナタXVI:51ピアノソナタXVI:50ラルゴ五度四季交響曲1番ピアノ三重奏曲ひばり弦楽四重奏曲Op.64日の出チェロ協奏曲ピアノソナタXVI:36ピアノソナタXVI:32ピアノソナタXVI:44東京芸術劇場ピアノ協奏曲XVIII:11ラウドン将軍弦楽四重奏曲Op.1弦楽四重奏曲Op.77弦楽四重奏曲Op.33軍隊リヒャルト・シュトラウス弦楽四重奏曲Op.74騎士弦楽四重奏曲Op.20交響曲17番ピアノソナタXVI:1ピアノソナタXVI:27アンダンテと変奏曲(XVII:6)弦楽四重奏曲Op.103シベリウス武満徹マーラー交響曲4番交響曲42番時の移ろい無人島ベルリンフィル告別ホルン信号交響曲19番弦楽四重奏曲Op.55弦楽四重奏曲Op.54王妃交響曲87番交響曲86番弦楽四重奏曲Op.9フルート三重奏曲トランペット協奏曲スコットランド歌曲集ピアノソナタXVI:26ピアノソナタXVI:29ピアノソナタXVI:25驚愕時計ロンドンピアノソナタXVI:10ピアノ協奏曲XVIII:6ディヴェルティメントピアノ五重奏曲チェチーリア・ミサ東京国際フォーラムラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン雌鶏交響曲39番冗談英語カンツォネッタ集ナクソスのアリアンナアレルヤピアノ協奏曲XVIII:9ピアノ協奏曲XVIII:5ヴァイオリンソナタバッハ交響曲52番ピアノとヴァイオリンのための協奏曲XVIII:6ホルン協奏曲ピアノ協奏曲XVIII:2交響曲81番交響曲79番交響曲78番交響曲99番ロンドン・トリオブルックナー交響曲88番オックスフォードドイツ国歌カノンモテットオフェトリウムピアノソナタXVI:37スタバト・マーテルピアノソナタXVI:42弦楽四重奏曲Op.50よみうり大手町ホールパッヘルベルクラヴィコード弦楽四重奏曲Op.17太鼓連打交響曲102番太陽四重奏曲アダージョXVII:9交響曲70番受難ピアノソナタXVI:35パリセット交響曲84番イタリアンベルクブーレーズピアノソナタXVI:6交響曲全集主題と6つの変奏弦楽四重奏曲Op.71オペラアリアチェチーリアミサピアノソナタXVI:41スクエアピアノスコットランド歌曲ショスタコーヴィチ交響曲57番交響曲68番ビールタイ料理オーボエ協奏曲リラ・オルガニザータ協奏曲悲しみSACDパリ交響曲集ラーメンリーム交響曲89番交響曲50番CD-R偽作トビアの帰還清水スタバトマーテルホルン三重奏曲薬剤師ヴァイオリンとヴィオラのためのソナタオルガン協奏曲交響曲38番火事リベラ・メピアノ協奏曲XVIII:10ヴァイオリンとピアノのための協奏曲XVIII:6奇跡交響曲97番交響曲34番交響曲77番交響曲18番ストラヴィンスキー温泉ロープウェイ日本酒フルートソナタ長野ワイン蕎麦DVD交響曲98番ドイツ舞曲誕生日交響曲90番校長先生交響曲93番ピアノソナタうなぎ和食旅館シングルモルトうどんダムカートリッジ雅楽そばプロコフィエフヘンデル英語によるカンツォネッタ集サン=サーンス交響曲36番リストシェーンベルクピアノソナタXVI:14オーディオバリトン二重奏曲ピアノ協奏曲交響曲75番交響曲66番交響曲91番ピアノ三重同曲迂闊者パスタ洋食諏訪国立劇場歌舞伎おすすめ盤ピアノソナタXVI:47第九読売日響オペラ歌舞伎座スケルツァンド弦楽四重奏曲op.33ザルツブルク音楽祭ピアノソナタXVI:39ピアノソナタXVI:12ピアノソナタXVI:22変奏曲XVII:7オペラ序曲天地創造ミサほうとう国立西洋美術館焼肉ジャズネルソンミサ横浜弦楽四重奏曲Op.42交響曲76番聴き比べピアノソナタXVI:4ピアノソナタXVI:43カフェフレンチ古楽器風カレー東急文化村ノットゥルノピアノソナタXVI:2ヴェーベルンまたはオルフェオとエウリディーチェ哲学者の魂ライヴappleiMac府中の森芸術劇場鹿児島料理裏切られた誠実マリア・テレジアバリトン五重奏曲音楽時計曲ハイドン入門者向け焼酎居酒屋歌曲ピアノソナタXVI:G1ピアノソナタXVI:11ピアノソナタXVI:8散歩ウィーンフィル月の世界交響曲72番建築哲学者の魂、またはオルフェオとエウリディーチェ定食ファリャお寺モルトインド料理交響曲56番マリアテレジア交響曲27番2つのホルンのための協奏曲トランッペット協奏曲外食自宅料理展覧会中華ピアノソナタXVI:19弦楽四重奏曲全集とんかつウイスキー焼き鳥シャンゼリゼ劇場8人のへぼ仕立て屋に違いない弦楽四重奏曲Op.2皇帝讃歌交響曲24番小オルガンミサ大オルガンミサCDラックiPhone新橋演舞場交響曲5番交響曲10番ポルトガル料理赤坂ACTシアター演劇テ・デウムサルヴェ・レジーナ日帰り温泉喫茶狛江インドネシア料理カッサシオン室内楽曲ピアノソナタXVI:45ベトナム料理ギネス国立新美術館高音質CD剃刀庭風景狛江のお店ピアノとヴァイオリンのための協奏曲ドビュッシーネパール料理交響曲28番交響曲13番交響曲95番変わらぬまこと交響曲62番交響曲108番交響曲107番ジプシー・ロンドチェンバロ四重奏曲交響曲9番交響曲3番交響曲2番スカルラッティ府中のお店映画声楽曲カンタータ牛タン戦時のミサルテアトル銀座ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲珍盤ザロモンセットN響ハルモニーミサミサ曲全集NHKホールハインリッヒミサピアノソナタ全集ジュピターレコード中華料理マーキュリージャケット買い管弦楽曲お宅訪問Mac室内楽変奏曲XVII:5交響曲54番交響曲41番焼き肉冷麺韓国料理飲み食いギターピアノソナタXVI:33府中交響曲58番ピアノソナタXVI:30カラヤン弦楽三重奏曲テレビ番組スウェーリンク書籍セル交響曲12番交響曲65番ニコライミサ交響曲71番ハイボールアプラウステンシュテットピアノソナタXVI:13アーノンクールピアノ小品ラトル魂の歌海鮮寿司仙台グルダヤナーチェクモンゴル料理現代音楽ワールドカップクロノス・クァルテットノンサッチ長岡鉄男リュートマイケル・ジャクソンBlu-rayiPad狩りショップピアノ曲アップルのめり込んだ経緯

ハイドン所有盤リスト
Joseph Haydn Discography at H. R. A.
所有盤をジャンル別にリスト化しています。基本的に録音年順とし、録音年不明のものは末尾に記載。演奏者名はジャケットなどの表記に合わせています。

2016年9月のデータ(2016年9月30日)
登録曲数:1,361曲(前月比+3曲) 登録演奏数:9,608(前月比+87演奏)
月別(表示数指定)
リンク
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カウンター
カレンダー
02 | 2017/03 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
ブログ内検索
Translation(自動翻訳)
ブログランキング等
当Blogへお越しの際は、下のバナーをクリックの上お仲間のBlogも是非お楽しみください。
クラシック音楽鑑賞の情報満載。
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

クラシックの膨大なブログランキング。更新もクイック。
人気ブログランキングへ

音楽家、音大生、音楽愛好家のブログランキング。
音楽ブログランキング

このブログの成分解析。キーワードによるブログランキング。
blogram投票ボタン

大家さんFC2のクラシックブログランキング。


おすすめ(音楽)
ハイドンの超厳選名演盤。
AdamFischer97.jpg
沸き上がる興奮(Blog記事

Gloukhova2.jpg
ピアノソナタ新風(Blog記事

RialAria.jpg
恋人のための...(Blog記事

書籍もCDも送料1点から無料。配送クイック。


クラシックのアルバム・日本語解説が一番充実。
HMVジャパン
HMV ONLINEでハイドンのアルバムを検索icon
HMV ONLINEでハイドン関係書籍・楽譜を検索 icon

クラシックの独自企画・復刻盤は要注目。


おすすめ(音楽以外)




アクセスランキング(FC2)
[ジャンルランキング]
音楽
95位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
クラシック
4位
アクセスランキングを見る>>
twitter
ブログの更新情報などをつぶやいています。
最新コメント
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ