ツィモン・バルトのピアノソナタ集(ハイドン)

ピアノのアルバムが続きます。今日はハイドンの演奏としては変り種。

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ツィモン・バルト(Tzimon Barto)のピアノによる、ハイドンのピアノソナタ4曲(Hob.XVI:1、XVI:23、XVI:27、XVI:50)を収めたアルバム。収録は2008年1月、フィンランドのヘルシンキの少し北の街、ヤルヴェンパー(Järvenpää)のヤルヴェンパーホールでのセッション録音。レーベルはフィンランドのONDINE。

これは最近手に入れたものですが、CDプレイヤーにかけるとすぐに異常に気づきました。異常といってもトラブルではなく異常な表現意欲。ハイドンのソナタの演奏は結局は素直に演奏する方が楽しめるものが多く、妙に力が入ると空回りしてしまい、奏者の音楽性を丸裸にしてしまう怖さがあります。この演奏は力の抜き方で勝負してくる珍しいタイプ。その力の抜き方と間の緊張感のようなものに語らせようという演奏です。

奏者のツィモン・バルトはもちろんはじめて聴く人。いつものように調べてみると経歴というかプロフィールも変わった人でした。1963年、アメリカのフロリダ州ユースティス(Eustis)生まれと私と同世代。ピアニストであるばかりか、作家でもあり、しかもボディービルダーでもあるとのこと。ジュリアード音楽院で学び、1989年にはウィーンのムジークフェラインでエッシェンバッハの指揮で演奏、翌1990年にはカラヤンの招きでザルツブルク音楽祭に出演するなど、ピアニストとしては素晴らしい経歴の持ち主。検索するとアルバムもかなりの数がリリースされていますので、世界的に活躍している人のようですね。ちょっとボディービルダーという経歴が気になってGoogleで画像検索してみると、若い頃の太もものように鍛え上げられた腕をがっしり組んで微笑む写真が何枚か出てきました。クラシックの演奏者でボディービルをやっているという超個性派。しかも冒頭で触れたように力任せの演奏とは真逆の演奏をするということで、記事にしようと思った次第。

このアルバムのリリースは2009年のハイドン没後200年に当てたものでしょうが、タイトルは”Unexpected Encounters”、「予期せぬ出会い」とあり、バルトにとってハイドンのアニヴァーサリーに出会った宝物のようなものという意味でしょうか。ハイドンのオペラに「突然の出会い」"L'incontio improvviso"というのがありますが、それとかけたものとも思えなくはありませんね。

Hob.XVI:1 Piano Sonata No.10 [C] (c.1750-1755)
普通になめらかなタッチのピアノの演奏と思って聴き始めますが、だんだんタッチがキレてきて、何やらただならぬ雰囲気を感じ始めます。しかもキレているのは弱音部。1楽章はまだその片鱗を感じさせただけで下が、2楽章に入ると、音量を一段と落として、ピアノのダイナミックレンジとしては普通のピアニスト抑える音量よりはるかに小さな音量に驚きます。そして何より実に濃密な音楽が流れます。鍵盤を触るか触らないかくらいの微妙なタッチを織り交ぜながらの演奏。ハイドンの曲に込められたメロディーの全く異なる美しさを引き出します。とぼとぼと歩みながら奏でる超デリケートな音楽。そして3楽章のメヌエットは、ほんの少し音量を上げただけで、視界の霧が晴れたようなクリアさが聞き取れます。スローテンポとゆったりと歩き回るような展開は変わらず、非常に濃密な時間が流れます。まるで人生を回想しているような枯れ具合。ハイドンの初期のソナタからこのような音楽が浮き彫りになるとは。

Hob.XVI:23 Piano Sonata No.38 [F] (1773)
1曲目の静寂の余韻から立ち上がる立体的な響き。特段強いタッチではないのに超立体的に聴こえるのが不思議なところ。音楽とはそれまでの演奏の余韻の中に流れるものであり、対比によって様々なニュアンスが乗るものだと改めて痛感した次第。相変わらずタッチのキレは最高。若い時のグールドの狂気のような切れ味とは少々異なり、実に丁寧にリズムで遊びながらも純音楽的なピュアさを狙ったような方向。この純度の高いスリリングさは見事です。高音のメロディーはくっきりと浮かびあがり、タッチを千変万化させてハイドンの楽譜に込められた隠れたニュアンスを次々と掘り起こして行きます。演奏時間はこの曲の1楽章では最長の8分25秒。
続くアダージョでは前曲ほど音量を落とすことなく、しっとりとした雰囲気を作りながらもメロディーをクッキリと浮かび上がらせます。この曲の素朴ながらもキラメキに満ちた音楽がしみじみと紡がれていきます。そしてフィナーレでも7分の力でクッキリとリズムとメロディーを刻んで終了。見事です。

Hob.XVI:27 Piano Sonata No.42 [G] (1776 or before)
相変わらずリズムのキレとタッチの巧みな変化の面白さに集中しますが、バルトの音楽に十分慣れてきたので、この曲くらいになると、安心して聴けるようになります。粒立ちの良い1楽章に、音量を落としてしっとりと沈みながらもクッキリとした2楽章、そして再びクリアなフィナーレという曲の展開を相変わらず鮮やかなタッチでまとめてきます。

Hob.XVI:50 Piano Sonata No.60 [C] (probably 1794)
最後に晩年の大曲を持ってきました。予想通り力むことなく、これまでの曲と同様、タッチのキレで聴かせようとするのは同じですが、超スタッカート気味にタッチの冴えを強調して軽やかに入ります。この曲に潜むリズムの面白さにピンスポットを当てた感じ。右手のクリアな旋律に比べて、左手は強打することなく、リズムのキレに集中しています。一音一音の粒たちがこれ以上ないほどに鮮明に響き、和音の魅力は旋律とアクセントの魅力で聴かせきってしまいます。徐々に左手に力が漲り、特徴的なリズムを刻み出すとようやく普通の演奏に近い曲のニュアンスが浮かび上がります。またしても所有盤リスト中最長の演奏時間。
この曲のアダージョではこれまでの演奏にはない即興的なタッチが紛れ込んで晩年のソナタの自在な境地をバルトなりに表しているよう。最後は静寂の中に消え入るように終わります。
そしてフィナーレでは音符を分解するようにタッチは明晰さを極め、ホールに響くピアノの余韻を楽しむような演奏。最後の曲は迫力不足に聴こえるのではとの危惧がありましたが、杞憂に終わりました。最後まで鍛え上げられた肉体を感じさせる。素晴らしいタッチの魅力で聴かせきってしまいました。

ツィモン・バルトによるハイドンのソナタ集ですが、普通の演奏とは一味もふた味も違う演奏でした。はじめに書いたように、ハイドンのソナタの演奏としては変り種と言っていい演奏ですが、不思議に違和感はなく、ハイドンのソナタの曲の面白さがきっちり浮かび上がるなかなかの演奏です。ファーストチョイスにはなりませんが、ピアノソナタを色々聴いている人にとってはこれは非常に面白いアルバムだと思います。私は気に入りましたので、[+++++]を進呈することといたします。

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園田高弘のピアノソナタ集(ハイドン)

暑いですね。まあ、夏は暑いものですが、仕事からの帰り道を歩くだけで汗かいちゃいます。

ちょっと間があきましたが今日は珍しいアルバム。

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園田高弘(Takahiro Sonoda)によるハイドンのピアノソナタ5曲(Hob.XVI:35、XVI:27、XVI:37、XVI:36、XVI:34)、モーツァルトのピアノソナタ5曲(K.545、K.547a、K.332、K.283、K.331)、ベートーヴェンのピアノソナタ5曲(Op.49-1、Op.49-2、Op.79、Op.14-1、Op.14-2)を収めた3枚組のアルバム。収録は1991年から1994年にかけて静岡の磐田郡竜洋町にある竜洋なぎの木会館いさだホールでのセッション録音。レーベルは日本の芸術教育企画という会社のEVICA。

園田高弘さんが亡くなったのは割と最近のことと思っていましたが、調べたところ2004年。もう10年以上になるのですね。日経新聞に連載していた私の履歴書でフルトヴェングラーのライヴに接した感動とカラヤンの比較を通してつづられた音楽感を興味深く読んだのを覚えています。ベートーヴェンやバッハの印象が強い人でしたが、先日このアルバムを見つけて、ハイドンの録音が残っているとはじめて気づいた次第。このアルバムをリリースしている芸術教育企画という会社のウェブサイトに園田さんの情報がありますのでリンクしておきましょう。

園田高弘

1928年東京中野生まれ。幼少時からピアニストだった父清秀の教育を受け、その後ブゾーニ門下のロシア人ピアニストレオ・シロタに師事。東京音楽学校(今の藝大)に進み、卒業直後の1948年には日本交響楽団(今のN響)の定期演奏会でデビュー。その後渡欧してフランスでマルグリット・ロンの教えを受けました。1954年には初来日したカラヤンの振るN響とベートーヴェンのピアノ協奏曲4番を演奏しています。このあとカラヤンからの推薦で再び渡欧、ベルリンに居をかまえベルリン芸術大学のヘルムート・ロロフに師事するとともにフランスやイタリアで演奏会を開き、1959年にはベルリンフィルの定期演奏会にベートーヴェンの皇帝でデビュー、その後ベルリンフィルとも共演を重ね、チェリビダッケ/ミラノ・スカラ座管、ブロムシュテット/ドレスデン・シュターツカペレなどと共演。今から考えても目もくらむような活躍。ヨーロッパでは「日本のギーゼキング」と称されたそう。1970年代からは日本での活動を増やし、教育者や多くのコンクールの審査員としても活躍しました。今日取り上げるアルバムをリリースしている芸術教育企画は園田高弘自身が立ち上げた会社なんですね。

今回このアルバムを取り上げるにあたって知った「日本のギーゼキング」との呼称、このアルバムのハイドンの演奏を聴くと実に的を射た呼称であることがわかります。淡々と演奏しながら揺るぎない構築感と滲み出る音楽性。音楽に対する確かな視野に基づく一貫した演奏は素晴らしいものです。同種の演奏では名盤の誉れ高いオルベルツに近いものがありますね。

Hob.XVI:35 Piano Sonata No.48 [C] (c.1780)
ピアノはヤマハCFIIIS。落ち着き払って淡々としながらもキラメキ感のある入り。適度なホールの残響。ピアノの録音としては理想的なもの。淡々としながらもタッチにしなやかさがあり、そこから燻し銀の味わいがにじみ出てきます。リズムは揺るぎなく安定しているのでメロディーがちょうど良い具合に浮かび上がり、ハイドンの機知の面白さを知り尽くした人がさりげなく表現するウィットのようなものが自然に伝わります。曲をどう演奏しようかという迷いのようなものは微塵もなく、ただただハイドンの楽譜に謙虚に従うよう。この曲だけが視野にあるわけではなく、園田高弘のハイドンという作曲家に対する確かな視点が音楽に揺るぎない説得力を与えているよう。先の園田高弘のサイトにあるディスコグラフィの解説では、このアルバムはピアノ学習者のための模範的演奏として企画されたとのことで、この演奏の意図がなんとなくわかりましたが、この表現、純粋に鑑賞者たる私にとっても、ハイドンのピアノソナタの演奏としても図抜けたインパクトを持つ演奏です。アダージョの落ち着きながらも輝かしい右手のタッチのキラメキ。フィナーレの端正さも印象的。1曲目から見事な仕上がり。

Hob.XVI:27 Piano Sonata No.42 [G] (1776 or before)
あまりの安定感に曲を聴いているのではなく、連綿と連なる叙事詩を聴いているような意識になります。自然なのに意識が覚醒するような刺激に満ちた演奏。よく聴くとタッチの微妙な変化を含んでいて、淡々としているのに豊穣な響き。完全に引き込まれます。テンポも実に自然に動かしてフィナーレを飾ります。

Hob.XVI:37 Piano Sonata No.50 [D] (c.1780)
聴きなれたメロディーの入りですが、一音一音が変化に富んでいて、まるで新しい曲を聴くような新鮮な気持ちになります。演奏によっては単調にも聴こえるのですが、見違えるような豊かさ。それでいてくっきりとした表情は優れたバランス感覚の賜物。特に劇的な曲想の2楽章の凛とした表情が素晴らしいですね。奏者の一貫した姿勢の強さと曲に潜むエネルギーのぶつかり合い。鳥肌がたつような緊張感。リヒテルの力感からくる強靭さではなく、気高さのようなものを感じます。そしてフィナーレのリズムを浮き立たせた入り。さりげない表現ですが深いですね。

Hob.XVI:36 Piano Sonata No.49 [c sharp] (before 1780)
この曲も印象的な曲想の曲。短調による険しい入りですが、いきなり気高い迫力に圧倒されます。力任せではなくピアノが美しく響くレンジいっぱいを使ったコントロールされた力感、というか力感を感じさせる魔法のタッチのようなものでしょう。続くスケルツァンドではちりばめられた音符の響きの余韻の目が詰まっていて織物のような美しさ。そして最後のメヌエットのしっとりとした落ち着いた表情の美しさ。

Hob.XVI:34 Piano Sonata No.53 [e] (c.1782)
ブレンデルの演奏で刷り込まれた曲ですが、ブレンデルの分厚い左手の迫力ある響きをベースとした躍動感に対して、園田高弘の演奏は一音一音の研ぎ澄まされた響きと音楽の強靭さで聴かせる演奏。わたしはこちらの方が好み。ブレンデルの演奏の完成度を超える印象を与えてくれました。独特の中低域の硬質な響きをもつヤマハのピアノの響きを活かしたアダージョ。そして独特の快活さをもった終楽章。しっかりとリズムを踏みしめるように進めながらもメロディーは輝き、翳り、弾みます。

園田高弘のハイドンははじめて聴きますが、これほどまでに素晴らしいとは思っていませんでした。淡々と弾いているように見えて実に多彩。そして深い音楽。ハイドンのピアノソナタの演奏の中でも指折りのものというのは間違いありません。どの曲も一貫したスタンスで演奏され、どの曲も微塵の揺るぎもない緊密な演奏。完璧です。ピアノ学習者がこの演奏を聴くことは相当な刺激になると思いますが、この演奏に近づくには相当な鍛錬がいることでしょう。もちろん全曲[+++++]とします。

モーツァルトも基本的に同じスタンスの演奏ですが、モーツァルトの方は今少しの軽さを求めたくなってしまいます。もともと得意としているベートーヴェンのすばらしさについては私が語れるものではありませんね。

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【新着】ラザール・ベルマンのXVI:27 1972年ミラノライヴ(ハイドン)

今日は先日届いたばかりのアルバム。

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ラザール・ベルマン(Lazar Berman)のピアノによるベートーヴェンのピアノソナタ29番「ハンマークラヴィーア」、ハイドンのピアノソナタ(Hob.XVI:27)の2曲を収めたアルバム。ハイドンの収録は1972年11月12日、ミラノでのライヴ。レーベルは伊Istituto Discografico。

大変珍しいラザール・ベルマンのハイドン。ラザール・ベルマンといえば、我々の世代には懐かしい人。突如老舗Deutche Grammophoneからカラヤンとのチャイコフスキーのピアノ協奏曲がリリースされ、彗星のごとくメジャーに登場したロシアの剛腕ピアニスト。燃えたぎる岩の塊のような轟音を鳴らすことで剛腕ピアニストと言われましたが、あまりデリケートなピアノを弾く人との印象はありません。チャイコフスキーにリストなどを得意としていたと記憶しています。

そのベルマンがハイドンを弾いたライヴということでちょっと興味をもった次第。もちろんベルマンに詳しいわけではないので、ちょっと略歴などをさらっておきましょう。

ベルマンは1930年、レニングラード(現サンクトペテルスブルク)生まれのピアニスト。母がピアニストだったことから手ほどきを受け、3歳でコンクールに参加し、4歳で最初の演奏会を開くなど早くから才能が開花。7歳でモーツァルトの幻想曲を録音し、ギレリスから神童と呼ばれるほどの才能だったとのこと。その後リヒテルなどに師事し、公式デビューは10歳の時、モスクワフィルハーモニーとの共演でモーツァルトのピアノ協奏曲25番を演奏。しかしユダヤ系だったベルマンは1941年の第二次大戦勃発を機に疎開し、生活も困窮するようになります。戦後は1951年のベルリン国際青少年音楽祭と1956年のブダペスト国際音楽コンクールにおいて優勝し、ハンガリーではリストの再来と絶賛されるも、西側諸国には鉄のカーテンに包まれ、その存在が知られることはありませんでした。転機は1975年のアメリカへの演奏旅行。リストの超絶技巧練習曲の演奏がホロヴィッツと双璧と伝えられ、評判になり、前出のカラヤンとのチャイコフスキーのピアノ協奏曲の録音もこの直後ということです。その後当時のソ連からの活動制限に対する反発から1990年にイタリアに渡り95年にはフィレンツェに定住することになります。日本には1977年に来日しておりコンサートも開いていることから、生でベルマンを聴いた人もいるかもしれませんね。2005年2月にフィレンツェで亡くなっています。ということで、この2月で没後10年なんですね。

このベルマンのハイドン、録音はカラヤンとのチャイコフスキーのピアノ協奏曲の録音の3年前、西側にその名が轟く少し前のライヴということで、ベルマンが最も充実していた時期の貴重な記録と言うことができるでしょう。

Hob.XVI:27 / Piano Sonata No.42 [G] (1776 or before)
録音はモノラルで、会場のざわめきと咳払いが時折聞こえるもの。ベルマンは予想とは異なり、古典の矜持を守るように、まるで練習曲をさらりとこなすような超平常心での入り。ベルマンにとってハイドンとは穏やかな心情をベースとした音楽なのでしょう。非常に落ち着いて小気味好いテンポ感での入り。徐々にメロディーを表す右手にアクセントが効いてきて、クッキリとした表情が浮かび上がります。後年のパワーをふまえると嵐の前の静けさ的落ち着きが心地よいですね。1楽章はそれでも緊密な演奏に聴こえましたが、2楽章に入るとさらりとした演奏なのに情感が乗って、なかなかの盛り上がり。途中からグールドばりにベルマンの鼻歌が入り、入魂の演奏であることが伝わります。ベルマンの録音を調べて見るとハイドンの録音は唯一この曲ばかりで、他に何組かの演奏がありますが、同じ音源かどうかはわかりません。ベルマンがこの曲を愛好していたのでしょうか。特にこの2楽章の入れ込みぶりは特別なものと感じます。
フィナーレに入るとタッチの力感が増し、リズムのキレと迫力は、あのパワーで押すベルマンを彷彿とさせますが、さすがにハイドンで野暮なキレ方はしません。古典のバランスを保ちながらの抑えたメリハリが心地よいですね。最後はものすごい拍手が降り注ぎ、当日のミラノの聴衆のベルマンの演奏に対する歓待ぶりがわかります。

剛腕ピアニスト、ラザール・ベルマンの珍しいハイドンのソナタの演奏。西側に忽然と現れる直前のミラノでの貴重なライヴ。もちろんハイドンでは爆発することはありませんが、剛腕ピアニストでもハイドンの魅力をクッキリと描き、その古典的魅力をしっかり伝えていることが、この人の芸風の深さを感じさせるところ。私はカラヤンとベルマンのチャイコフスキーをエアチェックしてカセットで随分聴いたほうですのでベルマンの印象は圧倒的な迫力を持つ人だという世代です。このハイドンはそうしたベルマンの演奏の原点たる基本に忠実なところの良さを表していると思います。個人的に演奏の面白さを堪能できる良いアルバムであると思っていますが、他の方への推薦度合いという点ではこの特殊な状況を加味して[++++]としておきたいと思います。

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【新着】ヴィリー・ストラルチクのピアノソナタ集(ハイドン)

今日のアルバムも私の所有盤リストにないということで湖国JHさんに貸していただいたもの。現役盤というか最近リリースされたばかりのもので、HMV ONLINEで何度か注文しようとしていたものですが、タイミングが悪くこれまで注文せずにきたものです。

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ヴィリー・ストラルチク(Willy Stolarczyk)のピアノによるハイドンのピアノソナタ集。初期のソナタ5曲(Hob.XVI:27、XVI:13、XVI:11、XVI:5、XVI:4)と弦楽四重奏曲Op.76のNo.3「皇帝」の2楽章、カプリッチョ(XVII:1)、交響曲53番「帝国」の2楽章の8曲を収めたアルバム。収録は2009年7月ですが収録場所は記載されていません。レーベルはデンマークのdanica RECORDS。

ヴィリー・ストラルチクは1945年、デンマークのロラン島に生まれたピアニスト、作曲家。デンマークのユトランド半島にあるオーフス(Aahus)にある王立音楽アカデミーでピアノを学び、1976年にはピアニストとしてコンサートを開くようになりました。その後ローマで作曲を学び、その後同じユトランド半島のホルステブロー(Holstebro)の音楽学校の教師や市の作曲家として働きました。それから近くのヴァイレ(Vajle)の文化担当になり、ヴァイレの街でのクラシック音楽、現代音楽の振興に務めています。このアルバムでは、ヴァイレ博物館に保存されている1900年頃に製造されたスタインウェイで録音されています。ストラルチクは作曲家としては、96台のピアノと打楽器のための交響曲「大地、空気、火、水」という壮大な曲で知られているそう。才気あふれる作曲家として、ハイドンのピアノソナタを古いスタインウェイで弾くという、何となく落ち着かない構図ですが、聴いてみるとこれが非常に落ち着いた秀演。人にはいろいろな才能があるものですね。

Willy Stolarczyk

いくつかの曲を選んでレビューしておきましょう。

Hob.XVI:27 / Piano Sonata No.42 [G] (1776 or before)
ピアノの音色は現代のスタインウェイの粒立ちの良いワイドレンジな音とは異なり、中音域重視で、音色もまろやかで味わい深く、ハイドンのソナタを演奏するためにあるような素晴しいニュートラルさ。録音も最新のものらしく、ピアノのまろやかな響きを程よく鮮明に捕らえた秀逸なもの。肝心のストラルチクの演奏、やはり作曲家だからか、虚飾を排して、淡々とハイドンの音楽を紡いでいくような演奏。ハイドン中期の質実な中にもキラリと光る閃きのある曲を、さっぱりと速めのテンポで進めるようすは、まさにオルベルツさながらの孤高の名演奏。ハイドンの作品の素晴しさを掌握しているからこそできる、淡々とした演奏。単純な音階やフレーズ一つ一つにも閃きがあり、シンプルな曲なのに素晴しく聴き応えのする演奏。ピアノの音が転がるように音楽を放っていきます。この人、ピアノ奏者としても只者ではありません。

Hob.III:77 / String Quartet Op.76 No.3 "Kaiserquartetett" 「皇帝」 [C] (1797)
有名なドイツ国歌のメロディー。2楽章だけピアノで弾かれることも多い曲ですね。程よい枯れを見せながら、ゆったりとメロディーが演奏会場に響き渡る様子を楽しむような演奏。メロディーの提示から変奏に入るときのギアチェンジの鮮やかなこと。はるか先を見ながらの演奏でしょうか、小細工はなく、おおらかにメロディーラインを音楽にしていきます。実に慈しみ深い演奏。穏やかに響くピアノの音色が心にしみますね。

Hob.XVI:4 / Piano Sonata No.9 [D] (before 1765)
3曲とばして、シュトルム・ウント・ドラング期よりもかなり前に作曲された曲。ストラルチクのあっさりしたアプローチがドンピシャでハマります。シンプルな曲想が逆に非常にクッキリと浮かび上がり、まさにこの曲のためにピアノをあつらえたような自然さ。変に自己主張しようとしないのも良いですね。ハイドンのすぐれた演奏は、オルベルツもアムランも、大河の流れのような、曲ごとではなく、ハイドンのソナタ自体に宿る大きな流れを表現しようとしているようなところがありますが、まさにストラルチクの演奏もそうした印象が重なります。この小曲がミクロコスモスのように響き渡ります。

このアルバム、久々にハイドンのソナタの真髄をえぐるような演奏でした。演奏のテクニックがどうこうではなく、ストラルチクのハイドンに対するリスペクトが淡々とした演奏から沸き上がってくるよう。楽器の選定も言うことなし。できれば、続編、そしてピアノソナタ全集を目指してほしいところです。これまで多くのピアニストがハイドンのピアノソナタ全集を完成させたり、挑んだりしていますが、過去の演奏と比べても演奏の質に置いては十分勝負になりますし、ハイドン演奏史にのこるものにもなると思います。ピアノソナタ好きな皆さん、必聴のアルバムです。評価は今日取りあげた3曲以外も含めて全曲[+++++]とします。

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ジャン=エフラム・バヴゼのピアノソナタ集Vol.3

先日第1巻を取りあげたバヴゼのピアノソナタ集。第3巻が手に入りました。

Babouzet3.jpg
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ジャン=エフラム・バヴゼ(Jean-Efflam Bavouzet)のピアノによる、ハイドンのピアノソナタ第3集。XVI:45、XVI:20、XVI:27、XVI:14の4曲を収めたアルバム。収録は2011年5月16日から18日、第1巻と同様ロンドンの北東約100Kmの街サフォークにあるポットン・ホールでのセッション録音。

バヴゼの紹介は前記事をご覧ください。

2012/05/22 : ハイドン–ピアノソナタ : ジャン=エフラム・バヴゼのピアノソナタ集Vol.1

このアルバムは好きなXVI:20が含まれているので聴きたかったもの。YAMAHAピアノの実体感ある響きで聴くXVI:20のアンダンテがどう響くでしょうか。

Hob.XVI:45 / Piano Sonata No.29 [E flat] (1766)
前記事のアルバムを聴いた時にはYAMAHAピアノの独特の音色と実体感と、フランス人ピアニストらしい色気のようなものとドイツ系の質実さもを感じましたが、基本的に前回聴いた第1巻と同様な傾向の演奏ながら、このアルバムでは速めのテンポでの推進力を基本とした非常にオーソドックスで無骨ささえ感じる部分が印象に残ります。おそらく厚みのあるピアノの響きと、一貫したテンポの演奏によるものでしょう。録音は最新のものらしく鮮明で眼前近くにピアノがかなりのリアリティで定位するもの。じわりとくる演奏。こうゆう演奏が飽きのこない演奏なんだと思います。
2楽章のアンダンテも同様、地道な推進力が印象的。あえてデュナーミクをあまりつけずに淡々と進めることで、ハイドンの音楽をじっくりと表現しているよう。叙事詩のような演奏と言えばいいでしょうか。淡々とメロディーを弾き進めていく事で、じわりと音楽がつたわるような演奏。バヴゼに最初抱いていた印象とは少し異なりますが、おそらく第1巻を今聴くと同じ印象を感じるのではないかと思います。要は演奏の違いというより先入観の違いのような気もしてます。
フィナーレもあっさりした演奏。ただピアニズムというか現代ピアノの響きの魅力は十分に感じられ、ダイナミクスを過度に強調しないことで古典的な均整を保っている感じ。男性ピアニストらしい、左手の力強さに支えられた迫力が聴き所でしょう。フィナーレは徐々に左手の堂々とした低音の力感がもりあがり、曲の面白さが増していくのが手に取るようにわかります。最後が頂点。

Hob.XVI:20 / Piano Sonata No.33 [c] (1771)
好きなXVI:20。無骨なと感じたのはこの曲を最初に聴いたから。研ぎすまされた響きというよりはゴリッとした低音の迫力を感じる演奏。リズムが少し乱れたり朴訥だったりというのもそういった印象を強くしています。磨き込まない自然体のハイドン。
この曲で最も美しい2楽章。訥々と進むあたりは素朴な曲の魅力を上手く表しています。この曲では流石に音量を落として素朴な静けさを表しています。前記事でも書きましたが、少々音量を落として聴いた方が印象がいい不思議な録音。とぼとぼ歩くようなリズムとテンポは絶妙。この楽章の表現は流石聴かせどころを心得ており、波がひいては返す感じが幽玄とした印象をつくり、夕闇に瞬き始める星のようなこの曲の魅力を伝えています。
フィナーレは今度は上手く力がぬけて、力感ではなくリラックスで聴かせる演奏。バヴゼの演奏は力感よりも抜いた時のほうがしっくりする感じです。意外と楽譜を見ながら初見で弾いているような雰囲気もあり、さりげなさというか、一貫した素朴さがやはり印象にのこります。

Hob.XVI:27 / Piano Sonata No.42 [G] (1776 or before)
あと2曲は簡単に。だんだんさりげなさが魅力だと感じるように。ハイドンのソナタの演奏の一つのあり方かもしれません。この曲は音階の面白さが聴き所ですが、パヴゼはあくまでさらりと弾き進めるようなスタイルで、こだわりなくどんどん行きます。逆にそれが徹底されていておもしろ味が上がっています。初期のシンプルな曲想がバヴゼの演奏スタイルに合っている感じ。2楽章、3楽章も同様の印象。特に3楽章のあっさり感は見事。初期の曲とのほうが相性はいい感じ。この曲はドンピシャ。

Hob.XVI:14 / Piano Sonata No.16 [D] (early 1760)
最後はごく初期の曲。前曲同様相性の良さを感じさせます。複雑な曲ではないだけに、多少単調な要素はありますが、不思議と何の違和感もなく、逆に割り切りの良さが感じられむしろいい印象になります。この曲もドンピシャということでしょう。

ジャン=エフラム・パヴゼのピアノによるハイドンのピアノソナタ集の第3巻は結果的に初期のシンプルな曲の良さにスポットライトを当てる形になりました。第1巻とは印象がだいぶ変わります。評価はHob.XVI:45とHob.XVI:20は[++++]、残り2曲は[+++++]としました。ピアノ演奏の奥行きがわかるいいアルバムだと思います。

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ピノックのソロ、ウィグモアホールライヴ

今日はHMV ONLINEから届いたばかりの新着アルバム。

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http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=3782760

ピノックは私自身がハイドンへ興味をもつきっかけとなった演奏家。現在はピノックのハイドンの演奏を高く評価している訳ではないのですが、思い入れは深いんですね。刷り込みの原点といったところです。このあたりの経緯はブログを開設して間もなく記事にしていますので、当時の記事へのリンクを張っておくことにします。

ハイドン音盤倉庫 - 私はなぜハイドンにはまったのか?
ハイドン音盤倉庫 - 私はなぜハイドンにはまったのか?-2
ハイドン音盤倉庫 - 私はなぜハイドンにはまったのか?-3

そのピノックのハイドンのソナタを含むコンサートライヴ盤ということで、早速手に入れた訳です。以前の若々しい姿とはうってかわり、笑顔の初老紳士と行った風情のなかなかいいジャケット写真。ピノック自身は1946年生まれということで、今年64歳ということになりますね。

2009年5月10日、ロンドンのウィグモアホールでのライヴです。レーベルはWIGMORE HALL LIVEということでホールの自主制作盤のようですが、HMV ONLINEにも流通しているため、手に入れやすいと思います。
調べたところ、ロンドンのウィグモアホールはいろいろ活動をしておりアルバムのリリースにも熱心ですね。サイトのリンクを張っておきましょう。

WIGMORE HALL(英文)

収録曲はハイドンのピアノソナタからXVI:14、XVI:27の2曲と、アンコールにXVI:D1のフィナーレの計3曲。他にパーセル、ヘンデルの曲をあしらったもの。私の好きな拍手入りの収録です。

2曲目に配されたXVI:14はハイドン最初期のピアノソナタで1950年代の作曲。ピノックのハープシコードは安心して聴いていられます。先日のダントーネの前衛的ハープシコードの反動でしょうか、落ち着いた演奏を聴くと心が安らぎます。3楽章で10分少しの小曲ですが、スタジオ録音と言われても少しも疑う余地のない完成度の高い演奏。曲の終わりの拍手がなければ気づかないほどです。こういった小曲を名手が味わい深くさらりと弾いているというのはいいですね。特色は2楽章の音色の変化。なんという奏法か知りませんが、2楽章中間部で弱音器をつけたような音色に変化。ハイドンの創意が生きていますね。さらりと終わったのに会場は拍手喝采で盛り上がってます。

そして6曲目に配されたXVI:27。こちらは1776年の作曲。曲の構造もより明確にになり、ハープシコードによるハイドンのソナタの理想的な演奏といっていいでしょう。明らかにXVI:14より表現が深くなっており、また生気も増しています。こちらも2楽章の途中に音色に変化をもたせ、最高音域の音色をうまく使って印象的な響きを造り出せています。3楽章の快速な展開も見事。こちらも最後は割れんばかりの会場の拍手を誘い、アンコールにつなげます。

そして2曲演奏されるアンコールの1曲目がハイドンのXVII:D1のフィナーレ。リズミカルな曲想を十分に反映したこちらも快速な演奏。ショーピース的アンコールですが、2曲目はパーセルの落ち着いた3分少々の小曲。演奏が終わり消え入る余韻としばしの静寂、そして暖かく長く続く拍手にブラヴォー。当日の会場の興奮がつたわるいいライヴアルバムと言えるでしょう。台風の影響で各地で災害のニュース。痛ましい限りですが、季節が変わる節目でもありますね。秋の夜長にふさわしい大人の1枚ですね。

評価はピノックへの敬意を表して、3曲とも[+++++]としました。最近最高評価を乱発し過ぎですかね(笑)
所有盤リストを見ていただくと、悪い評価もかなりしているので、乱発ではないんですね。できるだけいい演奏をブログで紹介しているということとご理解ください。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : ピアノソナタXVI:14 ピアノソナタXVI:27 ピアノ小品 古楽器 おすすめ盤

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Daisy


Author:Daisy

なぜかハイドン(Franz Joseph Haydn)が特に気に入り膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。東京在住のごく普通のサラリーマンです。

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2017年7月のデータ(2017年7月31日)
登録曲数:1,361曲 登録演奏数:10,291
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