ワルシャワ・シンフォニアの天地創造、ジラール四重奏団のひばり(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)

昨日5月4日は、このところ毎年出かけているラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンへ。

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016 「la nature ナチュール - 自然と音楽」

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンも今年で11年目とのこと。東京のゴールデンウィークの風物詩として定着しています。毎年決まったテーマでプログラムが組まれ、今年は 「la nature ナチュール - 自然と音楽」。当初は作曲家やお国をテーマとしていて、モーツァルトを特集した年には、おまけでハイドンも随分取り上げられましたが、最近は幅広い音楽を取り上げられるテーマ設定になっており、毎年ハイドンもパラパラとプログラムに入っています。ここ数年で聴いたコンサートの記事は下記のとおり。

2015/05/04 : コンサートレポート : ジャン=クロード・ペヌティエの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」(ラ・フォル・ジュルネ)
2014/05/06 : コンサートレポート : トリオ・カレニーヌのピアノトリオ(ハイドン)、アンヌ・ケフェレックの「ジュノム」(ラ・フォル・ジュルネ)
2014/05/04 : コンサートレポート : アルゲリッチ、クレーメルによる動物の謝肉祭(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)
2013/05/05 : コンサートレポート : 【番外】ラ・フォル・ジュルネで衝撃のブーレーズライヴ

今年もプログラムを見て、気になるコンサートをいくつかチェックして、つながりなどを考えてチケットを取ったのが2つのコンサート。

公演番号:236 ジラール四重奏団の「ひばり」、「ラズモフスキー2番」
公演番号:216 ワルシャワ・シンフォニアの「天地創造」

5月4日の19:30始まりで、間に15分おいた2つのコンサートということで予約した次第。もちろんお目当てはワルシャワ・シンフォニアの「天地創造」に他なりません。ワルシャワ・シンフォニアはラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンでは毎年出演しているオケですが、私が生で聴くのははじめて。他の方は知りませんが、私はこのオケに格別な関心があります。それは、フォルカー・シュミット=ゲルテンバッハの振る「悲しみ」の超絶の名演を聴いたから。自然さを保ったなかでもヴァイオリンパートの切れ味は恐ろしいほど。これまでのレビューを通して、ポーランドのオケは自然で雄大な響きをつくるのが上手い印象ですが、このアルバムは別格の完成度。ということで天地創造をワルシャワ・シンフォニアが演奏すると知り、すかさずチケットをとりました。

2012/07/17 : ハイドン–交響曲 : ヴィシュニエフスキ/アメリカン・ホルン四重奏団+ワルシャワ・シンフォニアのホルン信号
2011/01/16 : ハイドン–交響曲 : シュミット=ゲルテンバッハ/ワルシャワ・シンフォニアの悲しみ

プログラムを見ると、ワルシャワ・シンフォニアはラ・フォル・ジュルネの期間中、今年は3日ですべて異なるプログラムを8公演もこなす激務。その内の一つが大曲天地創造。プロとはいえ重労働ですね。



さて、4日は天気も良く、コンサートの始まりも遅い時間帯だったので、ちょっと早めに家をでて、近くのマリオンで開催されていた、イタリア映画祭で映画を見てからの出陣。

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朝日新聞社 - イタリア映画祭2016

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こちらも今年で16回目を迎えるゴールデンウィークの定番イベントということですが、私ははじめて。毎年見ている友人に誘われて、コンサート前の時間を狙ってチケットをとっておきました。見たのは「俺たちとジュリア」というコメディー映画(作品情報)。これが実に面白かった。それぞれイマイチな人生を送っていた3人が何の因果かイタリアの片田舎の不動産を共同購入することになり、夢のようなホテルを創るというお話。長年サラリーマンをやってきた私も身につまされる話です。オチはマフィアの国イタリアらしいもの。イタリア語のテンポのよいセリフと手慣れたつくり込みが秀逸でした。



映画を楽しんだあと、イトシアの地下でカジュアルなイタリアンを楽しみ、いざ夜の東京国際フォーラムへ。

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いつものように中庭には屋台がたくさん出て賑やか。開演時刻がまもないため人混みをかき分けて最初のコンサートのあるB5ホールへ急ぎます。B5ホールは256席の室内楽用の規模のホール。本来は会議用途なのでかなりデッドであり室内楽を楽しむには少々難ありです。

奏者はジラール弦楽四重奏団(Quatuor Girard)。このクァルテットのアルバムは以前一度記事にしています。略歴などは記事を御覧ください。

2013/11/07 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : ジラール四重奏団のOp.76のNo.5

記事にも書いたとおり、なんと4人は兄弟姉妹。メンバーの内何人かが兄弟というクァルテットはたまにありますが、4人とも兄弟とは珍しい。上のアルバムは2008年とデビュー早々の録音で、評価も今ひとつでしたが、この日の演奏はなかなか聴き応えがありました。
1曲目のハイドンの「ひばり」は、まさにこのクァルテットの現在の実力を表すいい演奏でした。優雅な曲調の曲ですが、各パートのボウイングがそろってしなやか。第1ヴァイオリンが目立つ演奏が多い中、4人の息がそろって穏やかな演奏。楽器もしくは会場の音響のせいか、第1ヴァイオリンの高音の伸びは今ひとつながら、非常に丁寧にフレーズを一つ一つ表現してバランスも良く、古典的な均衡を保った演奏。力まず力のいれ方の緩急も洗練されており、緊張感を保った演奏でした。フィナーレでようやくぐっと踏み込むところもいいセンス。上の記事の演奏から8年が経過して腕もかなり上がってきたということでしょう。

2曲目のベートーヴェンのラズモフスキー2番に入るとハイドンの演奏の時とは異なり、ぐっとボウイングに力が入るところがそこここにあり、演奏精度もなかなかのもの。現在ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集の録音に取り掛かっているとのことで、やはり得意としているのでしょう。このベートーヴェンを聴くと、ハイドンでは古典的な整然とした響きを狙っていたことがわかります。ベートーヴェンの方も4人の精度の高いアンサンブルでレベルの高い演奏を楽しみました。やはり間近で聴くクァルテットはいいですね。

拍手もそこそこに席を立ち、15分で隣の巨大なホールAに移動しなくてはなりませんので、先を急ぎます。エスカレーターで1階まで降りて、東京駅側のホールAのエントランスへ。またまたエスカレーターでホールまで上がります。

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ホールAは5000席の大ホール。席は18列のほぼ中央ということで、いい席でした。こちらは残響は多め。

ガブリエル/エヴァ(ソプラノ):リュシー・シャルタン (Lucie Chartin)
ウリエル(テノール):ファビオ・トゥルンピ (Fabio Trümpy)
ラファエル/アダム(バリトン):アンドレ・モルシュ (André Morsch)
アルト:ゾエリーヌ・トロイエ (Zoéline Trolliet)
ローザンヌ声楽アンサンブル(Lausanne Vocal Ensemble)
ダニエル・ロイス(Daniel Reuss)指揮のワルシャワ・シンフォニ(Sinfonia Varsovia)

ワルシャワ・シンフォニアは先に触れたとおりですが、指揮のダニエル・ロイスは全く知らない人。公演のチラシによれば現在ローザンヌ声楽アンサンブルの芸術監督を務めている人。経歴をみてもRIAS室内合唱団、エストニア室内フィル合唱団など振っていた経歴もあり、合唱指揮の人ですね。歌手も知らない人ばかりでしたが、それぞれかなりの実力者でした。

開演が20:45と普通のコンサートの終わるような時間。しかも休憩なしで「天地創造」を演奏するということで、オケにとってはかなりの重労働ですね。隣のホールから移動して着席してすぐ、定刻通りに演奏がはじまりました。

広大なホールですが、程よく残響をともなったオケの響きはホールの大きさにもまけず、力強いもの。指揮のダニエル・ロイスはじっくり遅めのテンポで雄大に天地創造の第1部の混沌を描いていきます。肝心のワルシャワ・シンフォニアは職人オケらしく指揮者の指示に忠実に、どちらかといえばおおらかに天地創造の各場面を描いていきます。奇をてらうようなところは全くなく、逆に弱音部のコントロールや間の取り方が丁寧で、雄大さばかりでなく緻密な音楽を聴かせ、次々の場面のかわる絵巻物を一貫した描写で描いていくよう。天地創造という美しいメロディーの宝庫たる音楽を楽しむのに最適な演奏といったところでしょう。歌手はソプラノのリュシー・シャルタンが絶品。聴きどころの第6曲のガブリエルのアリアの美しいこと。コケティッシュな魅力のある伸びのある美声を振りまいてました。そしてラファエルのアンドレ・モルシュは、話題のショーンなんとかさん似のイケメンバリトン歌手。声量も迫力もありテンポ感も良く、天地創造の引き締め役を見事に演じていました。ウリエルのファビオ・トゥルンピも柔らかさをもった軽さのあるテノールで役に相応しい声。おそらく指揮者のダニエル・ロイスが役に相応しい歌手を選んでいるのでしょう。一番よかったのはある意味当然ですが、コーラスを担当したローザンヌ声楽アンサンブル。ここぞというところの迫力と透き通るような透明感あふれるハーモニーの美しさは流石なところ。この天地創造、指揮者は合唱指揮出身ということでオケに雄弁に語らせるというより一貫してハーモニーの美しさとうねるようような大きな起伏を描くことに集中して、オケの力みは皆無。こんなにしなやかで力まない天地造像はある意味珍しいほど。第一部のクライマックスはもちろん盛り上がりますが、程よい力感で収めます。曲間の間の取り方もうまく、さっと次に移るので曲が途切れる印象がありません。第2部は美しいメロディーの宝庫らしく、歌の美しさを最重要視したおだやかなオーケストラコントロールが印象的。そして奏者のみ2〜3分の休憩をとったあとの第3部の2つのアダムとエヴァのデュエットも絶品。最後の終曲でコーラスの端にいたアルトのゾエリーヌ・トロイエが前に出てソロに加わるあたりは定番の演出ですが、終曲はテンポを落として堂々とした迫力を描き、それまでのしなやかな流れとは少しギアを入れ替え神々しさを強調します。天地創造とはもともと聖書の創世記などを描いた宗教劇ではありますが、このコンサートのタイトルは「大自然のスペクタクル〜天地創造の壮大な歌劇」とあり、ラ・フォル・ジュルネ全体のテーマに合わせて自然の描写をテーマにおいています。テーマに合わせて演奏を変えたわけではないでしょうが、この楽天的で自然な演奏は、宗教劇というよりは、まさに自然を描写したものという印象がぴったりとくるものでした。

天地創造は公演ではアーノンクールの最後の来日の際の演奏を聴いていますし、録音のレビューは随分な数取り上げていますが、これほどのびのび朗々とした演奏はありませんでした。自然さというか無欲の純心な演奏という意味ではペーター・シュライアー指揮の映像を思い起こさせるもの。お目当てのワルシャワ・シンフォニアは、「悲しみ」でのタイトさとは異なり、安定感抜群の職人オケとして長大な曲を手堅く演奏するプロという印象でした。終演後は万雷の拍手。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンという企画上、天地創造をはじめて聴くお客さんも少なくなかったでしょうが、曲の魅力をしっかりと伝える演奏がお客さんの心に残るいいコンサートだったといっていいでしょう。

終演は22:40頃とかなり夜もふけ、東京国際フォーラムの中庭も屋台が終わって静けさをとりもどしていました。

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ゴールデンウィークもあと少し。脚の怪我もだいぶおちついたので本日はスポーツクラブで泳いで体力回復に努めます(笑)

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tag : ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 東京国際フォーラム 天地創造 ひばり

ジャン=クロード・ペヌティエの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」(ラ・フォル・ジュルネ)

このところゴールデンウィークには毎年出かけているラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン。東京のゴールデンウィークの風物詩として定着しています。今年のテーマは、これまでの特定の作曲家、特定の時代などをテーマとしていた流れから変わり、PASSIONS(パシオン)「恋と祈りといのちの音楽」ということです。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」2015公式サイト

ここ数年聴いたプログラムは下記のとおり。なかでもアンサンブル・アンテルコンタンポランのブーレーズはライヴにもかかわらず超精密な演奏に衝撃を受けるほどのすばらしさでした。

2014/05/06 : コンサートレポート : トリオ・カレニーヌのピアノトリオ(ハイドン)、アンヌ・ケフェレックの「ジュノム」(ラ・フォル・ジュルネ)
2014/05/04 : コンサートレポート : アルゲリッチ、クレーメルによる動物の謝肉祭(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)
2013/05/05 : コンサートレポート : 【番外】ラ・フォル・ジュルネで衝撃のブーレーズライヴ

さて、今年チケットを取ったのは1つだけです。

公演番号:252 “受難曲の傑作~ハイドンの劇的受難曲(ピアノ独奏版)”

今年のプログラムでハイドンが含まれるのはいくつかありましたが、日程があったのがこれ。祈りのパシオンということで、ハイドンの傑作「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」のピアノ演奏版です。他に弦楽四重奏曲版、珍しいハープ独奏版のコンサートプログラムも入っていましたが、ハイドンの祈りはこの曲ばかりではないんですが、それでも今やメジャーとなったラ・フォル・ジュルネでハイドンが取り上げられるだけでもよしとしましょう。

奏者はフランスのピアニスト、ジャン=クロード・ペヌティエ。以前にソナタ集を取り上げています。奏者の情報はこちらをごらんください。

2010/11/24 : ハイドン–ピアノソナタ : ジャン=クロード・ペヌティエのピアノソナタ集



さて、昨日5月3日は快晴。汗ばむほどの陽気でした。毎年ゴールデンウィークに開催されるラ・フォル・ジュルネの時期は暑い日が多いですね。

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東京国際フォーラムの中庭に植えられた欅は新緑の緑が濃くなり、葉が鬱蒼と茂り始めてます。

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コンサートの始まる12:15より少し前について、会場をうろうろ。プログラムを見るとほとんどの公園が売り切れで、会場はすでに多くのお客さんで賑わっています。

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お昼時とあって中庭では食事を楽しむ人たちでごった返していました。この陽気、もちろんコンサート前に一杯煽らずにはいられません(笑)

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屋台でプレミアムモルツと白ワインを手に入れ、グビッと一杯。いやいやキンキンに冷えた生ビールを青空の下で飲むというのはいいものです。そうこうしているうちに開場時間となります。

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開場は有楽町から東京国際フォーラムに入ってすぐ左のD7ホール。エレベーターに乗り、ホールに入ると、席はピアノの正面の絶好の席でした。

ステージを見ると、ピアノとは別に譜面台が置かれています。ハイドンの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」は、1786年、スペインのカディス大聖堂からの依頼によって作曲された曲で、聖金曜日の礼拝において、福音書のキリストの十字架上での七つの言葉をそれぞれ読み、瞑想する時間に演奏されるための音楽ということ。ヨーロッパの録音では曲間にこの福音書の朗読が入るものもあります。ということで、今日の演奏は、音楽祭のテーマである「祈りのパシオン」らしく、福音書の朗読が入るものと想像されました。

定刻となり、ピアニストのペヌティエがのそのそと登場。すると、ピアノを弾く前に自ら譜面台の前に立ち、ドスの効いたフランス語の低い声で朗読を始めます。壁面に字幕が投影され、この十字架上のキリストの最後の七つの言葉の語りの意味を噛み砕いて始めて聴くという機会となりました。

ペヌティエの語りは、語り役としても素晴らしいほどのもの。暗闇の中でスポットライトを浴び、オーソン・ウェルズのような鋭い眼光で会場をギラリとにらみながらの語りは雰囲気抜群。ピアノより語りの方が印象的といったら怒られますでしょうか。

序奏から生のピアノの力感はかなりのもの。演奏は虚飾を配して、ゆったり訥々と進めるものですが、やはり左手から繰り出される図太い低音はかなりのもの。時折タッチが乱れることもありましたが、図太い音楽の一貫性は流石なところ。そして各ソナタの間に語りが挟まれ、かなりゆったりとした進行。キリストが磔にされ、絶命するまでの様子が語られ、その物語の余韻に浸りながら聴く音楽ということがよくわかりました。プログラムでは12:15から13:25までと70分の予定でしたが、終わったのは13:30過ぎ。ゆったりとした音楽と、ゆったりとした語りを存分に楽しめました。特に第5ソナタから第7ソナタに至る後半の曲調の変化の演出は流石というところ。そして最後の地震はタッチはかなり乱れたものの、迫力で押し切る気迫の演奏。

最後は会場から拍手が降り注ぎ、何度も呼び戻され嬉しそうにそれに応えるペヌティエの笑顔が印象的でした。

ラ・フォル・ジュルネではこれも恒例ですが、コンサートが伸びると、次のプログラムの始まりに間に合わない方が席を立ち、そそくさと出ていく姿が見られました。幸いこのプログラムでは語りが挟まれるので、演奏中に離席するひとがいなかったのが幸い。これもこの音楽祭の風物詩でしょう。



会場から出るのはエレベーターのみということで少々待ってから外に出ると、先ほどよりさらに気温が上がって汗ばむほど。お昼の時間ということで、となりの旧読売会館、今はビックカメラの上にあるタイ料理、コカレストランに向かいました。

食べログ:コカレストラン&マンゴツリーカフェ 有楽町

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なにはともあれシンハービール(笑) 先ほどビールを飲んだのですが、暑い日は喉が乾くのです(笑)

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そしてトムヤムヌードルに蟹チャーハン。トムヤムヌードルは酸味とピリッとした辛味が流石。スープの完成度高いです。実に旨味の濃いスープでした。蟹チャーハンもタイ風の味付けでこれも絶品。これはおすすめですね。

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そして嫁さん注文のデザート。マンゴプリンにタロイモケーキ。こちらも美味しかった。ここは2度目ですがリーズナブルで美味しいいい店です。



さてお腹も未知たので、この日最後の行き先は上野の西洋美術館。

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国立西洋美術館:グエルチーノ展 よみがえるバロックの画家

こちらは本題から外れてしまいますので、紹介だけ。日本ではイマイチマイナーな存在のグエルチーノですので、連休中でも比較的ゆったり観られます。おすすめです。

ということで連休後半は文化的に始まりました。

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tag : ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 十字架上のキリストの最後の七つの言葉 東京国際フォーラム

トリオ・カレニーヌのピアノトリオ(ハイドン)、アンヌ・ケフェレックの「ジュノム」(ラ・フォル・ジュルネ)

昨日5日は再び東京国際フォーラムに出かけ、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンを楽しみました。

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」2014公式サイト

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この日は早朝から千代田区が震度5弱の地震に見舞われ、ちょっと心配しましたが、交通機関もさして乱れることなく、順調に有楽町までやってこれました。取ったプログラムは10:45開演のものと14:00開演のものの2つ。最初のプロブラムがホールではなくG棟での開催だったので、まずはG棟に入ってみます。

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まだまだ10時台なので人出はそれほどでもありませんでした。G棟の吹き抜けはまだ席が残っているプログラムのチケットを販売しています。1時間弱の短いコンサートとはいえ、いくつも聴くには体力がいります。ということで、追加でチケットを買うのはやめにしました。

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東京国際フォーラムは新宿に移転した東京都庁跡地に1997年に完成したコンサートホール、国際会議場などのコンプレックス。国際コンペで勝ったのは当時無名だったラファエル・ヴィニオリ。これを建てている間に日本のバブルは崩壊し、バルブルの象徴と見られていた時期もありましたが、今は純粋に素晴しい空間を楽しめる東京の名建築というところでしょう。巨大な吹き抜け空間と、恐竜の骨格のような露出した構造はいつ見てもスペクタクル。ラ・フォル・ジュルネも今年で10階目ということで、ここでやるのがすっかり定着しているようですね。最初のコンサートがG409という4階の会場ですので、エレベーターで4階に向かいます。

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まだ、開場まで間があるので、吹き抜けに面した廊下でのんびりと開場を待ちます。

最初のプログラムはこちら。

公園番号:361(ホールG409)
ハイドン:ピアノ三重奏曲 ホ長調(Hob.XV:28)
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
トリオ・カレニーヌ (ピアノ三重奏)

やはりハイドンのプログラムは聴かない訳には参りません。演奏者のトリオ・カレニーヌ(Trio Karenine)ももちろんはじめて聴く人たちゆえ、興味津々です。メンバーは次のとおり。

ヴァイオリン:アナ・ゲッケル(Anna Göckel)
チェロ:ルイ・ロッドゥ(Louis Rodde)
ピアノ:パロマ・クーイデル(Paloma Kouider)

若手の美女2人にイケメンチェリストの組み合わせでした。トリオの設立は2009年と比較的最近で、トリオ名はトルストイの「アンナ・カレーニナ」に因んだものとのこと。メンバーはパリ国立音楽院、エコールノルマル音楽院の卒業生で、イザイ弦楽四重奏団に師事したそうです。第5回ハイドン室内楽コンクールで特別賞、プロ・ムジチス協会賞を受賞。また2013年にミュンヘン国際音楽コンクールで1位無しの第2位となった若手実力派といったところでしょう。

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会場はG棟の会議室に椅子を並べた簡易的なもの。会議室の中央にステージが設定され、5列の客席で囲んでいます。東京国際フォーラムは場所、ホールはいいのですが、会議室は残響が極端に少なく、演奏者にはちょっと酷な会場ですね。キャンドルスタンド風の照明がピアノの左右におかれ、雰囲気が会議室然としないよう配慮しているのでしょうか。

さて、定刻になりトリオ・カレニーヌのメンバーが登場。デッドな空間に1曲目のハイドンのトリオが響き始めます。抑えたピアノにピチカートを合わせたこの曲独特の入り。間近で聴くとやはりトリオの中でもピアノの音の存在感が際立ちます。1曲目のせいか、ピアノのリズムが少し重く、ヴァイオリンも弓のキレが今ひとつ。チェロの男性のみ最初から活き活きとした演奏を聴かせていました。それでもピアノの響きのデリケートな変化にハイドンが晩年に到達した澄みきった音楽の素晴らしさを感じざるを得ません。トリオ・カレニーヌも徐々にリラックスしてきて、2楽章の暗い中にもきらめきのある名旋律、そして3楽章の軽快な音楽を演奏していきます。それでもどこか少しギクシャクとした固さを残していました。このまま終わったらトリオ・カレニーヌの名前は記憶に残らなかったと思いますが、つづくラヴェルのピアノトリオは圧巻の出来でした。
やはり、得意としていたのはラヴェルでしょう。冒頭から神がかったようなキレ味。特に先程ハイドンでは今ひとつノリが良くなかったヴァイオリンのアナ・ゲッケルが別人のようにキレキレ。演奏技術的にはよほどラヴェルのほうが難しいのでしょうが、音楽として演奏するのはハイドンの方が難しいのでしょうか。前曲をハイドンが作曲したのが1796年、このラヴェルのピアノトリオは1914年ということで、120年の時を経た音楽。同じピアノ、ヴァイオリン、チェロという楽器での音楽ながら、ラヴェルの書法は精緻を極め、色彩感と楽器から引き出す音色の多彩さは比べるべくもありません。トリオ・カレニーヌはまるでラヴェルが乗り移ったような素晴しいキレ味で音楽を演奏していきます。デッドな会場にもかかわらず、観客はトリオ・カレニーヌの演奏に釘付け、素晴しい演奏でした。

会場は拍手の渦。しかしながら、皆さんこの後続くコンサートのチケットをとっているらしく、そそくさと会場を後にします。これもラ・フォル・ジュルネの風物詩ですね(笑)

時間は11:30をまわったところ。ということでG棟の下まで降りて、丸の内側の出口の方に行ってみると、何やら銅像が建っています。これは今まで気づきませんでした。

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台座を見ると太田道灌像とあります。太田道灌といえば室町時代の武将で江戸城築城の主ということで、以前ここにあった東京都庁の敷地内にあったものをここに移転したものとのこと。戦国武将の像が時代を超えて現代建築のなかに雄々しく立ちはだかる姿は、さしずめテルマエ・ロマエさながらのキッチュな存在ですね(笑)

お昼の時間ということで、東京国際フォーラムの中庭の屋台は多くの人でにぎわっていました。なにか屋台で買ってベンチで食べても良かったのですが、生憎多くの人でベンチは満席。ということで有楽町のガードの方に出て、どこかにはいろうかと歩き始めると、最初にあるのが長崎ちゃんぽん、リンガーハット。脳内の記憶中枢に電流が走り、ここしばらく長崎ちゃんぽんは食べていませんし、脳内に長崎ちゃんぽんという記憶領域も薄れかけている事に気づき、嫁さんに「ちゃんぽんでも食うか?」と聞くと、「最近食べてないからいいわよ」と同様の脳の構造、入ってみる事にしました。

食べログ:長崎ちゃんぽんリンガーハット 有楽町店

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ということで、お休みかつ車ではありませんので、ビールです(笑) 店内はお昼時なので満員ですが、注文後すばやくビールが供される風流を解する店でした。うま~。

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そして定番長崎ちゃんぽんに餃子をたのみました。個人的にはチェーン店はあまり好きな方ではありませんが、ここはいいですね。チャンポンも出汁たっぷり。そして箸の袋に餃子に柚子胡椒をつけて食べると美味しいとの記載があり、店側のマーケティングにマルノリして、ちょっと柚子胡椒をつけていただくと、、、 これは美味い!
お手軽にお昼をすませて、すこしまわりをうろうろして午後のプログラムまでの時間を過ごします。

午後とったプログラムはこちら。

公演番号:343(ホールC)
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271 「ジュノム」
アンヌ・ケフェレック (ピアノ)
横浜シンフォニエッタ
ジョシュア・タン (指揮)

ケフェレック目当てでとったプログラムです。ケフェレックは過去に2ほど演奏を取りあげています。

2013/04/03 : ハイドン–協奏曲 : アンヌ・ケフェレック/アルマン・ジョルダンのピアノ協奏曲(XVIII:11)
2011/02/06 : ハイドン–ピアノソナタ : アンヌ・ケフェレックのピアノソナタ集

実演でも香り立つようなピアノが会場を圧倒しました。

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3日のホールAはかなり後ろの席だったのでアルゲリッチのピアノも遠くに聴こえましたが、今回のホールCでは前から5列目で、十分ダイレクトな音が楽しめる席です。先程のG棟とは違い、音楽専用ホールだけに残響も多めでいい響きです。昨年このホールで、アンサンブル・アンテルコンタンンポランの超絶の名演を聴いています。

さて、ケフェレック目当てと書きましたが、1曲目はモーツァルトのディヴェルティメントK.136。指揮者のジョシュア・タンはシンガポールの指揮者で中国、台湾、シンガポールなどで活躍している人。もちろんはじめて聴く人でしたが、1曲目のモーツァルトは素晴しい仕上がり。速めのテンポなんですが、オケを非常にふくよかに鳴らし、晴朗なモーツアルトの名曲を、実に伸びやかに演奏。横浜シンフォニエッタもはじめて聴きましたが、アンサンブルの精度も高く、かなりの腕利き揃いとみました。このオケの伴奏でケフェレックのモーツァルトを聴けるということで期待十分です。1曲目から拍手喝采。ホールも大いに盛り上がります。

そしてピアノをステージ中央にに動かして、ケフェレック登場。1948年生まれということで、もう70近いお歳にもかかわらず、優美な舞台姿は流石です。ジュノムの最初のピアノの一音から雰囲気のあるピアノにうっとりです。最初はちょっとオケとのやり取りのリズムが固いところもありましたがすぐに一体化。ふくよかに弾むオケに優美なピアノが乗って絶品の演奏。華やかな1楽章、沈む2楽章、そして華麗に展開するフィナーレと雰囲気満点。音楽はテクニックで聴かせるものではなく、溢れ出すような情感で聴かせるものですね。最後の一音がホールに響き渡ったあと、万来の拍手に包まれます。何度もカーテンコールに呼び出され、ジョシュア・タンに促されてアンコールで弾いたのがヘンデルのメヌエット。訥々と語られるような音楽にホール中がのまれているのがよくわかりました。これは絶品。音楽家という職業、楽器を演奏するのではなく、人の心を打つのが仕事だと言わんばかりの沁みる演奏。もちろんブラヴォーの嵐。文字通り香り立つようなモーツァルトとヘンデルに心を奪われたコンサートでした。

いやいや、やはり生はいいですね。横浜シンフォニエッタも流石の出来でした。

コンサートが終わって、時刻はちょうど15時頃。先程近くをうろついた時に向かいのビックカメラの中に結構な品揃えの酒屋さんがあることがわかり、そこで1本仕入れです。

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好きなニッカのモルトですが、12年は製造終了ということで、この機会にゲットです(笑) そして新宿経由で帰宅し、ゴールデンウィークのイベントごとは終了。

東京のゴールデンウィークの風物詩ですが、適当に楽しむにはいい企画。ラ・フォル・ジュルネ、来年はハイドン特集という、、、わけはないですね(笑) 

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tag : 東京国際フォーラム モーツァルト ヘンデル

アルゲリッチ、クレーメルによる動物の謝肉祭(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)

昨日は、東京のゴールデンウィークの風物詩、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに出かけました。毎年聴きに行っている訳ではありませんが、昨年は衝撃的な演奏を聴き、このお祭りをちょっと見直した次第。

2013/05/05 : コンサートレポート : 【番外】ラ・フォル・ジュルネで衝撃のブーレーズライヴ

ブーレーズの育てた手兵によるブーレーズは目の覚めるような鮮やかさ。とてもライブとは思えない精緻な演奏に鳥肌の立つような体験をしたことを今でも思い出します。

ゴールデンウィークには温泉でも行けば良いのですが、激しく渋滞する高速道路のニュースなどを見ると遠出する意欲も下がります。ということで今年もゴールデンウィークはラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで楽しもうという段取りです。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」2014公式サイト

今年のプログラムが発表された時に、なにか面白そうなものはないかと探して、いくつかコンサートのチケットを買いましたが、後になって追加公演として発表されたのが昨日のプログラム。マルタ・アルゲリッチにギドン・クレーメルという空前のメンバーの公演がラ・フォル・ジュルネのいつもの格安の値段で聴けるということで、こちらも追加でチケットをとったと言う次第。ただし、時間が22:15開演という、ラ・フォル・ジュルネならではの時間帯。

幸い5月3日の東京はいいお天気。深夜のコンサートのみ出かけるというのも野暮ですが、この日はいつも飲んでるお仲間たちとの飲み会をセット。私も嫁さんも4月が誕生日で、結婚記念日も4月ということで、毎年4月にはお祝いしてくれているというか、それにかこつけて飲むのを楽しみにしているだけなんですが(笑)、今年は諸事情で5月3日になったもの。

まずは、ラ・フォル・ジュルネのコンサート会場である東京国際フォーラムに近い、有楽町のお店で飲みです。


ぴょんぴょん舎:GINZA UNA店


手軽で美味しいので良く寄っている、盛岡冷麺の名店、ぴょんぴょん舎。最初に行ったのは仙台に住んでいた頃、盛岡の本店です。いつもお手軽なコース(ゆずコース)を頼むんですが、それでも多数の小皿と焼肉でお腹いっぱいになります。

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まずは良く冷えたビールで乾杯。良く冷えたグラスにクリーミーな泡。このシズル感が重要です。

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小皿をいろいろ楽しんで、、、なぜか、ユッケ風のものもこのあと出てきますが、調べたところ桜肉でした。

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これはカルビとハラミ。これで4人前。この前にタン塩、この後にミノ、ホルモンなども出てきて焼肉は十分。

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そしてお目当ての冷麺。コースなのでハーフ冷麺ですが、これがちょうど良い量で、しかも歯ごたえのよい盛岡そのままの冷麺。おしゃべりを楽しんでいるうちに時間となり、コンサートに、、、



というにはまだ時間が早く、この日はこのあと、なんとマジックバーに!

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食べログ:マジックバー十時 丸の内ブリックスクエア店

友人の招待で、人生初のマジックバーへ。既に友人から仕込みがしてあり、結婚記念日ということで(本当は前月です!)いきなりマジックでお祝いのボトルが出されます。目の前で見るマジックはやはり迫力が違い、どうしてそうなるのかと言う事の連続。トランプ一つでも手際の鮮やかさは流石。

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終盤嫁さんが呼ばれ、マジシャンと一緒にテーブルを中に浮かせてみせます(笑) コミカルなマジシャンのMACさんの舞台に場内大爆笑。いやいやこれは楽しいですね。



そんなことをしているうちに、開演時間が迫ってきました。開演15分前にはホールに到着。会場となるホールAは5000人収容の大ホール。すでにロビーは大勢の人でごった返していました。流石にアルゲリッチとクレーメルということで、深夜開催にもかかわらずホールは満席です。

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今日の席は2階席の中央あたり。ステージからは遠いですが、ピアノを調律する音はかなりクリアに聴こえ、それほど悪くありません。

プログラムと出演者は次とおり。

ストラヴィンスキー:春の祭典(2台ピアノ)
サン=サーンス:動物の謝肉祭

マルタ・アルゲリッチ (ピアノ)
酒井茜 (ピアノ)
ギドン・クレーメル (ヴァイオリン)
堀米ゆず子 (ヴァイオリン)
川本嘉子 (ヴィオラ)
ギードゥレ・ディルバナウスカイテ (チェロ)
吉田秀 (コントラバス)
ジュリエット・ユレル (フルート)
ラファエル・セヴェール (クラリネット)
安江佐和子 (打楽器)

前半はピアノデュオによる「春の祭典」、アルゲリッチとデュオを組む事になったのは酒井茜さんという人。私はもちろんはじめて聴く人ですが、桐朋学園出身で、これまで別府アルゲリッチ音楽祭などに出演していることから、アルゲリッチから認められている人でしょう。他にもクレメラータ・バルティカ、シンフォニア・ヴァルソヴィアなどと共演していることから、かなりの腕前と想像できます。

冒頭からピアノが交互に春の祭典のメロディーをやりとりする、なかなかスリリングな編曲。アルゲリッチは流石と思えるリズムのキレ。2人の呼吸が微妙にズレるところもありましたが、この難曲をピアノをフルに響かせて聴かせる大迫力の演奏。会場は水を打ったように2人の演奏に聴き入ります。基本的にアルゲリッチが主導権を握っているんですが、渾身の打撃を加えるのは酒井さんの方が多く、寄せては返す波のようにピアノの響きの塊が迫ってきます。やはり圧巻はアルゲリッチの的確なテンポ設定と安定感。格のちがいを見せつけたといったところでしょう。5000人の観客からの降り注ぐような拍手に2人とも満面の笑みで応えていました。

後半は奏者が増え、2台のピアノをステージ奥にずらして奏者席を準備します。曲目はサンサーンスの「動物の謝肉祭」。

普段はほとんど聴かない曲ですが、手元にはチッコリーニとワイゼンベルクがソロを務め、ジョルジュ・プレートルがパリ音楽院管弦楽団を振ったLPがあり、昔はよく聴いたものです。

会場にメンバーが現れると拍手喝采。クレーメルは髪は真っ白。カミソリのようなキレ味は健在でしょうか。あまりに久しぶりに聴く曲なので、非常に新鮮。この曲はソロの腕前を試すようなところががあり、ピアノをはじめとしてコントラバス、フルート、チェロなどの楽器が代わる代わる鮮やかにソロを披露、流石にアルゲリッチとクレーメルと肩を並べて演奏するだけのことはあるメンバーですね。曲を思い出すためにちょっと調べたところ下記のような流れでした。

第1曲「序奏と獅子王の行進曲」
第2曲「雌鶏と雄鶏」
第3曲「騾馬」
第4曲「亀」
第5曲「象」
第6曲「カンガルー」
第7曲「水族館」
第8曲「耳の長い登場人物」
第9曲「森の奥のカッコウ」
第10曲「大きな鳥籠」
第11曲「ピアニスト」
第12曲「化石」
第13曲「白鳥」
第14曲「終曲」

象のコントラバスソロ、大きな鳥籠のフルートソロ、白鳥のチェロと、クレーメルらとの演奏らしい、キリリと引き締まったアーティスティックさを感じさせる素晴しいもの。この辺が並の奏者と違うところでしょう。引き締まった表情によって曲のキレ味が増した感じです。終曲では総決算のように各楽器が弾み、アンサンブルの面白さを極限まで引き出していました。

もちろん最後は万来の拍手。何回かのカーテンコールのあと、アンコールで終曲を再度演奏。鳴り止まぬ拍手に何度もステージに呼び戻されるメンバーの笑顔が印象的でした。観客の皆さんも終電の時刻にそわそわとしながらも惜しみない拍手を送っていました。

いやいや、やはり生で聴く音楽はいいですね。聴きに来た甲斐がありました。

ラ・フォル・ジュルネですが、5日にもう2つコンサートのチケットをとっています。そちらはまたあらためて。

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tag : 東京国際フォーラム ストラヴィンスキー サン=サーンス

【番外】ラ・フォル・ジュルネで衝撃のブーレーズライヴ

5月4日、5日は有楽町の東京国際フォーラムに出かけ、久しぶりに「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」のいくつかのコンサートを聴きました。今年のテーマは「パリ、至福の時」。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」2013公式サイト

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンには過去何度か出かけています。2007年のモーツァルトを特集した年には意外とハイドンもいろいろ取りあげられていたので、ミシェル・コルボのモーツァルトのレクイエム他、ハイドンのピアノトリオや、バリトントリオの演奏を生で聴く貴重な機会に恵まれました。残念ながらそのころブログをはじめていなかったのでレポートはありません。ブログに書いておくと自分にとっての記録にもなって意外と役立ちます。記憶は年々おぼろげになっていきますので(笑)。

最近は毎年行っている訳ではありませんが、ゴールデンウィークの都心でのイベントとしても定着しており、賑やかな雰囲気の中で音楽を楽しめるいいイベントです。

さて、今年のテーマはパリ。ハイドンのパリセットでもやればいいのにと思いつつも、そんなマニアックな設定があるはずもなく、特に出かける予定もありませんでした。ところがところが、ちょっと前の日経新聞にアンサンブル・アンテルコンタンポラン来日という記事をみてビックリ。日頃ハイドンを偏愛していることはもちろん、なぜかブーレーズも嫌いではなく(もちろん指揮ではなく曲の方)、アルバムもいろいろ集めています。これは聴かなくてはと、新聞記事を見た通勤電車の中から即座に嫁さんにメールを打って、取れるチケットを手配したという次第。ということで5月4日と5日は東京国際フォーラム巡礼となったわけです。

4日にチケットをとったのはこちら。

公演番号:243(ホールC 14:15〜15:00)
ブーレーズ:デリーヴ1(6つの器楽のための)
ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
ミュライユ:セレンディブ(22人の音楽家のための)
スザンナ・マルッキ指揮 アンサンブル・アンテルコンタンポラン

アンサンブル・アンテルコンタンポランは1976年にピエール・ブーレーズが設立した、31人のソリストからなる団体。初代音楽監督がピエール・ブーレーズですが、現在の音楽監督はこのコンサートを指揮するスザンナ・マルッキ(Susanna Mälkki)。知らない人ですのでちょっと調べておきましょう。

スザンナ・マルッキは1969年ヘルシンキ生まれのフィンランドの指揮者です。ヘルシンキのシベリウス・アカデミーやロンドンの王立音楽アカデミーなどで学び、スウェーデンのイェーテボリ交響楽団の首席チェロ奏者などを務めた後、2006年からアンサンブル・アンテルコンタンポランの音楽監督を務めています。

アンサンブル・アンテルコンタンポランは、なんと今回18年振りの来日ということで、聴きにきた甲斐があるというもの。

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4日は定刻の少し前に東京国際フォーラムに到着。幸い天気に恵まれ東京国際フォーラムの中庭は大混雑。かなりの人出でした。

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今日の席はホールCの1階の左前の方。かなり左はじの方でしたが、音はダイレクトに届き、いい席でした。

ブーレーズ:デリーヴ1(6つの器楽のための)
1曲目からいきなりブーレーズ! 調べると1984年の作品。ピアノ、ヴィブラフォン、ヴァイオリン、チェロ、フルート、クラリネットのための曲。短い曲ですがブーレーズらしいきらめくようなめくるめく音の錯乱が印象的な名曲。ピアノとヴィブラフォンの透明感とフルートとクラリネットの鋭い響きが相俟って、細胞分裂の瞬間を音にしていくような響き。アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバーは流石に演奏し慣れている様子で、この難曲を精緻な響きで保ちます。家に帰ってブーレーズ自身の指揮のアルバムと比べても、ダイナミクスの多彩さ、響きの凝縮度、静寂感の表現が素晴しく、女流ながら精緻なスザンヌ・マルッキの指揮は見事なものでした。

ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
つづいてドビュッシー。指揮はなし。アンサンブル・アンテルコンタンポランの3人のメンバーによる演奏。ドビュッシーの曲の中でも印象派的な部分と抽象的な響きの混じった曲。武満がドビュッシーを聴いて影響をうけたというのがわかるような曲。やはり現代曲の演奏で磨かれた3人の素晴しく精緻な演奏にホールの観衆は釘付け。濃密な音楽に酔いしれました。

ミュライユ:セレンディブ(22人の音楽家のための)
再びスザンヌ・マルッキが指揮台に立ちます。このプログラムのメインであろうミュライユと言う人の曲。解説によれば、1947年生まれのアメリカに拠点をおくフランスの現代作曲家。メシアンに師事していたそう。コンピュータによる音響分析により特定の音の倍音構成を和声に用いたり変調してポリフォニーに応用する「スペクトル楽派」の創始者の一人とのこと。打楽器群による多彩な響きとブーレーズを彷彿とさせる分裂と集散を繰り返しながらダイナミクスが波のように襲ってくる曲。ここでもアンサンブル・アンテルコンタンポランのライヴとは思えない精緻な響きに会場内が水を打ったように鎮まり、聴衆の脳髄に前衛が刺さりました。

お祭りムードのラ・フォル・ジュルネですが、Cホールの観客はアンサンブル・アンテルコンタンポランのあまりに見事な演奏にフランス現代音楽の底力に圧倒されたよう。素晴しい演奏でした。

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ホールの出口から中庭を望みます。ここはラファエル・ヴィニオリの素晴しい設計で空間構成も見事。ホールからの動線のスペクタクルさも楽しみの一つです。

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次にとったコンサートまでの間、中庭に出てみると、出店の一つの看板に「のび〜るアイス」と気になるコピーが。写真の右上に注目。

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これが「のび〜るアイス」。食べてみると確かに弾力があり、「のび〜る」に偽りなし(笑)

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私はもちろんHeineken。ブーレーズの余韻を楽しみます。

さて、もう一つチケットをとったのがこちら

公演番号224(ホールB7 16:00〜16:45)
トゥリーナ:交響的狂詩曲 op.66
ファリャ:恋は魔術師
アントニア・コントレラス (フラメンコ歌手)
海老彰子 (ピアノ)
オーヴェルニュ室内管弦楽団
ジャン=フランソワ・エッセール (指揮)

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こちらは、ファリャを生で聴いてみたくてとったもの。指揮者もオケも歌手もはじめて聴く人。ホールに来てみて思い出しましたが、ここは音楽用ではなく会議用のホールで音が全く響かず、ちょっと演奏者に気の毒。とくに情熱的なスペインの音楽を演奏するには向いていません。トゥリーナの曲はピアノ海老彰子さんの演奏が日本人離れしたラテン的な響きが印象的なものでした。オケと指揮は期待したほどホットではなく、むしろ理性的な演奏。そして恋は魔術師は圧倒的なプレゼンスのフラメンコ歌手登場で、独特のスペイン語の語りとクラシック歌手とはまったく異なる歌が面白かったです。ここでもエッセールの指揮はテンポ良くクッキリと理性的な演奏。ファリャ独特の闇の深さとゾクゾクするようなエキゾチックな魅力とは少々異なる演奏でしたが、やはりそこは生の魅力もあり、なかなか楽しめました。返す返すもこのホールで音楽をやるのは気の毒と感じたコンサートでした。

コンサートを満喫したところで、帰りは最近出来た東京駅前の旧東京中央郵便局を建替えたKITTEに寄ってみました。

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KITTE | キッテ オフィシャルホームページ

入ってビックリ。もの凄い人でした。2階以上に上がるエスカレータに長蛇の列。連休を手軽に都内で過ごす人たちの恰好のお出かけスポットだったわけですね。

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外から見るとこんな感じ。旧東京中央郵便局舎の部分が商業施設になり、上はJPのタワーオフィス。調べてみるとJPタワーは三菱地所設計。KITTEはなんと歌舞伎座を担当した隈研吾さんでした。隈さん流行ってますね。混んだエスカレーターに並ぶのもなんなので、1階でちょっとお土産を買っただけでしたが、巨大な吹き抜けを象徴的に設けて、商業施設としてはかなり大胆な空間構成のもの。透明感のあるミラーの反射や格子状のトップライトなど、光の扱いの上手い隈さんならではのところも見られ、商業施設としては流行りそうな感じがするいい施設。リンクを張ったホームページの方がちょっと魅力を伝えきれていない感じですね。

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そして4日の帰りは東京駅から。こちらも改装して綺麗になったんですね。最近東京駅に用事がなかったので、改装後の駅舎に入るのは初めての事。見上げて写真撮っちゃいました。



そして5日もアンサンブル・アンテルコンタンポラン目当てに東京国際フォーラムへ。この日は1つだけ。

公演番号342(ホールC 12:30〜13:45)
ラヴェル:序奏とアレグロ
ブーレーズ:シュル・アンシーズ(3台のピアノ、3台のハープ、3台の鍵盤打楽器のための)
スザンナ・マルッキ指揮 アンサンブル・アンテルコンタンポラン

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コンサートが12:30からということで、ちょっと早めに東京国際フォーラムについて、ガラス棟のエスカレーターを降りたところにあるカフェでサンドウィッチなどをつまんで腹ごしらえ。

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今日も好天に恵まれ、東京国際フォーラムは大繁盛。ラ・フォル・ジュルネも5日が最終日ですが、まだチケットが残った公演もあり、カフェの向かいのチケット売り場は沢山の人で溢れていました。

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今日もホールは響きの良いホールC。今日は1階右寄り後方で、眺めは全体が見渡せていい席ですが、音は昨日の方がダイレクトでいいですね。昨日のコンサートがあまりに良かったので今日も期待できます。

ラヴェル:序奏とアレグロ
昨日のドビュッシーも良かったんですが、このラヴェル、絶品でした。ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、フルート、クラリネット、ハープという8人のアンサンブルで奏でられるラヴェル。やはり腕利き揃いだけあって精緻な演奏から素晴しい色彩感が浮かび上がります。特にハープの美しさは素晴しかったですね。ヴァイオリンも管楽器もフランス風というのではなく、現代音楽をこなす正確な演奏からラヴェルの書いた音楽が鮮明に浮かび上がるという美しさの限りを尽くしたものでした。自然でかつ厳しさもあるなかから音楽の力が湧いてくる感じと言えばいいでしょうか。

ブーレーズ:シュル・アンシーズ(3台のピアノ、3台のハープ、3台の鍵盤打楽器のための)
ラヴェルの演奏でうっとりした余韻の中、ステージ上には3台のハープ、3台のピアノ、3組ヴィブラフォンなど打楽器がつぎつぎと配置され、場内がざわめきます。3台のハープとピアノが並ぶ姿は圧巻。そして、この大曲シュル・アンシーズ、超絶的名演でした。ブーレーズの真骨頂である人間の意図するものとは思えない膨大な数の音符の散乱、閃光のような鋭い爆発、響きの余韻を点描したように尾を引くトレモロ、三方から予期せず次々と押し寄せる衝撃。30分少しだたでしょうか、ただただ響きに打たれる至福の時。やはりスザンナ・マルッキのコントロールは秀逸。指揮棒なしで手を振るようすはブーレーズそっくり。そして3人のハープ、ピアノ、パーカッションの演奏も精緻の限りを尽くした見事なものでした。最後の一音の余韻が消えてしばらく凍り付いたように静まるホール。マルッキが手をゆっくりおろし場内から嵐のような拍手とブラヴォーの声。いやいや、生の音楽のパワーの凄まじさをまざまざと見せつけられました。横を見ると普段現代音楽など聴かぬ嫁さんもあまりのスゴさにあんぐり。これはすごいと圧倒されたようでした。

現代最高の現代音楽のもつパワーを再認識した次第。ハイドンが聴いたらどう思ったでしょうか。

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興奮冷めやらぬ中、ホールを後にします。ホールCからも中庭のようすが手に取るようにうかがえます。今日はこのコンサートで終わり。せっかくの有楽町なので、交通会館で地方物産、ロフト、イトシアの地下などを散策。昼前にサンドウィッチだけだったのでちょっとお腹が減ったので、イトシアの地下で食事を。

食べログ:うまやの楽屋

まずは生ですが、ここは一番搾りのフローズンを注文。ちゃんと飲むのははじめて。

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飲んでみると上の凍った泡とビールの温度差がかなりあり、何となく想像していたものとは違いました。涼感はありますが、ビール本来の美味しさが上がるものではないと、何となく納得。

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そして戴いたのは牛タン定食。麦飯で。仙台でいろいろ牛タンの美味しいものを戴いたので、本場の牛タン自体の旨味溢れる感じには一歩譲るものの、意外とみそ汁が美味しかったり、生卵がついて変化がつけられるなど独自の工夫もあり、悪くありませんでした。

このあと新宿に寄って買い物をして、連休の都内お出かけイベントは終了。新宿ではもちろんディスクユニオンでちょっと仕入れしました(笑)

ハイドンのブログなのに、なぜかブーレーズにノックアウトされたゴールデンウィークでした。

(参考盤)
BoulezDelive1.jpg
HMV ONLINEicon / amazon / TOWER RECORDS

BoulezSurIncises.jpg
HMV ONLINEicon / amazon / TOWER RECORDS

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テーマ : クラシック
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tag : ブーレーズ 東京国際フォーラム ファリャ

なぜか矢野顕子コンサートへ!

本日は、有楽町東京国際フォーラムへ。
なぜか、矢野顕子のコンサートへ。このコンサートでは主にハイドンが取り上げられます。

んなわけはなく、単に嫁さんにつきあっていったわけです。
実は何度もいっておなじみなんです。

矢野顕子公式サイトコンサート情報のページ

今日はピアノのみで、共演は細美武士という人。最近発売された「音楽堂」というアルバムの曲を中心にした構成。

細美武士公式サイト

クラシックのコンサートとはやはり客層がちがいます。中心は30代から40代の女性でしょうか。アッコちゃんのコンサートはいつも程よく満員です。落ち着いたお客さん中心なので、私のように普段クラシックのコンサートが中心な層にも、敷居が高くなくていいです。

舞台は立花ハジメのオブジェがちりばめられた簡素なもの。照明をうまく利用した演出で過剰演出にならず好感が持てました。
細美さんは全く知りませんでした。あがっていたのか歌は音程がちと落ち着かずでしたが、曲はちょっとジョニ・ミッチェル風なところもあって面白かったです。

会場の東京国際フォーラムは、都政バブルの象徴のような建物で、出来た当初は大きく話題になったものです。設計はラファエル・ヴィニオリ。国際フォーラムのコンペに勝って、世界的にも有名になった人です。この人のサイトは面白いです。筆ペンでスケッチするところがフラッシュ見られますが、まさに建物のデザインが生まれる瞬間のを見ているようです。国際フォーラム自体は大胆な空間構成を生かした建築的には非常に良くてきたもので、一般の人の集う場に建築の魅力をつたえる良い建物です。

ただ、今回のコンサートで感じたのは、ホールの運営の質の低さでした。
せっかくのコンサートですが、雨の日なのにクロークなしで誘導もぞんざい、サントリーホールやオペラシティ、そして歌舞伎座などと比べると、スタッフの人のホスピタリティなどまでふくめて、緊張感が足りませんね。
せっかくいい建物なのに、それが生かしきれてません。運営を委託かなんかにして(既に委託かな?)、もっとサービスのいい状態にしたほうがいいと思います。(コンサートに関係ない話題ですいません)

コンサート後は国際フォーラムすぐ裏のガード下のタイ料理「あろいなたべた有楽町店」へ。この店は何度か行ってますが、味、雰囲気、安さ、汚さ(いい意味も含めて)、店員などひっくるめて、タイ現地のような店。今日もシンハービールとタイ料理の皿々に舌鼓をうってきました。いや満足です。

やっぱり生はいいですな。(いつものことですが、、、)

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tag : 建築 東京国際フォーラム

プロフィール

Daisy


Author:Daisy

なぜかハイドン(Franz Joseph Haydn)が特に気に入り膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。東京在住のごく普通のサラリーマンです。

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ハイドン所有盤リスト
Joseph Haydn Discography at H. R. A.
所有盤をジャンル別にリスト化しています。基本的に録音年順とし、録音年不明のものは末尾に記載。演奏者名はジャケットなどの表記に合わせています。

2017年7月のデータ(2017年7月31日)
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