【番外】信州温泉紀行-2

(前記事)2014/09/01 : 旅行・温泉巡り : 【番外】信州温泉紀行-1

突然出来た田舎の蕎麦屋さんの前の人だかりに驚いて、あわてて列に並びます。訪れたのはこちら。

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食べログ:職人館

このあたりでは有名なお店のようです。構えは民家風でお店の前に5~6台車を停めるスペースがあります。すでに車が4台並んでいて、我々が停めるともう1台停められるかどうかというところ。入口前にはすでに10人以上の人がそわそわと開店を待っている様子。ほんの30分の間に激変です(笑)

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先程電話予約をしているので、入れないことは無いだろうということで、開店までの間、まわりの畑に咲いた花などをながめてのんびりします。

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ちょうどお店の向かいには蕎麦の花が咲いていました。

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さして広い面積ではありませんが、蕎麦屋の前に蕎麦畑があるというのも乙なもの。なんとなく脳内で新蕎麦の香りが漂い、これから蕎麦を喰らうのにいい心境になってきました。

さて、開店時間の11:30になるとお店の引き戸があいて中から店員さんが出てきて最初に並んでいた人から予約の有無を確認して、店内に順番に通されます。我々の前に並んでいた人でも予約が無かった人は、少し待たされるように案内されていました。いやいや電話を入れておいて良かった。

我々も入口を入って左の椅子席に案内されます。畳敷きの部屋に小綺麗におかれた椅子とテーブル。なかなかいい雰囲気です。食べログを見て、ヴォリュームがかなりあることはわかっていたので、頼んだのはランチコースの「そばと何かほしい膳」と「館主の野遊び膳」と品数が少ない方の2つのコース。

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最初に蕎麦茶と煮た豆がでてきますが、箸置きがヤマボウシの赤い実なのがいきなり風流。何やらこの店のすごさがつたわってきますね。

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私も何か一杯飲みたいところでしたが、車ゆえぐっとこらえてノンアルコールビール。嫁さんは白のグラスワイン。ちょっと土の香りののこる甲州のようだったとのこと。

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最初に供されたのは写真は撮り忘れましたが村の豆とうふ。ちょっと固めの木綿豆腐に生姜をちょっとあしらったもの。これが実に旨い。素朴な豆腐の旨さが溢れ出してくるよう。そして目にも鮮やかなサラダ。野菜が新鮮なせいか、シャキシャキ感が半端ではありません。ドレッシングも爽やかで、野菜の香りを引き立てるよう薄味。このサラダだけでもお店の志がわかります。この不便なところにこれだけのお客さんが来る理由がわかる気がします。

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つづいて「館主の野遊び膳」だけについてくる豆の煮込み。一皿で来るのかと思いきや、一人分ずつシェアして二皿で供されます。なかなかな心遣い。

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そして蕎麦はメニューでは両方十割そばとありましたが、二種にわけて出されました。奥が十割、手前が田舎です。ピシッと目が立つような裁ち方ではなく、適当に粗い裁ち方で、手打ち感満点。どちらも香り高いのですが、とりわけ田舎そばの噛むと滲み出る旨味というか甘みが秀逸。やはり蕎麦は逸品でした。

このあと巨大な片口に薄めのそば湯がたっぷりと供され、そば湯も含めて存分に楽しめとの館主のお告げのような構成。

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デザートも「館主の野遊び膳」だけにつくものですが、ちゃんと小分けにして二皿で供されました。二人とも「館主の野遊び膳」にすればよかったと詫びると、まったく気にする必要なしとの奥さんの粋な返し。なかなかのおもてなしです。

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流石に最後の抹茶は一杯でした。嫁さんと交互にいただいて、最後は爽やかな余韻で終われました。いやいや見事な構成。ここは車でしか来にくいところですが、次回は是非、うまい酒を飲みながらこの料理を堪能したいものですね。満足。

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さて腹も満ちて、店の外に出ると入口に「笑門(しょうもん)」の木札のついたしめ縄が飾られているではありませんか。「笑う門には福来る」の意かと思っていましたが、帰って調べると、これは伊勢地方のしめ縄。伊勢では一年中しめ縄を飾る風習があり、この笑門しめ縄は伊勢のものとのこと。いろいろ由来があるようですね。詳しくは下のリンクをご参照ください。

はてなキーワード:笑門

お店を出たのが13時近く。はて、このあとどうしようということになり、満腹で血流の鈍った脳でいろいろ検討して、このあたりの酒蔵を探そうということになり、助手席の嫁さんがいろいろ検索。すると、中山道の望月宿、茂田井宿あたりにいくつか酒蔵があることがわかりました。職人館のある春日温泉から車でさほどはなれてはいません。ということで、検索して見つかった酒蔵をナビにセットして行ってみる事にしました。

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訪れたのは茂田井宿の宿場にある大澤酒造。なんと1670年(寛文10年)より当地に住まい、茂田井村の名主を代々勤めた家柄で、1689年(元禄2年)より酒造を始めたということです。街道沿いの白壁の門に、車で入るように書かれているので、車を突っ込んでみると、広い中庭があり、まずは車を停めます。

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すぐに女性の方が出てきて案内してくれました。敷地内には、しなの山林美術館、民俗資料館、名主の館書道館などがありますが、もちろんお目当ては酒です。

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中に入ると古い酒蔵の雰囲気満点。昔の徳利やら道具、資料などがところ狭しとおいてあります。すぐに冷えた試飲用のお酒をならべてくれますが、こちらは車。嫁さんに一通り味見してもらって、辛口本醸造「善光寺秘蔵酒」、契約低農薬米純米酒「信濃のかたりべ」をお土産にいただきました。

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お土産を包んでいただいている間にまわりを見渡すと、なんと「蔵人募集」と書いてあるではありませんか。この中山道の宿場街の酒蔵で米や麹と格闘する姿を空想しながら、そういう人生もあるのだと妙にしんみり。だんだん人間が枯れてきたせいか、酒蔵で働くなどということにも憧れをもつようになりました。まあ、そんなに生易しいことではないのは承知しておりますが、、、(笑)

なんとなくいい気分で酒蔵見学を終えました。後で知ったのですが、この大澤酒造の隣にも武重本家酒造という酒蔵があったんですね。お隣の酒も是非仕入れておくべきでしたが、後の祭りでした。

さて、酒蔵を後にして近くの国道142号に戻ると、すぐに農産物の直売所のようなものが目に入ります。

信州蓼科農ん喜村(のんきむら)

異常気象で野菜が高い東京とはうってかわって新鮮な野菜がかなり安く手に入ります。 ピーマンの肉厚なことといったら、、、 そして茄子、オクラ、トマトなどいろいろ大人買い。

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そして横の味処のんき亭にて、豆腐ソフトなるものがあったので、すかさずゲット(笑) 先程職人館でうまい豆腐をいただいたばかりでしたが、こういうのも旅の楽しみということでいただきます。

なんとなくいろいろ廻ったのでここらあたりで帰途についても良いのですが、今朝程は渋滞もせずスイスイ来たので、もう一風呂入ろうかと言う流れで温泉を「ガイドのとら」で探すと、この先の和田宿に共同浴場がありました!

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和田塾までは車で20分ほど。現代の中山道をスイスイ進んで、和田宿まではあっと言う間。すると、体育館やコートなどがあるスポーツ公園の一角に温泉施設がありました。

株式会社長和町振興公社:和田宿温泉ふれあいの湯

管理は第三セクターということでしょうか。地域おこしの温泉のような感じ。駐車場で車を降り、いざ温泉へ。温泉の建物の前の佇まいとバス停を見ると、どうもここも以前に来た事がある感じ。あとで思い出したのですが、ここまで来て入らずにスルーしたんですね。かれこれ10年くらい前でしょうか。

さて、温泉の方はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。入ると内風呂は浴槽が2つに別れていて、小さい方が水風呂。中の説明によれば冷たい方が源泉で、暖かい方は加温したものとのこと。お湯は午前中に入った布施温泉とは異なり、カルキ臭さはなく、ちょっときしきしとした感じ。

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もちろんちょっと加温浴槽と外の露天に入った後は、源泉浴槽にじっと身を沈めてしばし沈思黙考。冷たいほどではないので、かなりの時間入ってられます。やはり温泉は疲れがとれますね。30分ほど温泉を楽しんであがります。

時間は15時前。そろそろ帰りのことを考えた方がいい時間。温泉まえの駐車場でナビに自宅をセットしてみると、帰りは和田宿から諏訪に抜け、中央高速で帰る方が近そうです。ということで、ナビの指示どおり、中山道沿いに進み、途中新和田トンネル有料道路を通って、いよいよ諏訪に抜けます。進むと何度か訪れている毒沢鉱泉の横に出て、行き馴れた下諏訪温泉街に出ます。時間に余裕があれば溺愛する菅野温泉に立ち寄ったり、その前のお土産屋さんに寄るところですが、時間もそれなりでお土産も十分買い込んだあとですので、素通りして中央高速諏訪インナーに向かいます。

諏訪インターから中央高速に乗ると、渋滞情報に小仏トンネル前で25キロとの表示! 朝方の空きっぷりから帰りの渋滞はあまり気にしてませんでしたが、やはり8月最後の日とあって、流石に夕方の上り渋滞は険しそうです。しばらく走って双葉SAで休憩。このあとの渋滞に耐えるべくちょっと横になってうつろうつろ。そしていざ出発して、談合坂あたりから25キロの渋滞を約2時間かけてやりすごします。いやいや、これが無ければ楽なんですが、致し方ありません。いつも通り小仏トンネルを通過中に渋滞は解消し、その後はスイスイ。そしていつも通り調布インターで降りて、買い物をちょっとして家に帰りついたのは8時過ぎ。

この日は同行しなかった母親のために、この日仕入れた野菜と帰りに近所のスーパーで仕入れた新秋刀魚をつかってちょいと料理。

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さんまに塩胡椒をしてちょいと置きます。

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飲めなかった自分へのご褒美にイタリアンの白を開栓。

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強力粉を叩いてバターでこんがりソテー。

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パスタは長野で仕入れたズッキーニとカニ缶でさっと和えたもの。帰ってのんびり食事を楽しんで、最後はゆっくりと音楽を楽しみました。久々の温泉に満足満足。

さて、またこれからはレビューに勤しみます(笑)

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tag : 長野 温泉 ワイン イタリアン 蕎麦

【番外】桜を求めて高遠まで

新年度に入って、仕事もいろいろ忙しく、そろそろ温泉にでもいきたいところと思っておりました。昨日土曜は東京はあまり天気がよろしくない予報だったので、どうしようかと逡巡しておりましたが、前日に、「どこか」に行こうとだけ決めておきました。

いつものように早朝起きると曇り空。iPhoneで渋滞情報を見てみると、いつものように関越道に少し渋滞の気配がある以外は混みそうなようすもありません。以前の旅行で富士山の姿を見ると感慨深そうな母親のことを思い出し、最近行っていない富士五湖方面にでも行ってみようかと言う事で自宅を出発。

いざ調布インターから中央高速に乗ります。渋滞もなくスイスイ進み、いつものように自宅近くのファミマで買ったおにぎりなどを食べながら八王子ジャンクションを超えて、大月ジャンクションに近づいて行きますが、途中どうも空模様がよろしくない。雲が重くたれ込めどんより。これでは富士山の近くに向かっても良い景色は期待できそうもないため、軌道修正の決断を下します。

ということで、大月ジャンクションで富士山方面に曲がらず中央高速をそのまま進みます。甲府手前の境川パーキングエリアに立ち寄り、休憩がてらネットをいろいろ検索。温泉、ワイナリー、酒蔵など想像力の限りを尽くして脳内にイメージして検討しますが、途中勝沼のあたりで桃や桜の花が咲き乱れているのを見て、東京では終わってしまった桜を見るのもよいと、電球マーク(アイデアの意)が閃きます。中央高速沿いで桜といえば、高遠。ネットの情報によれば、まさに今が満開とのこと。私も未踏の地ゆえこれはいいということで、行き先決定です。

ということでナビに高遠城址公園をセットして境川パーキングエリアを出発です。諏訪南インターで降りて峠を越えるのと伊那まで中央高速で行く経路がありますが、若干時間が短いということで伊那まで行く経路を選択。諏訪を超えて名古屋方面に向かって走って行くと、なんと天気が良くなり、青空に! 私と嫁さんと母親のうち、誰かの普段の行いが良いのか、天気の神様が微笑んでくれました。辰野を超えて伊那に近づくと、中央高速の両脇にびっしり植えられた桜は満開! 高遠を訪れる人の期待を煽るかのように、満開の桜が出迎えてくれます。この高速脇の桜もスバラシイ!!

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インターを降りて、セブンイレブンに立ち寄り、休憩がてら伊那の地酒などを仕入れます。最近セブンイレブンにはそれぞれ地域の代表的な地酒がおいてあるとわかり、最近よくセブンイレブンのマーケテイィングにハマって(店側の企画意図通りに買ってしまう市民の役を演じるの意)しまってます。

セブンイレブンを出るといよいよ高遠が近づいてきますが、沿道には満開の桜がそこここにあり、期待は最高潮。ちょっと丘を超えて、視界に入ったのは全体が桜色に染まった山というか城趾。ヒマラヤの山を越えてエベレストが見えた瞬間、フランスのモン・サン=ミシェルが突如視界に入った瞬間、はたまた古代進がワープを繰り返してようやくイスカンダルを見た瞬間に近い驚き(わたしはどれも直接見た事はありません、、、)。車のなかにどよめきが走ります。これはスゴイ。山、街全体が桜色に染まってます。わざわざ遠くから人が見に来る理由がわかりました。

まさに絶好の花見のタイミング。ここまでの道は混雑していたわけではありませんが、流石にこの桜、駐車場に停めるのにしばらくかかるのではとの覚悟もありましたが、そこは年に一度の高遠のお祭りの時期、沿道に立つ街の案内の人に誘導されるままに野球場のグランドにすぐに停められました。街中の広場が駐車場となり、もの凄い台数が停まってます。

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しかも街の案内の方が皆さん笑顔でとても優しい。おまけに駐車場は無料。普通はこのハイシーズゆえ有料にするのでしょうが、なんとなく車を駐車したところから、心を洗われるような清々しい気持ちになります。この週末、桜を見に来られる観光客のために、とても多くの方が働いていることだと思いますが、ご苦労様なことです。

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臨時に駐車場に仕立てられた野球場ですが、野球場のまわりも桜でむせ返るような桜色。空にはヘリコプターが飛んでいますが、これはこの時期だけの遊覧飛行だということがわかりました。

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野球場の横で高遠城趾公園までの地図や循環バスの地図などをいただき、のんびり散歩しながら城趾を目指します。野球場を出てすぐのところには三峰川にかかる古い吊り橋。吊り橋を渡らずにそのまま城趾を目指しますが、街中は伊那の田舎の風情がたっぷり。

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吊り橋のたもとには庚申塚が。石がいくつも積み上がって、なかなかの迫力。

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道ばたにも桜の木が沢山あり、野球場にあったのとは異なる桜です。あとでわかかったのですが、これは高遠のみでみられるコヒガンザクラという種類だそうです。ソメイヨシノよりも少しピンクが濃く、花がたわわにさくのが特徴。先程道すがら城趾が桜色に染まっていたのは、このコヒガンザクラのたわわな花が満開になったからということですね。

しばらく歩くと高遠公園下の交差点に出て、ここから城趾に急坂と階段で登る事になります。母親に「登れるか?」と聞くと、「ここまで来て行かないわけにはいかないでしょ!」と、やる気満点です。ということで交差点の脇でにぎわうお土産屋さんで桜餅、くるみ餅などを買っていただきます。糖分補給で戦闘態勢に。

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城趾の階段を中程まで登ったところで下を振り返ると街中の桜が一望できます。まさに絶景。今朝程富士山に向かうのを断念させた曇天はどこへやら。絶好の花見日和です。

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階段を上がりきったところは天国のようでした。桜の木が林立して、まさに満開。どの木もまさに桜の花がこぼれんばかりにたわわに咲いています。これはすごい。

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碧々と晴れ渡る空にカメラを向けてパチリ。別世界ですね。訪れているお客さんもみな笑顔。日本人のDNAに仕込まれた、桜を見ると癒されてしまうスイッチが全員オン!

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写真では伝わりにくいでしょうが、満開の桜と青空、そして美しい桜に酔いしれる人々。いやいや高遠の桜が見事とはきいていましたが、これほどとは思いませんでした。千鳥ヶ淵や上野公園に咲くソメイヨシノの儚い美しさとはまったく違う風情です。桜の花の洪水のよう。

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桜林立の広場を抜けてさらに進むと、途中脇に進徳館なる建物が。

伊那市:進徳館のご案内

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進徳館は万延元年3月(1860年)に当時の高遠藩主によって設立された学問所で元、三の丸学問所と呼ばれた施設。石段を登るとここにも見事な桜の木があり、桜攻めにあっているよう。古い建物と桜は似合いますね。この桜はこの建物が建った時代にあったものなのでしょうか。

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進徳館裏にまわると黄色い水仙が桜に集中している視線を戻すようにぽつぽつと咲いており、こちらも今が盛りですね。広場を抜けるとそして、やはり高遠城趾の桜は凄いなと思いつついると、実は今まで見たのは、まだ城趾に入るまえの前座だったんです!

進徳館を出て、さらに人が進む方に歩いて行くと、この時とばかりに沢山の露天が出ていますが、よく見ると右手の堀の向こうにさらにスゴイ桜が見えるではありませんか。しかも目の前に高遠城趾公園入口と書いた看板! すでにスゴイと思っていた桜は前座、本番前です!

登録有形文化財「高遠閣」のところで入場券を買って、本丸高遠城趾公園に入ります。高遠閣は木造のなかなか味のある建物。ネットの情報によれば昭和11年に、観光客の休憩所や町内の集会所として高遠城内に建てられた建物とのこと。そして入口を入ると中は多くの観光客で既にフェスティバル状態。そう、上野公園のように人々がシートを敷いて酒盛りしています。ここではじめて、高遠の桜がコヒガンザクラだと知りました。

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コヒガンザクラの碑。なにやらつくった人の創意爆発の印象的な碑ですが、正面には昭和35年にコヒガンザクラが長野県の天然記念物に指定されるまでの経緯が書かれています。

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そして、高遠公園碑。先程の広場で桜の写真をいろいろ撮ったのと、城趾内の人の多さで、被写体はこのようなものが中心。圧倒的な桜の存在感。園内を一巡りして、さくらまんじゅうをお土産に仕入れて城趾をあとにします。車を置いた駐車場からずいぶん登ってきたので、帰りは循環バスに乗る事にします。先程の高遠閣から出てしばらくで臨時のバス乗り場があるとのことなので、そちらに向かいます。循環バスはここから車を停めた野球場のすぐ近くの高遠駅に向かうとのこと。高遠駅とのことで母親に電車が通っているのかと聞かれネットを見てみると、やはりバスの駅とのことでした。

結構な距離を歩いてきたので、帰りのバスは助かりました。高遠についたのが10時ころで、すでにお昼をすぎていましたので2時間以上散策したことになります。もちろんお腹も減っていたのであたりで美味しい蕎麦屋さんなどを探すと、何件か見つかります。高遠駅からすぐの蕎麦屋さんがあり、行ってみますが、店主さんが骨折のため1日40食で蕎麦終了とのこと。すでに蕎麦は売り切れておりました。やはり時刻は13時近いため、この人出では美味しい店はどこも満員でしょう。蕎麦屋の隣の酒屋で高遠と伊那の地酒を仕入れてお茶を濁しました。

そこで方針転換、さきほどから近くに温泉の看板が目に入ってましたので、温泉に行くことに。温泉の食堂などでB級路線で行くことにしました。

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伊那市観光株式会社公式ホームページ - 高遠さくらの湯

高遠駅から車で丘を少し登って数分のところにあるさくらの湯。あとで調べたら第三セクターの運営でしょうか。

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駐車場に車を停めると、その脇にも桜。まさに街中桜だらけですね。陽の光を浴びて花が輝いてます。街中に桜の花の癒しが溢れています。入口で食堂があるかをたずねると「あります」との嬉しい返事。入館料を払っていそいそと中に入り、お風呂ではなくまず食堂に。

行ってみると食堂というより大広間。いわゆる温泉の休憩所。既にお風呂に入った地元の人らしき人たちがのんびりと横になりくつろいでます。これだけの人出にもかかわらず、この温泉、がら空きです!

これ幸いと、メニューを見ると予想通りB級なメニューの数々。ラーメン、カレー、蕎麦などいろいろありますが、頼んだのはこちら。

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先程高遠城趾公園内の出店でもノボリがたっていた「ローメン」。なんと伊那地方特有の麺料理とのこと。くわしくはリンク先をご覧ください。

Wikipedia:ローメン

食堂のおばちゃん曰く、薄味に仕立ててあるので好みで調味料を足してとのことで、言われるまま、ニンニク、ラー油、ソース、酢をかけて最後に七味を一振り。これこそB級グルメの帝王のような存在感。麺のコシを味わうなかなかのもの。

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こちらは妙に食べたくなったチャーシューメン。海の家や温泉で食べると妙に美味いんですが、ここのもなかなか良かったです。

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そして母親は山菜そば。この手のものは業務用のレトルトパックなどでつくるのでしょうが、最近のは美味く出来ていますね。なかなか美味い。

お腹が空いていたのもあり、大変美味しくいただけました。この食堂、外は大きな窓であたりの桜が眺められるなかなかいいロケーション。お腹も満ちて、いざ温泉です。

ちゃんと調べてきた訳ではなく、アドリブで立ち寄った温泉ゆえ、たいして期待もせずお湯に入りましたが、入ってビックり。特に露天は絶品です。まずは露天にも桜の大木があり、花吹雪のなか風呂を楽しめます。湯船に桜の花びらが浮かび風流この上なし。しかもお湯がいい。かなりのヌルヌル度で、以前入った宮城の東鳴子温泉のうなぎの湯琢秀クラスのヌルヌル度。泉質を見てみるとやはり高PHのアルカリ泉でした。加えて温度が絶妙。のんびり浸かっていられるギリギリの高温。激熱温泉好きの私ですが、桜を眺めながら勝負するような高温の湯に入るのは野暮。のんびり浸かってひらひらと浮かぶ桜の花びら共々ゆったりとお湯を楽しみました。これはいいですね。

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上がって嫁さんたちを駐車場で待つ間も風と花を楽しめるなかなかいい温泉。写真は駐車場の脇でこれから咲くだろうモモのつぼみです。ただ、なんとなく経営が役所っぽいというか、もうすこしいろいろ工夫すればもっとお客さんも来るだろうと思う事しきり。最近どこの温泉に行っても皆さんとっても工夫していることを考えると、ちょっと経営を考えた方がいいかもしれませんね。まあ、今回は空いていてのんびり楽しめたのでよしとしましょう。

ほどなく嫁さんたちも上がってきて、時刻は14時半。今日はだいぶ歩いたので、母親も疲れたようすでしたので、まだ時間が早いのですが帰途につくことにします。カーナビに自宅をセットしようと地図を見ていると、、、

なんと高遠湖と高遠ダムなるものがあるではありませんか!

当ブログの意味もなくコアな読者の皆さんは、我々がなぜかダム好きに進化して行った歴史的経緯までふくめてご存知のことと思います。ということで、母親に「ダム、見て行く?」とたずねると、ニコリ(笑) まだ、やる気残ってました。

ということでさくらの湯から、高遠公園下を通ってダムの方に車を進めます。トンネルを抜けて左折するとダムがあるはずなのですが、この桜見物の観光客対策のためか、曲がる角で交通整理の方に止められてしまいます。どうやらダムには近づけない様子だとわかり、車を進めてどこかでUターンしようと走ると、また、桜、桜、桜。道の両側にあらん限りの桜の木々が林立。これだけでも十分な花見ができる桜の数々。見納めにとしばらく行ったところで道を右に折れ住宅街でUターン。この辺の個人宅の庭にも立派な桜の木があり、うらやましい限り。ということで住宅街の細道をクネクネと走りながら花見を楽しみました。

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こちらは細道の脇にあるお社のまわりの桜。どれもスバラシイ花のつき具合。花を求めて細道をクネクネ行きつづけると遠くに巨大な枝垂れ桜が見えます。近づこうとすると進入禁止の立て看板が何枚かあり、近づけません。おかしいなと思っていると、これは勝間薬師堂の枝垂れ桜という有名なスポットでした。ちょっと離れた高遠湖畔の駐車場から歩いて見物に来るようになっているようでした。

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ということで湖畔の駐車場に再び車を停めますが、今日は母親も結構歩いたので、勝間薬師堂に行くことはあきらめ、駐車場のまわりの湖畔の桜をちょっと見物。というか湖畔の桜ももの凄いことになっていて、これはこれでスバラシイんですね。これは見納めの桜。湖畔にはコヒガンザクラも枝垂れ桜もあり、ここも見応え十分。すぐ横には高遠さくらホテルがあり、先程のさくらの湯と同じく伊那市観光株式会社が運営しているようです。

さくらを眺めて最後に車に乗り込む時、母親が名残惜しそうに「見納めね」と言っていたのがなんとなく気になりました。今度は本当に帰途につきます。帰りは伊那ではなく茅野方面に進みますが、高遠を離れても沿道には桜がそこここにあり、帰り道も花見が楽しめました。この道は杖突街道というそうで、茅野の寸前に杖突峠があります。峠を過ぎると茅野というか諏訪に行くときに降りる諏訪南インターがすぐそば。ということで、インターそばのいつも立ち寄るスポットへ。

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地酒の信濃屋

はい、地酒をそろえた酒屋さんです。長距離ドライブの自分へのご褒美として、ダイヤ菊、御渡などの春の特別酒などをゲット。一人酒屋の中でにんまり。

ここからは、いつも通り諏訪南インターから中央高速に乗り、東京を目指します。幸い小仏トンネルの渋滞も流れよくほとんど渋滞せずに帰る事ができました。なんと帰りは雨でした。

今回の旅は、まったく予定を立てずというのはいつも通りでしたが、事前に予想だにしなかった展開で高遠を訪れ、高遠の桜のすばらしさを満喫することができました。行きの曇天から富士山をあきらめ高遠に。そしてピーカンの好天に恵まれ、まさにジャストタイミングの花見。そして帰りは雨。何の運命か、不思議と運の良い旅でした。これほどの桜はなかなか見る事ができないでしょう。嵐のように咲き誇る桜を前に、母親も感慨深げ。この桜がまた見られるといいですね。心に残る素晴らしい桜でした。

明日からまた仕事。働きましょう(笑)

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tag : 温泉 蕎麦 ダム

【番外】春の秩父紀行

最近年度末で忙しい時期が続き、ドタバタとしていましたので、29日(土)は久しぶりの温泉旅行に出かけました。旅先は近いのに行った事がなかったので秩父を選定。

いつものように渋滞を避けて早朝6:00頃自宅を出発。秩父に行くにはいろいろルートがありますが、この日は高速が意外にも年度末にもかかわらずそれほど混んでいませんでしたので、中央道、圏央道経由の関越道花園インター経由で行くことにしました。

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途中圏央道狭山パーキングエリアで一休み。鶴ヶ島の合流後少々渋滞したものの流れは良く、あっという間に花園インターに到着。降りてからもまったく混む様子はなく、寄居あたりの国道を西に向かって進みます。ナビの指示に従って、皆野寄居有料道路に入りると、いくつかトンネルを抜け、長瀞の入口、皆野に到着。インターを降りるとすぐに道の駅みなのという看板が目に入りましたので休憩がてら寄ってみます。

野菜の納品らしい農家の軽トラックが頻繁に出入りして活気がありますが、よく見ると営業時間は朝8:30からで、オープンまでまだ20分くらいあります。しょうがなく、目的地である、宝登山神社に向かいました。

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秩父 長瀞 寶登山神社

流石は神社、こちらは朝早くからやってました(笑)
宝登山神社は秩父三社の一つ。他は秩父神社、三峯神社ということですが、以前秩父三社を訪れた会社の上司が宝登山神社がいちばん見応えがあったと言っていたのが記憶にのこっていたので、この日はカーナビの目的地を宝登山神社に設定していたのでした。

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もちろん、朝早いので境内は人もまばら。幸い好天で気分の良い朝です。車を駐車場の置いて、玉砂利を踏みしめながら、境内に入ると手水舎には清め方を丁寧に説明する看板が貼ってあったので、みんな指定通りに完璧に清めました(笑)

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本殿に至る石段を登って行くと馬酔木(アセビ)の花がいい雰囲気。大きな木なんですが花は可憐ですね。調べたら馬が葉を食べたら酔ったようにふらつく事から馬酔木の名がついたとのこと。

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石段を登りきると、狛犬像と壮麗な本殿が目に入ります。権現造りの本殿は神社としては普通ですが、軒の枓栱や彫り物が極彩色。

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日光東照宮ほどの絢爛豪華さというか過剰感はなく、通常の権現造りの本殿の適度な色彩感、装飾感を加えた感じ。また、手入れと言うか清掃が行き届いているので清々しい感じがします。

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調べてみると神社の創建はなんと、西暦110年(今からおよそ1900年前)の第12代景行天皇のころとのこと。現在の本殿は弘化4年(1847)から明治7年(1874)にかけて再建されたものとのこと。

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拝殿の海老虹梁のそり方はまさに明治時代のもので、東本願寺の本堂などとほぼ一緒のそり方。

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まだ9時前の境内にはゴミひとつ落ちていず、また宮司さんが拝殿などの扉を開けたり、壁をぞうきん掛けしているなど、本殿、境内を綺麗に保つ努力はかなりのものお見受けしました。

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嫁さんと母親がお札などを買っている合間に本殿裏に廻ると菅原道真を祀ったとされる天満神社というのがあり、一枚パチリ。既に学業の向上を求める世代ではないですから、お賽銭は入れませんでした(笑)

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お札を買っていた嫁さんたちによると、宝登山には奥宮があるそうで、ロープウェイで行けるそうでしたが、この日の始発は10:00ということで、かなり時間があるため見合わせました。

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最後にお札を持って手水舎の前まで降りてきたところで一枚パチリ。空いていたのも幸い、のんびりお参りできました。元上司のコメントどおり、宝登山神社はなかなか見応えのあるものでした。



さて、時刻はまだ9時をすこしまわったところ。先程やり過ごした道の駅が気になり、ふたたび皆野寄居有料道路の皆野長瀞インターのそばの道の駅に戻ってみました。

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こちらは2012年10月と比較的最近できた道の駅のようですが、地元の野菜が山のように売られていて、なかなかの品揃え。地方の温泉巡りの楽しみの一つは道の駅での新鮮な野菜の仕入れ。ここは葉もの野菜がかなりあり、値段も都心のスーパーとはかなり違いますので食指が動きます。地元野菜に秩父の地酒などを仕入れて、朝から山ほどお土産を仕入れてご満悦です。時間は10時近くなり、そろそろこのあたりの温泉施設も開く時間となり、ネットでいろいろ見て、温泉を探します。

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選んだのはこちら。この辺りでは有名な施設でしょう。

奥長瀞秩父温泉 満願の湯

普段の温泉旅行ではもうすこしマイナーで知る人ぞ知る温泉を選ぶんですが、母親連れの旅ですので、やはり安全策が重要です。

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結構大きな施設で、大きな内風呂に雰囲気の良い露天風呂が2つ、そしてサウナに水風呂! 言う事なしですね。母親連れですのでゆっくり時間をとっての入浴で、内風呂で少々暖まったあとは、露天風呂で湯船に浸かったりあがったりを繰り返し、そしてサウナで汗ををかいて水風呂で火照りをさまし、それから露天の長椅子で風を楽しみました。ほんのりと硫黄臭というか温泉臭が漂い、ちょっとぬるっとするアルカリ泉。鉱泉のようで沸かしているようですが、お湯は悪くありません。なにより良く冷えた水風呂があるのがありがたい。サウナで火照った後、水風呂で体を冷ますと内側からぽかぽかと温まり、風をあびるのが気持ちよい事。これぞ至福ですね。1時間ばかりお風呂を楽しむと時刻は11:30。嫁さんたちが上がってくるのを待つ間に食べログで近くのランチスポットを検索します。そして選んだのがこちら。

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食べログ:もみの木 - 上長瀞

秩父鉄道上長瀞駅前のお蕎麦屋さん「もみの木」。食べログの評価が高かったので選んで、満願の湯の駐車場でナビにセット。すぐに到着しますが、着いてみると構えは蕎麦屋さんというよりペンションのよう。良く手入れされた花が店の前で咲き誇ってました。

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どうやら胡桃だれの蕎麦が名物のようなので、天ざる(醤油だれ)、天ざる(胡桃だれ)、姫天ざる(胡桃だれ)を注文。

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出てきてビックリの天ぷらの盛り。基本的にキノコと野菜の天ぷらなんですが、かなりのヴォリューム。母親の頼んだ姫天ざるは天ざるの天ぷらがキノコを除いたものなんですが、それでもかなりのヴォリューム。帰りにお店のおばさんが「蕎麦屋で満腹にして返すのはうちくらいよ(ハート)」とにこやかに応じてくださったのが印象的。これは確信犯ですね(笑)
野菜の天ぷらはやはり野菜が新鮮なのか、どれも美味い。人参は甘みが出て、また舞茸の天ぷらもしゃきしゃき感が残っていい具合。お蕎麦も胡桃だれに合う、いい喉越し。いやいや、これは名物になりますね。店の前の花同様、店主の心意気のつたわるなかなかいいお店でした。



お腹も満ちて、次の目的地をどこにしようかと思いましたが、先程道の駅で、秩父ワインが並んでいたんですが、近くにあるなら行ってみることもできるかと思い、道の駅では手を出しませんでした。そこでiPhoneで調べてみると、さほど遠くないではありませんか。ワインはお店で買うのもいいですが、ワイナリーに行って手に入れると妙に記憶に残り、愛着も沸くもの。ここは折角ですので秩父ワインを目指す事としました。長瀞からは車で30分ほどで小鹿野町にある秩父ワインに到着です。

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源作印の秩父ワインということで、東京のお店でも良く見かけるものですが、今まで買ったことはありませんでした。

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調べてみると、創始者の浅見源作といいう人の名からとったようです。駐車場の向かいに直売所の看板があり入ってみると、ここでつくられているワインが並べられており、試飲させてもらいました。もちろんドライバーの私は試飲できないので嫁さんと母親の国語力によって伝えられる味を手がかりに脳内で味を想像。いろいろ逡巡して、源作印のGKTというボトルを赤、白一本づつと嫁さんの友人用にGKTの赤のハーフボトル1本をいただきました。

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やはりワイナリーまで来ると、そのワイナリーの歴史が感じられて、なんとなく美味そうに思えてくるのが不思議なところ。我々の他にお客さんもなく、丁寧に説明してくれて、のんびりとさせてもらいました。



さて、秩父も小鹿野までくるとなかなか鄙びた感じです。一旦秩父駅まででてみようということで、ナビに秩父駅をセットして戻ります。駅のまわりは、秩父としては近代的。ビルが建ち並んで、想像よりは開けた街でした。友人からのFacebook情報で、本日から秩父鉄道のSLが走るとのことで、ネットで調べてみると、あと30分ほどでSLが通る時刻ではありませんか。ということで、本日は秩父から山梨に抜ける雁坂トンネル経由で帰ろうとしていたので、SLを途中迎え撃つべく、山梨側にむけて車を走らせます。SLの時刻表からこの辺りで遭遇すると思われる、街道沿いに目を向けると、すでに三脚と一眼レフを構えて待ち受ける鉄道写真マニアの方々の姿が目に入り始めます。途中の踏切でと思いましたが、道路から線路を見下ろす場所があったので、ちょっと引き返して待ち受けると、数分で汽笛の音が聴こえ始めます。むむむ。

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やはり電車とは迫力が違います。汽笛を轟かせながら煙を吐いて突進してくるSL。だんだん近づいてくるのを何枚か写真に収める事ができました。機関車が通りすぎるとあたりは煙にまみれ、石炭の燃えた匂いが漂っています。いまでは電車が普通になってしまってますが、昔の鉄道はさぞかし大変だろうと感慨深くなってしまいました。



さて、3時も近くなってきて陽も傾き始めてきましたので、一路帰途を考えながら山梨方面に向かおうとしますが、道筋には「浦山ダム」の看板が!
以前小河内ダムに行った時以来、母親がダムは面白かったと言っていたことを考慮し、すぐ近くそうだったので浦山ダムに行ってみました。

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独立行政法人水資源機構:荒川ダム総合管理所(浦山ダム・滝沢ダム)

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後で調べてみると、完成は平成11年と比較的最近。重力式コンクリートダムで堤高156m、堤頂長372m、総貯水量5,800万㎥とかなりの大きさでした。

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ダム中央部から下流側にカメラを突き出し、お約束の下流ショット! かなりの高低差に足がすくみます(笑)
やはりダムは巨大構造物の迫力と言う意味ではかなり見応えがありますね。30分ほど散歩を楽しんで、先を急ぎます。



秩父から山梨に抜ける道は、以前奥多摩から大菩薩峠を通った道の一つ外側を通る道。未踏破の道はやはり残しておく訳には参りませんね。浦山ダムから三峯神社方面に進むと、三峯口駅の先に、またダムがありました。特に寄るつもりはなかったんですが、道すがらループ橋を登りながらダムを見せられる造りになっており、ここまで来ると寄らざるを得ません(笑)

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つづいて立ち寄ったのは滝沢ダム。先程リンクを貼った水資源機構荒川ダム総合管理所が管理するもう一つのダムです。

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完成は平成20年とこちらはつい最近。重力式コンクリートダムで堤高132m、堤頂長424m、総貯水量6,300万㎥と浦山ダムより一回り大きなダムでした。ダムには満々と水がたたえられ、湖面には流木などが浮かんでいました。先程の浦山ダムも人影はまばら。ベンチで本を読む人や何をするでもなくたたずむ人など、なぜか落ち着く場所なのでしょうね。ちょっと立ち寄っただけで、すぐに出発。

このダムを越えると、国道140号はぐっと山道になります。グイグイ高度をあげていき、しばらくで雁坂トンネルに入ります。天気は雲が重く立ちこめてきました。



長い長いトンネルを抜けると山梨県。天気は今度は日差しが眩しいくらいですが、まわりを見ると、先日山梨を数日間孤立させたほどの大雪の痕跡があちこちに見られます。まだ根雪で溶けてない部分もあります。しばらく下ると、なんとまたダムが!!

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今度は笛吹川の上流にある広瀬ダムというダムでした。こうなったら自棄のやんぱち、勢いで車を降り、見学です(笑)
なんと、湖面はまだ半分凍ってました。高度の違いか、秩父側よりも確実に平均気温は低そうです。

山梨県:ようこそ広瀬ダムへ

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やはり調べてみると完成は古く昭和50年。下流域の洪水被害を避けるためにつくられたダムとのこと。中央遮水壁型ロックフィルダムという形式で、堤高72m、堤頂長255m、総貯水量1,430万㎥と、前2つのダムよりはかなり小振り。しかもダム自体は石積みということで、ダムにもいろいろあるのだと妙に納得します。

通りすがりではありますが、立続けにダムを3つも見学してしまいました。

この広瀬ダムから笛吹川にそって下って行くと、以前2度ほど入ったことがある三富温泉白龍閣の前を通り、さらに下ると勝沼方面への分岐があり、そこからは広域農道を通って勝沼まで30分ほど。もう17時近い時間ゆえ、あまり寄道もせず走ります。ただ、もう一風呂入りたいということで、ほったらかし温泉か、ぶどうの丘の天空の湯ですが、手軽さをとって天空の湯を選択。いつものようにぶどうの丘の奥、天空の湯の前の駐車場に車を停め、ふと駐車場の脇に目をやると、、、

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タンポポでしょうか、なんとなくいい感じに斜面に花が咲いているではありませんか。

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あたりは既に夕刻。夕闇がせまる甲府盆地をパチリ。ここまで来る途中、ぶどう畑のなかを通ってきましたが、先日の大雪の影響か、枝の折れた木、ビニールの全く残っていない温室などが多く、心が痛みましたね。やはり長年手塩にかけてきた葡萄や果物の木が自然災害とはいえ傷つくのは農家の方にとっては大打撃でしょう。やはり美味しい果物やワインを一日も早く出荷できるよう祈るばかりですね。

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天空の湯は、いつも通り、ぬるっとしたアルカリ性のお湯らしいいい湯触り。ちょっとカルキ臭いのはこの手の施設のご愛嬌ですが、温めのお湯に浸かりながら夕闇せまる甲府盆地をぼんやり眺められるのは貴重なこと。しばしドライブの疲れを癒しました。

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上がって天空の湯の入口前の木を仰ぎ見ると、遠くには飛行機雲。この写真ではあまりわかりませんね。今日は秩父でワインを仕入れ、先を急ぐためワインショップには立ち寄らず、すぐに中央高速に乗って帰途につきます。幸い小仏トンネルの渋滞もたいした事なく切り抜け、ほどなく帰宅できました。

今まで近いのに未踏だった秩父を少し楽しめた小旅行でした。沢山仕入れた新鮮な野菜と秩父の地酒、ワインが楽しみですね。今回も無事でなにより。いい旅でした。



さてさて、まごまごしているうちに月末です。なんと3月31日はハイドンの誕生日なんですね。なにをしようかしら、、、

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tag : 温泉 蕎麦 日本酒 ワイン ダム

【番外】冬の長野諏訪紀行-2

(つづき:日帰りの旅行記事に2本も費やして誠に申し訳ございません!)

信濃美術館東山魁夷館をのんびり見学して、お腹も減ってきたので、先程ゲットした「信州めん麺メン」を紐解きます。巻末の長野近辺の地図から蕎麦屋さんを探すと善光寺から長野インターまでの途上に、雰囲気のよい蕎麦屋さんが何軒かあるではありませんか。紙面上の表記に細心の注意を払って選び出したのがこちら。

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長野県長野市 自家製粉手打蕎麦の店 蕎麦にしざわ

ガイドのとらには「そば打ちを知る」という記事で蕎麦を打つようすが紹介されていましたので、記事をみているうちに大脳の食欲中枢にアドレナリン噴出。蕎麦には自信ありそうな店ということで、問題は入れるかどうかです。カーナビに電話番号をセットして、いざお蕎麦屋さんに向かいます。

つくと駐車場は満車。いやな予感がしましたが、嫁さんがお店に入って様子をたずねるとどうやらすぐに席がとれそうということで一安心。

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入口前の看板ひとつとっても、なかなか風流を解する店のよう。普通は食べログの評価で店を探すのですが、長野にくると、ガイドのとらに賭けてみたくなるんですね、これが。

案内どおりすぐに席に通され、頼んだ蕎麦がこちら。

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母親と嫁さんが天ざる。天ぷらは海老と野菜の蕎麦屋さんの天ぷらとしては一般的なもの。この天ぷらが旨かった。特に椎茸。口に含んだとたんに椎茸の香りと滑らかな舌触りが最高。こりゃ旨い。

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私は鴨ざる。別に盛られた柚子をさっとツユに落として香りが広がります。蕎麦は自家製麺らしくそば粉の感触がしっかり感じられ、風味豊か。ツユも濃いめの甘めと江戸前風でいいですね。

量もわれわれにはちょうど良い感じ。蕎麦好きな人にはオススメなお店です!



さて、時刻は14時くらいということで、この日は珍しくまだ温泉に入ってません。長野近辺の温泉を探してもよかったのですが、雪の具合も心配ですし、母親連れということで、通い慣れた諏訪に戻って温泉に入ることに。やはり、諏訪の温泉といえばここがとどめでしょう(笑)

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そう、菅野温泉です。

関東周辺立ち寄り温泉ミシュラン:菅野温泉

ちなみにこのブログでは過去に3度ほど諏訪の温泉巡りを取り上げ、そのうち2度は菅野温泉に入っています。つまり、かなりのお気に入り。上で紹介した立ち寄り温泉ミシュランでは四つ星評価ですが、私なら[+++++]を進呈すべき名湯です。

2012/11/23 : 旅行・温泉巡り : 【番外】雨の諏訪温泉紀行
2011/11/20 : 旅行・温泉巡り : 【番外】秋の諏訪温泉紀行
2010/12/04 : 旅行・温泉巡り : 【番外】諏訪の鄙びた温泉集中攻略

読み返してみると、自分でもなかなか面白い。日帰りでもの凄い数の温泉に入ってますが、今は母親連れですので、普通の数になってます(笑)

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近くの市営駐車場に車を停め、知る人ぞ知るアプローチから温泉に向かいます。

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いつ来てもまったく変わらない佇まい。妙に懐かしさを感じる看板が呼んでいます。

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この日は結構な数のお客さんがいたんですが、入った時には幸い脱衣所には人影はなく、こっそりパチリ。

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浴場には既に入っている人たちの談笑の声。入ると真ん中の楕円の浴槽のまわりに何人か腰掛けてのんびりされてました。この日はおそらく44〜45度。ざぶっとつかってしばしお湯を楽しみます。いつも通り、無色透明で肌に染み込んでくるような暖かさ。お湯は近くの激熱湯で有名な旦荷の湯から引いていますが、ここはちょうどいいですね。激熱湯が好きな私ですが、旦荷の湯はおそらく48度オーバー。決死の覚悟がいる勝負の湯ゆえ、母親連れでは難しいですね。

湯船につかっては上がってのんびり、再び湯船に浸かるの繰り返し。時間のながれがゆっくりになったようにリラックス。いろいろ温泉に入っていますが、ここはベストの共同浴場の一つ。鄙びた温泉ながら、新鮮なお湯の素晴しさが際立ちます。ドライブしてきた価値がありました。

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湯からあがって駐車場にもどると、青空に月が浮かんでいました。数日前につもった雪が積まれ、やはりここは信州だと実感。

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見上げて一枚。火照ったからだを風にさらしながら、さらにのんびりします。程なく母親と嫁さんも上がってきて、時刻は4時半すぎ。そろそろ帰り支度です。

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駐車場の向かいの地元の酒蔵、菱友醸造株式会社が見えますが、最近は近くのお土産屋さんで買います。

中山道下諏訪宿 門前広場食祭館

戦利品はこちら。

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まずは下諏訪の酒、御湖鶴。

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そしてお隣、岡谷市の高天。

これだけで終わる訳にはまいりません。以前立ち寄って、なかなか良い品揃えだった地元の酒屋さんにも寄ります。ここでゲットしたのはこちら。

信濃屋酒店

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あまり見たことのない、上諏訪宮坂酒造の真澄。調べてみると、この信濃屋酒店が樽から詰め替えて販売している特別仕様品。あらばしりの生酒。これはすかさずゲット。帰った翌日には飲み干しました。樽の香りがほのかに香り、熱処理していない生酒のフレッシュな喉越し。最高でした。

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茅野市のダイヤ菊。金印ではなく「辛口」という方。これも今呑んでますが、いいですね。辛口の酒好きの方には至高の一品。さっぱりとした飲み口と酒っぽさのバランスが良く、通好みの酒ですね。



すでにあたりは暗くなってきましたので、後は帰るのみ。諏訪南インターから中央高速に乗り、いつもの小仏トンネル前の渋滞も結構流れが良く、ストレスにはなりません。今回も無事帰着できました。

ふと出かけた長野善光寺と諏訪でしたが、晴天に恵まれ、のんびりと旅することが出来ました。母親が元気なうちにもうすこしいろいろなところに出かけてみたいと思います。

そういえば、今回はセンチメンタルな旅ではありませんでしたね(笑)

さてさて、また通常のハイドンのレビューに戻りたいと思います。ご贔屓筋の期待に背く訳にまいりませんので、、、

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【番外】母親の喜寿に伊豆旅行-2

伊豆の国パノラマパークのロープウェイで伊豆の景色を堪能したところで、お昼が近くなってきました。近くでお昼をいただくとしたら修善寺に出るのが良かろうということで、修善寺に向けて出発です。

なんとここから修善寺までは10キロほどでしょうか、あっという間についてしまいます。

修善寺の街は、道が狭く車を止める所もないので、共同浴場の筥湯(はこゆ)裏の駐車場に車を停めます。修善寺の街には父が元気だった、3年前の10月に伊豆旅行に来た際に立ち寄っています。そういう意味では「センチメンタル・ジャーニー」の目的地としてもいいところ。

前回には立ち寄らなかった、修善寺(街)のイコン、修善寺(お寺)に立ち寄ってみる事に。

曹洞宗福地山修善寺

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以前来た時には、旅の終盤に立ち寄ったため、父にお寺に寄る体力が残ってませんでしたので、素通りでした。

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修善寺は大同2年(807年)、弘法大師が創建したとつたえられるお寺。当初はこのあたりが桂谷と呼ばれていたことから桂谷山寺と呼ばれていたが、鎌倉時代初期に修善寺と呼ばれるようになったとのこと。鎌倉時代に源頼朝の弟、範頼、頼朝の息子頼家の二人が修善寺に幽閉され、その後殺害されたことでも知られているそうです。なんとなく訪れたところのことを調べておくと、記憶も確かになるものです。

境内は意外とコンパクトですが、そこここにヴィジュアルに訴えるものがあります。

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本堂正面右にある達磨の顔が彫られた石。お寺のウェブサイトにも特に説明もないのでネットを調べてみると、文字通り「だるま石」というそう。江戸時代にここに置かれたようですが由来はわからないようですね。

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そしてこちらは本堂正面左の檀信徒開館の前にならんだ羅漢。こちらも由来はよくわかりません。ただ羅漢はひとつひとつ表情が面白く、見ていて飽きません。

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境内の水屋の龍の口からながれているのは温泉。諏訪大社も同様でしたが流石温泉地です。

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脇に竹林があったり、街中から続く階段に花があったりと、何気ないお寺なのに風情があるお寺。やはり修善寺という街のイコンだけのことはありますね。鐘楼堂の屋根と境内の木々の間から射す陽の光がなんとなくいい感じでした。



街中に出ると、日曜日のお昼近くゆえ、観光客もずいぶん多くなり、混み合ってきました。朝食はいつも通り、行きの車中でのコンビニおにぎりだったので、そろそろお腹も減ってきました。今晩の旅館の食事はおそらくデラックスでしょうから、軽めのお昼をとろうということになり、食べログなどを検索します。

そこで出てきたのは3年前も昼食をいただいたお蕎麦屋さん。

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食べログ:朴念仁(ぼくねんじん)

修禅寺前から少し旅館街に歩いて入ったところ。前まで行ってみると、並んでいる形跡はなかったんですが、がらりと引き戸を開けるとずいぶん待っている人がいました。どうしようかと思いましたが、待ってみる事に。幸い5分くらいで席が空き、さほど待たずに座ることができました。

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普段だったら、つまみから入るところですが、軽めというコンセプトはぶらさず、お蕎麦だけを頼みました。写真は私が頼んだ「つけとろ蕎麦」。母親は「鴨汁蕎麦」、嫁さんは「胡麻だれ蕎麦」。あっさりコースです。ここのお蕎麦は十割蕎麦。かなり細めに刻んだ蕎麦で、口当たりは繊細、味は田舎蕎麦、ツユはなかなか出汁が効いて、後味はよろしいです。ヴォリュームも少なめなので、今日のニーズにぴったり。注文からお蕎麦が出るまでもさして時間がかかりませんでした。前回ここに来たときの記事を読み返すと、同じようなものを食べていましたね(笑)



ほどなくお腹も満ちて、そろそろ温泉に入りたい気分です。朴念仁の横から竹林のあたりを通って再び修善寺前に戻ります。

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修善寺まで来たので、いちおうここには入らねばならないでしょう。

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筥湯(はこゆ) - 伊豆市観光協会修善寺支部

ここにはだいぶ前に一度入っていますが、記憶も曖昧。とりあえず腹ごなしに入ってみようということになりました。

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筥湯の横にそびえる、高さ12mの仰空楼(望楼)。どうやら階段で上まで上がれるようで下が、今日は下から眺めるのみ(笑)

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外の混雑振りとは異なり、筥湯は空いていました。入る時には誰もいませんでしたので、浴槽内をパチリ。

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ついでに上を仰ぎ見て建物の小屋組をパチリ。建屋はなかなか凝ったものです。お湯はアルカリ性単純泉。癖のない無色透明なお湯で、温度も41、2度と温め。若干カルキ臭が漂いますが観光地ゆえ仕方のないところでしょう。誰もいなかったのでお湯につかってのんびり楽しませてもらいました。やはり温泉に入るとのんびりした気分になりますね。ドライブの疲れが癒えます。



なんとなく修善寺を満喫した気分になって、やおら、旅を続けます。この日に予約した宿まで、距離は近いのですが、中伊豆のイコンにまだまだ触れるべきとの流れになり、次の目的地に向かいます。

(まだつづきます!)

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【番外】初夏の小野、那須、会津、新潟−2

二日目の朝。前夜はぐっすり休んだので朝早くに目覚めました。もちろん朝も温泉に浸かって体も覚まします。

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朝食はパンと目玉焼き、サラダ、ソーセージ、ヨーグルトなど。昨夜と同様奥さんとお子さんが運んでくれます。パンはどれも香ばしく、目玉焼きも那須御養卵などこだわった卵を使ったもので美味しかったです。

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材料にはいろいろこだわりがあるようですので、宿のウェブサイトを見てみてください。(リンクは前記事)

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お腹も満ちて、宿をあとにします。出がけにご主人が泊まったお客さんの写真を撮ってくれます。こちらも宿のご夫婦と一緒にパチリ。家族総出の心のこもったサービスが印象的ないい宿でした。



さて、この日は晴天。せっかく那須湯本温泉の近くに泊まりましたので、高温温泉マニアとしては鹿の湯に行かない訳にはまいりません(笑) 幸い鹿の湯は朝8:00からということで、この時間でも営業しています。宿から鹿の湯までは車で10分もかかりません。朝早いので空いているかと思いきや、駐車場は満車寸前! これはいけません、出遅れてます(笑)

那須温泉 鹿の湯 | 千三百年続く静寂と癒しの湯

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上に紹介した鹿の湯のウェブサイト、なかなかいいです。鹿の湯は那須の硫黄臭のする温泉ですが、男湯は41度から48度まで6つの浴槽が温度別になっていて、熱い温泉にじわっと浸れる事で有名なお湯。訪問は今回で3回目になりますでしょうか。いつ来ても武者震いのするいい温泉です。

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この日は朝からかなりの人。男湯に入ると、すでに6つの浴槽のまわりに座って、お湯に入ったり、お湯のまわりにすわっておしゃべりに興じたりするひとでほぼ満員。日曜日ということですが、この時間を考えると素晴しい集客力です。熱い掛け湯を何杯かかぶって、まずは42度のお湯に入って体をならします。そして、左奥の46度の浴槽へ。一人二人入ったりしてますが、皆さんぐっと我慢して入ってます。隙をうかがって46度のお湯に身を沈めますが、高音湯には慣れていますので、しばらく入って体の火照りと、静けさを楽しみます。やはり高温のお湯から上がった爽快感は得難いもの。そして、48度の浴槽を見ると、先程からベテランの方と見受けられる人が身を沈めて微動だにしません。かなりの時間つかって、やおら上がると、体は真っ赤。まるで熱さを楽しんでいるがごとき風情。まわりのおじさんたちにかなりのプレッシャーを与えていました。なんとなくタイミングを察して、48度のお湯にさっと入ります。46度よりは熱いものの、我慢できない熱さではありません。しばらく身を沈めてこの貴重なお湯と雰囲気を楽しみます。1〜2分でしょうか、上がる時のお湯の揺らぎが熱いんですね、さっと上がるのがコツです。そして浴槽の脇の板に腰掛けて、しばらく風にあたります。この時間がいいんですね。

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高温の温泉ということでは飯坂温泉の奥の穴原温泉や、草津手前の沢渡温泉、下諏訪旦荷の湯、島根温泉津温泉と48度クラスの温泉はいろいろ行ってますが、ここ鹿の湯は温度表示と修行のような浴槽構成が高温湯マニアにとっては聖地のような存在。やはりいいものです。

母親は体力のこともあり、温泉前でのんびり待ってました。朝一から温泉を楽しみ、小野新町ミッションは昨日こなしましたので、今日は旅程に余裕ができました。那須は観光地でガソリンが高いということで、ちょっとだけ足して、那須甲子道路から、甲子トンネル経由で会津に入ります。長い甲子トンネルを抜けて下郷町に入り、湯野上温泉あたりにさしかかったところで、お腹も減ってきたので、大内宿で蕎麦でも戴こうかと言う流れに。

大内宿観光協会

大内宿はこちらも流石の集客力。日曜日のお昼とあって、駐車場にはかなりの車が停まっており、会津とは思えないほど観光客でごった返していました。

食べログ:大内宿 分家玉屋

お腹が減っていたので、宿場町に入ってすぐ右にあるお蕎麦屋さんに一目散に入ります。幸いすぐに座れました。古い民家をきれいに維持して、お蕎麦屋さんとして利用しています。

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まずはノンアルコールビールで喉を潤します。頼んだのは店の前でおじさんが炭火で焼いているお腹に味噌をつめた岩魚、お蕎麦など。モロキュウはサービスです(笑)

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お店の中にはお客さんでそこそこ一杯でしたが、段取りがいいようであっという間に注文の品が届きます。お蕎麦には蕎麦粉を団子にして揚げたものがついていますが、これがホクホクして美味。田舎料理の豊かさを思い知る一品でした。

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そしてお蕎麦は歯ごたえのある太めの田舎蕎麦。これも実に素朴でいい味。お蕎麦をいただいて、お茶を飲んでしばらく風にあたってのんびり。この時間が貴重ですね。

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お腹もみちて、店の前でパチリ。この日は日なたは汗ばむほどの陽気でしたが、お店の中が涼しいのはやはり茅葺き屋根のおかげでしょうか。

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食事だけと思いましたが、やはり街道筋はお土産を売っているお店が並び賑やか。道の両脇を清流がながれ、その流れでラムネを冷やしていたり、このお水で打ち水をして涼感を演出したりと、昔そのままの過ごし方。こうしたところが観光客の人気のポイントなのでしょうね。

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母親も知人へのお土産など少し買い込んだりして楽しんだようでした。意外にいろいろ歩き回って大内宿を満喫しました。時刻は2時をまわろうとするくらい。駐車場に戻ってカーナビに今夜の宿である新潟県三条市の嵐渓荘をセットすると、意外と時間がかかることがわかりました。本当は会津若松で鶴ヶ城か栄螺堂にでもよってみようかと思っていましたが、ちと余裕がないようなので、この足で嵐渓荘を目指すことにしました。



大内宿から会津若松市内に出ると、ガソリンスタンドの値段がぐっと下がりましたので、またちょっと給油して、会津若松インターから磐越道に乗ります。一路新潟県五泉市近くの安田インターに向かい、そこから、五泉、加茂を経て三条の奥地を目指します。カーナビの所用時間よりは早くつきましたが、ついたのは17時過ぎ。

越後長野温泉 嵐渓荘(らんけいそう)

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ここ嵐渓荘は2年前の6月に一度泊まっています。

2011/06/06 : 旅行・温泉巡り : 【番外】新潟温泉紀行-2

ここは前回泊まった時の直後の集中豪雨で宿の1階部分まで浸水し、名物だった吊り橋も流されてしまったことを宿のブログで見ていて、ちょっとビックリしていまいした。被災直後から急ピッチで修復が進み、またいかなくてはと思っていたところ。今回は嵐渓荘の近くに住む、クラヴィコード製作者の高橋さんの工房見学という予定もあり、嵐渓荘への再訪となりました。

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嵐渓荘の駐車場脇の土手にはこのあたりを代表するひめさゆりの花が、木漏れ日の中で輝いていました。淡いピンク色の花が印象的なヒメサユリ。今が旬の時期でしょう。

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チェックインして、まずは庭を散策。

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見る限り洪水の爪痕は宿の中には見当たりません。ところどころ建物の下見板のペンキが1階部分のみ塗り直されているなどの痕跡はありましたが、旅館はずいぶん手間をかけたのでしょう、甚大な被害の爪痕はほぼなくなっていました。逆に脇を流れる守門川の方は、護岸がコンクリートになったり、工事用のダンプが頻繁に往復するなどまだまだ復興はこれからと言ったところでした。

庭を散歩している間に、明日訪問予定の高橋さんから宿に電話が入り、福岡から新潟に戻る飛行機が欠航となったため、明日は不在とのことで明日の予定のキャンセルのご連絡をいただきました。せっかくの機会でしたが、飛行機が飛ばないのはやむを得ませんね。

しばらく庭を散策したあと、お風呂に向かいます。ここのお湯はちょっと塩っぱい強食塩冷鉱泉。お湯の温度も40度くらいと、普通の人には適温でしょう。入るとぬるっとするお湯。ドライブ疲れを癒します。

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風呂上がりにはラウンジで生のハートランドビールが戴けるのは、前回から変わりません。クリアな味のビールを冷えたビアマグで戴くのは悪くありません。

夕食は広い別の個室にあつらえるスタイル。前回の訪問時の記事や写真と見比べると、夕食のメニューはほぼ同じです。前回もそうでしたが、非常にバランスの良い食事。

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最初に並ぶお皿の数々。

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定番鯉の洗い。氷にのって身が締まっていますので、コリコリとした食感が絶品。新鮮なのでクサミもなくスルスルいけます。

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そして鮎の塩焼き。これが絶妙の火加減。鮎のシズル感が引き立ちます。

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お酒は地元三条の五十嵐川(いからしかわ)吟醸。かなりフルーティな飲みやすいお酒。鮎にぴったりです。

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そして山菜の天ぷら。

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牛肉の石焼。こちらも前回と同じですが、適量の牛肉がいいです。ほんの少しでいいんですね。

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そして、ふきご飯とお吸い物。これでも控えめコース。母親や嫁さんにはこれでも多いようです。私も最近は食が細くなりましたので、これでお腹一杯。いい温泉においしい食事、そしてのんびりとした時間。やはり旅はいいですね。今回の旅行の二日目もほろ酔い加減で床につきました。

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tag : 蕎麦 和食 温泉

【番外】初夏の神代植物公園 シャクヤク、バラ、ユリノキ

今日は母親のリクエストで近くの神代植物公園に。先々週深大寺蕎麦を食べにきた時はあいにくの雨だったため、植物公園の見学はあきらめましたが、この時期は有名なバラ園のバラが見頃、土日は朝8時開園ということですので、今日は朝から張り切って出かけました。神代植物公園に出かけるのは「ゲゲゲの女房」が放送され、深大寺周辺が観光スポットとして賑やかだったころ以来です。

神代植物公園|公演へ行こう!

家を出たのが8時過ぎ。道もそれほど混まずに30分もかからず神代植物公園の北の正門前の駐車場に到着。駐車場が混雑しているかと思いきや、まだそれほど車は停まっていませんでした。

駐車場の入口ゲートで、強面のおじさんが駐車券を機械からとってぶっきらぼうに手渡してくれながら、「今日も暑くなりそうだから木の下に停めた方がいいよ」と優しい一言。確かに大木の木陰にまだ空きがありました。車を停めてまだ人もまばらな正門へ。入園料は大人500円ですが、母親は65歳以上なので250円。この広大な敷地をこの入園料で維持できるのかは疑問なほど廉価です。

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入るとすぐに良く手入れされた花々が。よく見ると、まわりの木々の枝もかなり手入れが行き届いています。以前はそんなところに目が向かなかったのですが、最近自宅の庭の木々の剪定などもしなくてはならないため、木の枝ぶりには格別感心があります(笑)

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お目当ての一つであるバラ園へと思ってましたが、正門から左(東)側に「国際ばら新品種コンクール」の入賞作が展示されていたので、それにそって進みます。バラは花の形、色、香りまでふくめて膨大な種類があり、新品種も次々とでているのですね。バラを趣味にしている人も多いとのことで、奥が深い趣味なのでしょう。花につけられた名前と色や形を見比べるのも想像力がかきたてられます。

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神代植物公園のすばらしいのは、木々のひとつひとつに名札がつけられていること。街中で綺麗な花など見かけても名前がわからない事も多いので、これは役に立ちます。こちらは葉の色の変化が美しい「ヒュウガミズキ」

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しばらく木々の間を散策して楽しんだあと、いざバラ園と思って南下すると、その前にボタン・シャクヤク園がありました。シャクヤクも見頃なんですね。

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色とりどりの大輪のシャクヤクが今が盛りと咲き誇っていました。こちらも花の名前の札がそれぞれつけられています。見頃を終えた花を切りとったり、葉の手入れをしたりとかなりの手間をかけているようです。

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こちらは流れるような変わった花の形のシャクヤク。まさに今日が見頃といったタイミング。東京は20度少しと5月下旬にしては少し肌寒い気候でしたが、散歩をするにはちょうど良い気候でした。

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そしてようやくバラ園。バラももの凄い種類の花がまさに満開。池を囲うように作られた長方形のフランス式庭園にバラの花が咲き乱れるよう。

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このように一つの花にグラデーションがついている品種もあります。どのようにしたらこのような品種ができるのでしょうか。

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本当はかなり鮮明な赤なんですが、iPhoneのカメラだと赤が飽和しちゃってつぶれてしまいますね。

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ほんとうに色とりどりのバラがあり、ひとつひとつがかなり手入れされているのを見ると、この季節を迎えるまでにかなり手間をかけているのでしょう。頭が下がります。

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バラのいい香りのなか、一通りバラ園を散策したので、バラ園横の売店でバラのソフトクリームとローズティーで休憩。日陰に入ってソフトクリームを食べていたら寒くなるくらい、今日は涼しい日でした。

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バラ園を後に、母親が園内にユリノキがあり、今が見頃なはずと言うので、今日のもう一つのお目当てのユリノキを探します。

Wikipedia:ユリノキ

ネットやら園内地図を調べると公園の東端のハナミズキ園のまわりにあるとわかりましたので、バラ園から東に進みます。木の立て札などをみながらうろうろしていると、ありました。超巨木です!

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樹高は20メートル以上ありそうな勢い。よく見るとまわりに何本もあり、チューリップに似た花が咲いていますが、もう花は終わり頃。先々週に来ていれば満開だったかもしれませんね。

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よく見るとこれは東京国立博物館の中庭にも生えている木ですね。巨木から枝が八方に伸び、枝先にはぽつぽつと花が付き、巨木に似合わぬ可憐さ。紅葉も美しいとのことで、秋にも見に来なくてはなりませんね。

今が盛りのシャクヤクとバラとユリノキを堪能。早起きだったので、だんだんお腹が減ってきました。まだ11時前でしたがいったん植物公園を出て、先日とは違う深大寺蕎麦を食べにいこうということになりました。

駐車場にもどり、車をゲートから出そうとすると、先程の強面のおじさん、またしても機械の前でぶっきらぼうに駐車券とお金をやりとりして、機械の操作をしてくれます。丁寧におつりをもらったあと、小声で「またのご来園をお待ちしてます」とひとこと。多くの車を淡々とこなす大変な仕事でしょうが、なんとなく印象に残るサービスでした。最近どこに行っても丁寧な言葉や笑顔は当たり前ですが、マニュアルチックであまり心に響きません。強面のおじさんとのじつに素朴なやり取りのなかにサービスの本質があるような気がします。おじさん、また来ますよ!

さて、車で深大寺のある側まで回って、先日とは逆に東のはじのお蕎麦やさんに行ってみる事に。今日も飛び込み。11時を少し回ったところですが、お店に入ってしばらくすると満員になります。タイミングが良かったですね。

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食べログ:多聞(調布・深大寺)

今日のお店は多聞。このあたりのお店は何となく風情があります。適度な散歩で喉も乾き気味。車でなければグビッと生でもいきたいところですが、そうは参りません。

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頼んだのはつまみに味噌おでん。

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私がなめこおろしそば、嫁さんと母親が天ざるです。このお店、蕎麦の盛りが多いです(笑)。天ざるについた蕎麦が山盛り。嫁さんと母親は目が白黒。お蕎麦自体は太めの平打ちの乾麺のような歯触り。長さがかなりの長さなのも珍しい感じ。この長さなので生麺なんでしょうが不思議な食感。美味しかったのが天ぷら。これは蕎麦屋の天ぷらとしてはかなりのレベル。野菜も海老も美味。嫁さんも母親も食べきれず、私に回ってくるとの読みで、私はなめこおろしにしているんです(笑) このお店、値段も安く盛りも良いので人気があるのでしょう。深大寺のまわりにはまだまだお蕎麦やさんがありますので、季節毎に花を楽しみながらいろいろな店でお蕎麦をいただくなどと言う楽しみもありますね。

お腹も満ちたので、途中で夕食の買い物などをして帰宅しました。



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今日は仙川のクィーンズ伊勢丹で、新鮮なイワシが手に入りましたので、夜はイワシの香草焼き。塩こしょうをしたイワシの開きに強力粉を叩き、ニンニクオイルでかりっと焼き目をつけ、裏返したら香草と白ワイン、レモンでふんわり仕上げます。今日は塩加減がドンピシャで、新鮮なイワシが見事に仕上がりました。ワインは北イタリアのSOAVE。さっぱりとした風味にほんのりと酸味があり、イワシと合います。

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パスタは有り合わせのひき肉でミートソース。落合シェフのレシピ本どおり、ひき肉に強火でしっかり焦げ目をつけるくらいまで火をいれてからトマトと煮込むようにして、肉の旨味がいつもより濃くでました。セロリと人参を多めに入れたので、香りの良いミートソースとなり、こちらも大成功。本当はワインを赤に変えたいのですが、飲み過ぎになっちゃいますのでSOAVEで我慢(笑)

夜は入手したばかりで、昨日2曲取りあげたデルジャヴィナ盤をいろいろ聴いて、所有盤リストに登録していました。曲によって演奏のばらつきも多く、いい演奏もありますね。あらためて違う曲も取りあげる必要ありですね。

※当初ボタンと書いていたのはシャクヤクでした!(訂正しました)

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【番外】深大寺蕎麦ならびに千手院八角堂建築現場へ

今日は取りあげるアルバムをどれにしようかと迷っているうちに番外にしようと決断(笑)
これぞというアルバムにたどり着かないとなかなか書くのに苦労しますので。



先週土曜日は生憎の雨。昼にどこか近くで食事でもと思っていると、どこからともなく、「そうだ、深大寺で蕎麦でも」との流れに。雨の日だから空いているだろうとの想像も働き、深大寺方面にいってみることに。自宅から車で30分もかかりません。

深大寺あたりについて、特段調べもせず、深大寺のバス停の西側のはずれのお蕎麦屋さんに入ってみました。

食べログ:深水庵 - 調布/そば

深大寺前の通りに西から入って最初の広い駐車場があるお蕎麦屋さん。外から見ると古びた構えで趣ありそうとということと、お腹が空いていたので即断です。車を降りてお店の前の門で、いきなり食券をおばちゃんから買う仕組み。とりあえずオススメメニューを一通り頼んでみました。

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店内はなんとなく昭和を感じさせるレトロなもの。お昼前に入りましたが、しばらくで待ちができるほど混み合ってくるなど人気がありそうですね。小雨がぱらつくのがかえっていい雰囲気に。

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歩きだったら、まずは一杯やるところですが、嫁さんと母親連れで運転してますので、大人しくしていました。まずは蕎麦屋さんの定番、厚焼き玉子。

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母親はこちらも定番にしん蕎麦。にしんにしっかり出汁がしみ込んで濃いめの味付け。

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嫁さんは舞茸そば。つけ汁が舞茸を煮込んだ香りのよいものでした。

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私は鴨汁蕎麦。それとたらの芽の天ぷら。

どれも手慣れた蕎麦屋さんの懐かしい味。レトロな店内に、レトロな給仕のおばちゃんたち。とても親切で忙しい時間をてきぱきとさばいているのが印象的でした。

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雨が弱まれば、神代植物園に入ってバラでも見ようかと思っていましたが、店を出ると雨脚はかえって強くなってきていましたので、植物園はまたの機会にと、深大寺を去りました。



翌日曜は、うちのお墓のある近所のお寺で建築途中の八角堂の見学会の誘いがあったので、せっかくの機会と出かけてみました。

三島山覚東寺 千手院||天台宗東京教区

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お寺に入って左側に八角堂を建てていますが、前回墓参りに来た時は基礎のコンクリートを打っていたと思ったら、もう小屋組が完成して、お堂をすっぽり包むように足場と屋根が組まれていました。この土日の見学会用にスロープが組まれて、屋根の小屋組に近づけるようになって、宮大工の人が付ききりで説明してくれるという丁寧なもの。

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スロープで足場を2階(高さは3階くらい!)を登ると、八角堂の軒のあたりを一周できるように床が張られています。上を見上げると八角堂をすっぽり包む足場で作った小屋。

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やはりお寺のお堂ともなると檜の巨大な材料をふんだんに使った小屋組はど迫力。八角堂には方角ごとに干支が決められ、針や棟木に墨で干支が書かれています。

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その方角それぞれの軒下には干支をあしらった蟇股(かえるまた)。これはよく見ると寅。普段近くで見るものではありませんので、間近で見る檜の小屋組は刺激的。今は釘やボルト等張力をかけられるようになっていますが、昔は重い瓦を支えるために斗栱(ときょう)が組まれ、小屋組は大きな重い屋根を支える力学そのものだったわけです。力をかけられる釘がなかった時代はどうしていたのだろうと想像しながら小屋組をしばし眺めて空想にふけらせてもらいました。



さて、この日はなんと母親が高校時代の友人と女子会(笑)
ということで、嫁さんと近所のラーメン屋さんに行ってみる事に。

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狛江駅近くのお店です。

食べログ:麺屋 黒船 狛江店

手前のラーメンのスープ、黒く見えませんか? そうイカスミでもないのに真っ黒いスープ。名前は忘れましたが、張り紙で名物と紹介されているので迷わず注文。白い方は塩麹チャーシューメン。両方ともどちらかと言えばこってり系のスープでチャーシューはかなり柔らかく煮込んであります。もやしが多めで食感を爽やかに保っているというところでしょうか。黒い方がちょっと塩っぱかったですね。

調べてみたらチェーン店のようですので、いろいろとメニューも変わっていくのかもしれませんね。基本的には美味しいお店ですのでまた寄らせてもらおうと思います。

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【番外】連休初日に大雄山と箱根路へ−2

つづきです。

朝8時過ぎにに大雄山を出て、カーナビに箱根湯本をセット。小田原市内に出て国道1号を箱根方面に向かいます。すると右側に看板と駐車場の入口で車を誘導する人が。時刻はちょうど9時。

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そう鈴廣蒲鉾です。

鈴廣かまぼこの里

ここは「鈴廣かまぼこの里」と呼ばれる施設。調べるとこのあたり一帯は鈴廣コングロマリットの施設だらけですね。

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別に蒲鉾が欲しかった訳ではなく、朝早くからやっていて、車が沢山入っていくのを見て、お土産でも見るかという軽い気持ちで入りましたが、入ってビックリ。

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地下の駐車場に車を停めて、上に上がると、広々とした綺麗な店内。すぐ後ろには小田急直結の箱根登山鉄道の風祭駅と直結でした。ここは蒲鉾はもちろん、この辺りでお土産を買うならほぼ何でも手に入ります。

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やはり、まず干物売り場に目が行きます。新鮮そうな干物が綺麗にディスプレイされ、脳内には旨味たっぷりの焼きたてと良く冷えた日本酒の映像が鮮明に浮かびます(笑)

しばらくうろうろして新しいと旨いカマスやアジを買ったんですが、小振りのアジと隣の少し高い特選のアジが並んでいるのを見て、「やっぱり特選の方が旨いんだよね?」と問うと、満面の笑顔で「はい、身が厚くて美味しいです」と即答。選ばれた人のみが買える特選の小アジをセレクトした訳です。

他に地ビールやら白魚の佃煮やらいろいろ買い込んで、一休み。流石と思ったのがこれ。

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薄く切った蒲鉾に、オリーブオイルとバジルをあしらって、蒲鉾のカルパッチョ風仕立て。白ワインをあわせて戴いているイメージが鮮明に脳内に浮かびます。これはいいかも。勝手に「イタワーサ」というイタリア風の名前を付けました。蒲鉾の老舗の矜持を感じる提案。鈴廣の蒲鉾自体は東京でも買えますので、レシピと脳内イメージのみお土産です(笑)

ここは人が入るわけです。広々とした綺麗な施設で、ゆったり買い物ができ、サービスもいいということで、こちら方面に来た際にはまた寄ろうと思います。



さて、お土産等を買い込んで一段落したので、やおら箱根に向かいます。10時も近くなったので、箱根湯本駅周辺は観光客で賑やかになってきました。車を停めるスペースもなさそうなので、このまま七曲がりを登ります。走って登る人もいますが、こちらは車なので、スイスイ。まだ渋滞はありません。温泉に入りたい気分でしたので、以前から立ち寄りたいと思っていた、宮ノ下の富士屋ホテルの向かいの共同浴場へ。

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温泉レポート:太閤湯

ここは国道1号をのぼり、富士屋ホテルの前を通りすぎて宮ノ下の交差点のちょっと手前の右に曲がる細い路地の入口に看板があります。駐車場はないと思っていたら、看板にPと書いてあるではありませんか。すかさず曲がると太閤湯と書いた駐車スペースがあり、無事駐車。

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駐車場から仰ぎ見ると明星ヶ岳が青空にクッキリ。だいぶ前に、ここ宮ノ下から明星ヶ岳、明星ヶ岳を経て、朝行った大雄山までハイキングをしたことがあります。以前登った稜線だと思うと感慨深いですね。

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さて、温泉です。受付で400円で券を買っておばちゃんに手渡し入ります。幸いお子さん連れの先客が出るところだったので、浴室は貸し切り状態。すかさず一枚パチリ。

お湯は無色透明。温度は適度に高く44度くらいでしょうか。掛け湯をして湯に入るとさっぱりとした感覚のお湯で、実にいい心地。静かに浴槽に身を沈めてまんじりともせず、静寂を楽しみます。大雄山に登った疲れを癒し、しばし至福の一時。



さて、ここまで来たので、富士屋ホテルにでもよってみようということになり、車を富士屋ホテルに移動します。

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富士屋ホテル

富士屋ホテルは大学の神奈川県文化財調査で、研究室の先輩が図面を書いたので鮮明に記憶しています。正面の本館は1891年建造と一番古いもの。ランチにはまだ早かったので本館の2階のオーキッドラウンジでお茶することに。

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嫁さんが「クレームブリュレ富士屋スタイル」、母親が「宮ノ下浅間山のモンブラン」で、私が頼んだのが写真の「マーブルケーキ寄木細工風」。まさに箱根の伝統工芸、寄木細工のような断面。しかもケーキが適度に固く、本当に寄木細工のよう(笑) こうゆう乗り、悪くありません。

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オーキッドラウンジは本館の裏の池に面したところですが、流石に古い建物だけあって、照明もクラシカル。年季の入った洋館に和風のすだれ、そしてぼんぼり風の照明と、小物だけでも当時の雰囲気が伝わり、ゆったりした時間が流れます。奥にチャペルがあるのか、結婚式に向かう新郎新婦などが通り、雰囲気がいいですね。

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ケーキも珈琲も美味しく戴いて、館内をしばし散策。フロント横のショップの天上には雰囲気のあるシャンデリア。天上に反射する光の模様が実に上品。

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建物の中やそとを散策して、富士屋ホテルを後にします。お昼も近づいてきて、人も多くなってきました。母親にもうすこしどこか見るかとたずねると、まだ行けそうな余裕の表情。それではということで、車でさらに上をめざします。

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訪問したのは強羅の箱根美術館。

箱根美術館 HAKONE MUSEUM OF ART

強羅駅から少し上がったところにある美術館。地味な美術館ですが、苔の庭園の美しさと焼き物の展示が中心の非常に落ち着いたところ。以前にも何度か行っていますが、不思議と行きたくなってしまう落ち着いた場所です。脇の駐車場が一杯で少し離れた第2駐車場に車を置きます。

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庭園の手入れは見事。やはり良く手入れされた庭園は見応えがあります。連休にもかかわらずお客さんも年配者を中心にパラパラていど。こちらも母親連れですので、展示の内容も規模もちょうどいいものです。

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本館は茶器のコレクションや備前の大甕などが展示されています。2階に上がると大きな窓から、さきほど太閤湯の駐車場から眺めた明星ヶ岳がクッキリ見えます。よく見ると頂上近くに「大」の字が見えますが、お盆には大文字焼が見られるのでしょう。

しばらくぶりに寄った箱根美術館でしたが、のんびりゆったりできて非常に満足。帰りに車をとりに第2駐車場に行こうとすると、美術館の入り口にいるおじさんがパイプを吸っていて非常にいい香り。車をとって来て、母親と嫁さんを乗せようと美術館の前に車をつけると、先程のパイプのおじさんが近寄ってきて、車を美術館の横の障碍者の駐車スペースをわざわざ開けていれさせてくれました。ほどなく出てきた母親らを乗せて美術館を後にします。なんとなく嬉しい気遣いでした。



箱根美術館でのんびりしたので、お腹が減ってきました。お昼は箱根美術館に置いてあったフリーペーパーをみてお蕎麦にしようということに。車を元箱根まで走らせ、芦ノ湖沿いの駐車場に入れます。

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箱根町元箱根 お食事処 「絹引の里」

お蕎麦に見えますが、これは実はうどん。絹糸のように細くて喉越しのよい胡麻風味のうどんとのこと。黒ごぼうの汁も使って独特の風味に仕上げたものとのこと。確かに弾力があり、風味も良く蕎麦よりも旨かったです。先程富士屋ホテルでケーキを戴いたのでお昼にはちょうど良い量でした。オススメです。

朝が早かったので、この辺で帰途にとおもい、小田原方面ではなく湖尻から御殿場に抜けようかと思って、芦ノ湖沿いを進むと、プリンスホテルなどがある箱根園にさしかかりました。上を見ると晴れ上がった空に駒ヶ岳までロープウェーが見えるではありませんか。母親に「行ってみる?」と聞くと、「行く!」とのこと。やる気有です(笑)

駐車場に車を停めて、ロープウェーに乗ります。

箱根 駒ヶ岳ロープウェー

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なんと、この日がロープウェー開業50周年当日でした。設備は古びていましたが、7分かけて駒ヶ岳山頂近くをめがけてグイグイ登ります。途中2本の鉄塔をまたぐところで、大きくゆれて車内は大歓声。ついた頂上駅からの眺めは絶景でした。

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こちらは芦ノ湖から遠くは伊豆天城の山々までクッキリ。

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そしてクマザサの茂る中を散策すると青空と枯れたクマザサの色の2色の世界。遠くを歩く家族連れの子供のこえだけが空に響き渡ります。

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そしてこちらが相模湾側。遠く三浦半島も見えました。

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50年の年月を経て古びた駅舎ですが、この眺めは貴重な観光資源ですね。

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30分ほどのんびりさせてもらって、下りのロープウェーに乗り込みます。のぼりより下りの眺めのほうが迫力ありますね。芦ノ湖に向かって滑空しているようなスリリングな眺め。

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そして無事帰着(笑) 先程いた山頂の駅を駐車場から臨みます。箱根園でちょっと買い物などをして、今度は本当に帰途に。ロープウェーは良かったんですが、箱根園はかなりレトロ。いまや観光地も努力していろいろお客さんに合わせて工夫している事を考えると、ちと努力不足でしょうか。箱根園を後に、あとはカーナビに自宅をセットして、言われるがままに帰りました。結局御殿場ではなく箱根新道、小田原厚木道路経由で、箱根園から自宅までちょうど1時間半ほど。不思議に渋滞もなく帰りもスイスイかえることができました。

母親のリクエストで出かけた旅でしたが、意外にいろいろ立ち寄れ、母親も満足そうでした。

今日は昨日のお土産の地ビールとカマスの干物を昼に戴き、昼から極楽(笑)

そろそろレビューに戻らないとせっかく支持いただいているハイドンファンの方の信頼を失いかねません。今日はよる一本レビューします(自分に宣言)

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【番外】お彼岸に墓参り 中野で蕎麦を喰らう

今日はお彼岸の中日ゆえお墓参りに。父の墓参りは先週末に済ませましたので、今日は東中野の祖母の墓に。

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庭の木瓜(ボケ)が花を開き始めましたね。

いつものように近くの農協で花を買って車で出発ですが、皆さん墓参りなのか道が混んでました。狛江から東中野まで、いつもなら1時間もかからないでつくのですが、今日は1時間半ほどかかってしまいました。おまけにお寺の駐車場も満車で2台待ち。ようやく車を停めて墓参り。

流石にお彼岸の中日だけあって、お寺はお墓参りの人が多く、多くのお墓に花が供えられ、線香の香りが満ちていました。多くの人が亡くなった人を偲ぶ季節なんですね。今日の東京はかなり暖かく穏やかな天気で、まさにお墓参り日和。うちも祖母の墓を綺麗にして花と線香を供えてきました。祖母は近くに住んでいたので、小さい頃によく遊んでもらった記憶がはっきり残っています。年に何度もこれませんが、お墓参りにくると不思議と心が落ち着きますね。

渋滞などもあり、お昼をだいぶ回った時間となったので、お腹もペコペコ。今日は中野で蕎麦をいただくことにしました。

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さらしな總本店
食べログ:さらしな總本店

中野駅の南側の駐車場に車を停めて、商店街を歩いてみつけたお蕎麦屋さん。なんとなく趣ある店構えにピンと来て入りました。本当は別のお蕎麦屋さんに行くつもりだったのですが、いい店感知アンテナが作動しました。古い木彫りの看板と漆喰塗りのような外壁。古くから続いているなら、そこそこ旨いはずです。

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引戸を開けて店に入ると2階を案内されました。風情のある落ち着いた造りのお店。廊下から畳敷きの部屋に入ると、低目のテーブルに、かなりシートハイの低い椅子。しかも広々としていて落ち着きます。

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しかも隣との仕切りのふすまには揉紙に達筆の絵。街の蕎麦屋にしては趣深すぎます。

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見上げれば黒光りする竹を使った船底天井。店主が風流を解する人なんでしょう。すっかり落ち着きました。

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最初はビールと言いたいところですが、車ゆえ私のみキリンフリー。母と嫁さんはグラスの生。うらやましい(涙)

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つまみに頼んだのは蕎麦屋さんの定番、卵焼きに筍煮。どちらも老舗の味。

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日本酒を頼んだ訳ではありませんが、ついでにイカの沖漬。これはイカがやわらかく旨かった。車の時に頼むつまみじゃありませんね(笑)

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お蕎麦は天ぷらが小振りな方の梅天そばを頼みました。更級そばのさっぱりした歯ごたえと、江戸前のすこし甘めのツユは老舗ならでは。天ぷらにはたらの芽も添えられ、爽やかな春の味。

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せっかくのお彼岸ですので、おはぎも。中のあんが蕎麦風にアレンジされたおはぎ。こちらもさっぱりした甘みでなかなかの味でした。

飛び込みで入ったお店でしたが、落ち着いた雰囲気で味もなかなか良く、いいお店でした。やはり長年続いている店にはそれなりの理由があるものです。こうゆうお店、長く続いてほしいですね。ごちそうさまでした。

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お腹も満ちたので、駐車場にもどると、道ばたのそこここに桃の花が咲いているではありませんか。道路の看板には中野区は桃の花を集中して植えているそう。桜も5部咲き程度まできていて、中野通りの桜並木もいいものですが、桃の鮮やかな花の色もいいものですね。

帰りは中野通りから哲学堂にかけての桜並木を通って花見気分を味わってかえってきました。まだ3月20日ですが、今週末には満開になりそうな勢いです。花見は今週末ですね。

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テーマ : 蕎麦
ジャンル : グルメ

tag : 蕎麦

プロフィール

Daisy


Author:Daisy

なぜかハイドン(Franz Joseph Haydn)が特に気に入り膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。東京在住のごく普通のサラリーマンです。

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所有盤をジャンル別にリスト化しています。基本的に録音年順とし、録音年不明のものは末尾に記載。演奏者名はジャケットなどの表記に合わせています。

2016年9月のデータ(2016年9月30日)
登録曲数:1,361曲(前月比+3曲) 登録演奏数:9,608(前月比+87演奏)
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