マタンギ四重奏団の日の出、蛙、鳥(ハイドン)

今日も湖国JHさんから送り込まれたアルバム。いやいや、いい演奏はまだまだあるものです。

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マタンギ四重奏団(Matangi Quartet)の演奏による、ハイドンの弦楽四重奏曲Op.76のNo.4「日の出」、Op.50のNo.6「蛙」、Op.33のNo.3「鳥」の3曲を収めたアルバム。収録は2012年8月26日から28日にかけて、ライプツィヒのすぐ南のマルククレーベルク(Markkleeberg)のリンデン・ザールでのセッション録音。レーベルはオランダのCHALLENGE CLASSICS。

朧月夜のような中、うっすらと輝く光の方を向いたクァルテットのメンバーの写真をあしらった意味ありげなジャケット。なんとなくこのアルバムにかける気合のようなものが漲っています。ライナーノーツの冒頭にはスヴィーテン男爵によるハイドンの四季の春のテキストが引用されています。

All is alive,all is expectant, all neture bestirs! itself!
すべてのものが息づき、すべてものが身を動かし、すべてものが活動している(大宮真琴訳)


また、それに続いて「憂鬱な日はハイドンを弾くと、手から温もりを感じる、、、」で始まる、2011年にノーベル文学賞に輝いたスウェーデンの詩人、トーマス・トランストロンメルによる詩が合わせて掲載されています。このアルバムが伝えようとしているハイドンのイメージを言葉にしています。

奏者のマタンギ四重奏団はオランダのクァルテット。マタンギとはヒンズー教の女神で、語り、音楽、書の神様とのこと。言葉に対する格別のこだわりはクァルテット名にも現れているようですね。

設立は1999年、王立ハーグ音楽院とロッテルダム音楽院で学んでいた若い音楽家がメンバー。2002年から2003年までの2年間、オランダ室内楽アカデミーでオルランド四重奏団のチェリスト、ステファン・メッツに師事、以後はオランダを中心に欧米で演奏活動を行っています。このクァルテット、ジャズのアルバムもリリースするなど、普通のクァルテットとは一味違う側面ももっています。

メンバーは次のとおり。いつものようにクァルテットのウェブサイトへのリンクもつけておきましょう。

第1ヴァイオリン:マリア=パウラ・マヨール(Maria-Paula Majoor)
第2ヴァイオリン:ダニエル・トリコ・メナチョ(Daniel Torrico Menacho)
ヴィオラ:カルステン・クレイエル(Karsten Kleijer)
チェロ:アルノ・ファン・デル・ヴルスト(Arno van der Vuurst)

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Hob.III:78 String Quartet Op.76 No.4 "Sonnenaufgang" 「日の出」 [B flat] (1797)
比較的近い位置にクッキリリアルに定位するクァルテット。折り目正しい正統派の演奏。心なしか速めのテンポでタイトに引き締まった表情で音楽を創っていきます。特徴は長音での4人のアンサンブルの精妙な響き。かなりしっかりとコントラストをつけての演奏ながら、力を抜くところでしっかり抜いているのでくどくはありません。むしろ推進力とところどころにつくアクセントが効いて、かなりメリハリのしっかりした溌剌とした演奏に聴こえます。録音も4人のバランスが良く、中音域の木質系の力強い響きがうまく録られています。
アンサンブルは2楽章のアダージョに入ると一層精妙になり美しさが際立ちます。和音だけきくと現代音楽のような峻厳な印象もありますが、ジャズを得意としているように、メロディーを描くセンスがいいので硬くはなりません。しっかりと沈み込んでメリハリをつけます。
メヌエットは適度な弾力があり、表情の変化の幅も十分。音楽として一貫していながら楽章間の表情の描き分けがしっかりしていて聴き応え十分。
ちょっと意外だったのがフィナーレ。流麗に来ると思いきや、訥々と語るような入り。勢いに乗った演奏ではなく、徐々に彫りが深くなっていく様子を聴かせようということのようですね。こちらの先入観に振られましたが、よく聴くと実によく考えられた構成。これはこれで完成度の高い演奏と納得する演奏。音楽をまとめる力はかなりのもの。

Hob.III:49 String Quartet Op.50 No.6 "Frosch" 「蛙」 [D] (1787)
好きな蛙(笑)。4人の対等なメロディーの渡し合いの実に愉快な展開。よく聴くとメロディーには相当表情をつけて、イキイキと描いています。ハイドンの音楽の楽しさをよく踏まえた演奏。基本的に楽天的な雰囲気が支配しますが、適度なデフォルメがアーティスティックさも保ち、絶妙のバランス。曲に仕込まれた響きの変化をよく拾って変化に富んだ演奏。1楽章は絶品。
短調に変わる2楽章のポコ・アダージョ。しっかりと翳りを表し、そして長調に転調する場面の変化のセンスの良さ。もちろん演奏のテクニックはそれなりですが、音楽にテクニックを誇示するような印象はまったくなく、ひたすらメロディーをニュアンス豊かに鳴らそうという謙虚な姿勢が感じられます。途中の弱音が非常に効果的。
メヌエットのさりげない雄弁さは前曲同様。そして蛙の鳴き声に似ているいうことで有名な終楽章はこのクァルテットの表現力がよくわかる痛快な演奏。バリオラージュ奏法によるユニークなメロディーがイキイキと踊り、曲の構成もしっかりと描く名演。力の抜けた表現の多彩さに打たれます。

Hob.III:39 String Quartet Op.33 No.3 "Vogelquartett" 「鳥」 [C] (1781)
最後は名曲鳥。この曲は速めの入り。シュトルム・ウント・ドラング期の仄暗いイメージから脱却して、明るく変化に富んだ曲調のロシア四重奏曲の代表曲であることを強調するようなキビキビとした展開。歌う部分ではテンポを落としてゆったりと歌い、キビキビとした部分ではキレ味鋭いボウイングを聴かせる、まさに緩急自在の演奏。時折持続音を長く保って精妙な響きのスパイスを加えるなど細工も十分。ハイドンの機知の真髄を踏まえての演奏という説得力もあります。このさりげない表現力、マタンギ四重奏団の真骨頂でしょう。
続くスケルツォも速足での入り。筆の勢いが感じられる草書のようなしなやかさ。中間部は墨をしっかり含んだ筆による楷書のようにクッキリとした表情、そして再び草書に戻ります。
3楽章は明るい曲奏のアダージョですが、マ・ノン・トロッポとあるように、遅すぎないように、沈まないアダージョの表現とはこういうことかと納得するようなテンポ設定。表情の変化も抑え気味にすることで、メロディー自体の面白さに集中できます。
日の出とは異なり終楽章は快速、クッキリ、キレ味抜群で期待通り。響きを揃えるのではなく純粋に演奏のキレを楽しむような遊び心が感じられる演奏が好印象。実に躍動感があり、音楽が弾みます。鳥も名演でした。

名前もジャケットもアルバムの作りもレパートリーも個性的なマタンギ四重奏団のハイドン名曲集。選曲も皇帝やひばりなどを並べるのではなく、日の出に蛙、鳥というなんとなくこだわりを感じる選曲。演奏も彼らの表現の幅の多彩さ、音楽としてまとめる力を遺憾なく発揮したもの。これは聴きごたえあります。このアルバムの前にOp.20のNo.4を収めたアルバムがあるようですので、これも聴いてみなくてはなりませんね。評価は全曲[+++++]とします。ロシア四重奏曲の残りの曲の録音も期待したいところですが、そういった構成での録音はしないでしょうねぇ(笑)

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tag : 弦楽四重奏曲Op.76 日の出 弦楽四重奏曲Op.50 弦楽四重奏曲Op.33

カルドゥッチ四重奏団の弦楽四重奏曲集(ハイドン)

10月最初のアルバムはこちら。

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カルドゥッチ四重奏団(Carducci Quartet)の演奏で、ハイドンの弦楽四重奏曲Op.50のNo.6「蛙」、Op.20のNo.4、Op.76のNo.2「五度」の3曲を収めたアルバム。収録は2006年、ロンドンの南、レオナルド・スタンレーの聖スウィザン教会(St. Swithun's Church)でのセッション録音。レーベルはクァルテットの自主制作だと思われるCarducci Classics。

演奏者もレーベルもはじめて聴くもの。よほど詳しい方しか聴いたことがないのではということで、お察しのとおり、湖国JHさんから貸していただいているもの。ジャケット写真を見ると、若手の美男美女の組み合わせのクァルテットです。調べてみると彼らのウェブサイトがありました。

Carducci String Quartet

かなりアーティスティックなつくりで、コンテンツも充実しています。

メンバーはもともとイギリスとアイルランドの音楽学校の卒業生で、卒業後、アマデウス、チンギリアン、タカーチ四重奏団などのメンバーのもとで学び、近年では7つ以上の著名な国際コンクールに入賞するなど、ヨーロッパの若手のクァルテットでは知られた存在とのこと。コンサートツアーは、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、ベルギー、スコットランド、ハンガリー、イタリアなどヨーロッパはもちろん、日本にも来ているようです。もともとイタリアのトスカーナ州の地中海岸に近いカスタニェート・カルドゥッチ(Castagneto Carducci)で開催されているカスタニェート・カルドゥッチ音楽祭で度々演奏しており、その街の名から市長の祝福を得てクァルテットの名前をとったということです。メンバーは下記のとおり。

第1ヴァイオリン:マシュー・デントン(Matthew Denton)
第2ヴァイオリン:ミカエレ・フレミング(Michelle Fleming)
ヴィオラ:エオイン・シュミット=マーティン(Eoin Schmidt-Martin)
チェロ:エマ・デントン(Emma Denton)

日本では今ひとつ知られた存在では無いと思いますが、実力はすばらしいものがあります。このアルバム、CDプレイヤーにかけたとたん、豊かな音楽が部屋に溢れ出してきました。弦楽四重奏としては理想的な響き。生の弦楽器が響きの良いホールので演奏しているような素晴しい響きを堪能できるアルバムです。流石に湖国JHさん、送り込んでくる玉が違います(笑)

Hob.III:49 / String Quartet Op.50 No.6 "Frosch" 「蛙」 [D] (1787)
一音目からなんと豊穣な響きでしょう。教会らしい豊かな残響をともなっていますが、鮮明さは保った理想的な録音。流石このクァルテットのためのレーベルといっていいでしょう。4人の息がピタリと合って、音色もボウイングもピシッと合った完璧なハーモニー。流麗さと適度な躍動感に音楽自体が活き活きと踊ります。1楽章から身をの出して聴き入る素晴しいアンサンブル。光のあたっている部分とその影の濃淡まで豊かな階調で描いていき、グラデーションの豊かなモノクロームの写真のような芸術性を感じます。
つづくボコ・アダージョは陰りの音楽。抑えた表情の中にも1楽章同様豊かな濃淡があり、静けさを基調としながらも、揺れ動く表情の面白さをじっくり堪能できます。そして光がさっと射して明るさを取り戻すメヌエット。軽妙なタッチを楽しむかのように弾みます。
フィナーレは蛙の鳴き声を思わせるバリオラージュ奏法による不思議な響きがユニークな曲。軽いタッチは続き、コミカルな表情をじつにうまく表現して、この曲の面白さを浮かび上がらせます。曲の構造をしっかり踏まえて演奏を巧みにコントロールする音楽性をもちあわせていますね。

Hob.III:34 / String Quartet Op.20 No.4 [D] (1772)
続いて、すこし遡って太陽四重奏曲からNo.4。冒頭の響きが蛙のフィナーレの韻を踏むような和音に感じるのは私だけでしょうか。この曲でもアンサンブルは見事。エッジが立った精緻さというよりはハーモニーが深く共鳴している感じ。このアンサンブルのしなやかさがこのクァルテットの特徴でしょう。4人の音楽が深いレベルで響きあっているのが良くわかります。奏者の呼吸が音楽の起伏をつくり、息づかいのしなやかさが音楽を流麗にしています。2曲目にして、このクァルテットの音楽にすっかり魅了されました。
2楽章では切々たる表情をつくりながらも自然さを残し、それぞれの奏者が代わる代わる音楽を引き継ぎ、糸を紡ぐようにメロディーを重ねていきます。とりわけチェロの存在感が印象的。さっぱりとしながらも楽器をよく鳴らして孤高の表情を焼き付けます。この曲の白眉のような素晴しい演奏。クッキリとしたメヌエットを経て、フィナーレはヴァイオリンの音階の軽快感、自在なテンポの変化をコミカルに聴かせ、最後まで軽さを失わない秀演でした。

Hob.III:76 / String Quartet Op.76 No.2 "Quintenquartetett" 「五度」 [d] (1797)
最後はこれも名曲「五度」。予想通り適度にしなやかな入り。鋼のような響きを聴かせる演奏もありますが、しっとりとハーモニーを聴かせていく玄人好みの演奏。一貫して自然さを失わず、落ち着いて音楽の起伏を表現していくあたりは実に見事。この曲をこれだけしなやかに聴かせる演奏はあまり覚えがありません。音楽の安定感はチェロのリズムの刻みの自然な正確さにあるような気がします。若手にもかかわらずこの音楽の豊かな安定感は流石。万全のハイドン。
アンダンテはピチカートの伴奏が入りますが、不思議と余韻の長いピチカートがゆったり感を醸し出します。ヴァイオリンは低音から高音まで行き来しながらメロディーラインを浮かび上がらせます。この曲で最も特徴的なメヌエットはほどほどの切れ込みかたでザクザクとメロディーを刻み、あくまでも自然に楽章間を移っていきます。フィナーレも力が入りすぎることなく、適度な力感で攻め込み、バランスの良い盛り上がりを聴かせます。この全体の流れを見越しての冷静な視点の存在がこのクァルテットの一番の美点でしょう。最後はハイドンらしく、余裕を残しながら、コミカルな変化を楽しむように終わります。

いやいや、このアルバム、気に入りました。若手らしからぬ成熟した音楽が流れます。しかも強音やキレで聴かせるのではなく、自然な佇まいやフレージングで聴かせるなど、かなり音楽性に自信がないとできないスタイルでの演奏です。録音も良く弦楽四重奏の楽しみが詰まったアルバム。評価はもちろん全曲[+++++]をつけます。選曲も良く、多くの人に聴いていただきたい名盤です。手に入るうちにどうぞ!

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tag : 弦楽四重奏曲Op.50 弦楽四重奏曲Op.20 弦楽四重奏曲Op.76 五度

シュパンツィヒ四重奏団の弦楽四重奏曲集Vol.1(ハイドン)

先日取りあげたシュパンツィヒ四重奏団の最新盤が良かったので、未入手の2枚を注文していて入荷したもの。

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シュパンツィヒ四重奏団(Schuppanzigh Quartet)の演奏による、ハイドンの弦楽四重奏曲Op.9のNo.6、Op.74のNo.1、Op.50のNo.6「蛙」の3曲を収めたアルバム。収録は2007年12月5日から8日にかけて、ベルリンのポツダムに近いヴァン湖のほとりにあるアンドレアス教会でのセッション録音。レーベルはベルギーの名門ACCENT。

以前取りあげた記事はこちら。

2013/10/21 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : 【新着】シュパンツィヒ四重奏団の弦楽四重奏曲集

以前取りあげたアルバムは2011年の録音ですが、この間、チェロの奏者が変わっています。このアルバム録音時のメンバーは下記の通り。

第1ヴァイオリン:アントン・シュテック(Anton Steck)
第2ヴァイオリン:フランク・ポールマン(Franc Polman)
ヴィオラ:クリスティアン・グーセンズ(Chiritian Goosses)
チェロ:アンティエ・ゴイセン(Antje Geusen)

クァルテットの情報は前記事をご覧ください。この頃のチェロ奏者は女性のアンティエ・ゴイセン。両演奏の間の違いは、このクァルテット最初のハイドンのアルバムということで4年の月日の経過と、チェロ奏者の違いとなります。以前のアルバムのクッキリとメロディーラインが浮かび上がる素晴しい演奏が聴かれるでしょうか。

Hob.III:24 / String Quartet Op.9 No.6 [A] (c.1769-70)
シュトルム・ウント・ドラング期の作品。Op.9はこれまであまり取りあげてきませんでしたので、ちょうどいいでしょう。後年の成熟した筆致の曲とは異なり、ディヴェルティメントと呼ばれていた頃のもの。広い教会堂の残響が適度に乗った美しい響き。前アルバムと同様、伸び伸びとした古楽器が、クッキリと楽天的でさえあるようにフレーズを重ねて行く演奏。1楽章の小気味好い闊達な響きと、2楽章のメヌエットの陰りのある陰影。アダージョではアントン・シュテックのヴァイオリンの美しい伸び伸びとした高音の音色がたまりません。静謐感がある引き締まった響き。抑えた表情も素晴しいですね。フィナーレはアントン・シュテックが軽々と駆け上がるような音階をこなし、小気味好いことこの上なし。素晴しいキレで曲を結びます。シュパンツィヒ四重奏団、ハイドンの1枚目からキレてました。

Hob.III:72 / String Quartet Op.74 No.1 [C] (1793)
だいぶ時代が下って聴き慣れた名曲。変に凝ったところなく、美しい響きで曲を流麗に描いて行きます。もちろんシュテックのヴァイオリンの音色は相変わらず磨き抜かれて最高。他の3人も見事に追随して、アンサンブルの精度も悪くありません。やはり抑えた部分とクッキリ描く部分の対比が良いので、非常に立体感を感じる演奏。ただ、ちょっと楽天的に過ぎて、この曲の深みのようなものが欠けているという気がしなくもありません。
2楽章のアンダンティーノに入っても流麗さは変わらず、軽いタッチで淡い音楽を描いていきます。そして、メヌエットも同様。響きの美しさとアンサンブルの精妙さは保っているものの、楽章の対比がもう少し欲しいと思うのは私だけでしょうか。フィナーレまで一貫して一気に持って行く感じ。最後の盛り上げ方は流石。

Hob.III:49 / String Quartet Op.50 No.6 "Frosch" 「蛙」 [D] (1787)
フィナーレのバリオラージュ奏法による不思議な響きによって「蛙」と名前がついた曲。この曲でも冒頭から楽天的な雰囲気を感じさせながら、速いテンポで曲の織りなす綾を表現していきます。軽々と速いパセージをこなしていくところのテクニックは流石なところです。疾風のような勢いで1楽章をこなします。
2楽章のポコ・アダージョに入ると、テンポをようやく落とし、しっとりとした表情の演奏に戻ります。少し曲の構造を感じさせるメリハリがついて、曲の陰影もはっきりしてきます。フレーズごとに微妙に明るさと陰りをコントロールして深みを表現していきます。
2楽章がちょっと沈んだので、メヌエットは軽いものの引き立ちます。そして印象的な響きのフィナーレは、シュパンツィヒの響きの良さが曲想に合っています。伸び伸びと美しいヴァイオリンの響きと、コミカルなメロディーの語り口の上手さが相俟って、なかなかの味わい。アントン・シュテックの妙技が光ります。

シュパンツィヒ四重奏団のハイドンの弦楽四重奏曲集のVol.1。古楽器の腕利き奏者ぞろいのクァルテットによって、ハイドンの弦楽四重奏曲の軽妙洒脱な面白さをうまく表現した演奏といって良いでしょう。先日レビューした最新盤と演奏スタイルは大きく変わらないものの、こちらの方が、軽さと勢いがある代わりに、クッキリとした精妙さと陰影は最新盤に分があるといったところでしょう。古楽器によるハイドンの弦楽四重奏曲の演奏としては万人にお薦めできる内容です。評価はOp.74のNo.1のみ[++++]、他2曲は[+++++]とします。

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tag : 弦楽四重奏曲Op.9 弦楽四重奏曲Op.50 弦楽四重奏曲Op.74 古楽器

アマティ四重奏団のOp.50

今日は先日とりあげたOp.77がとても良かったアマティ四重奏団のもう1枚のハイドンのアルバムをHMV ONLINEに注文していたもの。

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アマティ四重奏団(Amati Quartett)によるハイドンの弦楽四重奏曲Op.50のNo.5「夢」、No.4、No.6「蛙」の3曲を収めたアルバム。収録は1995年2月12日、13日、26日、チューリッヒのラジオスタジオでのセッション録音。レーベルはレーベルはスイスのDIVOX。

先日取りあげたOp.77の記事はこちら。

2012/03/09 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : アマティ四重奏団のOp.77

Op.77のほうは1988年の録音で、今日取り上げるアルバムの7年前の録音。メンバーを確認したところ第2ヴァイオリンとチェロの2人が入れ替わっています。

第1ヴァイオリン:ウィリィ・ツィマーマン(Willi Zimmermann)
第2ヴァイオリン:カタルツィナ・ナヴロテク(Ktarzyna Nawrotek)
ヴィオラ:ニコラス・コルティ(Nicholas Corti)
チェロ:クラウディウス・ヘルマン(Claudius Herrmann)

クァルテットにとってメンバーの入れ替わりは大きな影響があるはずですので、このアルバムの出来もOp.77のような素晴らしいキレが聴かれるでしょうか。

Hob.III:48 / String Quartet Op.50 No.5 (II:"Der Traum" 「夢」) [F] (1787)
この曲は前記事で取りあげたばかり。前記事で取りあげたプラジャーク四重奏団が木質系のざらっとした響きだったのに対し、アマティ四重奏団は艶やかな響きで流麗さが際立ちます。中庸なテンポでちょっと溜めをともなった演奏。ハイドンの独創的な曲を一歩離れてコミカルに描くようなスタンス。これは見事。ヴァイオリンのキレも素晴らしいものがあります。
夢のような2楽章はアマティ四重奏団の流麗さが際立ちます。フレーズ間の間をしっかりとって、1フレーズごとに慈しみながら演奏するようです。
3楽章も金粉入りの清流のような艶やかに輝く絶妙な響き。自然でありながらも怪しく艶めくメロディーライン。ハイドンの創意にあらためて驚く一方、アマティ四重奏団の完璧な演奏も唸らんばかり。
フィナーレは八分の力ながら絶妙なデュナーミクのコントロールでハイドンの素晴らしいメロディーと展開に圧倒されます。力感と抑制との高度なバランスで、メリハリも十分。1曲目から見事な演奏。

Hob.III:47 / String Quartet Op.50 No.4 [f sharp] (1787)
つづいて、No.4。ハイドンの弦楽四重奏曲のポイントをドンピシャリで押さえ演奏。短調の影のある響きから、明るさを取り戻して推進力溢れる展開に。この力みのないキレの良さがアマティ四重奏団の真骨頂ですね。ウィリィ・ツィマーマンのヴァイオリンはクッキリと浮かび上がる線のはっきりした演奏。
2楽章のアンダンテはチェロのクラウディウス・ヘルマンが図太い響きで演奏を引き締めます。チェロの胴鳴りがずばらしい迫力。このチェロとクッキリとしたヴァイオリンのコントラストが見事。
メヌエットは語りかけるように訥々とした演奏。ちょっとした溜めが心地よく、また力みなく軽々と演奏することで曲の軽やかさが際立ちます。リズミカルにフレーズを刻みながらも自在な弓さばきで変化に富んだ演奏。
フィナーレは短調のメロディーから入るフーガ。刻む音符の速さと延ばす音の対比が鮮明なのがキレの良さの秘訣でしょうか。軽々と演奏するようなスタンスは変わらず、余裕たっぷりの演奏に感じます。最後は迫力も感じさせてフィニッシュ。この曲も見事。

Hob.III:49 / String Quartet Op.50 No.6 "Frosch" 「蛙」 [D] (1787)
最後は名曲「蛙」。この出だしのメロディーはいつ聴いても見事。アマティ四重奏団の軽い弓運びで流れるような演奏。クッキリとしたヴァイオリンをはじめとして4本の弦楽器が緊密に絡み合いながらも全体として非常に鮮明な音楽を構成。1楽章の構成感を見事に表現。各楽器ともメリハリが非常にはっきりとつけたられているのに不自然な感じが一切せず、間もしっかりとっており、素晴らしい立体感。彫刻的なクリスタル細工のような趣。ここでもチェロの太い音色が魅力。
2楽章はゆったりとしながらもしっかりとメロディーを奏で、情感の濃い演奏。ヴァイオリンが糸を引くような見事な演奏。メロディーが展開、転調しながらじっくりと曲の深みへ誘導していきます。
3楽章も間と全奏の対比が見事。そして蛙の名前の由来となったフィナーレ。前記事のプラジャーク四重奏団がバリオラージュ奏法の面白さに焦点を合わせた演奏だったのに対し、アマティ四重奏団はバリオラージュかどうか良く聴かないとわからないような曲の流れを重視した演奏。音楽的にはこちらの方がこなれています。完全に楽譜を掌握して自分たちの音楽としてこなしており、その音楽の説得力は揺るぎないもの。大きな力感の波が次々と襲ってくるような素晴らしい構成感。3曲とも素晴らしい演奏でした。

アマティ四重奏団によるOp.50の後半3曲を収めたアルバムは、このクァルテットの美点がきっちり表現された素晴らしい演奏。奏者の素晴らしいテクニックと、クァルテットとしての音楽のまとまりが見事で、非常に聴き応えある演奏。現代楽器によるオーソドックスな演奏と言いたいところですが、フレーズをクッキリ描く力と間の使い方の上手さ、クッキリしたヴァイオリンの核にした音楽的まとまりは秀逸。評価は全曲[+++++]とします。以前取りあげたアルバムを聴くまでその存在を知らなかったアマティ四重奏団ですが、メンバーが変わってもその素晴らしさは維持しているようですね。

よく調べたら、このアルバムと以前取りあげたOp.77の他にOp.50の前半3曲を収めたアルバムも存在するようです。これまでの2枚の出来が出来だけに手に入れないわけにはいかないでしょう。捕獲に入ります。

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tag : 弦楽四重奏曲Op.50

プラジャーク四重奏団のOp.50

今日は弦楽四重奏曲。

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プラジャーク四重奏団(Pražák Quartet)の演奏によるハイドンの弦楽四重奏曲Op.50のNo.3、No.5「夢」、No.6「蛙」の3曲を収めたアルバム。収録は収録順に、2009年6月24日、2009年11月23日から24日、2009年10月20日から21日、プラハのドモヴィア・スタジオでのセッション録音。レーベルはPRAgA Digitals。このレーベルはharmonia mudi系列のようですね。

プラジャーク四重奏団は1972年の結成。メンバーは当時のプラハ音楽院の学生。1974年のチェコ音楽年にプラハ音楽院室内楽コンクールで第1位となり、1975年プラハの春音楽祭に出演し国際的に活躍するように。1978年にはエヴィアン弦楽四重奏コンクールで1位に輝いた他、チェコ国内の様々なコンクールで入賞。以後30年以上にわたり世界で活躍を続けている。

この録音当時のメンバーは下記のとおり。

第1ヴァイオリン:ヴァーツラフ・レメシュ(Václav Remeš)
第2ヴァイオリン:ヴラスティミル・ホレク(Vlastimil Holek)
ヴィオラ:ヨセフ・クルソニュ(Josef Klusoň)
チェロ:ミハル・カニュカ(Michal Kaňka)

この録音のあと、第1ヴァイオリンのヴァーツラフ・レメシュが体調の問題で演奏が難しくなり、現在はパヴェル・フーラが第1ヴァイオリンを担当しているとのこと。

Hob.III:46 / String Quartet Op.50 No.3 [E flat] (1787)
鮮度の高い響きから入る1曲目。SACDらしい響きを多く含みながらもリアリティの高い音響。弾む感じが上手く出ていて古楽器に近い響き。テンポは中庸ながら良く弾み、活気のある演奏。ところどころほんの一瞬音程のぶれを感じる瞬間がありますが、安定感が悪いほどではありません。
2楽章のアンダンテはチェロのキリッと締まったリズムを基調に各楽器が絡み合う音楽。ここにきてこのクァルテットの癖のない素直な演奏と木質系の爽やかな響きの魅力が見えてきました。チェロの清透な響きはなかなかのもの。ヴァイオリンは自在に音階を刻み、それぞれの楽器が絡み合いながら音楽を豊かにしていく感じがこの楽章の聴き所。
メヌエットは良くそろって、理想的な演奏。爽やかさは相変わらずで、各楽器間のバランスも拮抗しており、ヴァイオリン主体の演奏ではありません。むしろチェロとヴィオラ主体といってもいいほどの低音部の充実が物語るように、音楽のベースがしっかりと定まった演奏。
フィナーレも軽々とした弓運び。ここにきてヴァイオリンの音色の美しさも目立ち始めます。音楽のつくりは濃い踏み込みもないかわりに、軽々としたタッチが魅力の爽やか勝負の演奏。このスタイルがハイドンのこの時期の堅実な音楽には妙にマッチしています。1曲目でクァルテットのイメージがだいぶつかめました。

Hob.III:48 / String Quartet Op.50 No.5 (II:"Der Traum" 「夢」) [F] (1787)
前曲同様響きの美しさ、タッチの軽快さが聴き所ですが、1楽章から音楽の凝縮感も高まり、前曲より明らかにテンションが高まっているのがわかります。鬼気迫る感じも良く出ていて、勝負に出ていることが窺えます。音楽のキレも明らかに良くなり、聴き手にもその迫力が伝わります。久しぶりに聴くこの曲ですが、プラジャーク四重奏団で聴くと素晴らしい充実ぶりにあらためて驚きます。
2楽章はまさに夢を音楽したような曲。夢うつつにまどろむひと時を音楽にしたらこのような音楽になるのかと思うような曲。1楽章のテンションから一転して優しいタッチで奏でるうわごとのような音楽。この辺りの対比も素晴らしい音楽性です。
3楽章はヴァイオリンの美しいソロから全奏までのダイナミックさが聴き所。全奏後の響きの消え入る様子が見事。録音のよさが演奏にもプラスになっています。ここでもチェロの雄弁さが耳に残ります。
フィナーレはヴァイオリンが珍しくかなりの存在感でアンサンブルをリードします。1楽章のテンションを思い起こさせる充実した響き。転調して展開するあたりの迫力はかなりのもの。この曲は力感溢れる演奏。

Hob.III:49 / String Quartet Op.50 No.6 "Frosch" 「蛙」 [D] (1787)
好きな曲の一つ。この不思議な曲想の曲を、プラジャーク四重奏団独特の美しい木質系の響きで流麗に描いていきます。少しづつ響きの異なる各楽器のが畳み掛けるようにフレーズをつないでいく感じの面白さ。前曲のテンションから幾分落ち着き、音楽の流れもフレーズ感で一服するようなところがあり、勢いよりも流れの良い構成を表そうと言う意図を感じます。抑えた部分のデリケートさもいい感じ。
この曲の2楽章も面白い曲想。うら悲しくもあり冷ややかでもある不思議なメロディーをベースに変奏を重ねていきます。ここは繊細さが聴き所。
メヌエットは前曲までの覇気と推進力ではなく、ここでも繊細さで聴かせるもの。曲によってかなりアプローチをを変えているようですね。強奏部分もフルスロットルになりません。
フィナーレは蛙の鳴き声を連想させるバリオラージュという奏法から入ります。同じ音を解放弦と同じ音を指で押さえた隣の弦で繰り返し惹く奏法。このバリオラージュ奏法による特徴的なメロディーをベースにしてメロディーを発展させるハイドン独特の機知と独創性を感じる曲。この曲では一貫して冷静にデュナーミクをコントロールして、曲の面白さにスポットライトを当てようと言う事でしょうか。

はじめて聴いたプラジャーク四重奏団のハイドンのOp.50からの3曲。癖のない演奏で木質系のいい響きが楽しめるいいアルバムです。基本的にタッチの軽さと明るいのに燻したような深みのある響きでハイドンの晴朗さを描く感じで、ハイドンの曲の面白さを上手く表す演奏です。評価は「夢」がやはり他とは違う出来で[+++++]、他の2曲が[+++]としました。

いやいや3月は年度末ということもあり、仕事が思いのほか忙しくレビューが思い通り書けませんでした。明日は一本書いてから月末恒例のHaydn Disk of the Monthといきたいと思います。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : 弦楽四重奏曲Op.50 SACD

プロフィール

Daisy


Author:Daisy

なぜかハイドン(Franz Joseph Haydn)が特に気に入り膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。東京在住のごく普通のサラリーマンです。

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Joseph Haydn Discography at H. R. A.
所有盤をジャンル別にリスト化しています。基本的に録音年順とし、録音年不明のものは末尾に記載。演奏者名はジャケットなどの表記に合わせています。

2017年7月のデータ(2017年7月31日)
登録曲数:1,361曲 登録演奏数:10,291
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