Haydn Disk of the Month - January 2018

今年の東京の1月は寒かったですね。先週、首都圏でもかなりの降雪があったことは首都圏以外の方もニュースなどでご存知のことでしょう。

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22日月曜の午前中から降り始めた雪は、どんどん勢いを増して夕方の帰宅時にはすでに道路も含めて真っ白。幸い私は通勤の足が止まることはなく、普段よりちょっと時間がかかったくらいで帰宅できましたが、我が家の庭はご覧の有様。すでに20cmくらいは積もっており、久々の大雪と相成りました。新雪が積もった庭はなんとなくいい雰囲気ではありますが、その後周りの雪かきのことを考えると喜んでもいられません。このぐらい積もりますと、あちこちで車の事故があったり、物流に影響が出てコンビニが空になったりと首都圏は雪に弱いですね。首都圏での珍しい大雪になんとなく華やいだ気分にはなりますが、やはり生活面では色々な影響が避けられません。

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実はその雪の降る前日の日曜は、このところ毎年1月に訪れている伊豆下田の爪木崎に水仙を見に行っていたんですね。流石に伊豆半島の南端ですので東京よりだいぶ温暖なはずですが、ドライブの途上も晴天で、天気予報は聞いていましたが、翌日これほどの雪が降るとは想像することはできませんでした。写真は爪木崎の先端にある灯台から伊豆半島の東海岸を眺めたところ。もちろん水仙も満開で岬中に水仙の香りが満ちていました。去年の1月の記事に水仙の写真は載せましたので今年は海の写真ということで、、、



さて、12月は旅行記にかまけてレビュー記事を書きませんでしたので、月のベスト盤を選ぶのは2ヶ月ぶりになります。なんとなく最近はLPの発掘に興味が集中しており、必然的にレビューもLPが多くなっているため、LPが守備範囲外の方には少々敷居が高くなっちゃっているのではないかと危惧しております。しかしながら、もともと我が国ではニッチな存在であるハイドンの知る人ぞ知る名盤を掘り起こして世に問うということをミッションとする運営主旨ゆえ、LPを取り上げることもお含みおきいただき、おおらかなる心境、寛容なる精神で受け取っていただけると幸いです。ということで、今月のベスト盤はもちろんLPです!

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2018/01/09 : ハイドン–交響曲 : オーマンディ/フィラデルフィア管の奇跡、時計(ハイドン)

私がようやくオーマンディの素晴らしさに開眼したアルバム。そしてオーマンディという指揮者がハイドンの素晴らしい理解者であることを思い知らされたアルバムです。フィラデルフィア管の名手たちがオーマンディの精緻なコントロールで、奇を衒わない見事なフォルムを彫り出して、ハイドンの傑作交響曲をまるでギリシャ彫刻のような完璧なプロポーションに仕上げ、写実から少し踏み込んだデフォルメを効かせて極めてバランスの良いアーティスティックさを纏う見事な仕事ぶり。特に奇跡の見事さは圧倒的でした。LPらしいリアリティのある録音も最高。1960年代初頭の録音ながら現在聴いてもまったく古さを感じない説得力をもつ演奏です。LP再生環境のある方は是非このアルバムでオーマンディの素晴らしさを体験していただきたいですね。



今月高評価をつけた他のアルバムは下記の通り。

2018/01/30 : ハイドン–声楽曲 : ラインハルト・カムラーによるニコライミサ、小オルガンミサ(ハイドン)
2018/01/24 : ハイドン–交響曲 : エーリヒ・ラインスドルフ/ボストン響の93番、奇跡(ハイドン)
2018/01/16 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : アルミン四重奏団のOp.20のNo.4(ハイドン)
2018/01/13 : ハイドン–交響曲 : ラースロー・ショモギー/ウィーン放送管の78番、哲学者(ハイドン)
2018/01/07 : ハイドン–交響曲 : ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管の99番、軍隊(ハイドン)
2018/01/03 : ハイドン–ピアノソナタ : ヴァルター・オルベルツのピアノソナタ旧録音(ハイドン)

記事を読んでいただければ、どれも甲乙つけがたい素晴らしい演奏だとお分かりいただけるかと思います。今月は最近は取り上げる量が減ってしまった交響曲にこだわって聴きましたので、オーマンディのもう一枚の他にも、知る人ぞ知るラースロー・ショモギー、エーリヒ・ラインスドルフなどの素晴らしい録音に出会いました。まだ、手元には未聴盤が色々とありますので、来月も勢いを落とすことなく発掘を続けたいと思います。

そういえば、そろそろ花粉の季節(涙)



2018年1月のデータ(2018年1月31日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,633(前月比+61演奏)

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Haydn Disk of the Month - November 2017

11月も今日で終わり。

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昨年も11月の記事の時にアップした庭の櫨の木(ハゼノキ)。毎年この頃になると葉が真っ赤に紅葉します。亡くなった父がどこからか枝を取ってきて植えたものが今は2階の軒くらいの高さまで伸びちゃいました。庭のど真ん中に高木がありそのうち切ろうと思っていましたが、毎日ヒヨドリやスズメが来て休んでいくのと、この秋の真っ赤な紅葉があまりに見事なので切れずにおります。昨年紅葉が落ちた後に枝先をだいぶ切り落としたのですが、その先にさらに枝が伸びてより立派な樹形になっちゃってます。秋の天気のいい日には青空に紅葉が映えてなかなかのもの。あんまりほっておくと切れない大きさになっちゃいますので今年は葉が落ちてから去年より短めに切ろうかと思っております。

実は11月27日(月)から、仕事を一週間休んで旅に出ております。この記事は旅に出る前に予約投稿で仕込んでおいたものです。旅の記録はいつものように帰着後にだらだらとアップさせていただきます。



さて、肝心の今月のベスト盤ですが、こちらをセレクトいたしました。

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2017/11/22 : ハイドン–交響曲 : 【新着】ジョヴァンニ・アントニーニの交響曲全集第5巻(ハイドン)

ジョヴァンニ・アントニーニによる、ハイドンの交響曲全集の第5巻。これまでの手兵イル・ジャルディーノ・アルモニコからバーゼル室内管にオケが変わりましたが、これまででもっとも充実した演奏。パリセット直前の80番、81番というイマイチ地味な曲を見事に料理して、これらの曲の素晴らしさが改めてわかる渾身の演奏。レビュー記事に書いた通り、プロダクションも素晴らしいものですので、1巻1巻手に入れる価値のあるものです。解説もなかなか良いので翻訳のついた国内仕様盤がオススメです。



今月アントニーニに劣らず素晴らしかったのはイッサーリスのチェロ協奏曲集。チェロ協奏曲はもちろん名演揃いで色々な演奏がありますが、鮮明な録音でオーソドックスなこの曲の良さを体験するのに好適なアルバム。イッサーリス、見直しました。また、リステンパルトの21番とマリア・テレジアですが、nonesuchのプレスによるLPが実に見事な録音で、現代のデジタル的な鮮明な録音がどう挑んでも太刀打ちできないアナログならではの完成度。アナログ再生環境のある方はぜひ発掘してこのLPの素晴らしい録音を味わっていただきたいものです。

2017/11/27 : ハイドン-ピアノソナタ : 【新着】小笠原智子のソナタ集(ハイドン)
2017/11/25 : ハイドン–協奏曲 : 【新着】イッサーリス/ドイツ・カンマーフィルのチェロ協奏曲集(ハイドン)
2017/11/19 : ハイドン–交響曲 : リステンパルト/ザール室内管の交響曲21番、マリア・テレジア(ハイドン)
2017/11/16 : ハイドン–ピアノソナタ : 山名敏之のカプリッチョ「豚の去勢にゃ8人がかり」3種(ハイドン)
2017/11/11 : ハイドン–交響曲 : アントニオ・ヤニグロ/ウィーン祝祭管の哲学者、ラメンタチオーネ(ハイドン)
2017/11/05 : ハイドン–協奏曲 : ダヴィド・ゲリンガス/RIASシンフォニエッタのチェロ協奏曲1番

そのほかの演奏も選び抜いて取り上げているのはいつものこと。どれも素晴らしい演奏です。さて明日から12月。1年過ぎるのが早いですね〜(笑)



2017年11月のデータ(2017年11月30日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,517(前月比+59演奏)

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Haydn Disk of the Month - October 2017

いやいや、仕事が忙しいのに加えて、家に帰ると母親の介護が重なり、今月後半はなかなか記事を書くという余裕がありませんでした。半期末ということで色々仕事が多く、溜まっている仕事を片付けるために早朝出勤したりしてますが、夜中は母親に起こされてトイレに連れて行かなくてはならない時も少なくなく、必然的に睡眠時間が少なくなり、若くはない体力を蝕んでいくわけでですね。まあ、なんとかやってはおりますが、どうにも記事を書くという余裕がなくなってしまうという流れです。新たに仕入れたLPやCDは色々あるのですが、やはり記事を書くには心の余裕が必要ですね。

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写真は最近スーパーで見かけて仕入れた鰰(ハタハタ)です。嫁さんの両親が秋田出身ということもあり、秋田県民のソウルフードである鰰は我が家でもソウルフード扱い。ブリコがいっぱい詰まった鰰を見ると、そろそろ冬が近ずいているという季節感を感じるわけですね。

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なかなかイキがいいということで、塩を振って塩焼きにしていただきました。鰰は火加減が難しくお腹のブリコに火が通りすぎると美味しくないので絶妙なる火加減で焼きあげ、冬の風物詩を早速楽しみました。



さて、肝心のその月にレビューしたアルバムからベスト盤を選ぶ毎月恒例の企画ですが、10月のベスト盤はこちら!

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2017/10/06 : ハイドン–交響曲 : デレク・ソロモンス/レストロ・アルモニコの交響曲集第1巻 その2(ハイドン)
2017/10/03 : ハイドン–交響曲 : デレク・ソロモンス/レストロ・アルモニコの交響曲集第1巻(ハイドン)


2回に分けて取り上げた、デレク・ソロモンス指揮のレストロ・アルモニコによるハイドンの交響曲集の第1巻のLP。これはCBSによって引き継がれた古楽器によるハイドンの交響曲の古楽器による最初の体系的録音とされるものの一番最初の録音。CBSのCDはご存知の方は多いはずですが、このLPの存在は私も最近知ったもので、今改めて聴いてみると、このあと続く、ピノックやホグウッドらに先駆けて録音されたパイオニアの気迫が感じられる素晴らしいものでした。版権などの問題か、この録音がSAGAというレーベルからLPでリリースされたのみであまり知られぬ存在のままなのはあまりに惜しいため、当ブログが改めてその素晴らしさを世に問うということで選んだものです。中古もしくはオークションで丹念に探せば手に入らないものではないと思いますので、ご興味のある方は是非、入手して聴いてみてください!



その他、今月高評価だったアルバムは下記の通り。

2017/10/23 : ハイドン–交響曲 : マリス・ヤンソンス/ベルリンフィルの「驚愕」(ハイドン)
2017/10/13 : ハイドン–管弦楽曲 : アルミン・ジョルダンの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」(ハイドン)
2017/10/09 : ハイドン–交響曲 : パトリック・ガロワ/シンフォニア・フィンランディアの初期交響曲集(ハイドン)
2017/10/08 : ハイドン–交響曲 : シャルル・ミュンシュ/ボストン響の太鼓連打、ロンドン(ハイドン)

記事を読んでいただくとわかる通り、皆、素晴らしい演奏です。嵐のようなミュンシュのハイドン、ガロワのイキイキと弾むハイドン、ジョルダンのいぶし銀の響き、そしてヤンソンスとベルリンフィルの至芸。今月は珍しく交響曲を多く取り上げましたが、それぞれ聴く価値のある素晴らしさです。

11月は仕事もひと段落したので、レビューピッチを正常化しようと思いますが、果たしてどうなりますやら、、、



2017年10月のデータ(2017年10月31日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,458(前月比+21演奏)

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Haydn Disk of the Month - September 2017

ここにきてようやく東京も朝晩過ごしやすい気候になってきましたね。暑く雨のすくない夏から台風がいくつか駆け抜け、ようやく秋らしい気候に。音楽を楽しむには絶好の季節です。

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写真は9月初旬にワインの仕入れに勝沼にいった時のもの。膝を骨折して4ヶ月ほど7月に退院した母親の体力も徐々に回復してきたので、退院後初の遠出ということで、行き慣れた勝沼を選んだ次第。幸い天気に恵まれぬけるような青空をたのしむことができました。写っている葡萄は、勝沼のシャトーメルシャンのカフェの中庭に植えられた甲州。

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シャトーメルシャンのカフェはリーズナブルでのんびりできるのでお気に入り。車椅子の母親連れだとすぐ脇の障害者用の駐車場に車を停められ、葡萄棚の下で爽やかな風を楽しみながらランチを楽しむことができます。車椅子での生活は自宅とデイサービスの往復ばかりですので、たまには遠出して脳に刺激をあたえねばなりませんね。



さて、本題の今月のベスト盤ですが、今月はこちらを選びました。

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2017/09/21 : ハイドン–ピアノソナタ : ジュリア・クロードのピアノソナタ全集第4巻(ハイドン)

ハイドン研究の大家、ロビンス・ランドンが推すピアニストとしてこれまで3巻のソナタ集をリリースしていたジュリア・クロードですが、最後にリリースされたソナタ集から約20年の時間をおいてリリースされた第4巻。リリース自体は2009年でしたが、その存在を知ったのはつい最近で、もちろんすぐに取り寄せて聴いたところ、これが圧倒的な素晴らしさ。初期のソナタが宝石のように光り輝く一方、後期のソナタには円熟味を感じさせる見事な手腕。これはハイドンのピアノソナタ好きな方にはぜひ聴いていただきたい名盤です。



そして、今月の高評価盤というか今月レビューした一覧。それぞれの記事を読んでいただければおわかりのとおり、どのアルバムを選んでもおかしくない名盤揃いです。

2017/09/30 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : ボロディン四重奏団のひばり(ハイドン)
2017/09/24 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : パルカニ四重奏団のOp.54(ハイドン)
2017/09/16 : ハイドン–ピアノソナタ : アンドレ・ワッツ デビュー25周年記念ライヴ(ハイドン)
2017/09/13 : ハイドン–ピアノソナタ : シルヴィア・マーロウのハープシコードソナタ集(ハイドン)
2017/09/10 : ハイドン–室内楽曲 : ロンドン・ウィンド・ソロイスツのディヴェルティメント集(ハイドン)
2017/09/03 : ハイドン–室内楽曲 : トン・コープマンのクラヴィーア四重奏曲集(ハイドン)

9月に取り上げたアルバムを改めて並べてみると、文字どおり室内楽の秋でしたね。交響曲や協奏曲、宗教曲もいいのですが、やはりピアノソナタや弦楽四重奏曲など、少ない音符で構成された音楽こそハイドンの美しい美しいメロディーや構成の面白さが鮮明に味わえるもの。気候も良くなりこうした音楽に身をまかせて楽しむには絶好の季節な訳です。さて、10月は何を聴きましょうか、、、



2017年9月のデータ(2017年9月30日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,437(前月比+75演奏)

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Haydn Disk of the Month - August 2017

学生時代には8月末を迎えるとちょっと悲しい気分になったものです。夏休みが終わり、また学校に通う日々に戻るあの感触。社会人になっても、しばらくの間はそんな気持ちが続いていましたが、しばらくすると生活のテンポも変わり、特別な感慨もなくなってきました。最近では9月に入ると通勤の電車に学生が戻り、通勤時間帯が混む度合いが増すなんていうことが季節の風物詩にもなりますね。

なんてブツブツ言っている間に8月も月末を迎えることとなりました。

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写真は先日当家の玄関の門扉の上にいたカマキリの子供。発見してちょっとつつくと、いきなり戦闘モード(笑) お腹を反らして、こちらを「カーーッ」と叫びながら威嚇しています(笑) 昔は庭にカマキリなど沢山いたのですが、最近は見る機会も減ってきました。子供の頃は縁側に座っていると、トカゲやらカタツムリやらカマキリやら色々いて、子供心で色々探究したものですが、最近はトカゲを見る機会もかなり減ってしまいましたね。

今月は、新企画【ハイドン音盤倉庫特選】として、ザロモンセット各曲の名盤を選定しました。この記事を書くために久しぶりに聴き直したアルバムも多数あり、1記事を書くために多くの演奏を聴き直しました。これは夏休みの宿題的にかなりの時間がかかったため、なかなか普段は取り組めません。今後も折を見て続けて行くつもりですが、なかなか普段はできるものではありません。ということで、日常の企画に戻り、月末にはその月にレビューした中からベスト盤を選ぶいつものやつに行くことにいたします(笑)



さて、今月のベスト盤はこちら。

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2017/08/27 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : オルランド四重奏団のOp.54(ハイドン)

いやいや、今月は悩みました。ぺヌティエの素晴らしいピアノソナタ集にグラーフのフルートソナタ集、そしてこのオルランド四重奏団の弦楽四重奏曲と、どれを選んでもおかしくない状況ですが、結局このオルランドにいたします。このところのベスト盤を振り返ると、先月はマルシュナー=コッホ四重奏団、その前月はスミソン弦楽四重奏団、さらにその前はコダーイ四重奏団とこれで4ヶ月連続弦楽四重奏曲を選んでいることになりますが、これもハイドンの最高傑作が並ぶ弦楽四重奏というジャンルの面白さがあるからに他なりません。オルランドの演奏は、その弦楽四重奏曲の正攻法による最上の演奏として燦然と輝くもの。LPですが録音も素晴らしく弦楽四重奏を愛する全ての人に聴いていただきたいものです。



今月レビューした中で、評価が高かったアルバムは下記の通り。

2017/08/12 : ハイドン–室内楽曲 : 絶品! グラーフ/スタルク/デーラーによるフルート三重奏曲集(ハイドン)
2017/08/09 : ハイドン–協奏曲 : ハインツ・ホリガーのオーボエ協奏曲(伝ハイドン)
2017/08/06 : ハイドン–ピアノソナタ : ジャン=クロード・ぺヌティエのピアノソナタ集旧録音(ハイドン)
2017/08/04 : ハイドン–室内楽曲 : ドイツ弦楽三重奏団のソナタ集(ハイドン)

こちらが枯れてきたからか、室内楽のアルバムに妙に親しみを感じるようになってきましたね。先月、LPから抜け出すようなことを書きましたが、抜け出せずにおります。さて、9月はどうなることやら(笑)



2017年8月のデータ(2017年8月31日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,362(前月比+81演奏)

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Haydn Disk of the Month - July 2017

すでに七月も終わろうとしています。先月、梅雨にもかかわらず尾瀬や奥日光に旅した時は幸い雨も降らず好天に恵まれました。その後関東ではさしてまとまった雨も降らずに茹だるような暑い日々が続き、空梅雨気味に梅雨明けを迎えました。そんなこんななうちに今度は九州や秋田で集中豪雨による大災害に見舞われるなど、落ち着かない日々が続いていますね。

うちでは4月に膝の骨折で入院していた母親が先週ようやく退院に漕ぎ着け、また家族3人の生活に戻りました。入院中は見舞いが大変でしたが、退院すると今度は介護があり気が休まらない日々に戻りました。私は日中仕事に出ておりますが、一日家にいる嫁さんは特に大変です。入院前には使っていなかったデイサービスやショートステイなどを適度に利用しながらなんとかやっていこうと思っております。

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さて、東京は七月がお盆。父が亡くなってから月命日には毎月墓参りに行くなどお寺が身近な存在となり、お盆にはお坊さんが来てくれるので、迎え火や送り火を焚いたりしています。これも我が家の季節の節目になりつつあります。

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そして、七月といえば毎年楽しみにしているサクランボ。今年も毎年お願いしている山形はかみのやま温泉のマルホ観光果樹園から紅秀峰が届きました! 昨年よりちょっと遅めの収穫時期でしょうか。いつもながらこれは絶品。夏の楽しみの一つですね。



さて、毎月その月にレビューしたアルバムの中からベスト盤を選ぶ月末恒例の企画。今月は久しぶりに16記事も書きましたが、なぜかコンサートに4回も出かけたので、レビューは10件。それでも例月よりは多かったですね。これは意図してというよりも良い演奏に出会う頻度が高かったからに他なりません。特にLPのレビューが7件あり、そのいずれもが素晴らしい演奏だったことが大きいですね。ということで、今月のベスト盤はこちら!

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2017/07/31 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : マルシュナー=コッホ四重奏団のひばり、皇帝(ハイドン)

前記事で取り上げたばかりのアルバム。偶然手に入れたアルバムから瑞々しい音楽が溢れ出て来ます。1960年代のドイツのクァルテットの絶妙な演奏。LPならでは素晴らしい録音によって眼前で演奏しているような迫真のリアリティが味わえます。詳しくはリンク先をごらんください。

そのほかのアルバムも非常に良い演奏ばかり。

2017/07/25 : ハイドン–協奏曲 : ローズ・マリー・ツァルトナーのピアノ協奏曲、ピアノソナタ(ハイドン)
2017/07/22 : ハイドン–ピアノソナタ : アレクサンドル・スロボジャニクのXVI:48(ハイドン)
2017/07/19 : ハイドン–交響曲 : 【新着】飯森範親/日本センチュリー響の交響曲集第2巻(ハイドン)
2017/07/13 : ハイドン–協奏曲 : ダヴィド・ゲリンガス/北ドイツ放送響のチェロ協奏曲2番(ハイドン)
2017/07/10 : ハイドン–室内楽曲 : ザロモン弦楽四重奏団らの室内楽版ロンドン、軍隊(ハイドン)
2017/07/08 : ハイドン–交響曲 : ドラティ/ロンドン響の軍隊、時計(ハイドン)
2017/07/07 : ハイドン–協奏曲 : エーリッヒ・ペンツェル/コレギウム・アウレウムのホルン協奏曲(ハイドン)
2017/07/06 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : 【新着】キアロスクーロ四重奏団のOp.20後半(ハイドン)
2017/07/03 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : フランチスカス四重奏団のOp.2のNo3(ハイドン)

できればCDからも選びたかったんですが、キアロスクーロはOp.20の前半を以前選んでいますのでちょっと重複感があり、フランチスカスも演奏は良いものの、ハイドンが主役のアルバムではありません。飯森範親のハイドンマラソンの2巻は聴きどころの時計がちょと弱いということで選びきれませんでした。
それ以外のLPの方は正直絶品揃い。実に可憐なローズ・マリー・ツァルトナーのピアノ、スロボジャニクの霊気を帯びた迫力、若きゲリンガスの自在な弓さばき、ザロモン四重奏団の雅な響き、ドラティの全集前の覇気溢れる録音、そしてエーリッヒ・ペンツェルのあまりに見事なホルンさばき! あえてマルシュナー=コッホ四重奏団を選んだのは演奏の良さで一歩抜けていたのに加えて、それまで名盤として知られていたかどうかも影響しています。おそらくリストアップしたアルバムの中での知名度は今ひとつなのではないでしょうか。こうしたアルバムこそ当ブログがその価値を世に問うべきとの判断でした。

このところLPの素晴らしさに打たれ続けておりますので、新譜のフォローもおろそかになりがちでした。8月はちょっと意識して新譜を取り上げなければなりませんね。



2017年7月のデータ(2017年7月31日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,291(前月比+51演奏)

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Haydn Disk of the Month - June 2017

1日遅れになってしまいましたが、月末恒例の記事を。

いつものことながら季節の変わりは早く、6月もあっという間に終わってしまいました。今年は仕事のお休みを早めに取れたので、梅雨時ではありますが、お休みをとって尾瀬と奥日光でハイキングを楽しんできた件は記事にさせていただきました。幸いお天気に恵まれて、高原の爽やかな空気を吸って英気を養って参りました。心なしか体にも良かったようで、なんとなく旅行以降、体調は良いように感じます。

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写真は自宅の梅の木から収穫した今年の梅。自宅の梅の木は私が生まれる前に植えたとのことなので樹齢は55年以上。樹の高さは2階の軒を超える高さなので梅としては大木なんですが、そろそろ樹勢も落ちてきています。一昨年は30キロ以上の収穫があったのですが、昨年はなんと収穫ゼロ。色々本などを読んで剪定などをした結果、今年は無事実が生りました。ただ、収穫するのがちょっと遅かっため、半分くらい落ちちゃいました。それでも綺麗な実が収穫できたので良しとしました。さて、来年また収穫することができるでしょうか。



さて、本題に戻って6月にレビューしたアルバムのベスト盤を選びます。今月は4件のみのレビューですが、4件ベスト盤としたいくらい全て超絶名演。ただそういうわけにもいかず、、、

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2017/06/13 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : スミソン弦楽四重奏団のOp.77/103(ハイドン)

選んだのはこちら。スミソン弦楽四重奏団のロプコヴィッツ四重奏曲集。もちろんOp.9の方も前記事で書いた通り、未曾有の名演奏。しかも選曲のキレを考慮するとマニア好みはOp.9の方を取りますが、多くの人に聴いていただくべき、そしてスミソン四重奏団の代表盤はどちらかと聞かれればこちらをオススメするのがよかろうということで選びました。このアルバム、現代楽器、古楽器を問わずにこの3曲のベスト盤としていいでしょう。ヴァイオリンのヤープ・シュレーダーのあまりに見事な弓さばきは鳥肌ものです。未聴の方は是非入手してみてください。Op.9の方は弦楽四重奏を聴き込んだ方にこそ聴いていただきたいアルバムですので、こちらもオススメです。

2017/06/30 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : スミソン弦楽四重奏団のOp.9、Op.17(ハイドン)
2017/06/26 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : ザロモン弦楽四重奏団の剃刀、ひばり(ハイドン)
2017/06/12 : ハイドン–ピアノソナタ : 【新着】フランチェスコ・コルティのソナタ集(ハイドン)

ザロモン弦楽四重奏団のLPも素晴らしいものでした。後年hyperionに録音したシリーズよりも覇気のある演奏で、私はこのクァルテットのベスト盤だと思います。そしてフランチェスコ・コルティのハープシコードによるソナタ集も若き奏者の冴え冴えとしたタッチの魅力で聴かせる名演奏。こちらも素晴らしい演奏でした。

ということで高原で養った英気を記事執筆に振り分け、7月も名盤探求の巡礼を続けようと思います。



2017年6月のデータ(2017年6月30日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,240(前月比+71演奏)

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Haydn Disk of the Month - May 2017

5月末日の31日はハイドンの命日なんですね。ハイドンが亡くなったのが1809年5月31日ですので、今年は208回目の命日ということになります。いつもの月ですと月末日にはその月のベスト盤を選ぶ記事を書いてアップしているのですが、このところ色々ドタバタとしているのに加え、ちょうど31日に会社の飲み会が設定されていたりして、アップするのが翌日になってしまった次第。本日は仕事を切り上げいそいそと帰って記事をまとめようとしていたところ、嫁さんから、「まとめちゃん、まだ書いてないわね」と突っ込まれました。嫁さんは月末のこの記事を勝手に「まとめちゃん」と名付けていました(苦笑)

気を取り直して、いつものように季節を感じる写真を一枚。

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この花は職場の近くの川沿いに咲いていた花。調べたところニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)というそう。白と紫の花が混ざって咲く姿がなかなか可憐で美しいですね。南米原産で花は最初紫色で、だんだん白くなっていくそう。街中で見かけたと思って花屋の店頭を確認すると鉢植えも出回っているので、結構ポピュラーな花のようですね。東京でも街路樹や庭木の花が季節によって色々咲くのを楽しむことができます。そろそろ南天の花の蕾が膨らみ始め、ヤマボウシも手裏剣のような花を咲かせる季節になりました。そうこうするうちに暑い夏になっていくんですね。



さて、このところレビューする記事数も少ない中、今月もベスト盤はしっかり選びます。今月選んだのは、定番中の定番ですが、最近聴き直して、その素晴らしさに改めて驚いた一枚です。

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2017/05/17 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : コダーイ四重奏団のOp.9(ハイドン)

ハイドンといえば弦楽四重奏曲というほど、魅力に溢れたジャンルですが、その弦楽四重奏曲の全集をリリースしている、ご存知NAXOSの看板アーティストであるコダーイ四重奏団によるOp.9の前半3曲を収めた1枚。しなやかで味わい深い演奏が特徴のコダーイ四重奏団の演奏ですが、このアルバムはその中でも絶品の1枚。聴き直してあまりの素晴らしさに圧倒されました。演奏の隅々まで心地よい緊張感に包まれ、伸び伸びとした美音とボウイングの面白さを堪能できる演奏。そしてOp.9というハイドンの弦楽四重奏曲の中では今ひとつ目立たぬ曲の面白さを再認識させてくれる素晴らしい演奏です。全集をお持ちの方も多いと思いますが、この全集の中でも指折りの名演と言っていいでしょう。お持ちの方は是非聴き直してみてください。きっと幸せな気持ちにさせてくれます。



そして、5月の高評価盤は下記の通り。

2017/05/30 : ハイドン–室内楽曲 : アンサンブル・オブ・ザ・クラシック・エラのピアノ三重奏曲など(ハイドン)
2017/05/23 : ハイドン–協奏曲 : ニキタ・マガロフのピアノ協奏曲XVIII:11(ハイドン)
2017/05/12 : ハイドン–ピアノソナタ : フランツペーター・ゲーベルスのソナタ集(ハイドン)
2017/05/05 : ハイドン–交響曲 : ハンス・スワロフスキーの交響曲集(ハイドン)

4月は新着アルバムの割り合いが多かったんですが、その反動か(笑)、5月は古い録音ばかり取り上げる事となりました。記事にした通り、どれもいぶし銀の名演と言っていい演奏でした。

最後にニュースを一つ。いつもコメントをいただくだまてらさんから先日予告があった通り、最新号のステレオサウンドに、だまてらさんの友人であるカワサキヤさんこと岡崎哲也さんが書かれた連載記事が掲載されています。ステレオサウンドの最新号である203号の発売日は6月2日とありましたが、本日本屋さんを覗いてみると、何と1日前にも関わらず最新号がすでに積んであるではありませんか! もちろん手に入れて早速見てみると、連載記事である「レコード芸術を聴く悦楽」のタイトルは、何と「ハイドンを聴く」。ハイドンの録音が取り上げられるとは聞いていましたが、まさにど真ん中の直球ストレートがミットにビシッと収まるドストレート。バックハウスの「アンダンテと変奏曲」に始まり、ザンデルリンクの「めんどり」、そしてスメタナとボロディンによる「ひばり」と名盤の名解説がずらり。たっぷり8ページ分の解説は読み応えも十分。確認してみると、ボロディン四重奏団のひばりは手元にないため、これは手に入れなければなりませんね。日本ではイマイチメジャーになりきれないハイドンですが、最近読んだ記事の中では間違いなく一番読み応えのある素晴らしい記事です。皆さんも是非ご一読を!



さて、東京もこのところ蒸し暑い日が続き、季節は夏が近づいています。夏になっても未聴盤探しの巡礼は続きます。6月はどんな名演奏に出会えるでしょうか。



2017年5月のデータ(2017年5月31日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,169(前月比+56演奏)

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Haydn Disk of the Month - April 2017

はや4月も終わり、新緑がまぶしい季節になりました。毎年ゴールデンウィークを迎える頃には、欅などの街路樹の葉が茂り始め、新緑がまぶしい季節になります。ゴールデンウィークが過ぎるとあっという間に鬱蒼とした濃い緑に変わってしまいますので新緑を楽しめるのも一瞬です。

IMG_8290_201705010634565b9.jpg

写真はうちの庭の片隅に咲く白雪芥子。特に植えたものではないのですが、見回すと周りにも数株あり、なんとなく雰囲気のある花が楽しめます。この時期はエビネや浦島草なども咲くのですが、白雪芥子は庭に咲くのははじめてでしょう。



さて、毎月恒例のその月にレビューしたアルバムからベスト盤を選ぶ月末恒例の企画。今月はビシッと1枚に絞りました。

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2017/04/09 : ハイドン–協奏曲 : 【新着】ヴィヴィアヌ・シャッソのアコーディオンによるピアノ協奏曲集(ハイドン)

ヴィヴィアヌ・シャッソのアコーディオンによるハイドンのピアノ協奏曲集。アコーディオンという楽器の機能性、音楽性がこれほどのものだったのかと認識を一新させられた驚愕の演奏。音色はオルガンと近いものの、音量、音色のコントロールの幅は驚くほど。そして何より鮮烈な反応の良さにさらに驚かされます。ハイドンの時代には考えられないアレンジですが、これをハイドンが聴いたらさぞかし驚くことでしょう。未聴の方は騙されたと思って一聴をお勧めします。

そのほか、今月高評価だったアルバムは下記の通り。

2017/04/29 : ハイドン–オラトリオ : 【新着】カロリーネ・フィッシャーのピアノソナタXVI:39(ハイドン)
2017/04/18 : ハイドン–交響曲 : 【新着】イル・ジャルディーノ・アルモニコの交響曲全集第4巻(ハイドン)
2017/04/12 : ハイドン–オラトリオ : 【新着】絶品! ミヒャエル・シェーンハイトの天地創造ライヴ(ハイドン)
2017/04/05 : ハイドン–室内楽曲 : 【新着】フィンランド・バリトン三重奏団のバリトントリオ(ハイドン)

相変わらず仕事でドタバタとしながらも母親が骨折して入院していて、なかなか記事数を伸ばすことはできませんでしたが、いつも通り厳選したアルバムを取り上げていますので、皆素晴らしい演奏ばかりで、それぞれお勧めできるものばかりです。気づいてみると全て新着アルバムでしたね。この間、LPなどもいろいろ仕入れていますので、5月は少し古い録音なども織り交ぜていきたいと思います。

ゴールデンウィークは渋滞しますので、近場で遊ぶ計画です。皆様も良いお休みをお過ごしください!



2017年4月のデータ(2017年4月30日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10.113(前月比+66演奏)

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Haydn Disk of the Month - March 2017

我が家では庭にある梅の木の開花が春の知らせ。2月から早咲きの梅が何種か咲き始め、3月に入ると遅咲きの豊後や楊貴妃が満開になります。そして木瓜の花が開くと桜のシーズンになるという具合。木瓜の蕾が開く3月末頃には足元にひっそりとハナニラが白い花をつけます。梅や桜もいいものですが、このハナニラの花がなんとも可憐で美しい。iPhoneのカメラで写真を撮ろうとすると、わずかな風に花がゆられてなかなかピタッととまらないのですが、しばらく頃合いを見計らって息を止めてパチリ。この花を楽しむのが毎年の小さな喜びです。年を追うごとに趣味が老けてきております(笑)

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さて、3月にレビューしたアルバムからその月のベスト盤を選ぶ月末恒例の企画。今月は2組選定しました。まずはこちら。

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2017/03/03 : ハイドン–協奏曲 : ファイ/シュリアバッハ室内管のピアノ協奏曲集(ハイドン)

今月は、待ちに待ったトーマス・ファイのハイドンの交響曲全集の第23巻がリリースされました。ファイが倒れる直前の録音と、ファイなきハイデルベルク響が全集の継続のために収録した新たな録音を合わせた2枚組のアルバム。もちろんこのアルバムもレビューした通り、新たな録音が期待以上に素晴らしかったんですが、選んだのはそのアルバムではありません。おそらくファイがhänssler CLASSICSに録音したハイドンのアルバムでは最も古い録音である、ゲリット・ツィッターバルトのピアノによるピアノ協奏曲のアルバム。ファイのハイドンは交響曲のイメージが強いんですが、このピアノ協奏曲集が原点といってもいいでしょう。私もこのアルバムの存在に気づいたのはつい最近。聴いてみるとツィッターバルトのピアノもキレキレ、ファイのコントロールもキレキレで、あまりの切れ味にビックリ。ファイの才能がアルバムから噴き出してくるような快演でした。このキレ味がもう録音でしか聴くことができないと思うと、残念でなりませんね。この素晴らしい録音を当ブログが世に問うべきであるとの判断での選定です。皆さんもファイとツィッターバルトの火花散る演奏をぜひ体験していただきたいですね。

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2017/03/30 : ハイドン–声楽曲 : 【新着】スーザン・ハミルトンのスコットランド歌曲集(ハイドン)

そしてもう一組は、前記事で取り上げたスーザン・ハミルトンのスコットランド歌曲集。ハイドンとフランチェスコ・ジェミニアーニの曲を組み合わせた見事な企画と、以前のANDaNTEを彷彿とさせる豪華な装丁によるブックレットが魅力的なプロダクション。もちろん聴きどころは、スコットランド出身のスーザン・ハミルトンの天使の歌声のような透き通るソプラノ。伴奏を担当するレア・フルーツ・カウンシルも古楽器による深い陰影を加えてハミルトンのソプラノが引き立ちまくり。これほど癒しに満ちた歌唱が聴けるアルバムはなかなかありません。こちらも歌曲のアルバムとしては絶対のオススメ盤。聴いているとスコットランドの風の音が聞こえてきそうになります。どうしてもシングルモルトに手が伸びてしまいますね。



この他、今月の高評価盤はこちら。

2017/03/28 : ハイドン–室内楽曲 : ドイツ・バロックゾリステンによるディヴェルティメント「誕生日」(ハイドン)
2017/03/20 : ハイドン–ピアノソナタ : カール・ゼーマンのピアノソナタ(ハイドン)
2017/03/12 : ハイドン–交響曲 : ニコラス・クレーマー/BBCフィルの哲学者、ラメンタチオーネなど(ハイドン)
2017/03/10 : ハイドン–ピアノソナタ : ベリーナ・コスタディノヴァによるピアノソナタXVI:24(ハイドン)
2017/03/06 : ハイドン–交響曲 : 【新着】ハイデルベルク交響楽団の35番、46番、51番(ハイドン)
2017/03/05 : ハイドン–交響曲 : 【新着】トーマス・ファイの交響曲全集第23巻(ハイドン)

どのアルバムも素晴らしいんですが、なかでもニコラス・クレーマーの哲学者は雑誌の付録としておくのはもったいない名演奏。日本ではあまり知られていない人ですが、この演奏を聴く限り、かなりのコントロール力のある人です。ぜひハイドンの録音を残してほしいですね。

東京はここ数日肌寒い日が続き、開きかけた桜の花も足止めをくらっている状況です。年度末のドタバタも少しおちつきましたので、4月もいいアルバムを聴いて、いいレビューができるよう精進いたします。



2017年3月のデータ(2017年3月31日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,047(前月比+59演奏)

(追伸)ついに登録演奏数が10,000を超えました。ハイドンのコレクションが全体の過半を超え、収納場所問題が深刻化しつつあります

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Daisy


Author:Daisy

なぜかハイドン(Franz Joseph Haydn)が特に気に入り膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。東京在住のごく普通のサラリーマンです。

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モーツァルトラメンタチオーネ交響曲86番ヴァイオリン協奏曲ピアノソナタXVI:50ベートーヴェンピアノソナタXVI:32ピアノソナタXVI:48驚愕哲学者ミサブレヴィスニコライミサ小オルガンミサヒストリカル交響曲95番奇跡交響曲93番弦楽四重奏曲Op.20交響曲78番時計軍隊交響曲99番ピアノソナタXVI:40ピアノソナタXVI:23王妃ピアノソナタXVI:52アンダンテと変奏曲XVII:6武満徹ライヴ録音SACDチェロ協奏曲交響曲81番交響曲80番交響曲19番交響曲全集古楽器マリア・テレジア交響曲21番豚の去勢にゃ8人がかりピアノソナタXVI:20クラヴィコード無人島騎士オルランドLPBlu-rayチェロ協奏曲1番東京オペラシティ十字架上のキリストの最後の七つの言葉交響曲11番交響曲9番交響曲12番交響曲10番太鼓連打ロンドン交響曲4番交響曲2番交響曲15番交響曲1番交響曲18番交響曲37番ひばり弦楽四重奏曲Op.54ピアノソナタXVI:46ピアノソナタXVI:25ピアノソナタXVI:14ピアノソナタXVI:42ピアノソナタXVI:2ピアノソナタXVI:8ピアノソナタXVI:12ピアノソナタXVI:3ピアノソナタXVI:5ピアノソナタXVI:1ピアノソナタXVI:4天地創造ディヴェルティメントリヒャルト・シュトラウス東京芸術劇場交響曲102番交響曲97番交響曲98番ピアノソナタXVI:35ピアノソナタXVI:7ピアノソナタXVI:49ピアノソナタXVI:37ピアノソナタXVI:36フルート三重奏曲オーボエ協奏曲ライヒャドニぜッティロッシーニピアノソナタXVI:34弦楽三重奏曲皇帝ピアノ協奏曲XVIII:3ストラヴィンスキーシェーンベルクミューザ川崎マーラー東京文化会館ホルン協奏曲フルート協奏曲弦楽四重奏曲Op.2弦楽四重奏曲Op.17弦楽四重奏曲Op.9剃刀弦楽四重奏曲Op.103弦楽四重奏曲Op.77ピアノソナタXVI:31ファンタジアXVII:4ピアノソナタXVI:26タリスアレグリパレストリーナモンテヴェルディバードすみだトリフォニーホールピアノ協奏曲XVIII:11ピアノソナタXVI:6告別ピアノソナタXVI:39美人奏者四季迂闊者交響曲70番ピアノ協奏曲XVIII:7ピアノ協奏曲XVIII:4アコーディオンバリトン三重奏曲スコットランド歌曲ガスマンヴェルナーシューベルトピアノソナタXVI:38交響曲67番ピアノソナタXVI:24交響曲51番交響曲46番交響曲35番協奏交響曲DVD交響曲47番テレジアミサピアノソナタXVI:28ピアノソナタXVI:21アリエッタと12の変奏XVII:3サントリーホールラ・ロクスラーヌ帝国弦楽四重奏曲Op.76ハイドンのセレナードピアノソナタXVI:51五度ラルゴピアノ三重奏曲弦楽四重奏曲Op.64日の出ピアノソナタXVI:44ラウドン将軍弦楽四重奏曲Op.1弦楽四重奏曲Op.33弦楽四重奏曲Op.74騎士交響曲17番ピアノソナタXVI:27シベリウス交響曲42番時の移ろいベルリンフィルホルン信号弦楽四重奏曲Op.55交響曲87番トランペット協奏曲ピアノソナタXVI:29ピアノソナタXVI:10リュートピアノとヴァイオリンのための協奏曲XVIII:6ピアノ五重奏曲チェチーリアミサ東京国際フォーラムラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン雌鶏交響曲39番冗談英語カンツォネッタ集ナクソスのアリアンナアレルヤピアノ協奏曲XVIII:5ピアノ協奏曲XVIII:9ヴァイオリンソナタバッハ交響曲52番ピアノ協奏曲XVIII:2交響曲79番ロンドン・トリオブルックナー交響曲88番オックスフォードモテットオフェトリウムカノンドイツ国歌スタバト・マーテル弦楽四重奏曲Op.50よみうり大手町ホールパッヘルベルアダージョXVII:9受難パリセット交響曲84番ベルクブーレーズ主題と6つの変奏弦楽四重奏曲Op.71オペラアリアピアノソナタXVI:41スクエアピアノショスタコーヴィチ交響曲57番交響曲68番リラ・オルガニザータ協奏曲悲しみリーム交響曲50番交響曲89番偽作CD-Rトビアの帰還ホルン三重奏曲薬剤師ヴァイオリンとヴィオラのためのソナタオルガン協奏曲火事交響曲38番リベラ・メピアノ協奏曲XVIII:10交響曲77番交響曲34番温泉フルートソナタドイツ舞曲誕生日交響曲90番校長先生音楽時計曲ピアノソナタXVI:11ピアノ小品ピアノソナタXVI:47bisカートリッジ雅楽プロコフィエフヘンデルサン=サーンス交響曲36番リストオーディオバリトン二重奏曲交響曲75番交響曲66番交響曲91番長岡鉄男歌舞伎おすすめ盤ピアノソナタXVI:47第九読売日響オペラ歌舞伎座スケルツァンド弦楽四重奏曲op.33ザルツブルク音楽祭ピアノソナタXVI:22変奏曲XVII:7オペラ序曲天地創造ミサジャズネルソンミサ弦楽四重奏曲Op.42交響曲76番ピアノソナタXVI:43古楽器風東急文化村ノットゥルノヴェーベルン哲学者の魂、またはオルフェオとエウリディーチェライヴ府中の森芸術劇場裏切られた誠実バリトン五重奏曲ハイドン入門者向け歌曲ピアノソナタXVI:G1ウィーンフィル月の世界交響曲72番建築ファリャ交響曲56番マリアテレジア交響曲27番2つのホルンのための協奏曲展覧会ピアノソナタXVI:19弦楽四重奏曲全集シャンゼリゼ劇場皇帝讃歌交響曲24番大オルガンミサ新橋演舞場交響曲5番テ・デウムサルヴェ・レジーナカッサシオン室内楽曲ピアノソナタXVI:45ベトナム料理国立新美術館高音質CDドビュッシー交響曲28番交響曲13番交響曲108番変わらぬまこと交響曲107番交響曲62番ジプシー・ロンドチェンバロ四重奏曲交響曲3番スカルラッティカンタータ声楽曲戦時のミサ珍盤ザロモンセットN響ハルモニーミサミサ曲全集NHKホールハインリッヒミサピアノソナタ全集ジュピターレコードマーキュリー管弦楽曲室内楽変奏曲XVII:5交響曲54番交響曲41番ギターピアノソナタXVI:33府中交響曲58番ピアノソナタXVI:30カラヤンスウェーリンク書籍交響曲65番交響曲71番アプラウスピアノソナタXVI:13魂の歌仙台ヤナーチェク現代音楽狩りピアノソナタ

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