Haydn Disk of the Month - June 2018

毎月あっという間に月末になる今日この頃(笑) 東京は7月に入る前に梅雨明けを迎え、すでに灼熱の季節に入ってしまいました。仕事や介護でドタバタとしているのは変わらず。なかなかこれという演奏に出会う頻度も落ちて記事数も伸びないのも例月通りとなってしまいました。

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写真はサブシステムのラック。中段の黒い機器はYAMAHAのT-2というチューナー。先日長年物置にしまってあったものを久しぶりに取り出し、つないで電源スイッチを入れると、何事もなかったように動きました。FM放送からはかなり遠ざかっておりましたが、久々に聴くとなかなかいいもんですね。しかも音もかなりリアル。自然な空間の広がりがよく出るんですね。プリメインはARCAMのFMJ-A32でこちらも現役ですね。何かを選んで聴くというのが続いていますが、放送はながら聴きして、思わぬ発見があるというのが面白いところ。しばらくFM放送も楽しんでみたいと思います。



さて、本題ですが、6月にレビューしたアルバムからベスト盤を選ぶ月末恒例の企画。今月もレビュー数は少ないものの、表彰に値する素晴らしいアルバムには事欠きませんでした!

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2018/06/06 : ハイドン–室内楽曲 : 【新着】絶品! トリオ・ヴァンダラーのピアノ三重奏曲集第2弾(ハイドン)

どうやら6月に全国を来日公演で廻っていたトリオ・ヴァンダラー。その最新盤のハイドンのピアノ三重奏曲集の第2巻。第1巻も素晴らしかったんですが、この第2巻はさらに余裕が出て、天真爛漫な演奏。お互いの音に超敏感に反応して弱音部のデリケートさは筆舌に尽くしがたいほど。これほど面白いアンサンブルはなかなかありませんし、それがハイドンのピアノ三重奏曲の魅力を見事に表現しています。ピアノトリオの入門盤としても絶好のものです。未聴の方は是非!



今月聴いたそのほかのアルバムは下記の通り。

2018/06/29 : ハイドン–交響曲 : 【新着】飯森範親/日本センチュリー響の交響曲集第4巻(ハイドン)
2018/06/27 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : コダーイ四重奏団のOp.1のNo.1からNo.4(ハイドン)
2018/06/23 : ハイドン–ピアノソナタ : ルービンシュタインのアンダンテと変奏曲(ハイドン)

飯森範親のハイドンマラソンシリーズは第4巻となり、内容も巻を追うごとに良くなり、この第4巻は全曲いい出来ですが、特に27番が秀逸。千変万化する響きを巧みな装飾音を散りばめてまとめる華麗な演奏です。コダーイは鉄板。最近弦楽四重奏曲全集のオススメを聴かれるとコダーイを勧めています。そして、遅まきながらルービンシュタインのおそらく唯一のハイドンの録音を通して、この人の凄さを知った次第。それぞれ色々聴いた上でレビュー記事にした名盤ですので、こちらも皆オススメです。



さてさらに追記です。6月30日は以前から計画していた、当ブログの読者の方が集まっての第3回のオフ会を開催。この日にサントリーホールで行われたコンサート(別記します)後の時間に近くのお店に集まって楽しい時間を過ごしました。

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右からHaydn2009さん、だまてらさん、私、そして今回初登場のkatsudonさん。

昼のコンサート終了後ということで中途半端な時間だったため、インドカレーやさんという集まりのコンセプトとは全く関係ないお店での開催でした。もちろん話題はコンサートのことやハイドンのこと、皆さんのお仕事のことなど、日頃コメントのみのお付き合いのお仲間との交流を楽しみました。もちろんハイドンに関しては折り紙つきのマニアでいらっしゃいますので、一般人に全く理解できないニッチな話題で盛り上がりました。この後、仕事の都合で時間に間に合わなかった小鳥遊さんが合流して京橋で二次会。小鳥遊さん加入で話題はさらにディープに(笑) 意外なオススメの演奏やらオーディオの話など前回、前々回同様楽しい時間となりました。

皆さま、またの機会にもよろしくお願いします!



2018年6月のデータ(2018年6月30日)
登録曲数:1,363曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,870(前月比+20演奏)





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Haydn Disk of the Month - May 2018

はぁ、もう5月も月末です(笑)

仕事が忙しいのに加えて、母親の介護などで、なかなかな毎日を送っております。最近は6時には家を出て、夜8時くらいに家に戻り、食事と介護。夜の10時頃からちょっと音楽を聴いて、記事を書こうと思うと睡魔に襲われパソコンの前でうつらうつらするという感じ。それでも毎日少しづつ書き溜めて記事にしております。アルバム収集欲の方は衰えず新譜やオークションなどを物色して買い集めておりますので、必然的に未聴盤が積み上がり、その未聴盤を片付けるというところが唯一の駆動力となってブログを継続しております。なんだかんだ言ってもまだ記事を書く意欲は残っておりますので、少しずつですが記事数を増やしていこうと思います。ということで、必然的に記事にするのはよほど気に入ったアルバムに限られるわけで、記事数は少なくても、毎月名盤を選ぶことができるんですね。

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さて、写真は先週末に収穫した梅と庭に咲くあじさいです。6年前、父親が亡くなった年に今の実家に戻り、以来毎年梅の実取りは私の仕事になりましたが、これがなかなか奥が深い。ちょっと収穫が遅いと、いい感じの実が落ちてダメにしてしまうので、今年はいい感じに熟した実を少しづつ毎週収穫しております。枝によって実の大きさも微妙に異なるので、木に登って大きくなった実から取っていくんですね。傷のない綺麗な実が取れると嬉しいものです。昔は梅干し、梅酒がメインだったんですが、今は甘露煮にしたり、梅サワーにしたりして楽しんでおります。そろそろ梅雨の季節ですが、これも梅雨前の楽しみですね。



ということで、本題に戻ります。

5月にレビューしたアルバムからベスト盤を選ぶ月末恒例の企画ですが、今月はマイナー盤です。知る人ぞ知るというか、日本での知名度はほぼなしというピアニストによる素晴らしい演奏を選びました。

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2018/05/02 : ハイドン–ピアノソナタ : トッド・クロウのピアノソナタ集(ハイドン)

舌を巻くほどの雄弁な語り口で、ハイドンのピアノソナタの魅力を引き出す素晴らしい腕の持ち主。力任せな感じは皆無で、ただひたすらハイドンの書いた音楽に迫ろうとする気迫のようなものに圧倒される演奏です。ピアノソナタはもちろん名盤も多く、これまでいろいろな演奏を聴きましたが、このトッド・クロウの演奏が最もハイドンの真髄に迫っていると思います。ピアノが好きな方、まだ入手可能だと思いますので、是非聴いてみてください。



そして、そのほかのアルバムも絶品揃い。

2018/05/29 : ハイドン–協奏曲 : ヘルムート・フッケ/フリッツ・レーハンのオーボエ協奏曲、協奏交響曲(ハイドン)
2018/05/14 : ハイドン–室内楽曲 : 奥村和雄、ハンス・デュソスヴァのヴァイオリンとヴィアオラのためのソナタ集(ハイドン)
2018/05/10 : ハイドン–ピアノソナタ : 【新着】ポール・ルイスのピアノソナタ集(ハイドン)

それぞれの記事をお読みいただければ、皆素晴らしいアルバムということがおわかりいただけるかと思います。今月は全4組のアルバムを選定してもおかしくないほどの名盤揃い。しかもポール・ルイス以外は知る人ぞ知るマイナー盤ということで、当ブログが推す価値のあるアルバムです。どのアルバムもハイドンを極めたい方、必聴です(ニヤリ!)

来月もよろしくお願いします。



2018年5月のデータ(2018年5月31日)
登録曲数:1,363曲(前月比+2曲) 登録演奏数:10,850(前月比+59演奏)



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Haydn Disk of the Month - April 2018

今年は桜が3月中に満開になり、庭の花々も例年より1〜2週早く開花。なんとなく季節の到来が早いまま、仕事も年度始めで忙しくドタバタするうちに4月も終わってしまいました。4月に社内異動で仕事も少し変わったため、これまであまり出張のない仕事でしたが、4月に入ると北海道やら金沢やらへといきなり出張続きとなり、家では母親の介護ということでなかなか自分の時間が取れない日々が続いております。まあ、介護の方は週4日のデイサービスと月に1〜2度お泊まりのショートステイを活用させてもらって、なんとかやりくりしている次第。

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写真は久々に母親を近所の世田谷の次大夫堀公園に連れ出し散歩した時に撮った著莪(シャガ)の花。この季節に木陰に可憐に咲く姿はなんとなく目を和ませてくれます。次大夫堀とは多摩川沿いに私の住む狛江から世田谷区を経て大田区まで流れていた六郷用水のことで、戦国時代から江戸時代初期にかけてこの堀の建設の指揮をとった小泉次大夫の名から次大夫堀と呼ばれています。この次大夫堀は現在はほとんど埋め立てられてしまっていますが、この公園のあたりに再現され、古民家とともに世田谷区が公園として運営していて、これまでもたまに散歩にきていました。4月も中旬をすぎると花粉もひと段落ということで、公園をのんびり散歩する気分になれるんですね(笑)


さて、肝心の今月のベスト盤ですが、少ないレビュー数ながらも、ベスト盤にふさわしい名演盤には事欠きません。

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2018/04/22 : ハイドン–ピアノソナタ : 【新着】アン=マリー・マクダーモットのピアノソナタ集第2巻(ハイドン)

近年コンサートでオールハイドンプログラムを頻繁に演奏しているアン=マリー・マクダーモットのハイドンのソナタ集の第2巻。第1巻とは演奏の深さが異なり、緩徐楽章のきらめくように美しい音楽と速いパッセージのさらりとキレのいい音楽、そして侘び寂びをも感じさせる見事な表現力で、ハイドンのソナタの真髄に迫る名演奏。簡単そうで案外難しいハイドンのソナタを弾き込んでいるからこそ表現できる多彩な表情でしょう。今月は文句なしにこのアルバムを勧めます。未聴の方はぜひ聴いてみてください。



今月よかったその他のアルバムです。

2018/04/25 : ハイドン–声楽曲 : 【新着】フリーダー・ベルニウスの「スタバト・マーテル」新盤(ハイドン)
2018/04/18 : ハイドン–オラトリオ : ヨーゼフ・メスナーのオラトリオ版「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」(ハイドン)
2018/04/06 : ハイドン–交響曲 : 【新着】ハンス・ロスバウトの交響曲集(ハイドン)

レビュー数は少なかったですが、これでも色々聴いてよかったもののみ取り上げています。ラトルとロンドン交響楽団による「ハイドン・想像上のオーケストラの旅」も聴いたんですが、ラトルの感じるハイドンの面白さは、ハイドンの一番肝心なところである曲の構成と展開の面白さを見落としているように感じました。

(告知)
だまてらさんなどから第3回のハイドンオフの声かけをいただいております。これまで参加いただいた方、いただいていない方含めて、5月中旬から6月にかけて、新宿あたりに集まれる方、コメントもしくはブログのメールフォームでお知らせください。参加希望の方とスケジュール調整したいと思います。ハイドンが好きな方が集まってワイワイ飲むだけの会ですのでお気軽にご参加ください!



2018年4月のデータ(2018年4月30日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,791(前月比+18演奏)

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Haydn Disk of the Month - March 2018

3月末は世の中は年度末で忙しい日が続きます。そして3月31日はハイドンの誕生日。毎年なんか企画でもと思いつつも、仕事が忙しかったりすることも多く、大抵は何もしないで終わってしまいます。今年は私も仕事で部署が異動になった関係で普段でも山ほどの人事考課に追われているのに加えて自分の仕事の引き継ぎなどもあってドタバタ。家でも母親の介護やら色々あってなかなか記事を書く時間が取れない状況が続いており、特番を組むという余裕もなかったのが正直なところ。

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写真は庭の植木鉢に咲いたスミレの花。なんとなく可憐でいいですね。今年は庭の梅も花の付きが良く早咲きから遅咲きのものまで綺麗な花が楽しめました。梅が終わりかかると木瓜ですが、ここ数年、木瓜の花が咲くとヒヨドリが花ごと食べてしまい、満開の姿を見られないことが続きました。そこで今年は嫁さんが鳩よけのネットをボケの周りに張って鉄壁の防御。それでも地面スレスレのネットの隙間から中に入り込んで花をむしっている次第。一度私がそれを見つけて、あと少しでヒヨドリを捉えるところまで追い詰めたんですが、寸前でネットの隙間から逃げられてしまいました。その後ネットを地面に固定することで、ヒヨドリ避けは成功。

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ということで人類対鳥類の戦いに勝利した成果の写真(笑) 生前は父が始終庭いじりをしていたのでヒヨドリも木瓜の花の蜜の味を覚えるまでにならなかったのでしょう。



さて、本題の3月にレビューしたアルバムからベスト盤を選ぶ月末恒例の企画ですが、今月は皆様の予想を裏切らない選択です。

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2018/03/26 : ハイドン–交響曲 : 【新着】飯森範親/日本センチュリー響の交響曲集第3巻(ハイドン)

ご存知、飯森範親が2015年から大阪のいずみホールで取り組んでいる「ハイドン・マラソン」なるハイドンの交響曲全曲演奏会をライヴ収録した第3巻。3巻に至ってようやく演奏の質も揃って、当ブログでもお勧めできるところとなりました。最近のハイドンの交響曲の演奏のトレンドはもちろん古楽器による演奏が本流となってきていますが、このシリーズは現代楽器の演奏で、古楽器風なテイストも感じさせず、鮮度の高い録音によって色彩感と推進力の魅力で聴かせる正攻法なもの。かえってこれが新鮮な印象を与えているのも事実でしょう。今後のリリースの継続は商業的な成否に影響されることでしょうから、このシリーズの継続の為にも力一杯応援しなければなりませんね。生でも一度聴きたいところです。日本センチュリー響の中の人、是非東京でもコンサートの企画をお願いいたします!



今月高評価だったアルバムは下記の通り。

2018/03/18 : ハイドン–室内楽曲 : ウォルフガング・シュルツ一家によるフルート三重奏曲集(ハイドン)
2018/03/17 : ハイドン–交響曲 : フォルカー・シュミット=ゲルテンバッハ/ポーランド室内管の悲しみ(ハイドン)
2018/03/14 : ハイドン–交響曲 : マリナー/アカデミー室内管の99番、102番(ハイドン)

シュルツ一家のフルート三重奏曲集は珠玉の室内楽が味わえる名盤。どうやらCD化もされていたようですね。そしてフォルカー・シュミット=ゲルテンバッハの「悲しみ」への感動的な再会。このあと同じ組み合わせのモーツァルトの初期交響曲集のLPも入手しましたが、予想通り素晴らしいオケを堪能できました。そして、今まで知らなかった、マリナーの名前なし交響曲の演奏。渋めの2曲を実にスケールの大きい演奏でまとめた絶品の演奏。どのアルバムも素晴らしい出来でした。

新年度に入ってもなかなかペースアップできないかとは思いますが、いつも通りマイペースで行こうと思いますので、よろしくお願いいたします。



2018年3月のデータ(2018年3月31日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,773(前月比+95演奏)

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Haydn Disk of the Month - February 2018

いくつか記事を書いたと思ったら、もう月末です。

いつものことながら時が経つのははやいものです。私の唱える時間相対性理論によれば、人間の過去の記憶量は年齢に関わらず一定であり、人生経験が長いほどその記憶は圧縮されますので、50歳の人の1ヶ月は10歳の人の1ヶ月の1/5となり、5倍速く過ぎさっていくように感じられるわけです(ホントカ?)

ということで、毎月走馬灯のように過ぎ去っていく中、ベスト盤を選ぶことを愚直に続けているわけです。

毎月、この記事の枕に季節を感じる写真を載せていますが、今月はこちら。

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このところ記事にはしていませんが、ほぼ毎月歌舞伎見物に出かけております。2月の歌舞伎座は、歌舞伎座130年記念と松本白鸚、松本幸四郎、市川染五郎の三代同時襲名披露ということで、超豪華な配役による演目が並びました。私が見たのは夜の部の方ですが、演目は熊谷陣屋に口上を芝居に仕立てた壽三代歌舞伎賑、そして仮名手本忠臣蔵で配役も普段はありえないほどの大物が並び、襲名披露のお祝いムード満点の舞台でした。中でも目を引いたのが襲名披露の祝幕。タニマチさんからのお祝いで幸四郎が草間彌生に依頼したという幕は、いつもの和風な歌舞伎座がアーティスティックな雰囲気に一変。やはりインパクトありますね。芸術はインパクトが命です!



さて、本題の今月のベスト盤です。

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2018/02/23 : ハイドン–交響曲 : 【新着】ハリー・クリストファーズ/ヘンデル&ハイドン・ソサエティのラメンタチオーネ、86番など(ハイドン)

今月はレビューした数は少なかったんですが、いつも通り取り上げるアルバムは厳選したものゆえ、基本的に気に入ったものしか記事にはしておりません。最近収集の方はLPに偏っており、リステンパルトをはじめとして古い演奏を随分聴いています。そうした中、あえてこのハリー・クリストファーズの新譜を選んだのにはちゃんと理由があります。記事にも書いた通り、このアルバムはシリーズ物ですが、これまでリリースされたアルバムの中では最も出来がよく、また選曲もラメンタチオーネに86番と私の好きな曲が揃っていること。そして何より、最近交響曲集で言えばファイやアントニーニが話題をさらっている中、ハリー・クリストファーズのこのシリーズは外連味のない古楽器の自然な感興を生かした実に美しい演奏だからです。古楽器の演奏ではピノック、ホグウッド、グッドマン、ヴァイル、クイケン、アーノンクール、ミンコフスキと色々リリースされていますが、今回の2曲のレベルは、古楽器であるということよりも、ハイドンの曲の美しさをしっかりと表現したオーソドックスな演奏として磨き上げられたもので、実際にこの2曲の最良の演奏とい言ってもいいピュアな美しさを持った演奏だからです。アプローチとしてはクイケンに近いと思いますが、クイケンよりも流麗さを感じますね。是非多くの方に聴いていただきたいと思います。



その他今月高評価だったアルバムは下記の通り。いずれも名盤と言っていいでしょう。

2018/02/26 : ハイドン–交響曲 : リステンパルト/ザール室内管の朝、昼、晩(ハイドン)
2018/02/12 : ハイドン–協奏曲 : ロベルト・ゲルレのメルク協奏曲世界初録音(ハイドン)
2018/02/10 : ハイドン–ピアノソナタ : 井上直幸のピアノソナタXVI:50(ハイドン)
2018/02/06 : ハイドン–ピアノソナタ : 【新着】オリヴィエ・カヴェーのソナタ集第2弾(ハイドン)

ということで、手元には取り上げたいLPが色々ありますが、気になる新譜情報もあり、こちらのペースが追いつきません。まあ、いつも通りマイペースで行きますので、今後ともよろしくお願いいたします。



2018年2月のデータ(2018年2月28日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,678(前月比+45演奏)

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Haydn Disk of the Month - January 2018

今年の東京の1月は寒かったですね。先週、首都圏でもかなりの降雪があったことは首都圏以外の方もニュースなどでご存知のことでしょう。

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22日月曜の午前中から降り始めた雪は、どんどん勢いを増して夕方の帰宅時にはすでに道路も含めて真っ白。幸い私は通勤の足が止まることはなく、普段よりちょっと時間がかかったくらいで帰宅できましたが、我が家の庭はご覧の有様。すでに20cmくらいは積もっており、久々の大雪と相成りました。新雪が積もった庭はなんとなくいい雰囲気ではありますが、その後周りの雪かきのことを考えると喜んでもいられません。このぐらい積もりますと、あちこちで車の事故があったり、物流に影響が出てコンビニが空になったりと首都圏は雪に弱いですね。首都圏での珍しい大雪になんとなく華やいだ気分にはなりますが、やはり生活面では色々な影響が避けられません。

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実はその雪の降る前日の日曜は、このところ毎年1月に訪れている伊豆下田の爪木崎に水仙を見に行っていたんですね。流石に伊豆半島の南端ですので東京よりだいぶ温暖なはずですが、ドライブの途上も晴天で、天気予報は聞いていましたが、翌日これほどの雪が降るとは想像することはできませんでした。写真は爪木崎の先端にある灯台から伊豆半島の東海岸を眺めたところ。もちろん水仙も満開で岬中に水仙の香りが満ちていました。去年の1月の記事に水仙の写真は載せましたので今年は海の写真ということで、、、



さて、12月は旅行記にかまけてレビュー記事を書きませんでしたので、月のベスト盤を選ぶのは2ヶ月ぶりになります。なんとなく最近はLPの発掘に興味が集中しており、必然的にレビューもLPが多くなっているため、LPが守備範囲外の方には少々敷居が高くなっちゃっているのではないかと危惧しております。しかしながら、もともと我が国ではニッチな存在であるハイドンの知る人ぞ知る名盤を掘り起こして世に問うということをミッションとする運営主旨ゆえ、LPを取り上げることもお含みおきいただき、おおらかなる心境、寛容なる精神で受け取っていただけると幸いです。ということで、今月のベスト盤はもちろんLPです!

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2018/01/09 : ハイドン–交響曲 : オーマンディ/フィラデルフィア管の奇跡、時計(ハイドン)

私がようやくオーマンディの素晴らしさに開眼したアルバム。そしてオーマンディという指揮者がハイドンの素晴らしい理解者であることを思い知らされたアルバムです。フィラデルフィア管の名手たちがオーマンディの精緻なコントロールで、奇を衒わない見事なフォルムを彫り出して、ハイドンの傑作交響曲をまるでギリシャ彫刻のような完璧なプロポーションに仕上げ、写実から少し踏み込んだデフォルメを効かせて極めてバランスの良いアーティスティックさを纏う見事な仕事ぶり。特に奇跡の見事さは圧倒的でした。LPらしいリアリティのある録音も最高。1960年代初頭の録音ながら現在聴いてもまったく古さを感じない説得力をもつ演奏です。LP再生環境のある方は是非このアルバムでオーマンディの素晴らしさを体験していただきたいですね。



今月高評価をつけた他のアルバムは下記の通り。

2018/01/30 : ハイドン–声楽曲 : ラインハルト・カムラーによるニコライミサ、小オルガンミサ(ハイドン)
2018/01/24 : ハイドン–交響曲 : エーリヒ・ラインスドルフ/ボストン響の93番、奇跡(ハイドン)
2018/01/16 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : アルミン四重奏団のOp.20のNo.4(ハイドン)
2018/01/13 : ハイドン–交響曲 : ラースロー・ショモギー/ウィーン放送管の78番、哲学者(ハイドン)
2018/01/07 : ハイドン–交響曲 : ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管の99番、軍隊(ハイドン)
2018/01/03 : ハイドン–ピアノソナタ : ヴァルター・オルベルツのピアノソナタ旧録音(ハイドン)

記事を読んでいただければ、どれも甲乙つけがたい素晴らしい演奏だとお分かりいただけるかと思います。今月は最近は取り上げる量が減ってしまった交響曲にこだわって聴きましたので、オーマンディのもう一枚の他にも、知る人ぞ知るラースロー・ショモギー、エーリヒ・ラインスドルフなどの素晴らしい録音に出会いました。まだ、手元には未聴盤が色々とありますので、来月も勢いを落とすことなく発掘を続けたいと思います。

そういえば、そろそろ花粉の季節(涙)



2018年1月のデータ(2018年1月31日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,633(前月比+61演奏)

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Haydn Disk of the Month - November 2017

11月も今日で終わり。

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昨年も11月の記事の時にアップした庭の櫨の木(ハゼノキ)。毎年この頃になると葉が真っ赤に紅葉します。亡くなった父がどこからか枝を取ってきて植えたものが今は2階の軒くらいの高さまで伸びちゃいました。庭のど真ん中に高木がありそのうち切ろうと思っていましたが、毎日ヒヨドリやスズメが来て休んでいくのと、この秋の真っ赤な紅葉があまりに見事なので切れずにおります。昨年紅葉が落ちた後に枝先をだいぶ切り落としたのですが、その先にさらに枝が伸びてより立派な樹形になっちゃってます。秋の天気のいい日には青空に紅葉が映えてなかなかのもの。あんまりほっておくと切れない大きさになっちゃいますので今年は葉が落ちてから去年より短めに切ろうかと思っております。

実は11月27日(月)から、仕事を一週間休んで旅に出ております。この記事は旅に出る前に予約投稿で仕込んでおいたものです。旅の記録はいつものように帰着後にだらだらとアップさせていただきます。



さて、肝心の今月のベスト盤ですが、こちらをセレクトいたしました。

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2017/11/22 : ハイドン–交響曲 : 【新着】ジョヴァンニ・アントニーニの交響曲全集第5巻(ハイドン)

ジョヴァンニ・アントニーニによる、ハイドンの交響曲全集の第5巻。これまでの手兵イル・ジャルディーノ・アルモニコからバーゼル室内管にオケが変わりましたが、これまででもっとも充実した演奏。パリセット直前の80番、81番というイマイチ地味な曲を見事に料理して、これらの曲の素晴らしさが改めてわかる渾身の演奏。レビュー記事に書いた通り、プロダクションも素晴らしいものですので、1巻1巻手に入れる価値のあるものです。解説もなかなか良いので翻訳のついた国内仕様盤がオススメです。



今月アントニーニに劣らず素晴らしかったのはイッサーリスのチェロ協奏曲集。チェロ協奏曲はもちろん名演揃いで色々な演奏がありますが、鮮明な録音でオーソドックスなこの曲の良さを体験するのに好適なアルバム。イッサーリス、見直しました。また、リステンパルトの21番とマリア・テレジアですが、nonesuchのプレスによるLPが実に見事な録音で、現代のデジタル的な鮮明な録音がどう挑んでも太刀打ちできないアナログならではの完成度。アナログ再生環境のある方はぜひ発掘してこのLPの素晴らしい録音を味わっていただきたいものです。

2017/11/27 : ハイドン-ピアノソナタ : 【新着】小笠原智子のソナタ集(ハイドン)
2017/11/25 : ハイドン–協奏曲 : 【新着】イッサーリス/ドイツ・カンマーフィルのチェロ協奏曲集(ハイドン)
2017/11/19 : ハイドン–交響曲 : リステンパルト/ザール室内管の交響曲21番、マリア・テレジア(ハイドン)
2017/11/16 : ハイドン–ピアノソナタ : 山名敏之のカプリッチョ「豚の去勢にゃ8人がかり」3種(ハイドン)
2017/11/11 : ハイドン–交響曲 : アントニオ・ヤニグロ/ウィーン祝祭管の哲学者、ラメンタチオーネ(ハイドン)
2017/11/05 : ハイドン–協奏曲 : ダヴィド・ゲリンガス/RIASシンフォニエッタのチェロ協奏曲1番

そのほかの演奏も選び抜いて取り上げているのはいつものこと。どれも素晴らしい演奏です。さて明日から12月。1年過ぎるのが早いですね〜(笑)



2017年11月のデータ(2017年11月30日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,517(前月比+59演奏)

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Haydn Disk of the Month - October 2017

いやいや、仕事が忙しいのに加えて、家に帰ると母親の介護が重なり、今月後半はなかなか記事を書くという余裕がありませんでした。半期末ということで色々仕事が多く、溜まっている仕事を片付けるために早朝出勤したりしてますが、夜中は母親に起こされてトイレに連れて行かなくてはならない時も少なくなく、必然的に睡眠時間が少なくなり、若くはない体力を蝕んでいくわけでですね。まあ、なんとかやってはおりますが、どうにも記事を書くという余裕がなくなってしまうという流れです。新たに仕入れたLPやCDは色々あるのですが、やはり記事を書くには心の余裕が必要ですね。

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写真は最近スーパーで見かけて仕入れた鰰(ハタハタ)です。嫁さんの両親が秋田出身ということもあり、秋田県民のソウルフードである鰰は我が家でもソウルフード扱い。ブリコがいっぱい詰まった鰰を見ると、そろそろ冬が近ずいているという季節感を感じるわけですね。

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なかなかイキがいいということで、塩を振って塩焼きにしていただきました。鰰は火加減が難しくお腹のブリコに火が通りすぎると美味しくないので絶妙なる火加減で焼きあげ、冬の風物詩を早速楽しみました。



さて、肝心のその月にレビューしたアルバムからベスト盤を選ぶ毎月恒例の企画ですが、10月のベスト盤はこちら!

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2017/10/06 : ハイドン–交響曲 : デレク・ソロモンス/レストロ・アルモニコの交響曲集第1巻 その2(ハイドン)
2017/10/03 : ハイドン–交響曲 : デレク・ソロモンス/レストロ・アルモニコの交響曲集第1巻(ハイドン)


2回に分けて取り上げた、デレク・ソロモンス指揮のレストロ・アルモニコによるハイドンの交響曲集の第1巻のLP。これはCBSによって引き継がれた古楽器によるハイドンの交響曲の古楽器による最初の体系的録音とされるものの一番最初の録音。CBSのCDはご存知の方は多いはずですが、このLPの存在は私も最近知ったもので、今改めて聴いてみると、このあと続く、ピノックやホグウッドらに先駆けて録音されたパイオニアの気迫が感じられる素晴らしいものでした。版権などの問題か、この録音がSAGAというレーベルからLPでリリースされたのみであまり知られぬ存在のままなのはあまりに惜しいため、当ブログが改めてその素晴らしさを世に問うということで選んだものです。中古もしくはオークションで丹念に探せば手に入らないものではないと思いますので、ご興味のある方は是非、入手して聴いてみてください!



その他、今月高評価だったアルバムは下記の通り。

2017/10/23 : ハイドン–交響曲 : マリス・ヤンソンス/ベルリンフィルの「驚愕」(ハイドン)
2017/10/13 : ハイドン–管弦楽曲 : アルミン・ジョルダンの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」(ハイドン)
2017/10/09 : ハイドン–交響曲 : パトリック・ガロワ/シンフォニア・フィンランディアの初期交響曲集(ハイドン)
2017/10/08 : ハイドン–交響曲 : シャルル・ミュンシュ/ボストン響の太鼓連打、ロンドン(ハイドン)

記事を読んでいただくとわかる通り、皆、素晴らしい演奏です。嵐のようなミュンシュのハイドン、ガロワのイキイキと弾むハイドン、ジョルダンのいぶし銀の響き、そしてヤンソンスとベルリンフィルの至芸。今月は珍しく交響曲を多く取り上げましたが、それぞれ聴く価値のある素晴らしさです。

11月は仕事もひと段落したので、レビューピッチを正常化しようと思いますが、果たしてどうなりますやら、、、



2017年10月のデータ(2017年10月31日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,458(前月比+21演奏)

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Haydn Disk of the Month - September 2017

ここにきてようやく東京も朝晩過ごしやすい気候になってきましたね。暑く雨のすくない夏から台風がいくつか駆け抜け、ようやく秋らしい気候に。音楽を楽しむには絶好の季節です。

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写真は9月初旬にワインの仕入れに勝沼にいった時のもの。膝を骨折して4ヶ月ほど7月に退院した母親の体力も徐々に回復してきたので、退院後初の遠出ということで、行き慣れた勝沼を選んだ次第。幸い天気に恵まれぬけるような青空をたのしむことができました。写っている葡萄は、勝沼のシャトーメルシャンのカフェの中庭に植えられた甲州。

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シャトーメルシャンのカフェはリーズナブルでのんびりできるのでお気に入り。車椅子の母親連れだとすぐ脇の障害者用の駐車場に車を停められ、葡萄棚の下で爽やかな風を楽しみながらランチを楽しむことができます。車椅子での生活は自宅とデイサービスの往復ばかりですので、たまには遠出して脳に刺激をあたえねばなりませんね。



さて、本題の今月のベスト盤ですが、今月はこちらを選びました。

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2017/09/21 : ハイドン–ピアノソナタ : ジュリア・クロードのピアノソナタ全集第4巻(ハイドン)

ハイドン研究の大家、ロビンス・ランドンが推すピアニストとしてこれまで3巻のソナタ集をリリースしていたジュリア・クロードですが、最後にリリースされたソナタ集から約20年の時間をおいてリリースされた第4巻。リリース自体は2009年でしたが、その存在を知ったのはつい最近で、もちろんすぐに取り寄せて聴いたところ、これが圧倒的な素晴らしさ。初期のソナタが宝石のように光り輝く一方、後期のソナタには円熟味を感じさせる見事な手腕。これはハイドンのピアノソナタ好きな方にはぜひ聴いていただきたい名盤です。



そして、今月の高評価盤というか今月レビューした一覧。それぞれの記事を読んでいただければおわかりのとおり、どのアルバムを選んでもおかしくない名盤揃いです。

2017/09/30 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : ボロディン四重奏団のひばり(ハイドン)
2017/09/24 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : パルカニ四重奏団のOp.54(ハイドン)
2017/09/16 : ハイドン–ピアノソナタ : アンドレ・ワッツ デビュー25周年記念ライヴ(ハイドン)
2017/09/13 : ハイドン–ピアノソナタ : シルヴィア・マーロウのハープシコードソナタ集(ハイドン)
2017/09/10 : ハイドン–室内楽曲 : ロンドン・ウィンド・ソロイスツのディヴェルティメント集(ハイドン)
2017/09/03 : ハイドン–室内楽曲 : トン・コープマンのクラヴィーア四重奏曲集(ハイドン)

9月に取り上げたアルバムを改めて並べてみると、文字どおり室内楽の秋でしたね。交響曲や協奏曲、宗教曲もいいのですが、やはりピアノソナタや弦楽四重奏曲など、少ない音符で構成された音楽こそハイドンの美しい美しいメロディーや構成の面白さが鮮明に味わえるもの。気候も良くなりこうした音楽に身をまかせて楽しむには絶好の季節な訳です。さて、10月は何を聴きましょうか、、、



2017年9月のデータ(2017年9月30日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,437(前月比+75演奏)

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Haydn Disk of the Month - August 2017

学生時代には8月末を迎えるとちょっと悲しい気分になったものです。夏休みが終わり、また学校に通う日々に戻るあの感触。社会人になっても、しばらくの間はそんな気持ちが続いていましたが、しばらくすると生活のテンポも変わり、特別な感慨もなくなってきました。最近では9月に入ると通勤の電車に学生が戻り、通勤時間帯が混む度合いが増すなんていうことが季節の風物詩にもなりますね。

なんてブツブツ言っている間に8月も月末を迎えることとなりました。

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写真は先日当家の玄関の門扉の上にいたカマキリの子供。発見してちょっとつつくと、いきなり戦闘モード(笑) お腹を反らして、こちらを「カーーッ」と叫びながら威嚇しています(笑) 昔は庭にカマキリなど沢山いたのですが、最近は見る機会も減ってきました。子供の頃は縁側に座っていると、トカゲやらカタツムリやらカマキリやら色々いて、子供心で色々探究したものですが、最近はトカゲを見る機会もかなり減ってしまいましたね。

今月は、新企画【ハイドン音盤倉庫特選】として、ザロモンセット各曲の名盤を選定しました。この記事を書くために久しぶりに聴き直したアルバムも多数あり、1記事を書くために多くの演奏を聴き直しました。これは夏休みの宿題的にかなりの時間がかかったため、なかなか普段は取り組めません。今後も折を見て続けて行くつもりですが、なかなか普段はできるものではありません。ということで、日常の企画に戻り、月末にはその月にレビューした中からベスト盤を選ぶいつものやつに行くことにいたします(笑)



さて、今月のベスト盤はこちら。

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2017/08/27 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : オルランド四重奏団のOp.54(ハイドン)

いやいや、今月は悩みました。ぺヌティエの素晴らしいピアノソナタ集にグラーフのフルートソナタ集、そしてこのオルランド四重奏団の弦楽四重奏曲と、どれを選んでもおかしくない状況ですが、結局このオルランドにいたします。このところのベスト盤を振り返ると、先月はマルシュナー=コッホ四重奏団、その前月はスミソン弦楽四重奏団、さらにその前はコダーイ四重奏団とこれで4ヶ月連続弦楽四重奏曲を選んでいることになりますが、これもハイドンの最高傑作が並ぶ弦楽四重奏というジャンルの面白さがあるからに他なりません。オルランドの演奏は、その弦楽四重奏曲の正攻法による最上の演奏として燦然と輝くもの。LPですが録音も素晴らしく弦楽四重奏を愛する全ての人に聴いていただきたいものです。



今月レビューした中で、評価が高かったアルバムは下記の通り。

2017/08/12 : ハイドン–室内楽曲 : 絶品! グラーフ/スタルク/デーラーによるフルート三重奏曲集(ハイドン)
2017/08/09 : ハイドン–協奏曲 : ハインツ・ホリガーのオーボエ協奏曲(伝ハイドン)
2017/08/06 : ハイドン–ピアノソナタ : ジャン=クロード・ぺヌティエのピアノソナタ集旧録音(ハイドン)
2017/08/04 : ハイドン–室内楽曲 : ドイツ弦楽三重奏団のソナタ集(ハイドン)

こちらが枯れてきたからか、室内楽のアルバムに妙に親しみを感じるようになってきましたね。先月、LPから抜け出すようなことを書きましたが、抜け出せずにおります。さて、9月はどうなることやら(笑)



2017年8月のデータ(2017年8月31日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,362(前月比+81演奏)

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Daisy


Author:Daisy

なぜかハイドン(Franz Joseph Haydn)が特に気に入り膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。東京在住のごく普通のサラリーマンです。

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所有盤をジャンル別にリスト化しています。基本的に録音年順とし、録音年不明のものは末尾に記載。演奏者名はジャケットなどの表記に合わせています。

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登録曲数:1,361曲 登録演奏数:10,291
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