【番外】夏の栃木・福島・新潟温泉紀行(その1)

4月から仕事と母親の介護でいそがしい日々が続いておりました。7月に入りようやくお休みがいただけることになり、いつものように旅に出ました。ちなみに母親はつい先日介護認定が要介護3から要介護5にアップし、旅行に同行できる状況ではないため、旅行中ショートステイにお泊まりで、主に私以上に普段介護疲れが溜まっている嫁さん孝行が目的の旅です。旅程は今回は夫婦二人だけということで適当に宿泊先を選んで、宿だけ予約して、あとはオールアドリブという気楽なスタイルですので添乗員的ノルマもなく、私にとっても気晴らしの旅となりました。

行き先は日光川治温泉、福島裏磐梯、新潟湯之谷温泉郷の関東から比較的近いエリアを巡る3泊4日の旅。主に自分のための旅の記録なので、音楽を愛する方は読み飛ばしてください(笑)



渋滞と混雑を避けることを最優先に考えての旅なので、初日は旅館も空いている日曜泊ということで、日曜の朝早くに自宅を出発です。自宅を出たのは7時過ぎ。日曜朝の空いた都内をスイスイ進んで甲州街道の永福入口から首都高に乗ります。朝食はコンビニで買ったサンドウィッチを運転しながらすませました。首都高の中央環状線経由で東北自動車道まで渋滞もなく進み、1時間半くらい運転してそろそろ休憩しようと思ったところ、次のパーキングエリアは利根川を渡ってすぐの佐野。

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むむ、佐野といえば佐野ラーメンですね。昨年の同じ頃、日光尾瀬を旅した時にはこの佐野サービスエリアで佐野ラーメンをいただき、サービスエリアながらなかなかの味だったのをここに来て思い出しました。先ほど車内でサンドウィッチをいただいたばかりなので、ラーメンに行く勇気はなく、嫁さんも同様。サンドウィッチ食ってる場合じゃなかった感が漂います(笑)

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気をとりなおして栃木名産のレモン牛乳をいただき、無理やりご当地感を演出しました(笑)

さて、この日は川治温泉泊。すでに朝の時点で栃木県に入っているため、これからどこに行こうかと相談すると、昨年の旅の際、目玉の陽明門が修理中ということでパスした東照宮に行ってみようということになり、佐野パーキングエリアから東照宮を目指すことになりました。

佐野パーキングエリアから東北道を北上し、日光宇都宮道路に入ると1時間もしないうちに日光出口につきます。日光市内を通って案内看板に促されるまま、東照宮の駐車場に入ります。日曜でしたがまだ10時前ということで、駐車場にはすぐに入れました。

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駐車場の脇には高いのぼりが立ち、「祝 日光東照宮国宝陽明門 平成大修理完成」と書かれており、観光気分を煽ります。

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ふと、視線を下に落とすと何やら銅像があります。説明書きによると、この方甲良豊後守宗広(こうらぶんごのかみむねひろ)といって、寛永11年(1634年)、三代将軍家光時代に始まった東照宮の大造営の作事方大棟梁とのこと。帰ってから調べてみると、東照宮のみならず上野寛永寺五重塔などの造営も担当し、以後11代に渡って幕府の作事方大棟梁を務めたとのことで、江戸時代以降の建築に大きな影響を与えた人であることがわかりました。

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さて、駐車場から東照宮に入る石段にものぼりが立ち、やはり陽明門が見所と煽ります(笑)

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しばらく行くと表参道から歩いて来た時の入り口にあたる石鳥居と五重塔が見えてきます。私が東照宮に来たのは小学校の修学旅行の時と大学時代の2度のみですので、おそらく35年以上経っての再訪となりますが、ここまで来ると昔の記憶がなんとなく蘇りました。

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表門の左脇に拝観受付があり、いざ階段を上がります。記憶では、表門をくぐるとまずは陽明門は見えず、左奥に動線が振られてから正面に陽明門への視界が開けるという配置だったはずです。

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表門を入ってみるとまさにその通り。しかも巨大な灯籠が視線を遮るように設置され、奥が見えないようになっています。

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そして歩みを進めると、上神庫、中神庫、下神庫と並ぶ庫のうち上神庫が陽明門を見せないように、妻面の豪華な装飾を誇示するように立ちはだかります。

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そしてふと振り返ると、長押に「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が施されているので有名な神厩舎(しんきゅうしゃ)があります。もともとご神馬をつなぐ厩(うまや)ですので質素な造りながら、この三猿の彫り物のお陰で陽明門に次ぐ有名な建物となっており、陽明門に至る動線、視線設計の巧みさが際立つところです。

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そして動線正面には御水舎(おみずや)。人が多いので視線は自ずから軒に向かいます(笑)。というか、たかが御水舎に金色の金物をふんだんにあしらい、彫刻で埋め尽くされた意匠が視線を上に導いているように思えてなりません。

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御水舎の意匠に見とれて、右に目を向けると、石段の上にようやく陽明門を仰ぎ見ることができます。もちろん、これまでの伽藍の中でも特別なオーラを放つ豪華さ。基壇上に聳える姿と左右の対称の鐘楼を従える意匠は日本風というより大陸風のもの。極彩色の色彩もその感を強調します。

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近づくにつれて昔見た、ピカピカの陽明門の威容が迫ってきます。学生の時は昭和の大修理後間も無くだったのでその時の記憶のままの姿に安堵します。観光客もここが見どころとばかりに皆さんカメラやスマホを向けて写真を撮っていて渋滞気味(笑)

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こちらは、皆さんのカメラの向く先とは異なり、右手の回廊の壁面を確認。朱と緑と青のコントラストと各間に様々な彫刻が散りばめられ、三猿、眠り猫ばかりが有名ですが、それぞれ一流の彫刻職人の技が施された立体感あふれるもの。徳川家康を祀るということで、これ以上豪華な造りの建物があってはならないとの作事方大棟梁や職人たちの気合いが歴史を超えて伝わります。

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ちょっと落ち着きを取り戻したところで、陽明門の軒を仰ぎ見ます。陽明門の昭和の大修理が昭和44年から47年(1969年から1972年)というこで40年ぶりの修理。今回の修理は漆塗り、彩色、金具の全面更新ということで、表面の仕上げがほとんど刷新されたことになり、どうりでピカピカな訳です。彫刻の彩色、凝った造りの三手先斗栱の黒と金のコントラスト、巻斗や肘木の表面に施された繊細な装飾などどれをとっても職人の技術の粋を結集したもの。ただ、どこもかしこも粋の結集だらけなので一つ一つが目立ちません(笑)

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陽明門をくぐって再び軒を見上げます。真ん中の4つの組物とその脇の組物の間が少し広くとってあり、リズムに変化をつけるなどの工夫がされていることがわかります。このあたりがリズムの表情に変化をつけて豊穣な印象を与えるポイントかもしれませんね。

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角部の処理。木鼻などの彫刻に目を奪われがちですが、滑らかに角度を変化させる垂木の見事な処理など職人技のポイントでしょう。

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そして左手の獅子。まるで建物が主役であるように、若干小さめの獅子が置かれていますが、修理によって黄金の輝きを取り戻したのか凛々しさは格別です。

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ひとしきり陽明門の圧倒的な存在感に見とれてた後、振り返ると正面には御本社の拝殿唐門が見えます。どうやら陽明門の修理は完了したようですが御本社はまだ修理中ということで、足場がかかっていました。この唐門は陽明門の煌びやかさに対して白と金を基調とした抑えた煌びやかさで厳かな感じを演出しているのでしょう。特に梁上の彫刻は見事です。

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御本社前。陽明門を入って左が神輿を収める神輿殿。右には写真には写ってませんが、神楽を奏でる神楽殿。そして右に進むと眠り猫のある坂下門を経て奥宮に続く石段があります。

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眠り猫は見た覚えがありますが、ここにあったとは覚えていませんでした。

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坂下門をくぐると鬱蒼たる森の中に入ります。石段をいくつか登っていきますが、かなりの段数にお年寄りの参拝者は途中で息が切れて休み休み登ります。

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こちらも息が切れつつようやく奥宮にたどり着きます。ここが拝殿、この奥に鋳抜門(いぬきもん)と御宝塔があります。

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拝殿から右に回り込むと鋳抜門と御宝塔が見えますが、気になるのはその前の木。杉でしょうか、枯れて上部を切り落とされていますが横からでた枝が育って立派な幹になっています。家康の魂の生命力が乗り移ったよう(笑)

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そしてこれが徳川家康の墓所となる奥宮宝塔。東照宮350年祭が行われた昭和40年から一般公開されたとのことで、塔の前の鶴は鶴の燭台で、唐獅子の香炉、花瓶と合わせて三具足が据えられています。奥宮を一回りしてから登って来た石段を降りていきます。

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行きには気づかなかったのですが、参道の横から御本社などを見下ろせるんですね。

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石段をどんどん下りて再び眠り猫のある坂下門(坂の下という意味がわかりました!)をくぐると、脇の祈祷殿では結婚式が行われていました。この後、御本社の中に入ってみましたが中は撮影禁止。また工事中で足場で外部との視界が遮られていました。

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陽明門をくぐって下界に出て、元来た道を戻りますが、時間もだいぶいい頃合いとなってきたので、観光客も増えてきました。

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表門を出ると、先ほど近くで見て巨大だった石鳥居が小さく見えるほど広い参道が東照宮の大きさを感じさせますね。約1時間東照宮を見物できましたが、ハードな石段もありいい運動でした。

最後に駐車場に戻るところにあるセット券を買ったので宝物館に立ち寄ります。家康所縁の品々が保存され、また陽明門を紹介したCG映像などをゆったり楽しみました。お決まりのお土産屋さんもあり、普段は素通りするところですが、ちょっとグッときて思わず買ってしまったのがこちら。

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家康公直筆の「堪忍」という言葉を色紙にしたもの。堪忍が肝要な訳ですね(笑)



さて、東照宮を堪能して、駐車場で車に乗り込み出口に向かうと、駐車場出口から神橋のある東照宮正面まで、延々東照宮駐車場に入ろうとする車列で大渋滞。そう、この日は日曜だったんですね。時間もお昼前ということで観光客が溢れる時間帯です。早めに入ったので渋滞を免れました。

そろそろお昼ということで、いつものように食べログでこの辺りで評価の高いお店を探して入ります。向かったのはこちら。

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食べログ:魚要

東照宮から日光駅の方に戻ってしばらくのところにあるお蕎麦屋さん。ゆばそばが名物とのこと。

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とりあえずビールと行きたいところですが、ドライバーゆえそうもいかず、オールフリーで喉を潤します。東照宮で結構歩きましたので、オールフリーでも喉に染み渡ります(笑)

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思わず頼んでしまったのが、日光産の塩漬けしていない生わらび。メニューに「ビールのおつまみにもどうぞ!」とあるのにビビットに反応してしまいました。これが実に美味い。オールフリーのおつまみにも最適です(笑)

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そして、もちろんゆばそばを注文。暖かいのと冷たいのを選べますが、迷いなく冷たい方をセレクト。すると巨大な氷が乗ったぶっかけスタイルで登場。ゆば巻きが4つゴッツリ乗って出てきましたが、2つはゆばの中にゼンマイを巻き込んだもので、これも美味い。ゆばは日光の老舗ふじやのゆばを使っているそう。

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そしてもう一つはちたけそば。こちらはざるそばを暖かいつゆでいただくもの。ちたけの香りが実いいい感じ。もちろんそばも香り良く、どれも満足できるもの。東照宮散策の疲れが取れる美味しいお昼でした。



さて、お腹も満ちたところで、次なる目的地に出発です。この日は川治温泉泊まりですが、まっすぐ向かえば小一時間でついてしまいます。どこで寄り道するかと思案して、川治温泉の奥にある川俣温泉を目指すことにします。川治温泉へは鬼怒川温泉経由で行くのが普通でしょうが、川俣温泉ということで、霧降高原経由で行くことに。

魚要から日光街道を下って東武日光駅の手前の交差点を左折し、霧降高原に向かってどんどん山を登って行きます。別荘地のようなところをどんどんくねくねと登って行くと、先ほどまで陽がさしていたものが、霧が出てきました。途中一瞬前が全く見えないほどの霧に包まれちょっとびっくり。流石霧降高原です(笑) 霧がかかったのは一部だけで済んで、すぐに視界も確保でき安堵。

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かなり登って、六方沢展望台というところで一休み。ちょっと霞がかっていますが、遠くにゴルフ場や日光市街が望めます。霞がはれればかなりの絶景ポイントでしょう。ちょっと休んですぐ出発。このまま川俣温泉に行くよと言いつつ車を進めると、正面に何やら牧場らしきものが見えてきます。看板には「大笹牧場」とあります。嫁さんに「このまま温泉行くよ」というと。「ソフトクリーム食べる!」とすでに決定事項のように通告されます。「それって、牧場寄るってこと?」と聞くと「寄る!」。ということで牧場立ち寄りです。

日光霧降高原大笹牧場

これまでの道の空いている感じが嘘のように駐車場には多数の車が止められ、人も大勢、屋外で食事などを楽しんでいます。道すがらなぜかBMWの車とすれ違うことが多かったんですが、駐車場にBMWのコーナーがあり車の展示などが行われていたところを見ると何らかの集まりがあったんでしょう。多くの車で満杯の駐車場の奥に車を停め、トボトボ歩いてお目当のソフトクリーム売り場に向かいゲットしたのがこちら。

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ミルクたっぷりのソフトクリームですが、個人的には背後で炭火で焼かれたイワナの香ばしい香りの方に気を取られます。先ほどゆばそばをいただいてきたばかりでお腹にイワナの入る隙間もなく、やむなく断念。嫁さんとソフトクリーム舐めていると看板を抱えたスタッフが寄ってきてドローン体験しませんかとの宣伝。牧場の広さを利用してドローンを飛ばして遊ぶアトラクションのようです。色々遊ぶものがあってここは家族連れにはなかなかいいところですね。

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もちろん牧場ですので、遠くに牛がのんびり寝そべる姿も見えます。広大な敷地で飼われる牛はいいねなどと思っていると嫁さんは、乳牛はいいけど肉牛はかわいそうと乳牛と肉牛の運命の違いを考察中。男と女は思考回路が違いますね(苦笑)



さて、ソフトクリームで嫁さんのメンテナンスも終了したので、一路温泉を目指します。霧降高原を抜けて北上すると、今度は川治温泉と川俣温泉を結ぶ道に出ます。左折して川俣温泉を目指そうとすると右手にダムが見えるではありませんか。しかもカーナビの地図をみるとこのままいくとダムには寄れないようですので、慌ててユーターンして、バイパスから旧道に戻りダムに立ち寄って見ることに。我々の旅はいつの頃からダムに立ち寄ることが掟となっており、一部読者の方からはもダムへの立ち寄りを期待する圧力がかかっておりますので(笑)

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たいして大きなダムではなく、駐車場もなく道幅の広いところに車を停めて車から降りると、すぐに看板がありました。なになに? 看板には「鬼怒川発電所黒部ダム」とあります。もちろんあの黒部ダムとは異なりますが、ちょっと気になる名前ですね。

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ダム便覧:黒部ダム(栃木県)

調べてみると黒部ダムとの名称はこちらが元祖。しかも日本初の発電専用コンクリートダムとのことで大正元年竣工と由緒正しいもの。先の看板は改修工事時のもので改修工事自体は平成元年に終わっています。何となく由緒正しいダムということで、それなりの満足感がありました。

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しばし足を止めたので、再び車を西に走らせ川俣温泉を目指します。車中でどこの温泉に入ろうかと調べていくと、川俣温泉には川俣湖温泉と川俣温泉があるとのこと。まずは行ってみなければわかりませんので、途中車のすれ違いも難しそうな箇所がある中、どんどん西にくねくね道を進みます。山奥感が盛り上がってきたのは、2度ほど蛇が道を横断しているところに遭遇したから(笑) もう少しでのし蛇にするところでした。

しばらく走って川俣湖に近づくと、「川俣ダム 瀬戸合峡」の看板に出くわします。もちろん、ダムがあるということで立ち寄ってみることに。ところがこの川俣ダム、工事中で近づくことができないようなので、ちょっと先の瀬戸合見晴休憩舎というところまで行ってみます。

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見晴舎には古びた売店があり、車を降りてみるとまさにダムを見下ろすことができます。ダムはまさに工事中。またダムの前には吊り橋がかかっていて、興味をそそられますが、工事中で行けるかどうかわからないリスクもあり、今回は見送ることにしました。

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駐車スペースの横には国土交通省関東地方整備局鬼怒川ダム統合管理事務所川俣ダム管理支所による近隣の案内地図があり、このあと目指す川俣温泉あたりの様子がわかるようになっています。

ダムの様子もわかったので、車に乗り込みさらに進むことにしました。するとしばらくで川俣湖温泉の上人一休の湯が道の脇にあり、営業中の看板をみて、まずは一湯確保(笑)。さらにくねくね道を進むと川俣湖畔に出て、橋を渡ってしばらくいくと今度は川俣温泉の旅館街に出ます。ちょっと止まって調べると、温泉街の国民宿舎が立ち寄り湯を営業してそうということがわかり、温泉の目星はついたため、せっかくここまで来たので、この道の最西端、女夫渕温泉まで行ってみることにしました。

10分ほど走ると、女夫渕温泉駐車場につきます。一般車両が入れるのはここまで。ここから先はこの奥の宿の車しか走れません。この奥に八丁湯、加仁湯、日光沢温泉、手白沢温泉などがあります。またちょっと前までここに女夫渕温泉ホテルがあったとのことですが、今は跡形もなく整地されてしまっていました。今度は八丁湯などに行ってみたいと思いつつも、奥鬼怒最深部まで到達した満足感もあり、この日はこれでユーターンすることにしました。

来たくねくね道を戻って、先ほどやり過ごした川俣温泉の国民宿舎に寄ってみます。

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日光国立公園・川俣温泉 国民宿舎渓山荘

女夫渕温泉から戻る県道23号線から案内看板に促されるままに細い坂道を降りていくと、渓山荘に突き当たりました。宿の前には車は1台もなく、何となく嫌な予感がしますが、車を降りて中に入ってみると、宿の人がいました。この日は日曜。おそらく土曜の夜宿泊したお客さんがはけて誰もいないのでしょう。この日は休むつもりだったようですが、日帰り入浴は男湯を夫婦で貸切で使ってくれればオッケーということで入浴可となりました。

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お風呂はロビーから階段を降りたところ。

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ロビーも廊下も脱衣所も綺麗に清掃されていてなかなか。宿の人から内風呂は熱かったら水でうめていいよと言われ、入ってみますが、おそらく温度は45度くらい。私には適温(笑)、というか熱めの風呂で実に気持ちいいですね。単純泉ですがほんのりと硫黄の香りが漂い、お肌もすべすべするなかなかいいお湯。

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露天風呂にも入りましたが、こちらは温度調節厳禁ということでしたが、こちらはやはり少し温度が低く、ちょっと入って内湯に戻りました。やはり内湯の熱さがいいですね。のんびり湯を楽しんでドライブの疲れを取ることができました。



川俣温泉から、さらに東に戻って、先ほどやり過ごした川俣湖温泉の上人一休の湯ですが、時間に余裕があるため、「ここも入っていく?」と嫁さんに聞くと、「入ってく!」とのこと。

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5秒で栗山:川俣湖温泉 上人一休の湯

なぜか建物は懸造り。コンクリート製ではありますが、まるで清水の舞台のように建物が浮いている構造。

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建物左脇の階段を登って裏側に入口があります。

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なかなか立派な佇まいです。

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こちらはアルカリ性単純泉。温度は先ほど入った渓山荘より低めですが、入ったあと手がすべすべになるのはアルカリ泉の特徴ですね。男風呂は先客はなく、後から一人入って来ただけなのでほぼ貸し切り。露天風呂で風を楽しみながらぼおっとして、再び疲れを癒しました。

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嫁さんが上がってくるのを待つ間、温泉の向かいの家の前の花を楽しみます。




川俣温泉、川俣湖温泉で温泉を二つ楽しんで、時刻は15時半くらい。そろそろ宿に向かう時間となりました。この先に茶色の湯が楽しめる開運の湯というのがあるようですが、またの機会にすることにして、一路東の川治温泉を目指します。ここから川治温泉までは30分ほどの距離。あと少しというところで、また気になるものが、、、

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ダム便覧:川治ダム

そう、ダムです。車を停めて写真をパチリ。こちらは川治ダム。ちょっと写真を撮っただけでやり過ごしましたが、何とアーチ式で国内4位の堤高(140m)をもつダムだそうです。堤高1位は富山の黒部ダム(笑)

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ダム湖は八汐湖というそう。曇天のせいか水の緑色が深く見えますね。この日温泉立ち寄りが2箇所ですが、ダム立ち寄りが3箇所。どちらが目的かわからなくなって来ました(苦笑)

色々ありましたが、どうやら無事にこの日の宿泊先である川治温泉の宿に辿りつけそうです。(その2に続く)





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ダム再び!

Daisyさんこんばんは~
ダムだからとコメントするわけではありません、、いえそうかもだけど、、、

お母様ご心配ですね。少しずつ出来ないことが増えていくのですよね。そしてこちらも諦めが増えていく。しかし、体調を整えながら、日々の生活の中で季節を感じ楽しいことが沢山ありますように、と願っております。

沢山の美しい写真と楽しい記事有難うございます。
うわ、今回はダムもあった!と一人喜んでおりますw
更に今回は私も訪れたことがある場所、そう大観光地の、日光東照宮へは1度ですが行ったことがあります。だいぶん前なので、こんな感じだったなぁと懐かしさに
思いを馳せています。すごすぎる、さすが徳川家、と大阪人なのでちょっと悔しく思った次第でしたw

そして「ちたけそば」とは何だ?と調べたところ、、こんなきのこがあるのね~とまた一つ勉強させて頂きました!

まだ7月半ばですが、蝉の鳴き声と猛暑に突入しております。くれぐれもお身体ご自愛の上、日本の夏をお過ごしくださいね^^;
そして

Re: 【番外】夏の栃木・福島・新潟温泉紀行(その1)

sifareさん、ご無沙汰しています。いつもコメントありがとうございます。

関西方面は今回の雨でだいぶ被害が出ているようですがそちらは大丈夫だったでしょうか?
関東もここ数日酷暑が続いて汗だくです!

東照宮は流石に有名ですので関西方面の方も訪問されるんですね。こちらもかなり久しぶりだったので新鮮な気分で見ることができました。昔の記憶は当てにならないものですね(^_^)

なんだか今回はダムの多い場所だっただけに素通りできずかなりのダムを見ましたね。次回は水陸両用車にもトライしてみようかと思います。

関西方面も暑い日が続くかと思いますのでご自愛ください。
プロフィール

Daisy


Author:Daisy

なぜかハイドン(Franz Joseph Haydn)が特に気に入り膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。東京在住のごく普通のサラリーマンです。

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ピアノ協奏曲XVIII:11序曲ヴィヴァルディ軍隊バッハオペラ序曲ベートーヴェンアリア集パイジェッロ弦楽四重奏曲Op.76皇帝ヒストリカル日の出モーツァルトピアノとヴァイオリンのための協奏曲XVIII:6すみだトリフォニーホールピアノソナタXVI:46ピアノソナタXVI:49ピアノソナタXVI:34ピアノソナタXVI:20ブーレーズサントリーホールラヴェル弦楽四重奏曲Op.71弦楽四重奏曲Op.74変わらぬまこと騎士オルランドアルミーダチマローザ無人島哲学者の魂、またはオルフェオとエウリディーチェ英語カンツォネッタ集ピアノ協奏曲XVIII:4ピアノ協奏曲XVIII:1ピアノ協奏曲XVIII:3弦楽四重奏曲Op.20アレルヤ交響曲79番交響曲3番古楽器ラメンタチオーネ交響曲88番オックスフォードチェロ協奏曲1番驚愕交響曲27番交響曲58番交響曲19番アンダンテと変奏曲XVII:6紀尾井ホールショスタコーヴィチストラヴィンスキードビュッシーピアノ三重奏曲ミューザ川崎オーボエ協奏曲LP協奏交響曲ヴァイオリンとヴィオラのためのソナタピアノソナタXVI:32ピアノソナタXVI:40ピアノソナタXVI:50ピアノソナタXVI:29ピアノソナタXVI:38スタバト・マーテルピアノソナタXVI:37ピアノソナタXVI:48ピアノソナタXVI:39ブルックナーマーラー十字架上のキリストの最後の七つの言葉交響曲97番告別交響曲90番奇跡交響曲18番交響曲99番弦楽四重奏曲Op.64ひばりフルート三重奏曲悲しみ交響曲102番交響曲86番ヴァイオリン協奏曲哲学者ニコライミサミサブレヴィス小オルガンミサ交響曲95番交響曲93番交響曲78番時計ピアノソナタXVI:23王妃ピアノソナタXVI:52SACD武満徹ライヴ録音チェロ協奏曲交響曲80番交響曲81番交響曲全集マリア・テレジア交響曲21番豚の去勢にゃ8人がかりクラヴィコードBlu-ray東京オペラシティ交響曲9番交響曲11番交響曲12番交響曲10番太鼓連打ロンドン交響曲15番交響曲4番交響曲2番交響曲37番交響曲1番弦楽四重奏曲Op.54ピアノソナタXVI:2ピアノソナタXVI:12ピアノソナタXVI:42ピアノソナタXVI:14ピアノソナタXVI:25ピアノソナタXVI:8ピアノソナタXVI:3ピアノソナタXVI:1ピアノソナタXVI:4ピアノソナタXVI:5天地創造ディヴェルティメントリヒャルト・シュトラウス東京芸術劇場交響曲98番ピアノソナタXVI:35ピアノソナタXVI:7ピアノソナタXVI:36ライヒャドニぜッティロッシーニ弦楽三重奏曲シェーンベルク東京文化会館フルート協奏曲ホルン協奏曲弦楽四重奏曲Op.2弦楽四重奏曲Op.17弦楽四重奏曲Op.9剃刀弦楽四重奏曲Op.103弦楽四重奏曲Op.77ピアノソナタXVI:26ピアノソナタXVI:31ファンタジアXVII:4アレグリタリスモンテヴェルディバードパレストリーナピアノソナタXVI:6美人奏者四季交響曲70番迂闊者ピアノ協奏曲XVIII:7アコーディオンバリトン三重奏曲スコットランド歌曲ガスマンヴェルナーシューベルト交響曲67番ピアノソナタXVI:24交響曲35番交響曲51番交響曲46番DVD交響曲47番テレジアミサピアノソナタXVI:28ピアノソナタXVI:21アリエッタと12の変奏XVII:3ラ・ロクスラーヌ帝国ハイドンのセレナードピアノソナタXVI:51ラルゴ五度ピアノソナタXVI:44ラウドン将軍弦楽四重奏曲Op.1弦楽四重奏曲Op.33騎士交響曲17番ピアノソナタXVI:27シベリウス時の移ろい交響曲42番ベルリンフィルホルン信号弦楽四重奏曲Op.55交響曲87番トランペット協奏曲ピアノソナタXVI:10リュートピアノ五重奏曲チェチーリアミサラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン東京国際フォーラム雌鶏交響曲39番冗談ナクソスのアリアンナピアノ協奏曲XVIII:5ピアノ協奏曲XVIII:9ヴァイオリンソナタ交響曲52番ピアノ協奏曲XVIII:2ロンドン・トリオオフェトリウムカノンドイツ国歌モテット弦楽四重奏曲Op.50よみうり大手町ホールパッヘルベルアダージョXVII:9受難交響曲84番パリセットベルク主題と6つの変奏オペラアリアスクエアピアノピアノソナタXVI:41交響曲68番交響曲57番リラ・オルガニザータ協奏曲リーム交響曲89番交響曲50番CD-R偽作トビアの帰還ホルン三重奏曲薬剤師オルガン協奏曲交響曲38番火事リベラ・メピアノ協奏曲XVIII:10交響曲77番交響曲34番温泉フルートソナタドイツ舞曲誕生日校長先生ピアノ小品ピアノソナタXVI:47bisピアノソナタXVI:11音楽時計曲カートリッジ雅楽プロコフィエフヘンデルサン=サーンス交響曲36番リストオーディオバリトン二重奏曲交響曲75番交響曲91番交響曲66番長岡鉄男歌舞伎おすすめ盤ピアノソナタXVI:47読売日響第九オペラ歌舞伎座スケルツァンド弦楽四重奏曲op.33ザルツブルク音楽祭ピアノソナタXVI:22変奏曲XVII:7天地創造ミサジャズネルソンミサ弦楽四重奏曲Op.42交響曲76番ピアノソナタXVI:43古楽器風東急文化村ノットゥルノヴェーベルンライヴ府中の森芸術劇場裏切られた誠実バリトン五重奏曲ハイドン入門者向け歌曲ピアノソナタXVI:G1ウィーンフィル月の世界交響曲72番建築ファリャマリアテレジア交響曲56番2つのホルンのための協奏曲展覧会ピアノソナタXVI:19弦楽四重奏曲全集シャンゼリゼ劇場皇帝讃歌交響曲24番大オルガンミサ新橋演舞場交響曲5番テ・デウムサルヴェ・レジーナカッサシオン室内楽曲ピアノソナタXVI:45ベトナム料理国立新美術館高音質CD交響曲28番交響曲13番交響曲108番交響曲107番交響曲62番ジプシー・ロンドチェンバロ四重奏曲スカルラッティ声楽曲カンタータ戦時のミサ珍盤ザロモンセットN響ハルモニーミサミサ曲全集NHKホールハインリッヒミサピアノソナタ全集ジュピターレコードマーキュリー管弦楽曲室内楽変奏曲XVII:5交響曲54番交響曲41番ギターピアノソナタXVI:33府中ピアノソナタXVI:30カラヤンスウェーリンク書籍交響曲65番交響曲71番アプラウスピアノソナタXVI:13魂の歌仙台ヤナーチェク現代音楽狩りピアノソナタ

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2017年7月のデータ(2017年7月31日)
登録曲数:1,361曲 登録演奏数:10,291
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