デレク・ソロモンス/レストロ・アルモニコの交響曲集第1巻(ハイドン)

最近手に入れたLP。

LestroArmonicoVol1.jpg

デレク・ソロモンス(Derek Solomons)指揮のレストロ・アルモニコ(L'Estro Armonico)の演奏で、ハイドンの初期交響曲7曲(Hob.I:1、I:37、I:18、I:2、I:15、I:4、I:10)を収めたLP。題して「モルツィン時代の交響曲集第1巻」。収録は1980年8月19日から24日にかけて、ロンドン、ウッドサイドパークの聖バルナバ教会でのセッション録音。レーベルは英SAGA。

デレク・ソロモンスとレストロ・アルモニコによるハイドンの交響曲集はCBSから国内盤ではシュトルム・ウント・ドラング期の交響曲集が3巻リリースされていますが、この3巻については1981年から83年にかけての録音ということで、今日取り上げるLPはその直前に録音されたもの。レーベルはCBSではなくイギリスのSAGA Recordsというところです。手元にはこちらも最近手に入れたSAGAの「モルツィン時代の交響曲集第2巻」があり、同じく1980年の録音。この2巻の録音を聴いてCBSにレーベルを移して録音が継続されたという流れでしょう。

デレク・ソロモンスとレストロ・アルモニコの演奏は以前に一度CBSの録音から告別を取り上げています。

2012/09/10 : ハイドン–交響曲 : デレク・ソロモンス/レストロ・アルモニコの告別

CBSの録音の解説には世界初の古楽器によるハイドンの交響曲の体系的な録音であると触れられており、レーベルは異なりますがそのシリーズの中でも一番録音が古いのがこのLP。ちなみに当ブログの所有盤リストをざっと調べてみたところ、このLPより録音の古い古楽器の演奏は、ヘルムート・ミュラー=ブリュール指揮のカペラ・クレメンティナによる朝、昼、晩(1979年録音)とホグウッドとアカデミー室内管のメンバーによる室内楽版の驚愕(1978年録音)が見つかるくらいで、まさにソロモンスの録音が古楽器によるハイドンの交響曲の最初の体系的録音であるようです。これらにつづいてピノック、ホグウッド、クイケン、グッドマン、アーノンクールが次々と古楽器による交響曲録音に挑んでいったわけですね。そういった意味でまさに古楽器によるハイドンの交響曲の草分け的存在であるばかりでなく、このアルバムがその一番最初の録音にあたる、まさに記念碑的な録音なわけです。

ということで、今日はこの中からLPの1面目、2面目に収録された交響曲1番と37番を取り上げます。

Hob.I:1 Symphony No.1 [D] (before 1759)
律儀なリズムが刻まれる入り。これが時代の幕を開ける演奏だと思うと感慨一入。今聴くと特段個性的な演奏ではありませんが、古楽器独特の媚びないフレージングの爽やかさはこの時代には個性的に響いたのでしょう。特にキリッとしたアクセントが後年、ホグウッドらによって洗練されて、現代楽器の演奏とは異なるムーヴメントを生んでいくことになります。1楽章はあえて表現を突き詰めないことでなんとなく理性的に響きます。
つづくアンダンテこそ、古楽器のさらりとした演奏の良さがしみじみ感じられます。あえて大きな流れよりも、あっさりとした表情の中に音楽のエッセンスを込めて、時代を俯瞰するような冷静なアプローチが冴えます。曲が進むにつれて微妙な表情の変化の面白さも感じられるようになり、ちょっと硬さを感じた1楽章に対し、このアンダンテに入って音楽が活き活きとしてきました。
そしてフィナーレは落ち着いた入り。まくしたてるようなそぶりはまったく見せずにむしろじっくりとフレーズを噛みしめるような展開。現代楽器による切れ味鋭いタイトな演奏と完全に語法を変えたコントロール。派手な演奏ではありませんが、この演奏が古楽器によるハイドンの交響曲演奏の幕を開けたのは確かなこと。

IMG_9886.jpg

Hob.I:37 Symphony No.37 [C] (before 1758?)
LPをひっくり返して裏面に移ります。なんと、第1番とはうって変わって実に変化に飛んだリズムが躍動します。37番といっても作曲年代は1番とさして変わらぬごく初期の作品。ハイドンの筆致のあまりの進歩に驚きます。レストロ・アルモニコも千変万化する響きを駆使して、ハイドンの曲の面白さを描ききります。
続くメヌエットはレストロ・アルモニコの演奏のキレを飛び越えてハイドンのウィットに富んだメロディーの面白さに釘付け。それだけ演奏が曲の核心に迫っているということでしょう。3楽章は短調のアンダンテで、すでにシュトルム・ウント・ドラング期のほの暗い雰囲気を先取りするような翳りが顔を出します。次々にメロディーが変化していくのを追う快感。音数は少ないのに恐ろしく豊かな音楽が流れていきます。
そして4楽章のプレストも改めて聴くと驚くべき変化。当時のハイドンが実験精神に溢れていた証左のような展開。この曲では一貫してリズムが活き活きと弾み、オケの表現もキレています。

この2曲でレビューは終えようと思っていましたが、あまりに面白いのでもう1曲。3面目の18番です。

Hob.I:18 Symphony No.18 [G] (before 1766)
1番が少々硬かっただけで、この曲も実に楽しげな入り。アンダンテで刻まれるリズムに乗って音楽が流れ、徐々に躍動していきます。単純なリズムもこれだけ表情豊かだと聴きごたえ十分。ハイドンの初期の交響曲のツボを完全に掌握している感じ。1楽章全体が序奏のような感じ。そして躍動感あふれる2楽章に。必要十分なキレ味を見せながらハイドンの曲の面白さを存分に感じさせます。リズムもメロディーも展開もスリリング。エッジのキリリと効いた演奏で曲の面白さがさらに際立ちます。ホグウッドよりもキレていて、ピノックよりも躍動し、アーノンクールよりも粋。これは素晴らしい。3楽章は予想に反してかなり崩し気味なスタイル。踏み込んできました。明らかに曲に没入して表現の自在さのレベルが上がった感じ。中間部の不可思議な感じも最高。1曲1曲聴きどころをしっかり押さえてきます。いやいや素晴らしい!

全曲いきたいところですが、時間の都合もあり、今日はこの辺で。ハイドンの交響曲の古楽器による最初の体系的録音と言う位置付けになる、デレク・ソロモンス指揮のレストロ・アルモニコによるハイドンの交響曲集。1曲目こそちょっと硬さが見られましたが、徐々に演奏のキレが増し、まさに草分けの存在意義が確認できる素晴らしい演奏だったことがわかります。CBSの録音はどうもパッとしない印象を持っていましたが、その前に録音されたこのアルバムから素晴らしさは十分に伝わりました。評価は1番が[++++]、他2曲は[+++++]と致します。

このアルバム、見かけたらゲットですね!

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : 交響曲1番 交響曲37番 交響曲18番 古楽器

Haydn Disk of the Month - September 2017

ここにきてようやく東京も朝晩過ごしやすい気候になってきましたね。暑く雨のすくない夏から台風がいくつか駆け抜け、ようやく秋らしい気候に。音楽を楽しむには絶好の季節です。

IMG_9623_201710010802019e4.jpg

写真は9月初旬にワインの仕入れに勝沼にいった時のもの。膝を骨折して4ヶ月ほど7月に退院した母親の体力も徐々に回復してきたので、退院後初の遠出ということで、行き慣れた勝沼を選んだ次第。幸い天気に恵まれぬけるような青空をたのしむことができました。写っている葡萄は、勝沼のシャトーメルシャンのカフェの中庭に植えられた甲州。

IMG_9629 (1)

シャトーメルシャンのカフェはリーズナブルでのんびりできるのでお気に入り。車椅子の母親連れだとすぐ脇の障害者用の駐車場に車を停められ、葡萄棚の下で爽やかな風を楽しみながらランチを楽しむことができます。車椅子での生活は自宅とデイサービスの往復ばかりですので、たまには遠出して脳に刺激をあたえねばなりませんね。



さて、本題の今月のベスト盤ですが、今月はこちらを選びました。

JuliaCload4.jpg
2017/09/21 : ハイドン–ピアノソナタ : ジュリア・クロードのピアノソナタ全集第4巻(ハイドン)

ハイドン研究の大家、ロビンス・ランドンが推すピアニストとしてこれまで3巻のソナタ集をリリースしていたジュリア・クロードですが、最後にリリースされたソナタ集から約20年の時間をおいてリリースされた第4巻。リリース自体は2009年でしたが、その存在を知ったのはつい最近で、もちろんすぐに取り寄せて聴いたところ、これが圧倒的な素晴らしさ。初期のソナタが宝石のように光り輝く一方、後期のソナタには円熟味を感じさせる見事な手腕。これはハイドンのピアノソナタ好きな方にはぜひ聴いていただきたい名盤です。



そして、今月の高評価盤というか今月レビューした一覧。それぞれの記事を読んでいただければおわかりのとおり、どのアルバムを選んでもおかしくない名盤揃いです。

2017/09/30 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : ボロディン四重奏団のひばり(ハイドン)
2017/09/24 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : パルカニ四重奏団のOp.54(ハイドン)
2017/09/16 : ハイドン–ピアノソナタ : アンドレ・ワッツ デビュー25周年記念ライヴ(ハイドン)
2017/09/13 : ハイドン–ピアノソナタ : シルヴィア・マーロウのハープシコードソナタ集(ハイドン)
2017/09/10 : ハイドン–室内楽曲 : ロンドン・ウィンド・ソロイスツのディヴェルティメント集(ハイドン)
2017/09/03 : ハイドン–室内楽曲 : トン・コープマンのクラヴィーア四重奏曲集(ハイドン)

9月に取り上げたアルバムを改めて並べてみると、文字どおり室内楽の秋でしたね。交響曲や協奏曲、宗教曲もいいのですが、やはりピアノソナタや弦楽四重奏曲など、少ない音符で構成された音楽こそハイドンの美しい美しいメロディーや構成の面白さが鮮明に味わえるもの。気候も良くなりこうした音楽に身をまかせて楽しむには絶好の季節な訳です。さて、10月は何を聴きましょうか、、、



2017年9月のデータ(2017年9月30日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,437(前月比+75演奏)

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ボロディン四重奏団のひばり(ハイドン)

月末ですが、一本追加です!

BorodinQLark.jpg
amazon

ボロディン四重奏団(Borodin Quartet)の演奏による、ハイドンの弦楽四重奏曲Op.64のNo.5「ひばり」、モーツァルトの弦楽四重奏曲KV421(417b)、クラリネット五重奏曲KV581の3曲を収めたアルバム。ハイドンの収録は1958年。レーベルは露Мелодия(Melodiya)。

ボロディン四重奏団や、メンバーの一部で構成されたボロディン三重奏団の演奏はこれまで4度ほど取り上げています。

2012/09/17 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : ボロディン四重奏団の十字架上のキリストの最後の七つの言葉
2012/07/02 : ハイドン–室内楽曲 : ボロディン三重奏団のXV:27
2011/08/21 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : 【新着】ボロディン四重奏団のロシア四重奏曲
2011/08/06 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : ボロディン弦楽四重奏団の十字架上のキリストの最後の七つの言葉ライヴ

一番下の記事に書いたように、ボロディン四重奏団は終戦の年1945年に結成されたクァルテットですが、メンバーを替え現在も活動している世界でも最も活動期間の長いクァルテットの一つ。最初に取り上げた「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」のライヴは鋼のような引き締まりまくった素晴らしい演奏が鮮明に印象に残っています。そのあと比較的最近の録音を取り上げていますが、今日取り上げるアルバムは手元の録音の中でも最も古い1958年の録音。ボロディン四重奏団のオリジンに迫ることができるでしょうか。
この演奏のメンバーは下記の通り。

第1ヴァイオリン:ロスティラフ・ドゥビンスキー(Rostislav Dubinsky)
第2ヴァイオリン:ヤロスラフ・アレクサンドロフ(Yaroslav Alexandrov)
ヴィオラ:ディミトリー・シェバリーン(Dmitri Shebalin)
チェロ:ユーリ・トゥロフスキー(Yuri Turovsky)

Hob.III:63 String Quartet Op.64 No.5 "Lerchenquartetett" 「ひばり」 [D] (1790)
なんと禁欲的な入りでしょう。各パートが引き締った音色を重ねますが、滲みも厚みも皆無。デッドな録音であることも手伝って非常にタイトなアンサンブル。鋭利な響きが耳に刺さります。ひばりという優雅な曲から優雅さを取り払って、真剣による居合いの勝負のような険しい響きになっちゃってます。アンサンブルの険しさは類を見ないほど。ヴァイオリンのドゥビンスキーのボウイングに隙はなく、他のメンバーもそれに触発されて全く隙のない緻密な演奏にこちらも襟を正さざるを得ません。
続くアダージョでも、張りつめた緊張感はかわらず。本来は癒されるような音楽なのに、それとは正反対に緊張を強いるテンションの高さ。そう思って聴いているとチェロばぐっと踏み込んできて、音楽に厚みをもたらし、少し緊張をほぐしてくれます。緻密なアンサンブルだけにこうしたちょっとした変化が鋭敏に察せれ、それが音楽の豊かさをもたらします。
メヌエットでも鋭利な表現は変わらず。リズミカルなんですが鋭利さが鋭いアタックを印象づけ、舞曲とは感じられませんが、この曲の本質には関係ありません。パートごとにメロディーを重ねていくところでは滲みのない鮮明な録音によって重なりのおもしろさが鮮明によみがえります。そしてフィナーレは上下する音階を完璧に再現して、複雑な楽譜がさも簡単に演奏されているが如き磐石の安定感でまとめます。

こちらが想像した通りのボロディン四重奏団のタイトな響が聴かれtました。このあとのモーツァルトのクァルテットとクラリネット五重奏曲もこのクァルテットらしくタイトなものですが、最後に収められたクラリネット五重奏曲が絶品です。こちらは録音のせいかあじわい深い演奏。

ボロディン四重奏団のオリジンを知るべく取り上げた1958年メロディアによる録音。予想どおり超タイト、超辛口の演奏を堪能する事ができました。ボロディン四重奏団のオリジンはやはりこの引き締ったタイトさにありましたね。メンバーを替えて今もこの往時の響きがこのクァルテットの個性の雛形になっているということで、クァルテットの個性はメンバーのみにあらずということを証明しているようでもあります。もちろん評価は[+++++]とします。

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : ひばり ヒストリカル

パルカニ四重奏団のOp.54(ハイドン)

最近手に入れたアルバム。少し前に素晴らしい演奏を取り上げたオルランド四重奏団が名前を変えて活動していました!

Parkanyi54.jpg
TOWER RECORDS / amazon / ローチケHMVicon

パルカニ四重奏団(Párkányi Quartet)による、ハイドンの弦楽四重奏曲Op.54のNo.1、No.2、No.3の3曲を収めたSACD。収録は2010年5月17日から19日にかけて、プラハのドモヴィアスタジオ(Domovia Studio)でのセッション録音。レーベルはPRAgA Digitals。

オルランド四重奏団の記事はひと月前に取り上げたばかりです。

2017/08/27 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : オルランド四重奏団のOp.54(ハイドン)

しかも収録曲は今日取り上げるアルバムと同じOp.54からNo.1とNo.2です。オルランド四重奏団の収録が1981年(Pマーク)、今日取り上げるアルバムはその約30年後の録音ということになります。メンバーはチェロを除く3人がオルランドから変わらず。

第1ヴァイオリン:イシュトヴァン・パルカニー(István Párkányi)
第2ヴァイオリン:ハインツ・オーベルドルファー(Heinz Oberdorfer)
ヴィオラ:フェルディナント・エルブリヒ(Ferdinand Erblich)
チェロ:ミヒャエル・ミュラー(Michael Müller)

オルランド四重奏団は1997年に一旦解散したとのことですが、その後、1998年には新たなチェロ奏者ミヒャエル・ミュラーを迎えて現在のパルカニ四重奏団を結成しています。パルカニ四重奏団となった後には、メンバーのお国ものであるバルトークや、ラヴェル、ドビュッシー、ベートーヴェン、シューベルト、チャイコフスキーなどの録音も残しており、ハイドンについてはこのアルバムの他にOp.33とOp.42の録音を残しています。2007年から2009年にかけてOp.33とOp.42を録音しており、その後に別の曲を取り上げることもできたにもかかわらず、オルランド時代に録音したOp.54を再び取り上げたということは、この曲が彼らにとって特別な存在なのかもしれませんね。あの、オルランドの素晴らしい演奏から約30年を経た演奏はどうでしょうか?

Hob.III:58 String Quartet Op.54 No.1 [G] (1788)
ちょっと予想に反して非常にフレッシュかつ若々しい演奏に驚きます。残響は比較的多めですが、流石にSACDだけあって録音は非常に鮮明。響きの良いホールの最前列でクァルテットの音を浴びるような快感。冒頭から素晴らしい推進力と精緻なデュナーミクのコントロールでキレキレ。特に音の出端のエッジが剃刀のように鋭利なので非常にシャープに感じますが、そのあとの持続音の音量を実に巧みにコントロールしていくので冷たい感じはせず、巧みなコントロールの魅力が圧倒的な印象を残します。最初の曲の1楽章がアルバムの印象を大きく左右しますが、あまりに見事な入りに仰け反ります。続くアレグレットは実に豊かな表情をつけてデリケートなニュアンスを完璧に表現。弱音のさざめきに美しいメロディーがくっきり浮かび上がり、陰と陽の交錯の妙を味わえます。そしてメヌエットはしっかりとリズムをためて舞曲のリズムの面白さを強調し、チェロが踏み込んだ表現で存在感を発揮します。楽章間の対比をかなり鮮明につけて、ハイドンの曲の構成美を浮かび上がらせるのが彼らのスタイルとみました。そしてフィナーレは速いテンポで全員が妙技を披露しますが、表情が巧みにコントロールされ、フレーズごとにかなり表情を変化させてきます。ハイドンの仕込んだアイデアに隈取りをつけて強調するような踏み込んだ表現。1曲目からその表現意欲に圧倒されます。

Hob.III:57 String Quartet Op.54 No.2 [C] (1788)
ハイドンの創意が爆発するお目当てのNo.2。シャープな印象は前曲同様。冒頭から水も漏らさぬ集中力で4人の緊密なアンサンブルが進みます。力の入れどころ、抜きどころをわきまえているので力んだ感じは残さず、メリハリの効いた演奏になります。特にすっと力を抜いてハーモにを楽しむ余裕があるので音楽の流れが良い印象を残します。ゆったりとハーモニーが膨らんだかと思うとキリリと引き締めてきて、1楽章はまさに自在な表現。
2楽章はハイドンの時代の音楽とは思えない踏み込んだ音楽が流れます。特に前楽章ではあれほどくっきりシャープだったヴァイオリンがフラフラとさまようような表情を見せるあたりは、いつ聴いてもしびれます。そしてそこから救い出してくれるように優しく響くメヌエット。適度にコミカルな表情が安堵感を与えます。そして珍しいアダージョから入るフィナーレは予想通りしっかりと沈み込んでじっくりとした入り。深い淵をしっかりと覗いたからこそ続くプレストが華やかに映ります。

Hob.III:59 String Quartet Op.54 No.3 [E] (1788)
最後の曲。前2曲よりも落ち着いた曲想ゆえか、演奏の方もゆったりした感じ。曲に応じて変幻自在に演奏スタイルを変えてきます。表現のメリハリも前2曲よりも落ち着いて、逆に淡々と進めていきます。このあたりの表現はまさに円熟のなせる技。クリアばかりではない弦楽四重奏の魅力をたっぷりと伝えます。4本の楽器が響きあうハーモニーの美しさこそがこの曲のポイントとでも言いたげな演奏。そのまま続くラルゴ・カンタービレに入ると響きの深さがどんどん深くなり、パルカニのヴァイオリンは枯淡の響きを聴かせます。メリハリではなく音色の深さとバランスを巧みに組み合わせて長い楽章にしなやかな変化をもたらします。続くこの曲のメヌエットも非常にユニークなもの。ここでアンサンブルはクッキリとした響きを取り戻し、このユニークなメロディーを精緻に描き出します。そしてフィナーレはハイドンにしてはアクロバティックな音楽。各楽器の音域いっぱいを使って小気味好いメロディーを重ねながら次々と展開していく快感。最後は余裕たっぷりにこの技巧的な曲を軽々とこなして、キリリとまとめて終わります。

先にも書きましたが、彼らが若かりし頃、オルランド四重奏団として演奏した録音よりも、約30年の時を経て円熟を重ねた今回のアルバムの演奏の方が枯れているのではとの想像は見事に打ち砕かれ、もちろん円熟味も加わってはいるものの、逆に若々しくシャープな演奏にまとめてきました。もちろん、メンバーが1人入れ替わったことで、彼らの音楽の方向性が変化したのかもしれませんが、この鮮明かつ表現意欲に溢れた演奏は、このクァルテットが目指す音楽を研ぎ澄ましながら長い時間をかけて純度を上げてきた成果であろうと思います。飛ぶ鳥を落とす勢いを感じさせるオルランド、そして円熟を重ねながら純度を上げ、鮮明な音楽にまとめたパルカニといったところでしょう。私はどちらも甲乙つけがたい魅力を持っていると思います。ということで評価は全曲[+++++]といたします。未聴のOp.33とOp.42も間も無く入手できる見込みですので、こちらも楽しみです。

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : 弦楽四重奏曲Op.54 SACD

ジュリア・クロードのピアノソナタ全集第4巻(ハイドン)

最近入手した気になるアルバム。またまた宝物に出会いました。

JuliaCload4.jpg
amazon(mp3)

ジュリア・クロード(Julia Cload)のピアノによるハイドンのピアノソナタ9曲(Hob.XVI:8、XVI:2、XVI:12、XVI:14、XVI:25、XVI:42、XVI:46、XVI:20、XVI:32)を収めた2枚組のCD。収録に関する情報は記載されていませんがPマークが2009年と記載され、ハイドンのアニヴァーサリーイヤーであるこの年にコンサートも開いたとのこと。レーベルは英Meridian。

ジュリア・クロードのピアノソナタ集はこれまでに3巻がリリースされていましたが、それぞれ1985年、1989年、1990年のリリースということで、第3巻から20年近く経ってから第4巻がリリースされたことになります。ということで第3巻を記事に取り上げた際には完結などと書いてしまいましたが、どっこいまだ完結していなかったことになりますね。以前に取り上げた際の記事はこちらをご参照ください。

2013/10/03 : ハイドン–ピアノソナタ : ジュリア・クロードのピアノソナタ集完結
2010/09/25 : ハイドン–ピアノソナタ : ジュリア・クロードのピアノソナタ集

ジュリア・クロードはハイドン研究の大家、ロビンス・ランドンが推薦していたピアニスト。そのあたりのことは完結の方の記事をご参照ください。これまでにリリースされたアルバムの演奏はランドンが推すだけのことはあって、くっきりとした右手のメロディーの輝きを感じさせるなかなかの演奏でした。この度手に入れたアルバムはこれまでリリースされたアルバムとは時代が変わって、ジャケットのデザインも変わり、録音も比較的最近のものということでクロードのくっきりとした演奏にさらに磨きがかかったものであろうと想像して、アルバムを聴き始めました。ライナーノーツを見てみると、ハイドンのピアノのソナタ「全」集の第4巻とはっきりと書かれているので、この第4巻のリリースによって停滞していたと思われた全集化の歩みは止まっていなかったわけですね。

Hob.XVI:8 Piano Sonata No.1 [G] (before 1760)
ごく初期の練習曲のようなシンプルなソナタですが、豊かな残響の中にピアノがくっきりと浮かび上がる見事な録音によって、シンプルなメロディーがくっきりとしかも豊かにに響きわたります。ジュリア・クロードはかなりリラックスして、このシンプルなソナタをまるで小人の国で遊びまわるように楽しげに演奏していきます。オルベルツのような芯のしっかりした面もあり、それでいて響きの美しさは超一級。これまでの3巻の演奏から奏者の熟成を感じる素晴らしい演奏。ピアノはヤマハのCFIIIですが、これほど研ぎ澄まされたヤマハの音を聴くのは初めて。Meridianの素晴らしい録音によって初期のソナタの美しさが最上の形に仕上がっています。

Hob.XVI:2 Piano Sonata No.11 [B flat] (c.1762)
初期のソナタが続きますが構成は随分進歩して、楽章間の対比もよりはっきりとしてきています。研ぎ澄まされた響きの美しさは変わらず、そしてハイドンの仕組んだリズムの面白さや、ふとした瞬間の翳り、ハッとするようなアイデアを丹念に拾って美音に包みこんだ名演奏。そして表現も深みを帯びてきました。少し前に取り上げた、エイナフ・ヤルデンの演奏が知性に訴えるような美しさだったのに対し、ジュリア・クロードの演奏は優しさに包まれた響きの美しさ。揺りかごに揺られながら聴く音楽のような安堵感に包まれます。

Hob.XVI:12 Piano Sonata No.12 [A] (before 1765)
入りの気配から洗練の極み。いつもながらハイドンの創意の多彩さに驚かされますが、それも極上の美音で聴くと一段と冴えて聴こえます。メロディーもリズムもハーモニーも全てが信じられないような閃めきの彼方からやってきたよう。脳の全神経が音楽に揺さぶられて覚醒。短いソナタにもかかわらず、なんと刺激に満ちた音楽なのでしょう。それも優しさと機知に飛んだユーモラスな刺激。この演奏によってこのソナタにこれほどの魅力があると気づかされました。

Hob.XVI:14 Piano Sonata No.16 [D] (early 1760)
曲を追うごとに創意の多彩さに打ちのめされるのがハイドンのソナタ集の常。予想外に展開する音楽に呑まれます。音符を音にしているのではなく音符に宿る魂を音楽にしているがごとき見事なクロードの魔術にかかっているよう。タッチのデリケートさは尋常ではなくこれ以上繊細にコントロールするのは難しいとも思える領域での演奏。散りばめられたそれぞれの音が溶け合ってまばゆい光を放っています。こればかりは聴いていただかなくては伝わりませんね。2楽章のメヌエットから3楽章のアレグロへの変化は誰にも想像がつかない見事な展開。独創的な3楽章に改めて驚きます。

Hob.XVI:25 Piano Sonata No.40 [E flat] (1773)
これまでの曲よりも少し下った時代の曲。曲の展開とメロディーの構成は一段と緊密になりますが、これまでの曲のシンプルさもハイドンらしい音楽として見事に仕上げてきていますので、聴き劣りしていたわけではありません。フレーズごとの描き分けはさらに巧みになり、音楽の起伏も大きくなっていきますが、聴きどころがクロードの演奏の見事さから、曲自体の素晴らしさに移ってきているようにも感じます。この曲から聴き始めていたら、もう少し普通の演奏に感じたかもしれません。それだけシンプルな曲におけるクロードの表現が素晴らしいということです。もちろんこの曲でもクロードのデリケートな表現力は変わらず素晴らしいものがあります。

Hob.XVI:42 Piano Sonata No.56 [D] (c.1783)
CD1の最後の曲。有名曲ですので聴き覚えのある方も多いはず。クロードの演奏は洗練の極み。この曲の私の刷り込み盤はブレンデル。この曲で最初に手に入れたアルバムだけに鮮明に覚えていますが、クロードの演奏を聴いてしまうと、今まで磨き込まれた名演だと思っていたブレンデルの演奏が無骨に聴こえてしまうほど透き通るような透明感に溢れた演奏です。ハイドンのソナタがこれほどの輝きを持つことに驚きます。ゆったりと語られる一音一音にそれぞれ意味が込められ、まさに絶妙に磨き込まれた孤高の響き。

Hob.XVI:46 Piano Sonata No.31 [A flat] (1767/70)
CD2は1770年代の名曲が3曲並びます。空中にピアノの美音が漂うような雰囲気満点の録音。磨き抜かれた宝石のようなピアノの美音が転がりだしてきます。この曲は、構成の面白さ、アイデアの豊富さ、メロディーの美しさなどこれまでの曲よりさらに一段高いレベルの曲ですが、このジュリア・クロードの演奏はその中でも響きの美しさとメロディーの美しさに踏み込んだ演奏。曲の骨格よりもハーモニーの美しさを追い込んでいきます。この演奏によってハイドンが最も生み出すのが難しいものと語ったメロディーの類稀な美しさにスポットライトが当たります。特にデリケートなタッチによってヂュナーミクの変化は無限の階調とも言えるしなやかさを帯び、ハイドンがまるでエンヤの音楽のように漂います。ちょっとやりすぎのような気がしなくもありませんが、これはこれでハイドンのソナタの一つの姿とも言えるでしょう。

Hob.XVI:20 Piano Sonata No.33 [c] (1771)
好きなXVI:20。一歩一歩踏みしめるようなたどたどしい入りに驚きます。響きの深さはこのアルバムに共通ですが、表現が少しづつ深くなります。徐々に歩みを速めていきますが、聴き進む間にテンポを自在に変化させ、ソナタの格にふさわしい表現の深さを聴かせます。まさに詩情あふれる演奏とはこのこと。2楽章のアンダンテが聴きどころと思っていたところ、その前にやられてしまいます(笑)。そして2楽章は予想どおり美しさを極めた演奏となります。クロードのタッチはこの曲でもデリカシーに富んだものですが、曲が曲だけにそのレベルは極まった感じ。フィナーレの達観したかのような落ち着きも見事。

Hob.XVI:32 Piano Sonata No.47 [b] (1776 or before)
最後も有名曲。タッチのキレに初めて殺気のような迫力を感じます。テンポが次々と変わり、CD2に入って自在な表現を極めてきた感じ。響きの美しさばかりでなく1楽章中盤からの畳み掛けるような迫力も加わり、過去に録音された3巻よりも明らかに表現のスケールが大きくなり円熟を感じます。より曲の本質に迫ろうとする意欲が音楽に乗っているのがわかります。メヌエットも直裁なキレを聴かせたかと思うと穏やかな膨らみで和ませ、キレ味を引き立てる見事な展開。そしてフィナーレは全方角から音の雫が降り注ぐようなこれも見事な表現に参ります。

1985年のシリーズ第1巻の録音から24年後、直近の第3巻の1990年の録音から19年を経て2009年に録音された2枚組の第4巻ですが、その間の時の流れを経ての録音であるとの説得力を感じさせる、円熟味が加わった見事な演奏。ジュリア・クロードというピアニストが人生を賭けてハイドンのソナタに取り組んでいるとわかる素晴らしい演奏でした。はじめは数曲取り上げるだけにしておこうかと思って聴きはじめましたが、あまりの面白さに3日かけてしっかり聴き通して記事にした次第。もちろん評価は全曲[+++++]とします。
これまでのリリース間隔から想像するに、すぐに第5巻がリリースされるとはいかないでしょうが、それでも2009年の録音から8年が経過しており、第5巻がそろそろリリースされてもおかしくないでしょう。次のアルバムが待ち遠しいですね。

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : ピアノソナタXVI:8 ピアノソナタXVI:2 ピアノソナタXVI:12 ピアノソナタXVI:14 ピアノソナタXVI:25 ピアノソナタXVI:42 ピアノソナタXVI:46 ピアノソナタXVI:20 ピアノソナタXVI:32

プロフィール

Daisy


Author:Daisy

なぜかハイドン(Franz Joseph Haydn)が特に気に入り膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。東京在住のごく普通のサラリーマンです。

最新記事
カテゴリ
タグリスト
クリックするとそのタグに関する記事が表示されます。特定の曲に関する記事の表示ができます。

モーツァルトチェロ協奏曲1番東京オペラシティ交響曲86番十字架上のキリストの最後の七つの言葉交響曲10番交響曲9番交響曲11番交響曲12番ヒストリカル太鼓連打ロンドン交響曲2番古楽器交響曲15番交響曲4番交響曲37番交響曲18番交響曲1番ひばり弦楽四重奏曲Op.54SACDピアノソナタXVI:12ピアノソナタXVI:32ピアノソナタXVI:25ピアノソナタXVI:14ピアノソナタXVI:8ピアノソナタXVI:20ピアノソナタXVI:42ピアノソナタXVI:46ピアノソナタXVI:2LPライヴ録音ピアノソナタXVI:48ピアノソナタXVI:4ピアノソナタXVI:5ピアノソナタXVI:1ピアノソナタXVI:3天地創造ディヴェルティメントリヒャルト・シュトラウス東京芸術劇場交響曲102番軍隊交響曲99番時計奇跡交響曲95番交響曲98番交響曲97番交響曲93番驚愕ピアノソナタXVI:37ピアノソナタXVI:7ピアノソナタXVI:49ピアノソナタXVI:36ピアノソナタXVI:35フルート三重奏曲ロッシーニオーボエ協奏曲ドニぜッティライヒャピアノソナタXVI:34弦楽三重奏曲皇帝ピアノ協奏曲XVIII:3ミューザ川崎ストラヴィンスキーシェーンベルクマーラーチェロ協奏曲東京文化会館フルート協奏曲ホルン協奏曲弦楽四重奏曲Op.20弦楽四重奏曲Op.2弦楽四重奏曲Op.9弦楽四重奏曲Op.17剃刀弦楽四重奏曲Op.103弦楽四重奏曲Op.77ピアノソナタXVI:318人のへぼ仕立屋に違いないファンタジアXVII:4ピアノソナタXVI:26パレストリーナモンテヴェルディアレグリバードタリスすみだトリフォニーホールピアノ協奏曲XVIII:11アンダンテと変奏曲XVII:6ピアノソナタXVI:6告別美人奏者ピアノソナタXVI:39四季交響曲70番迂闊者アコーディオンピアノ協奏曲XVIII:4ピアノ協奏曲XVIII:7バリトン三重奏曲スコットランド歌曲ヴェルナーガスマンベートーヴェンシューベルトピアノソナタXVI:38交響曲80番ラメンタチオーネ交響曲67番哲学者ピアノソナタXVI:24交響曲51番交響曲46番交響曲35番ヴァイオリン協奏曲協奏交響曲DVDピアノソナタXVI:52交響曲47番テレジアミサピアノソナタXVI:28ピアノソナタXVI:21ピアノソナタXVI:23アリエッタと12の変奏XVII:3ピアノソナタXVI:40サントリーホールラ・ロクスラーヌ帝国ハイドンのセレナード弦楽四重奏曲Op.76ピアノソナタXVI:50ピアノソナタXVI:51五度ラルゴピアノ三重奏曲日の出弦楽四重奏曲Op.64ピアノソナタXVI:44ラウドン将軍弦楽四重奏曲Op.1弦楽四重奏曲Op.33弦楽四重奏曲Op.74騎士交響曲17番ピアノソナタXVI:27シベリウス武満徹時の移ろい交響曲42番無人島ベルリンフィルホルン信号交響曲19番弦楽四重奏曲Op.55王妃交響曲87番トランペット協奏曲ピアノソナタXVI:29リュートピアノソナタXVI:10ピアノ五重奏曲ピアノとヴァイオリンのための協奏曲XVIII:6チェチーリアミサ東京国際フォーラムラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン雌鶏交響曲39番冗談英語カンツォネッタ集ナクソスのアリアンナアレルヤピアノ協奏曲XVIII:5ピアノ協奏曲XVIII:9ヴァイオリンソナタバッハ交響曲52番ピアノ協奏曲XVIII:2交響曲78番交響曲79番交響曲81番ロンドン・トリオブルックナー交響曲88番オックスフォードモテットオフェトリウムドイツ国歌カノンスタバト・マーテル弦楽四重奏曲Op.50よみうり大手町ホールクラヴィコードパッヘルベルアダージョXVII:9受難パリセット交響曲84番ブーレーズベルク交響曲全集主題と6つの変奏弦楽四重奏曲Op.71オペラアリアスクエアピアノピアノソナタXVI:41ショスタコーヴィチ交響曲68番交響曲57番リラ・オルガニザータ協奏曲悲しみリーム交響曲89番交響曲50番偽作CD-Rトビアの帰還ホルン三重奏曲薬剤師ヴァイオリンとヴィオラのためのソナタオルガン協奏曲火事交響曲38番リベラ・メピアノ協奏曲XVIII:10交響曲34番交響曲77番温泉フルートソナタドイツ舞曲誕生日交響曲90番校長先生ピアノ小品音楽時計曲ピアノソナタXVI:11ピアノソナタXVI:47bisカートリッジ雅楽プロコフィエフヘンデルサン=サーンス交響曲36番リストオーディオバリトン二重奏曲交響曲75番交響曲66番交響曲91番長岡鉄男歌舞伎おすすめ盤ピアノソナタXVI:47読売日響第九オペラ歌舞伎座スケルツァンド弦楽四重奏曲op.33ザルツブルク音楽祭ピアノソナタXVI:22変奏曲XVII:7オペラ序曲天地創造ミサジャズネルソンミサ弦楽四重奏曲Op.42交響曲76番ピアノソナタXVI:43古楽器風東急文化村ノットゥルノヴェーベルン哲学者の魂、またはオルフェオとエウリディーチェライヴ府中の森芸術劇場裏切られた誠実マリア・テレジアバリトン五重奏曲ハイドン入門者向け歌曲ピアノソナタXVI:G1ウィーンフィル月の世界交響曲72番建築ファリャマリアテレジア交響曲56番交響曲27番2つのホルンのための協奏曲展覧会ピアノソナタXVI:19弦楽四重奏曲全集シャンゼリゼ劇場皇帝讃歌交響曲24番大オルガンミサ小オルガンミサ新橋演舞場交響曲5番サルヴェ・レジーナテ・デウムカッサシオン室内楽曲ピアノソナタXVI:45ベトナム料理国立新美術館高音質CDドビュッシー交響曲28番交響曲13番交響曲108番変わらぬまこと交響曲62番交響曲107番ジプシー・ロンドチェンバロ四重奏曲交響曲3番スカルラッティカンタータ声楽曲戦時のミサ珍盤ザロモンセットN響ハルモニーミサミサ曲全集NHKホールハインリッヒミサピアノソナタ全集ジュピターレコードマーキュリー管弦楽曲室内楽変奏曲XVII:5交響曲54番交響曲41番ギターピアノソナタXVI:33府中交響曲58番ピアノソナタXVI:30カラヤンスウェーリンク書籍交響曲65番ニコライミサ交響曲71番アプラウスピアノソナタXVI:13魂の歌仙台ヤナーチェク現代音楽Blu-ray狩りピアノソナタ

ハイドン所有盤リスト
Joseph Haydn Discography at H. R. A.
所有盤をジャンル別にリスト化しています。基本的に録音年順とし、録音年不明のものは末尾に記載。演奏者名はジャケットなどの表記に合わせています。

2017年7月のデータ(2017年7月31日)
登録曲数:1,361曲 登録演奏数:10,291
月別(表示数指定)
リンク
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カウンター
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
ブログ内検索
Translation(自動翻訳)
ブログランキング等
当Blogへお越しの際は、下のバナーをクリックの上お仲間のBlogも是非お楽しみください。
クラシック音楽鑑賞の情報満載。
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

クラシックの膨大なブログランキング。更新もクイック。
人気ブログランキングへ

音楽家、音大生、音楽愛好家のブログランキング。
音楽ブログランキング

このブログの成分解析。キーワードによるブログランキング。
blogram投票ボタン

大家さんFC2のクラシックブログランキング。


おすすめ(音楽)
ハイドンの超厳選名演盤。
AdamFischer97.jpg
沸き上がる興奮(Blog記事

Gloukhova2.jpg
ピアノソナタ新風(Blog記事

RialAria.jpg
恋人のための...(Blog記事

書籍もCDも送料1点から無料。配送クイック。


クラシックのアルバム・日本語解説が一番充実。
HMVジャパン
HMV ONLINEでハイドンのアルバムを検索icon
HMV ONLINEでハイドン関係書籍・楽譜を検索 icon

クラシックの独自企画・復刻盤は要注目。


おすすめ(音楽以外)




アクセスランキング(FC2)
[ジャンルランキング]
音楽
117位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
クラシック
8位
アクセスランキングを見る>>
twitter
ブログの更新情報などをつぶやいています。
最新コメント
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ