スミソン弦楽四重奏団のOp.77/103(ハイドン)

先日取り上げたコダーイ四重奏団のOp.9の記事にSkunJPさんからコメントをいただき、スミソン弦楽四重奏団のOp.9の入ったアルバムを発注したのですが、そのアルバムはまだ到着せず、同時に注文したこちらが先に着いたので、こちらを取り上げます。もちろん、演奏が素晴らしいからに他なりません。

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スミソン弦楽四重奏団(Smithson String Quartet)の演奏による、ハイドンの弦楽四重奏曲Op.77のNo.1、No.2、Op.103の3曲を収めたアルバム。収録は1988年11月17日から20日にかけて、スイスのベルン州にあるブルーメンシュタインのプロテスタント教会(Evangelischen kirche Blumenstein)でのセッション録音。レーベルはdeutsche harmonia mundi。

スミソン弦楽四重奏団のアルバムは以前、1度取り上げています。

2011/06/10 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : スミソン弦楽四重奏団のOp.54

古楽器のヴァイオリニストのヤープ・シュレーダー率いる古楽器によるクァルテット。略歴は以前の記事を参照いただきたいのですが、前記事と録音年も近いことから、メンバーは同一です。

第1ヴァイオリン:ヤープ・シュレーダー(Jaap Schröder)
第2ヴァイオリン:マリリン・マクドナルド(Marilyn McDnald)
ヴィオラ:ジャドソン・グリッフィン(Judson Griffin)
チェロ:ケネス・スロウィック(Kenneth Slowik)

Hob.III:81 String Quartet Op.77 No.1 [G] (1799)
教会での録音らしく残響は少々多めですが、木質系のしなやかな響きなのでむしろ心地良い感じ。冒頭からテンポよく勢いのある演奏。古楽器の音色の美しさはなかなかのもので、響きの魅力にまず惹きつけられます。リズムに生気が宿り、実にイキイキとした演奏。晩年のハイドンの澄み切った心境を映すような演奏という感じ。ほぼ30年前の演奏ながら、録音も演奏も全く古さを感じさせない、素晴らしい充実度。
続くアダージョでは響きの美しさを存分に聴かせます。ヤープ・シュレーダーのヴァイオリンは自然体のボウイングの美しさと、この曲が本来もつ枯れた雰囲気をも感じさせる円熟の演奏。ハーモニーは透明感高く、ソロ部分では孤高の心境が宿るよう。
落ち着いた演奏を断ち切るようにメヌエットに移ります。鋭いボウイングによってハイドンの書いた音楽のキレが強調されます。ちょっと驚くのが中間部をどっしりとまとめてきたところ。色々な演奏を聴いていますが、なかなかのアイデアですね。これによって両端のメヌエットの鮮やかさが一層引き立ちます。
そしてフィナーレは軽やかに入ったと思っていたところ、リズムを変えて次々に襲いくるメロディーの特に低音のアクセントを強調したり、複雑に絡み合うメロディーのエッジが綺麗に立って音楽の綾を実に魅力的に仕上げてきます。目眩く変化する音楽の面白さに釘付けになります。これは見事。なんと鮮やかなフィナーレでしょう!

Hob.III:82 String Quartet Op.77 No.2 [F] (1799)
前曲の鮮やかさを受け継ぐような壮麗な入り。ヤープ・シュレーダーのヴァイオリンは絶好調。鮮度高く、滑らかさと勢いのバランスも絶品。耳を澄ますとクッキリとしたメロディーと流すような音階との対比をかなり鮮明につけています。ヤープ・シュレーダーの自在なボウイングにうっとりしっぱなし。秀逸なのが、展開部の途中でかなり音量を落として沈み込むところのセンス。ゾクゾクさせるようなスリリングさ。この曲でこんな印象を持ったのは初めてのこと。シュレーダー以外のメンバーも見事な音楽性でシュレーダーの冴え冴えとした演奏を支えます。見事。
続くメヌエットでも美しいヴァイオリンの音色とキレは健在。生気漲るとはこのことでしょう。その勢いと見事な対比を見せて沈む中間部が実に印象的。音量のみならず表情の対比がこれほど決まる演奏はそうはありません。
そしてこの曲の白眉の枯れたアンダンテ。この曲に込められた寂しさを帯びた明るさがしっかりと描かれます。音楽が展開するごとに深みが増していく喜び。この曲を書いたハイドンの心情をトレースしていくような演奏に心打たれます。これは絶品、世の中にこれほどシンプルに豊かな心情を表す音楽があるでしょうか。
素晴らしい音楽の締めくくりにふさわしいフィナーレ。天真爛漫に歌う小鳥のようなメロディーを3本の楽器が支えます。フレーズの受け渡しの面白さと、ユニークなメロディに低音の意外にメリハリのついた演奏と最後まで気を抜けません。ヴァイオリンのさえずりを聞かせて、最後はしっかりと展開した音楽をまとめて終わります。この曲も最高。

Hob.III:83 String Quartet Op.103 [d] (before 1803)
ハイドン絶筆の曲。流石に力が抜けてきますが、音楽の豊かさは変わらす。ハイドン最後の音楽を微笑みながら演奏している姿が目に浮かびます。構成感をしっかりと印象づけながらも、落ち着いてゆったりと音楽を紡いでいく姿勢に打たれます。たっぷりと墨を含んだ太い筆でゆったりと筆を運ぶように音楽を作っていきます。
そして、最後のメヌエットは残った力を振り絞るような渾身の音楽。ここにきてチェロの力強さにハッとさせられます。妙に染みる中間部を挟んで、切々としたメヌエットに戻り、残った音符の数を惜しむように曲を結びます。最後の厳しい和音を書き、ハイドンが筆を置いた心境がオーバーラップします。

ふと手に入れたこのアルバムですが、このロプコヴィッツ四重奏曲3曲のベスト盤と言っていいでしょう。演奏によってはハイドン最後の音楽という深みを感じられないものもありますが、この演奏は別格の深さを持っています。古楽器での演奏ながらヤープ・シュレーダーの自在なボウイングから繰り出される音楽の表情は非常に多彩。そしてアンサンブル全体に生気が漲った超がつく名演です。このアルバムを聴いてようやくこの曲の真髄に触れた気になりました。評価はもちろん全曲[+++++]とします。弦楽四重奏曲好きな皆さん、手に入るうちにどうぞ!

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【新着】フランチェスコ・コルティのソナタ集(ハイドン)

今日はハープシコードによるソナタ集。

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TOWER RECORDS / amazon / ローチケHMVicon

フランチェスコ・コルティ(Francesco Corti)のハープシコードによる、ハイドンのファンタジア(XVII:4)、ピアノソナタ(XVI:37、XVI:31、XVI:32、XVI:46、XVI:26)、カプリッチョ「8人のヘボ仕立屋に違いない」(XVII:1)の7曲を収めたアルバム。収録はパリのピエール・マルボスというピアノ販売店の4'33ホールでのセッション録音。レーベルは初めて手に入れるevidenceというレーベル。

フランチェスコ・コルティという人は初めて聴く人。調べてみると、何と今週近所で行われる調布音楽祭に来日するとのこと。いつものように略歴をさらっておきましょう。イタリアのフィレンツェの東南にあるアレッツォで1984年に生まれ、ペルージャでオルガン、ジュネーブとアムステルダムでハープシコードを学びました。2006年ライプツィヒで開催されたヨハン・セバスチャン・バッハ・コンクール、2007年に開催されたブリュージュ・ハープシコード・コンクールで入賞しているとのこと。2007年からはマルク・ミンコフスキ率いるレ・ミュジシャン・ドゥ・ルーヴルのメンバーとして活躍している他、主要な古楽器オケとも多数共演しているそうで、ハープシコード界の若手の注目株といったところでしょうか。

Hob.XVII:4 Fantasia (Capriccio) op.58 [C] (1789)
速めのテンポでハープシコード特有の雅な音色が響き渡ります。使っている楽器はDavid Ley作製の1739年製のJ. H. Gräbnerと記載されています。録音は割と近めにハープシコードが定位するワンポイントマイク的なもので、ハープシコードの雅な響きを堪能できる録音。約6分ほどの小曲ですが、ハープシコードで聴くとメロディーラインが全体の響きの中に調和しつつもくっきりと浮かび上がり、この曲の交錯するメロディーラインの面白さが活きます。しかも速めにキリリと引き締まった表情がそれをさらに強調するよう。最後に音色を変えるところのセンスも出色。普段ピアノやフォルテピアノで聴くことが多い曲ですが、ハープシコードによる演奏、それもキレキレの演奏によってこの曲のこれまでと違った魅力を知った次第。

Hob.XVI:37 Piano Sonata No.50 [D] (c.1780)
軽快なテンポは変わらずですが、今度は所々でテンポをかなり自在に動かしてきます。また、休符の使い方も印象的。ちょっとした間を効果的に配置して、ソナタになると少し個性を主張してきます。速いパッセージのキレの良さは変わらず、ハープシコードという楽器につきまとう音量の変化の幅の制限を、テンポと間の配置で十分解決できるという主張でしょうか。次々と繰り出される実に多彩なアイデアに驚くばかり。ピアノとは異なる聴かせどころのツボを押さえてますね。驚くのが続く2楽章。予想に反してグッとテンポを落とし、一音一音を分解してドラマティックに変化します。ハープシコードでここまでメリハリをつけてくるとは思いませんでした。そしてフィナーレでは軽快さが戻り、見事な対比に唸ります。フィナーレもハイドンの機知を上手く汲み取ってアイデア満載。見事なまとめ方です。

Hob.XVI:31 Piano Sonata No.46 [E] (1776 or before)
冒頭のメロディーのハープシコードによるクリアな響きが印象的。この曲では落ち着いた入り。一音一音のタッチをかみしめるように弾いて行きながら、徐々にタッチが軽くなっていく様子が実に見事。曲想に合わせて自在にタッチを切り替えながら音楽を紡いでいきます。瞬間瞬間の響きに鋭敏に反応しているのがわかります。ここでも印象的な間の取り方で曲にメリハリがしっかりとつきます。アレグレットの2楽章は壮麗な曲の構造を見事に表現、そしてフィナーレではハープシコードの音色を生かしたリズミカルな喧騒感と楽章に合わせた表現が秀逸でした。

Hob.XVI:32 Piano Sonata No.47 [b] (1776 or before)
ピアノでの演奏が耳に残る曲で、低音の動きの面白さが聴きどころの曲ですが、コルティのハープシコードで聴くと、新鮮な響きでその記憶が刷新されるよう。ハイドンはハープシコードの華やかな響きも考慮して作曲したのでしょうか。古楽器では迫力不足に聴こえる演奏も少なくない中、そういった印象は皆無。むしろキレのいいタッチの爽快感が上回ります。続くメヌエットでは調が変わることによる気配の変化が印象的に表現されます。ピアノではここまで変化が目立ちません。そして短調のフィナーレは目眩くような爆速音階が聴きどころ。コルティ、テクニックも素晴らしいものを持っていますね。最後の一音の余韻に魂が漲ります。

Hob.XVI:46 Piano Sonata No.31 [A flat] (1767/70)
初期のお気に入りの曲。壮麗な1楽章、この曲が持つ静かな深みのような不思議な気配を見事に捉えたタッチに引き込まれます。メロディ中心の穏やかな曲想だけに、落ち着いたタッチで穏やかに変化する曲想をじっくり楽しむことができます。やはり曲想に応じて巧みにタッチをコントールしており、その辺りの音楽性がハイドンの真髄を捉えているのでしょう。特に高音のメロディの研ぎ澄まされた美しさを聴かせどころで披露するあたりも見事。そして、アダージョではさらに洗練度が上がり、響の美しさは息を呑むほど。このアルバム一番の聴きどころでしょう。微視的にならずに曲全体を見渡した表現に唸ります。比較的長い1楽章と2楽章をこれだけしっかり聴かせるのはなかなかのものですね。そしてそれを受けたフィナーレは爽快さだけではなく、前楽章の重みを受けてしっかりとしたタッチで応じ、最後に壮麗な伽藍を見せて終わります。

Hob.XVI:26 Piano Sonata No.41 [A] (1773)
ソナタの最後はリズムの面白さが際立つハイドンらしい曲。コルティは機知を汲み取り、リズムの変化を楽しむかのようにスロットルを自在にコントロールしていきます。そして明るさと陰りが微妙に入れ替わるところのデリケートなコントロールも見事。途中ブランデンブルク協奏曲5番の間奏のようなところも出てきますが、これぞハープシコードでの演奏が活きるところ。曲が進むにつれて繰り出されるアイデアの数々。コルティの多彩な表現力に舌を巻きます。メヌエットは端正なタッチで入りますが、終盤音色を変えてびっくりさせ、非常に短いフィナーレではさらに鮮やか。

Hob.XVII:1 Capriccio "Acht Sauschneider müssen sein" 「8人のへぼ仕立屋に違いない」 [G] (1765)
最後はユーモラスなテーマの変奏曲。この曲を最後に持ってくるあたりにコルティのユーモアを感じざるを得ません。ハープシコードでの演奏に適したソナタ数曲のまとめに、軽い曲を楽しげに演奏するあたり、かなりハイドンの曲を研究しているはずですね。もちろん演奏の方はソナタ同様素晴らしいものですが、力を抜いて楽しんでいる分、こちらもリラックスして聴くことができます。まるでソナタ5曲をおなかいっぱい味わった後のデザートのよう。聴き進むとデザートも本格的なものでした! 最後はびっくりするような奇怪な音が混じるあたりにコルティの遊び心とサービス精神を味わいました。

久々に聴いたハープシコードによるソナタ集。まるで眼前でハープシコードを演奏しているようなリアルな録音を通してフランチェスコ・コルティの見事な演奏を存分に楽しめました。これは名盤ですね。評価は全曲[+++++]とします。調べてみると、これまでにも色々とアルバムをリリースしているようですので、私が知らなかっただけだと思いますが、若手の実力派と言っていいでしょう。コルティのウェブサイトにもリンクしておきましょう。

Francesco Corti

これは是非実演を聴いてみたいところですが、折角近所で行われる調布音楽祭にコルティが出演する6月14日も17日もあいにく都合がつきません。次回の来日を期待するとしましょう。

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タリス・スコラーズ 2017年日本公演(東京オペラシティ)

このところ、コンサートにはよく出かけています。昨日6月5日(月)は、雷を伴う集中豪雨の中、東京オペラシティに行ってきました。

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アレグロミュージック タリス・スコラーズ 2017年 東京公演

ピーター・フィリップス(Peter Philips)指揮のタリス・スコラーズ(The Tallis Scholars)の2017年の日本公演。プログラムは下記の通り。

トマス・タリス:ミサ曲「おさな子われらに生まれ」(Missa Pour natus est nobis)
ウィリアム・バード:めでたし、真実なる御体(Ave verum corpus)
ウィリアム・バード:義人らの魂は(Justorum animae)
ウィリアム・バード:聖所にて至高なる主を賛美もて祝え(Laudibus in sanctis)
(休憩)
グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ(Miserere)
クラウディオ・モンテヴェルディ:無伴奏による4声のミサ曲(Messa a quattro voci da capella)
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ:しもべらよ、主をたたえよ(Laudate Pueri)

タリス・スコラーズは古楽ファンならばご存知のことでしょう。ルネサンスの曲を中心に英Gimellレーベルから多くのアルバムがリリースされています。普段ハイドンばかり聴いている私も、タリス・スコラーズのアルバムは7枚ほど手元にあり、昔はよく聴いていました。そもそもの出会いは1988年のレコードアカデミー賞に、タリス・スコラーズのジョスカン・デ・プレのミサ曲集が選ばれたのきっかけに、そのアルバムを手に入れたこと。その澄み切ったコーラスのハーモニーの美しさに惹きつけられ、その後、パレストリーナやタリス、ヴィクトリアなど何枚かのアルバムを手に入れました。その中にアレグリのミゼレーレのアルバムがあり、これもリリース当時非常に話題になりました。そして、そのミゼレーレが再録音されたとの情報をききつけその再録音盤も手に入れました。そうこうしていた時に来日コンサートの情報が目に止まり、一度コンサートにも行っています。調べてみると、ブログを書き始める前の2007年の6月、当時の自宅の近くのパルテノン多摩でのコンサートでした。録音で聴いていた天にも昇るような透明なハーモニーがまさに目の前で歌われる感動に包まれたものでした。あれからもう10年もたったんですね。

今回は最近出かけたコンサートでもらったチラシにタリス・スコラーズのもの見つけ、迷いなくチケットを取った次第。またあの至福の時間を過ごせると思うとチケットを取らざるを得ません。しかもホールは東京オペラシティということで、さらに美しい響きが味わえるに違いありません。

今年一番楽しみにしていたコンサート故、いつも以上に仕事をそそくさと片付け、遅れてはならぬと余裕を持って会社を出ようとすると、外は雷が鳴り、バケツをひっくり返したような豪雨。もちろん、豪雨などにこの楽しみを奪われてはならぬと飛び出し、決死の形相でタクシーを捕まえ、歩けば職場から15分ほどのところにある東京オペラシティへ向かいます。タクシーに乗るまでと、降りてからホールに入るまでの短時間でスーツのズボンの裾はビッショリ(笑) ですが、そんなことより遅れずに到着した喜びが上回ったのは言うまでもありません。いつものように先にホールについていた嫁さんと合流して、ワインとサンドウィッチで体調を整え、演奏を待ちます。

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この日の席は2階席の右側1列目、ステージより少し客席側に入ったところ。先日このホールの3階席で聴いたサロネン/フィルハーモニア管があまり良い音響でなかったので、響きの良い2階を取った次第。ステージを至近距離で見下ろす良い席でした。

定刻前になってもいつものような鐘は鳴らず、自然にお客さんが座るのをゆっくり待ちます。ホール内が落ち着いたところでゆっくりと客席の照明が落ちてきて、衣装を黒で統一したメンバー10人とピーター・フィリップスがステージに登壇。日本の観客の暖かい拍手を楽しむように笑顔で登場。ソプラノが音叉で音程を確認すると、1曲目のタリスのミサ曲が始まります。

もう最初から絶妙なハーモニーにいきなり釘付け。10年前のコンサートの感動が蘇ります。単に精度の高いコーラスというのではなく、10人の声が織りなす純度の高い和音の絶妙なる響きに互いに共鳴するような圧倒的な透明感。声の出し方、響かせ方、音量のコントロールがおそらく相当精緻にコントロールされているのでしょうが、精緻すぎて超自然な領域にまで達している感じ。しかも以前聴いたパルテノン多摩とは異なり、教会堂に近いような木質系の柔らかい残響に包まれ、理想的な響きを作っています。ピーター・フィリップスは前回同様、最小限の小さなアクションでコーラスに指示を与えますが、オーケストラとは異なり、各パートは完全に指揮者からの指示が身についているようで、指示でコントロールされているという感じではなく、自然に指示とシンクロしている感じ。繰り出される目眩くようなポリフォニーに身を委ね、極上の響きに酔いしれます。最初の曲で早くも昇天しそうになります。グロリアに続き、サンクトゥス、ベネディクトゥス、アニュス・デイと続いて、最後のコーラスの余韻が静寂の中に消え、ピーター・フィリップスの手が降ろされると、ゆったりとした暖かい拍手に包まれます。この日のお客さんはこの響きを待っていたのでしょう。

2曲目からはウィリアム・バードの曲が3曲続きます。タリスの重厚なハーモニーから一転、静謐なメロディーを軸にしながらしなやかに展開するバードの恍惚とした音楽にかわります。やはりハーモニーの美しさにとろけっぱなしの至福のひとときでした。いくら録音のいいGimellのアルバムでも、実演のこの美しい響きは再現出来ません。前半の演奏時間は正味40分ぐらいだったでしょうか、それでも純度の高いコーラスの響きに癒され、この日のお客さんは皆笑顔で休憩時間を過ごされていました。

休憩の終わりにも何の合図もなく、お客さんが席に収まったところを見計らって照明がゆっくりと落ち、後半が始まります。我々は以前のコンサートで体験済みだったので、ステージ上に歌手が5人しかいない訳を知っていました。視線を客席の後ろの方に向けると2階席の左後ろ隅に4人、そして私たちの席からは死角でしたが、おそらく1階席の右側のどこかに1人歌手が立ち、後半の最初のアレグリのミゼレーレが始まります。この曲はバチカンのミケランジェロのフレスコ画で有名なシスティーナ礼拝堂でのみ演奏が許された曲とのこと。5声の第一合唱と4声の第二合唱が交互に歌いあい、間にテノールの語りが入るためホールの前と後ろと天から降り注ぐようなテノールによる立体的な響きに初めて聴く観客の方は驚くばかり。聴き進むうちにまるでシスティーナ礼拝堂にいるような錯覚に襲われます。この曲も新旧2枚のアルバムで聴くのとはレベルの異なるリアリティ。休憩前とはまた異なる響きのヴァリエーションに観客もうっとりするばかり。もちろん最後は後方の歌手にも惜しみない拍手が降り注ぎ、ホール全体が素晴らしい音楽に包まれる悦びを共有しました。

歌手がステージに戻ると、続いて今年生誕450年のアニヴァーサリーであるモンテヴェルディのミサ曲にパレストリーナの曲と続きます。あんまり馴染みのある曲ではないのですが、モンテヴェルディの陰りとパレストリーナの多彩な表情の違いを堪能し、まだまだ美しいポリフォニーに包まれていたいと思っているところで、プログラムは終了。暖かい拍手に2度目にステージに呼び戻されてたところでピーター・フィリップスが今年はモンテヴェルディの生誕450年に当たるのでと前置きしてアンコールの曲が始まりました。ほど拍手で

(アンコール)
モンテヴェルディ:主にむかいて新しき歌をうたえ(Cantate Domino)
トレンテス:今こそ主よ、僕を去らさせたまわん(Nunc Domittis)

結局2曲分、幸せな時間が過ごせてこの日のコンサートが幕切れに。いやいや素晴らしい一夜でした。一夜のコンサートがこれほどまでに人を癒すとは。やはり人の声というのはどんな楽器よりも心に響くものなのだと再認識した次第。ちょっと残念だったのはお客さんの入りは5割ほどでしょうか。この日の素晴らしいコンサートを堪能した身からすれば、これはもったいない。札幌でのコンサートを挟んでプログラムを変えて7日水曜にもオペラシティでの公演があります。スケジュールが調整できる方は、是非聴かれることをお勧めします!

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鈴木秀美/新日本フィルの天地創造(すみだトリフォニーホール)

昨日はすみだトリフォニーホールのコンサートに行ってきました。普段コンサートは夫婦2人で行くのですが、この日は嫁さんは学生時代の友人らと飲み会ということで、行く予定ではなかったこのコンサートの情報を数日前に思い出し、急遽1人分チケットをとった次第。

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新日本フィルハーモニー交響楽団 トパーズ #574

この日のプログラムは鈴木秀美の振る新日本フィルの「天地創造」。

鈴木秀美はご存知の通り、オーケストラ・リベラ・クラシカとハイドンの交響曲などをライヴで継続して録音している他、チェリストとしてはクイケンの指揮でのチェロ協奏曲の録音もあり、日本における近年のハイドン演奏の草分け的存在です。私もリベラ・クラシカとの録音は手元に10枚以上持っているんですが、特に初期にリリースされた交響曲の録音がピンと来ず、収集癖では誰にも負けない私も最近はあまり手を出していない状態なんですね。オケの精度は良いものの、リズムが重く、なんとなく教科書的な解説調の演奏で、フレーズやリズムに表情はあるのですが、音楽に表情がない感じがいつもつきまとう印象を拭えないという感じでしょうか。そんなこともあって、これまで記事にも取り上げてきませんでした。ただ、食わず嫌いも良くないと思って、このコンサートのことを思い出し、直前でも空席ありということでチケットをとった次第です。

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この日のソロと合唱は下記の通り。

ガブリエル/エヴァ:中江早希(Saki Nakae)
ウリエル:櫻田 亮(Makoto Sakurada)
ラヴァエル/アダム:多田羅 迪夫(Michio Tatara)
コーラス:コーロ・リベロ・クラシコ・アウメンタート(Coro Libero Classico Aumentato)

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土曜のコンサートなので開演は14:00。前々日にとったチケットということで、席は1階の後ろの方ですが、眺めも音も問題ありませんでした。この日の入りは6割くらいだったでしょうか。前日夜にも同じプログラムでのコンサートでしたので、まあまあの集客だったということでしょうか。

定刻になり、コーラスが整然と入場。そしてオケとコンサートマスターが揃ってチューニングを終えると、歌手と鈴木秀美が登壇。タクトなしで腕を振り上げ、第一部が始まります。いつもオケの近くで奏者や指揮者の表情が見える席が多いので、この日の席は遠くでバランスの良いオケの響きが鳴り響く感じで音は悪くありませんが、逆に奏者の表情まではわからないもどかしさがありますね。現代オケでの演奏ですが、やはりノンヴィブラート気味で古楽器らしい雰囲気を感じさせる演奏。オケは弦も金管も安定していてなかなかいい感じ。ただ、冒頭に書いた鈴木秀美風なリズムの重さというかちょっと説明調の雰囲気が残っており、まあ、入りは少し硬さがあるのかなといった感じで始まりました。なかなかの入りと思っていたのですが、混沌の描写でのラファエルの第一声で雰囲気が一変。ラファエルの多田羅さん、音程とリズムがかなりふらつきます。以前アーノンクールとコンツェントゥス・ムジクスの最後の来日公演となる天地創造でのフローリアン・ベッシュのホールを揺るがすような図太い第一声が印象に残っていますが、天地創造ではラファエルの存在は曲の主軸となるもの。この日の多田羅さんは終始この調子で、歌うたびに失速気味。逆にその直後のコーラスは精妙な透明感あふれる素晴らしい響きで持ち直します。そしてウリエルの櫻田さん、ガブリエルの中江さんともに非常にいい出来だっただけに、多田羅さんがかなり足を引っ張った形になりました。やはり、天地創造はラファエルが非常に重要な存在と再認識した次第。演奏の方は第一部のクライマックスにかけて、やはり生ならではの迫力で盛り上がり、演奏の方は期待以上。第二部もウリエル、ガブリエルのアリアは楽しめましたが、ラファエルは全く調子が上がりません。調子の問題ではないかもしれませんね。

休憩を挟んで、第三部はアダムとエヴァのデュエットが聴かせどころですが、変わらず。オケの方は冒頭の硬さがほぐれて朗々とクライマックスに向けて盛り上がりました。最後は拍手に包まれましがが、いつもは拍手が途絶えるまでコンサートの余韻を楽しんで退席するところ、なんとなくすぐに席を立って会場を後にしました。

この日に初めて天地創造を聴く人にとっては、迫力あるオーケストラによってハイドンの名曲を楽しめるコンサートだったと思いますが、私はちょっと楽しめませんでした。これは演奏の問題ではなく、配役の問題でしょう。

逆にテノールの櫻田さんは、バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演で何度か聴いていましたが、よく通る透明感あふれる歌唱がなかなか良かったですし、ソプラノの中江さんも、おそらく生で聴くのは初めてでしたが、安定した歌唱でガブリエルとエヴァを好演、何よりコーラスの精度と透明感は印象に残りました。配役に穴があってはいけないといういい事例でしたね。

鈴木秀美とリベラ・クラシカのアルバム、もう少し集めて見ようかと思います。

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Haydn Disk of the Month - May 2017

5月末日の31日はハイドンの命日なんですね。ハイドンが亡くなったのが1809年5月31日ですので、今年は208回目の命日ということになります。いつもの月ですと月末日にはその月のベスト盤を選ぶ記事を書いてアップしているのですが、このところ色々ドタバタとしているのに加え、ちょうど31日に会社の飲み会が設定されていたりして、アップするのが翌日になってしまった次第。本日は仕事を切り上げいそいそと帰って記事をまとめようとしていたところ、嫁さんから、「まとめちゃん、まだ書いてないわね」と突っ込まれました。嫁さんは月末のこの記事を勝手に「まとめちゃん」と名付けていました(苦笑)

気を取り直して、いつものように季節を感じる写真を一枚。

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この花は職場の近くの川沿いに咲いていた花。調べたところニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)というそう。白と紫の花が混ざって咲く姿がなかなか可憐で美しいですね。南米原産で花は最初紫色で、だんだん白くなっていくそう。街中で見かけたと思って花屋の店頭を確認すると鉢植えも出回っているので、結構ポピュラーな花のようですね。東京でも街路樹や庭木の花が季節によって色々咲くのを楽しむことができます。そろそろ南天の花の蕾が膨らみ始め、ヤマボウシも手裏剣のような花を咲かせる季節になりました。そうこうするうちに暑い夏になっていくんですね。



さて、このところレビューする記事数も少ない中、今月もベスト盤はしっかり選びます。今月選んだのは、定番中の定番ですが、最近聴き直して、その素晴らしさに改めて驚いた一枚です。

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2017/05/17 : ハイドン–弦楽四重奏曲 : コダーイ四重奏団のOp.9(ハイドン)

ハイドンといえば弦楽四重奏曲というほど、魅力に溢れたジャンルですが、その弦楽四重奏曲の全集をリリースしている、ご存知NAXOSの看板アーティストであるコダーイ四重奏団によるOp.9の前半3曲を収めた1枚。しなやかで味わい深い演奏が特徴のコダーイ四重奏団の演奏ですが、このアルバムはその中でも絶品の1枚。聴き直してあまりの素晴らしさに圧倒されました。演奏の隅々まで心地よい緊張感に包まれ、伸び伸びとした美音とボウイングの面白さを堪能できる演奏。そしてOp.9というハイドンの弦楽四重奏曲の中では今ひとつ目立たぬ曲の面白さを再認識させてくれる素晴らしい演奏です。全集をお持ちの方も多いと思いますが、この全集の中でも指折りの名演と言っていいでしょう。お持ちの方は是非聴き直してみてください。きっと幸せな気持ちにさせてくれます。



そして、5月の高評価盤は下記の通り。

2017/05/30 : ハイドン–室内楽曲 : アンサンブル・オブ・ザ・クラシック・エラのピアノ三重奏曲など(ハイドン)
2017/05/23 : ハイドン–協奏曲 : ニキタ・マガロフのピアノ協奏曲XVIII:11(ハイドン)
2017/05/12 : ハイドン–ピアノソナタ : フランツペーター・ゲーベルスのソナタ集(ハイドン)
2017/05/05 : ハイドン–交響曲 : ハンス・スワロフスキーの交響曲集(ハイドン)

4月は新着アルバムの割り合いが多かったんですが、その反動か(笑)、5月は古い録音ばかり取り上げる事となりました。記事にした通り、どれもいぶし銀の名演と言っていい演奏でした。

最後にニュースを一つ。いつもコメントをいただくだまてらさんから先日予告があった通り、最新号のステレオサウンドに、だまてらさんの友人であるカワサキヤさんこと岡崎哲也さんが書かれた連載記事が掲載されています。ステレオサウンドの最新号である203号の発売日は6月2日とありましたが、本日本屋さんを覗いてみると、何と1日前にも関わらず最新号がすでに積んであるではありませんか! もちろん手に入れて早速見てみると、連載記事である「レコード芸術を聴く悦楽」のタイトルは、何と「ハイドンを聴く」。ハイドンの録音が取り上げられるとは聞いていましたが、まさにど真ん中の直球ストレートがミットにビシッと収まるドストレート。バックハウスの「アンダンテと変奏曲」に始まり、ザンデルリンクの「めんどり」、そしてスメタナとボロディンによる「ひばり」と名盤の名解説がずらり。たっぷり8ページ分の解説は読み応えも十分。確認してみると、ボロディン四重奏団のひばりは手元にないため、これは手に入れなければなりませんね。日本ではイマイチメジャーになりきれないハイドンですが、最近読んだ記事の中では間違いなく一番読み応えのある素晴らしい記事です。皆さんも是非ご一読を!



さて、東京もこのところ蒸し暑い日が続き、季節は夏が近づいています。夏になっても未聴盤探しの巡礼は続きます。6月はどんな名演奏に出会えるでしょうか。



2017年5月のデータ(2017年5月31日)
登録曲数:1,361曲(前月比±0曲) 登録演奏数:10,169(前月比+56演奏)

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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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Daisy


Author:Daisy

なぜかハイドン(Franz Joseph Haydn)が特に気に入り膨大な録音をコツコツ集めてレビューしております。好きなものはお酒全般(ワイン、日本酒、モルトなど)、美味しいものを食べること、料理、鄙びた温泉めぐり、歌舞伎見物、スポーツクラブで泳ぐこと(美味しいお酒を呑むため!)などなど。東京在住のごく普通のサラリーマンです。

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Joseph Haydn Discography at H. R. A.
所有盤をジャンル別にリスト化しています。基本的に録音年順とし、録音年不明のものは末尾に記載。演奏者名はジャケットなどの表記に合わせています。

2016年9月のデータ(2016年9月30日)
登録曲数:1,361曲(前月比+3曲) 登録演奏数:9,608(前月比+87演奏)
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